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為政者の重み再認識を(神奈川新聞)/さもなくば、安倍首相の行き着く先は「裸の王様」
http://www.asyura2.com/13/senkyo149/msg/715.html
投稿者 gataro 日時 2013 年 6 月 23 日 11:24:38: KbIx4LOvH6Ccw
 

為政者の重み再認識を
神奈川新聞 2013年6月22日
http://news.kanaloco.jp/editorial/article/1306220001/

 安倍晋三首相が自身の歴史観に懸念を示した元外務官僚をフェイスブック(FB)で批判したことが波紋を呼んでいる。民主党の細野豪志幹事長との批判の応酬に発展するなど物議を醸しているが、最も憂慮すべきは批判を封殺するような為政者の言動がもたらす副作用だ。

 発端は毎日新聞に掲載された田中均元外務審議官のインタビューである。安倍首相が過去の侵略を認めた村山談話について、「そのまま継承しているわけではない」と述べたり、侵略の定義についても、「学界的にも国際的にも定まっていない」と語ったことを引き合いにし、「中韓に日本を攻撃する口実を与えてしまっているという面はある」と指摘した。

 中国に対する外交姿勢にも、「中国が将来覇権をとらないよう(他国と)共にけん制するのは静かにやること。声を大にして『けん制しますよ』というのは外交じゃない」と懸念を示した。

 安倍首相はこれを受け、田中氏が一時帰国した拉致被害者5人を北朝鮮に帰すべきだと主張したとして、「彼に外交を語る資格はありません」などとFBで批判。この書き込みをめぐり、首相と細野氏が相互に「的外れ」と批判し合う事態になっている。

 政治家がインターネットを活用し、自身の思いをダイレクトに伝える効果は大きい。しかし、国家の最高権力者、しかも世界第3位の経済大国の首相が個人攻撃を行う様には、国民をあまねく導くリーダーに求められる懐の深さを感じることができない。

 ひとたび政権を担い、雌伏の時期を経て再登板を果たした安倍氏なら、宰相の権力の大きさや怖さを誰よりも分かっているはずだ。首相が個人を名指しし、「語る資格はない」と指弾する姿に接したら、萎縮してしまう国民も出かねない。民主主義にとって最も重要な、表現の自由を抑圧するような恐れさえはらんでいる。

 権力者にはただでさえ、耳の痛い情報が入りにくくなる傾向がある。自らが批判を封殺するような言葉を放っていたら、行き着く先は「裸の王様」になりかねない。安倍首相のネット上の発信には、事実を確認しないまま思い込みで記述し、後に訂正した書き込みもある。政権与党の最高責任者が発する言葉の重みをもっと考えてほしい。「綸言(りんげん)汗の如(ごと)し」。為政者の言葉は取り返しがつかないのだから。


 

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コメント
 
01. 2013年6月23日 11:47:36 : zg2p67hFys
神奈川新聞の社説いいね。同感。

■安倍首相にささやかれる“もう一つの病”
こりゃ鑑定した方がいい
安倍首相に対して不安の声が広がっている。
よほど余裕を失っているのか、ちょっと批判されただけで、相手構わず、片っ端から反論攻撃しはじめているからだ。
精神を病んでいるのではないか――。
そんな声まで上がりはじめている。
「聴衆の中に左翼の人達が入って来ていて、マイクと太鼓で憎しみ込めて(笑)がなって一生懸命演説妨害してました」――。
今月9日、安倍晋三首相が自身のフェイスブックにこう書き込んだ一件が注目されている。
渋谷駅前で街頭演説を行ったところ、現場にいたTPP反対のグループに批判されたため、ネットで反撃したのだ。
首相が批判への反撃に躍起になったのはこれだけではない。
先週、元外務審議官の田中均氏に外交政策を批判された際は、11年前の田中氏の言動を持ち出して
「外交官として決定的判断ミス」「彼に外交を語る資格はありません」とこき下ろした。
NHKにイチャモンをつけたこともあった。「メキシコの様な親日的な国との首脳会談は、
NHKも報道しないので、フェイスブックでお知らせします」と投稿。
ところがすでに報じていたことが分かり、「失礼しました」と訂正して赤っ恥をかいたのだ。
「首相がどうかしているのは、事実関係も確認せずに相手を攻撃していることです。
たとえば首相は自分の演説を妨害するために左翼集団が渋谷まで来たと思ったようですが、
市民団体の集会はもともと予定されていたもので、首相の方が後から乗り込んできたのが実情です。それに彼らは左翼集団でもない。
メキシコの件だってNHKはきちんと報じている。被害者意識が強すぎます」(政界関係者)
<気に入らない相手、ちょっとした批判にムキになって反論攻撃>
この人の頭の中はどうなっているのか。「北朝鮮のトップと同じ精神構造。
一種の攻撃型パーソナリティー障害です」と分析するのは明大講師の関修氏(心理学)だ。
「安倍さんの中には善と悪の2つしかないのです。自分は正義を行う善、逆らう人は『左翼』という名の悪という考え。中間はいません。
北朝鮮が周辺諸国を威圧するように、安倍さんも反対勢力をすべて『左翼』とみなして攻撃し続けないと不安でしょうがない。
なぜなら今の人気が脆弱(ぜいじゃく)であることを知っているからです。
だから独裁政権にしたい。そのためには今後も左翼呼ばわりはやめませんよ」
北朝鮮を目の敵にしてきた印象の強い安倍首相が、実は金正恩と同じメンタリティーとは皮肉な話ではないか。
「安倍さんはもともと自分に自信を持てず、気持ちに余裕がないのです。
だからほかの政治家みたいに批判的な意見に静かに耳を傾けることができない。
打たれ弱い性格なので、政策がつまずき支持率が落ちたら、また政権を放り投げるでしょう。
粘り腰で努力して責任を取ることはできないタイプ。国民より、自分がかわいいからです」(関修氏)
こんな人物に60%もの支持率。日本人は破滅の道を突っ走っているのか。
http://gendai.net/articles/view/syakai/142974


02. 2013年6月23日 11:50:38 : zg2p67hFys
■安倍首相のトホホな論争術
安倍晋三首相と細野豪志民主党幹事長のフェイスブック(FB)・バトルがおもしろかった。
何がおもしろいって、安倍の論争術のトホホなレベル、その背景となる頭の構造が透けて見えたことである。
発端は、小泉政権時代の日朝外交の裏方を取り仕切った田中均・元外務省アジア大洋州局長が毎日新聞12日付のインタビューで、
安倍政権の歴史認識などをめぐる右傾化ぶりが国際社会で
「日本が自己中心的な偏狭なナショナリズムによって動く国だというレッテルを貼られかねない状況が出て来ている」と、
正面切って批判したことである。
安倍は即座に自身のFBで、その批判にはまったく答えることなく、02年10月に拉致被害者5人が“一時帰国”した後に、
「返すべきだ」と主張した田中に対して自分は「日本に残すべきだ」と主張して対立したというエピソードを持ち出し、
正しかったのは自分で、田中は「外交官として決定的判断ミス」をしたのだから「彼に外交を語る資格はない」と断じた。
それに細野が絡んできて、14日と15日のFBで「最高権力者はこのような発信を自制すべきだ」と指摘すると、
安倍はまたポーランドの地から「かつて貴方はNHKで『自民党には戦争をやりたがっている人がいる』と言い、
私が『それは誰のことか』と問い詰めても答えなかった。民主党は息を吐くように嘘を言う」との趣旨の発信を書き込んだ。
このように、批判されただけでカーッと血が上って、批判の内容にまともに答えるのでなく、
まったく別の話を持ち出して相手が自分を批判する資格などない人物であることを証明しようとするのが安倍だ。
これは論争術としては下の下に属する。
また、安倍の「侵略の定義未定論」や橋下徹の「慰安婦必要論」のように、
「自分だけじゃない。他の人もやっていたじゃないか」というスリカエで自分の責任を曖昧にしようとするのも、
もうひとつの下の下で、政治家が絶対に口にすべきことではない。後略。
http://gendai.net/articles/view/syakai/142998

03. 2013年6月23日 14:43:42 : dieLmElcFQ
お馬鹿がばれてしまったというより

あの舌足らずの喋り方はあまりおりこうとは言えない。

G8でもあの喋りで相当馬鹿にされただろうな

オバマは1回会っただけで二度と会いたくないのも

よくわかる。


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