「日本という国は古来から、朝早く起きて、汗を 流して田畑を耕し、水を分かちあいながら、秋に なれば天皇を中心に五穀豊穣を祈ってきた。『瑞 穂の国』であります。自立自助を基本とし、不幸 にして誰かが病に倒れれば、村のみんなでこれを 助ける。これが日本古来の社会保障であり、日本 人のDNAに組み込まれて居るものです。

私は瑞穂の国には、瑞穂の国にふさわしい資本主 義があるだろうと思っています。自由な競争と開 かれた経済を重視しつつ、しかし、ウォール街か ら世間を席巻した、強欲を原動力とするような資 本主義ではなく、道義を重んじ、真の豊かさを知 る、瑞穂の国には瑞穂の国にふさわしい市場主義 の形があります。

安倍家のルーツは長門市、かつての油谷町です。 そこには、棚田があります。日本海に面してい て、水を張っているときは、ひとつひとつの棚田 に月が映り、遠くの漁り火が映り、それは息を飲 むほど美しい。

棚田は労働生産性も低く、経済合理性からすれば ナンセンスかも知れません。しかし、この美しい 棚田があってこそ、私の故郷なのです。そして、 その田園風景があってこそ、麗しい日本ではない かと思います。市場主義の中で、伝統、文化、地 域が重んじられる、瑞穂の国にふさわしい経済の あり方を考えていきたいと思います。」

労働生産性が低く、経済合理性からすれ ばナンセンスでも棚田があってこその、「麗しい 日本」。それでは、安倍が5月17日に講演で言っ た、「農地の集積なくして、生産性向上はない」 はなんなんだ。農地の集積は棚田を潰すことであ り、安倍は「麗しい日本」を破壊すると言ってい るのと同じだ。そして、古来から日本人のDNA を、生産性向上で断ち切ってしまおうとするので ある。

それに、「伝統、文化、地域が重んじられる、瑞 穂の国にふさわしい経済」が、TPPとでも言うのだ ろか。
http://blog.livedoor.jp/hanadadesu1958/lite/archives/27966100.html

憲法にも「家族は互いに助け合わなければならない」と書くそうだ。

それならケンカをしている家族はどちらか一方かまたはその両方が憲法違反ということになる。いかに安倍自民党の憲法草案が古色蒼然たるものかがわかる。

どこまで阿呆なのか。

ただだらっと生活してる退職糞爺らを対象に、徴兵制をしき、無賃で働かせる
べきだろう。大自然の中で汗を流し、健康にも良いし、爺らには感謝されるの
ではないか。ただコンバインとかの近代兵器は使用禁止。採算を度外視して
祭りごととしての農業とする。田植えや獲り入れのあくる日は、全国いっせいに
休日とし、天皇陛下のお言葉もあり、成人男女には一律、紅白まんじゅうが
配られます。日本固有の文化文明とは何か、日本国民が思いを新たにする日
でもあります。

明治以降、「おしん」の時代に国民の大半は農業生産力も購買力も弱く飢えきっていた。戦中は、アジアの人々の食糧を略奪しまくった日本国。戦後直後も国民の大半は食料に飢えていた。。。だから、戦後の農政の基本は、『食糧管理制度』・２重価格制度等によりそれが農業をすすめ国民の食糧を守ってきた。―――国内自給できる農業は、未来の人々の生活を保障するまっとうな農政であった。

戦後、大企業の僕と化した自民党は献金漬けとなり、大企業が栄えればそれでよしと、、とうとう今では、守銭奴としか形容しようのない金融・多国籍企業の政治部局の有様。――サバイバル競争＝弱気を挫き強気を助ける――農業も儲けの対象。貧乏人はポストハーベスト、防腐燻蒸した安価外国産を食べよとばかり。自給率は底なしとなった。

「ウソつかない。ＴＰＰ断固反対。ブレない。日本を耕す自民党」と、半年前の自民党の選挙ポスタ―です。
・ウソをつき
・ＴＰＰ断固推進
・ブレまくり
・守銭奴のために日本を耕す自民党――あとは野となれ山となれ