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エジプト内乱に動けない米国のジレンマを見事に解説した日経記事 (天木直人のブログ) 
http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/561.html
投稿者 笑坊 日時 2013 年 7 月 09 日 13:27:43: EaaOcpw/cGfrA
 

http://www.amakiblog.com/archives/2013/07/09/
2013年07月09日 天木直人のブログ

 エジプトで軍事クーデターが起きた直後、オバマ大統領はこう言った。双方に与せず、と。

 この言葉は一見すると他国の内乱には関与しないという外交中立の原則に従ったように聞こえるが事実は決してそうではない。

 ヘーゲル国防長官は軍事クーデターの指揮をとったシシ国防相と電話しているし、ケリー国務長官は次期大統領候補であるエルバラダイ元国際原子力機関事務局長と話している。

 ようするにオバマ米国政権は十分すぎるぐらいエジプトの内乱に関与しているのだ。

 しかしどうしたらいいか分からないだけなのだ。

 その事を日本の新聞にしては珍しく明確に解説する記事を見つけたので紹介したい。

 きょう7月9日の日経新聞「中東 遠のく春」が要旨次のように書いていた。

 「・・・モルシ氏交代は米国の本音でもあった。イスラム原理主義勢力出身の同氏が大統領就任直後に反米色を強めた事が背景にある。しかしその一方で軍事政権は容認できない。米政権は毎年エジプト軍に約1300億円を支援し、これをテコにエジプトで影響力を行使してきた。軍を通じた掌握が米政府のエジプト政策の基本だった。しかし米国の法律(議会)は軍事政権への支援を禁じている。その一方でイスラム勢力への配慮も欠かせなかった。モルシ氏の排除に賛同してイスラム勢力と対立する構図に戻ればテロの標的になりかねない。結局米国はどちらにもくみさない姿勢を示すしかなかった・・・」

 さらに日経新聞は、米ハドソン研究所のサミュエル・タドロス主任研究員の言葉を借りて、米国の中東政策の矛盾を解説している。たとえばシリアだ。米国はアサド政権の退陣を要求しながら、テロに
武器が渡ることをおそれてアサド政権の反体制派に軍事支援できないまま事態を泥沼化させているのだと。

 日経新聞はそこで終っているが、実は米国の外交・安保政策の矛盾は中東にとどまらない。

 米国の対中政策、対露政策もまた矛盾だらけなのだ。

 これを要する米国の外交は、実は至るところで矛盾し、迷走しているのである。

 そんな米国の外交・安全保障政策に絶対服従する日本は間違いなく日本の国益を失う事になる。

 日本は一刻もはやく自立した外交・安全保障政策を打ち立てなくてはならない歴史的転換期に来ているのである。

 分かっているのに誰も踏み切れないでいる。

 それが日本の政治の現実である。

 戦後70年近く、日米同盟という対米従属政策に甘んじてきたツケはあまりにも大きいということである(了)


 

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コメント
 
01. 2013年7月09日 13:56:49 : 2UmKtUZD0g
レバノン大使であられた天木さんはモット中東情勢について発言して欲しい。モスリム国の惨状についてこの国の国民が目を向ければ日本も同じ状況放り込まれていることに気付くはずである。

02. 日高見連邦共和国 2013年7月09日 14:16:35 : ZtjAE5Qu8buIw : IeaB3HQJJg

どっちにしても、“アメリカの凋落”の象徴的事象と言ってよいだろう。

それよりもっ!!
トルコから始まって、ブラジル、エジプトって他国の“デモ報道”を繰り返す日本のマズメディア諸君!!!

なんで『首相官邸前の反原発デモ』は報道しないのサ!?


03. グッキー 2013年7月09日 14:34:12 : Cbr3d6O9vj7Mc : OIxNYWfJog
>>02. 日高見連邦共和国さん

いやストックホルムの暴動、ブラジルのデモ、
5日遅れですよ。
ボイス・オブ・ロシアでは5日前に報道されていた。
報道したくないーてのが見え見えでした、
飛び火を恐れているのでしょう。
トルコ、エジプトは隠しきれないと観念したかww
北朝鮮並みに成っているのでお気をつけてw


04. 日高見連邦共和国 2013年7月09日 15:04:28 : ZtjAE5Qu8buIw : IeaB3HQJJg

>>03 『グッキー』さん

“隠し切れない”って側面は確かにあるでしょう。
でも、敵も去るもの、転んでも只では起きない?
“仕方なく報道”するにしても、扱い方、扱う向き、扱う量、それらは自分らの都合の良いように
(報道するに足る他の重要な事象を巧妙に隠すために)
料理され、画面や紙面上にきれいに料理されて並びます。

それを“毒入り”と知らずに喰わされる方も、“気付かない方が悪い”としか言いようがありません。


05. 2013年7月09日 15:28:55 : Ret3ORh0gs
矛盾はいっぱいあるだろうけど、アメリカは本当に「困っている」のかな?シリアにしても、米にとっては、弱体化したアサドがシリアを統治し続ける方が好都合なんじゃない?エジプトには、安定化してもらいたいだろうが、ムスリム同胞団の力をそいだ形で(完全な排除はできないだろうけどね)、選挙をやり、軍をバックにした世俗政権が作るのが、アメリカとしては最高のシナリオではないの。簡単では無いとは思うが、今のところ、反同胞団の政治グループが国民の支持を得ているように見えるがね。

で爺


06. 2013年7月09日 15:32:07 : Ret3ORh0gs
↑「好都合」というのは違うか。「大きなデメリットは無い」とするべきだったかな。訂正ね。

07. グッキー 2013年7月09日 16:35:22 : Cbr3d6O9vj7Mc : OIxNYWfJog
>>04. 日高見連邦共和国さん

毒、一杯入っていると思いますww

軍の目の前で42人が殺され、何百人が負傷したのに
犯人が誰だか分からないような報道をするんですから。
報道は整合性を検証すればいい加減なものが多いです
デモの人数報道も操作されているかも

第一党のムスリム同胞団を弾圧し、第二党、選挙で25%の支持を得た
ヌール党もクーデターに反対なのですから

私はもう世界は権力対市民の戦いというように捉えています。
世界の市民は連帯しなければ権力に勝てないんじゃないかと思います。


08. 2013年7月09日 16:37:02 : ashkus0a8A
そもそも朝鮮戦争、インドシナ戦争、イラン革命、ソマリア内戦etc……米国の
思惑通りに物事が進んでいない例なんて過去いくらでもある。
勝手に過大評価してなんでも「米国の陰謀」と喚いているから、実態が見えなく
なっているんだよ。
エジプトだって米国にしたらしばらく様子見して、イスラム原理主義政権でも
出来ない限り、勝ち馬に乗って終わりだろう。

09. グッキー 2013年7月09日 16:38:28 : Cbr3d6O9vj7Mc : OIxNYWfJog
ちなみに天木さんの見方は少しおかしいと思います。
アメリカは公式声明とやっていることが違うのは
「ペンタゴン文書」で明らかです

10. 2013年7月09日 17:56:42 : nqXJfd9AaU
中東の国家、イスラエルを除くほぼ全部がイスラム圏でサウジが親米国家とされるが、首長(国王)がアメリカと結びついているだけで国民の大半は反米の意識を持つ。イランはそれ以上。

イラクではアメリカはいたたまれなくなって撤退した。

軍事力と支配層との利権の共有だけが頼り。国民の意識では中東に親米国家などない。


11. 2013年7月09日 19:26:20 : YxpFguEt7k
「戦後70年近く、日米同盟という対米従属政策に甘んじてきたツケはあまりにも大きい」

変化に対応できない集団は没落するのみ。
生き物の掟です。


12. tk 2013年7月09日 20:03:17 : fNs.vR2niMp1. : ZJiHalqvM2
http://blogos.com/article/65727/
米国は、現在でも年間15億ドル(約1500億円)の軍事支援をエジプトに対して行っており・・・
米国の法律で独裁政権には軍事援助ができない決まりになっている


オバマが自国の法律を守って、15億ドルの軍事援助を停止すれば中立だが、それを止めない限りクーデター政権と同じレベルだ。


13. 2013年7月09日 20:32:55 : 3n549Soamw
> 日本は一刻もはやく自立した外交・安全保障政策を打ち立てなくてはならない歴史的転換期に来ているのである。

> 分かっているのに誰も踏み切れないでいる。


やろうとした、小沢さんをパージしてしまったと言うことでしょう。
今からでも遅くないですよ。


14. 2013年7月09日 23:14:54 : q0Lz7Emlg2
米国の力はやはり低下してるのでしょうね

15. 2013年7月10日 01:08:01 : XUd48KYCio
世界支配を目論む秘密結社の連中は、中東大乱を演出したがっている。いじりたくていじりたくてしかたがないようだ。
フリーメーソンかイルミナリティか知らないが?


16. 2013年7月10日 07:36:42 : UfAT7kYVRw
今やアメリカは世界の警察から警備員に格下げしてるのだが。要するに見てるだけで積極関与は致しませんとね。上層部以外は国内が火の車でですからね。下手すりゃ内戦も可の国ですしね。

17. おじゃま一郎 2013年7月10日 10:23:47 : Oo1MUxFRAsqXk : MtVvcVsbz6
>これを要する米国の外交は、実は至るところで矛盾し、迷走しているのである。

これは、これはアメリカの中東政策の矛盾ではなく、問題が多様化してきた
ため、アメリカの対応がそれぞれ異なることになっているのだ。
中東の問題でもイスラムvsイスラエル、アメリカだけではないのだ。

いい例がエジプトで、この国はイスラム教徒とコプト派キリスト教徒が
建国した国である。今までムバラク独裁が40年続いて、アラブの春で
民主化はしたまではいいが、イスラム原理主義者が大統領になったため、
キリスト教徒は弾圧、エジプトのイラン化をおそれ、軍を利用して
モルシを倒したのだ。

天木氏が結論している、アメリカは力が落ちた。それに日本は服従することは
ないと、考えるのは大きな誤りとなろう。


18. グッキー 2013年7月10日 11:11:22 : Cbr3d6O9vj7Mc : OIxNYWfJog
>>17

>イスラム原理主義者が大統領になったため、
キリスト教徒は弾圧、エジプトのイラン化をおそれ、軍を利用して
モルシを倒したのだ。

軍も警察も掌握出来てない大統領がどうやって弾圧するの

むしろ対立を煽るために誰かが仕組んだと考えるのが
自然じゃないの


19. 日高見連邦共和国 2013年7月10日 12:31:16 : ZtjAE5Qu8buIw : C7Wqvb1wZA

『グッキー』さんの意見に賛成。

20. 2013年7月10日 13:14:37 : hINe5Ywxuk
17. おじゃま一郎!
苦しそうだねぇ(笑)

「アメリカは力が落ちた」ってそのとおりだろうに!
だから日本の中でもオバマの支持とは違う支持を出してる
アメリカ人というで元権力者の人間が安倍の背後にいる!
二重支持系列が安倍ををどう動かすかが見ものですねぇ

安倍はおバカだから
アメリカ人!ってみな同じって思って軍国主義にひた走っている


21. おじゃま一郎 2013年7月10日 13:51:59 : Oo1MUxFRAsqXk : MtVvcVsbz6
>18
>軍も警察も掌握出来てない大統領がどうやって弾圧するの

弾圧のやり方は、何も軍事だけではない。

宗教的弾圧だ。モルシはイスラムの教えにしたがい
夜間の禁酒令を出した。これを反モルシ派は、イスラム原理教への
回帰、イラン、アフガニスタン化の第一歩ととったのだ。

今回クーデターを起こしたエジプトの軍は、先進国と違って様々な利権を持っている。農業、交通、不動産、観光、経済諸々に至るまで、その利権は大きい。
その利権を守るためにも、反モルシ(世俗派、金持ち)と一緒になって
モルシを政権から引きずり下ろしたのだ。

このクーデターはエジプトの内部事情によるもので、アメリカの陰謀説は
考えられない。アメリカは中東問題の関わりを拡大したくないからだ。

>19
理由なく、他者の意見に賛成するのは、日本人の悪い癖だ。


22. グッキー 2013年7月10日 15:24:53 : Cbr3d6O9vj7Mc : OIxNYWfJog
>>21

>宗教的弾圧だ。モルシはイスラムの教えにしたがい
夜間の禁酒令を出した。これを反モルシ派は、イスラム原理教への
回帰、イラン、アフガニスタン化の第一歩ととったのだ

禁酒法を施行したアメリカは超原理主義国家かww

イスラム諸国では禁酒なんて当然のことですよ。
家屋内では大丈夫とか融通は利くみたいだけど。
夜間の禁酒令なんて出したか出さないか知らないけど、
国民が対立するほどのことでは無いと思います。

夜間だけ禁酒なんて、イスラム諸国の中では一番
反イスラム的かww

>このクーデターはエジプトの内部事情によるもので、アメリカの陰謀説は
考えられない。アメリカは中東問題の関わりを拡大したくないからだ。

どうですかね。
反米国家が出来るのをアメリカとイスラエルがみすみす
見ているとは思えないが。
アラブは放っておけば反米国家に成る。
市民の7割以上が反米感情が有るから。
まともな選挙をすると反米に成る


23. おじゃま一郎 2013年7月10日 17:47:39 : Oo1MUxFRAsqXk : MtVvcVsbz6
>22. グッキー

>夜間だけ禁酒なんて、イスラム諸国の中では一番
>反イスラム的かww

逆にいうと、エジプトは中東に位置する国であるのに、個人の
自由を尊重していた国といえるだろう。それが、マルシ政権で個人の自由を
規制するようになった。イスラム原理教への回帰だと受け取られたのだ。

>反米国家が出来るのをアメリカとイスラエルがみすみす
>見ているとは思えないが。

イスラム国家では、選挙をやれば、何とか派とかイスラム教が
数が多いので勝つのは当たり前。
しかしこれは反米感情で結び付いているのではなく、国民はイスラム教徒で
有りたいだけなのだ。ここにイスラム教の社会的欠陥があるのだが。

もし、アメリカ、イスラエルが絡んでいるとすれば、
絡むことでどのような利益が生じるのであろうか?



24. グッキー 2013年7月10日 19:23:58 : Cbr3d6O9vj7Mc : OIxNYWfJog
>>.23.

>22. グッキー

何か偉い人が出てきたね
はい、はい、私にご意見、ご鞭撻でしょうか。

>逆にいうと、エジプトは中東に位置する国であるのに、個人の
自由を尊重していた国といえるだろう。それが、マルシ政権で個人の自由を
規制するようになった。イスラム原理教への回帰だと受け取られたのだ。

具体的にどのような大統領令を出し、どんな自由を奪ったのでしょうか??

>イスラム国家では、選挙をやれば、何とか派とかイスラム教が
数が多いので勝つのは当たり前。

別にイスラム政党が勝つとは限りません。イスラム圏でイスラム政党が政権を
握ってないのは多数有ると思います。
インドネシア、パキスタンetc

>しかしこれは反米感情で結び付いているのではなく、国民はイスラム教徒で
有りたいだけなのだ。ここにイスラム教の社会的欠陥があるのだが。

凄い欠陥ですねww
宗教を信じるのが欠陥とは

>もし、アメリカ、イスラエルが絡んでいるとすれば、
絡むことでどのような利益が生じるのであろうか?

イスラエルはアラブの隣の大国、エジプトが反イスラエルに成れば
死活的問題と捉えるでしょう。
ガザ封鎖にも影響する。
それで無くともアラブの海に沈む恐怖に怯えているのに、周囲のアラブ諸国が
反イスラエルで順調に発展していったら、イスラエルの将来は
無いと考えるでしょう。

アメリカもアラブの大国、中東の要であるエジプトの政権が反米に
成る事には死活的脅威を覚えるでしょう。
アメリカの世界覇権の元、中東の権益はサウジなど湾岸産油王国です。
アメリカの石油支配が終れば世界覇権も終わり、ドル機軸体制も終ります。
アメリカの主要輸出品のドルが売れなくなるww

東からイランのイスラム革命に影響され、西からエジプトのイスラム民主主義に
影響されれば、湾岸産油王国の民主化革命は必然でしょう。
現在でもサウジ、バーレーンでは反政府デモが2年も続いています。
イラン、エジプトイスラム同胞団の影響力が強くなれば、バーレーンの王制が
倒れるのは時間の問題でしょう。
そしてそれは隣のサウジに波及して行く。
最低でも立憲君主制、普通選挙制度、議員内閣制への移行は
避けられないでしょう。

アメリカは介入すればするほど、その国民から嫌われたというのが歴史です。

マレーシアのマハティールはアメリカは悪の帝国に成ってしまったと言い、
ジャッキー・チェーンはアメリカは世界一腐敗した国という。

もはや世界中からアメリカは嫌われ者です。
TPPを強要すれば、日本人もアメリカを嫌うようになるでしょう。


25. おじゃま一郎 2013年7月10日 20:54:37 : Oo1MUxFRAsqXk : MtVvcVsbz6
>24. グッキー

>具体的にどのような大統領令を出し、どんな自由を奪ったのでしょうか??

前にも言ったように、夜間の禁酒令。奪ったのは夜、よやよな
酒場に行く自由。これだけと思うかもしれないが、一般大衆には
衝撃が大きいし、だから、これをきっかけにイスラム原理教に回帰だといって
世俗派+軍がクーデターを起こしたと思われる。

>インドネシア、パキスタンetc

中東のこと。アジアはまた別の要素、例えばインドネシアは世襲とか
があると思われすね。

>凄い欠陥ですねww
>宗教を信じるのが欠陥とは

すごいよ。イスラムは宗教理念が政治、経済論理、社会的通年、個人の
思想と一致している。例えばコーランを破っただけでもアラーの神を
冒涜したことになる。人間が進化していないのだ。これはなぜかというと
イスラム教は,16世紀にマルチンルターが起こした宗教革命を経ていないからであろう。
だから我々が考えている。民主主義と、エジプトのそれでは違うのだろう。

>イスラエルはアラブの隣の大国、エジプトが反イスラエルに成れば
>死活的問題と捉えるでしょう。

言ってることが理解できない。

>アメリカの石油支配が終れば世界覇権も終わり、ドル機軸体制も終ります。

ドルが基軸通貨であることは、石油支配とは関係がない。
基軸通貨の条件は以下のとおりである。

(1)国際間の貿易・資本取引に使用される決済可能な通貨
(2)各国通貨の価値基準となること
(3)各国の中の銀行が対外準備資産として保有していること
(4)基軸通貨を発行する国の安全が保障されていること
(軍隊があること)

なんでエジプトのクーデターごときでドルが基軸通貨でなくなるのでしょうか。

>東からイランのイスラム革命に影響され、西からエジプトのイスラム民主主義に
>影響されれば

それを避けるため、軍と民衆がクーデターを越したのでしょう。前にも言ったとおり
イスラム教徒vsアメリカの構図ではないだろう。

>現在でもサウジ、バーレーンでは反政府デモが2年も続いています。

サウジとかバーレーンは、西側諸国の恩恵を受けているので大規模な
革命は起こらないと思える。

>マレーシアのマハティールはアメリカは悪の帝国に成ってしまったと言い、
>ジャッキー・チェーンはアメリカは世界一腐敗した国という。

マハティールはアジアの小国マレーシアの元の大統領。なにを発言しても
国際的な影響力は全くないのではないだろうか。

ジャッキー・チェーンは、1980年代ハリウッドに進出して成功した
単なる映画スター。この成功だって、アメリカがアジアを受け入れたからであるが
アメリカが腐敗(意味がわからんが)しているから成功したとも考えられるでしょう。

>TPPを強要すれば、日本人もアメリカを嫌うようになるでしょう。

TPP参加の可否はアメリカを好きになったり、嫌いになったりするもの
ではないでしょう。参加して両国が利益を生み出せるか、どちらか片一方になるか、
わかりませんけど、少なくとも国民は進化するでしょう。


26. グッキー 2013年7月11日 02:29:12 : Cbr3d6O9vj7Mc : OIxNYWfJog
>>25

>24. グッキー

ワッー
ご指導、ご鞭撻のほど有り難う御座います。
ご自身の価値観、あるいは妄想の上のご高説、確かに拝聴いたしました。

>前にも言ったように、夜間の禁酒令。奪ったのは夜、よやよな
酒場に行く自由。これだけと思うかもしれないが、一般大衆には
衝撃が大きいし、だから、これをきっかけにイスラム原理教に回帰だといって
世俗派+軍がクーデターを起こしたと思われる。

では禁酒法を施行したアメリカはどうなったと
内乱で国が潰れましたかww

イスラーム社会では禁酒が基本です。慣習的に行われていたことを
法文化したに過ぎないのでは(そんな法令が出されたとして)
イスラーム圏ではごく常識的なことではないですか。

>中東のこと。アジアはまた別の要素、例えばインドネシアは世襲とか
があると思われすね。

世襲なんてどこにでもありますよww
中東では王国が一杯ありますね。
日本でも政治家、実質世襲だったりしてww

>すごいよ。イスラムは宗教理念が政治、経済論理、社会的通年、個人の
思想と一致している。例えばコーランを破っただけでもアラーの神を
冒涜したことになる。人間が進化していないのだ。これはなぜかというと
イスラム教は,16世紀にマルチンルターが起こした宗教革命を経ていないからであろう。
だから我々が考えている。民主主義と、エジプトのそれでは違うのだろう。

コーランを破ったことが冒涜ーその社会の価値観です。
ご自身の価値観の押し付けはいけません。
政教分離ーこれも独自の価値観の一つです。
イスラーム社会が宗教の教えに基づいて政治を行おうとするのも
その社会の自由です。

>言ってることが理解できない。

パレスチナ紛争を理解できないのですか
イスラエルが戦争中なのを知らないのですか??

>ドルが基軸通貨であることは、石油支配とは関係がない。
基軸通貨の条件は以下のとおりである。
(1)国際間の貿易・資本取引に使用される決済可能な通貨
(2)各国通貨の価値基準となること
(3)各国の中の銀行が対外準備資産として保有していること
(4)基軸通貨を発行する国の安全が保障されていること
(軍隊があること)

基軸通貨には購買力が無ければ話に成りません。
原油をドルで買えなければ、基軸通貨からの没落です。

>なんでエジプトのクーデターごときでドルが基軸通貨でなくなるのでしょうか。

サウジなどの湾岸産油王国に影響するからです。
そして原油がドルで買えなく成れば基軸通貨からの没落です。

>それを避けるため、軍と民衆がクーデターを越したのでしょう。前にも言ったとおり
イスラム教徒vsアメリカの構図ではないだろう。

そんなことは私は言ってません。言ったことはアラブ圏には反米感情が
有るということです。
軍がクーデターを起こしたのは自分たちの復権のためです。
反政府デモを行った市民にはいろいろな理由が有るでしょう。

>サウジとかバーレーンは、西側諸国の恩恵を受けているので大規模な
革命は起こらないと思える。

王家独裁が永遠に続くとでもww

>マハティールはアジアの小国マレーシアの元の大統領。なにを発言しても
国際的な影響力は全くないのではないだろうか。

影響力の問題では有りません。
多くの人がアメリカに嫌悪感を持っているということです。

>ジャッキー・チェーンは、1980年代ハリウッドに進出して成功した
単なる映画スター。この成功だって、アメリカがアジアを受け入れたからであるが
アメリカが腐敗(意味がわからんが)しているから成功したとも考えられるでしょう。

アメリカの政治が資本、企業のマネーにより汚染されていると
いうことが理解できないのですね。

>TPP参加の可否はアメリカを好きになったり、嫌いになったりするもの
ではないでしょう。参加して両国が利益を生み出せるか、どちらか片一方になるか、
わかりませんけど、少なくとも国民は進化するでしょう。

痛い目に合って進歩するかなww
多国籍大企業のための自由化、TPPということを
理解できないのですね。


27. おじゃま一郎 2013年7月11日 08:27:52 : Oo1MUxFRAsqXk : MtVvcVsbz6
>26. グッキー

国の政治、民族、文化、通貨に対する理解が私と
だいぶ異なるようですね。



28. 2013年7月12日 00:23:37 : N86X5TwUe2
暴動の影にアメリカあり
武器を供与し暴動により政権転覆させ新政権を利用するだけ利用しお払い箱
アメリカの18番中の18番
イスラム国家だけとは限らない
マハテールは小国の大統領ではあったが賢者であったから客観的に世界を見ることが出来た
経済国世界二位(三位に落ちたのか)のわが国総理大臣は縦から見ても、横から見ても、斜めから見ても、どこから見てもマハテールの足元にも及ばない
困った者だ
世界観がなく、ただただアメリカ様に尻尾振っていればいいと思い込んでいる
無能な馬鹿殿

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