みんなの党は２５日、国会内で参院選後の両院議員総会を開いた。だが、野党再編などをめぐり対立する渡辺喜美代表（６１）と江田憲司幹事長（５７）に江口克彦総会長（７３）が退席を命じるという、まさかの展開に。代表、幹事長の“２トップ”を欠いたまま、非公開で約１時間半にわたって議論が行われた。参院選で惨敗した民主党に続き、またも野党内での対立過熱が浮き彫りとなった。

　総会が始まり数分後、突然、江田幹事長が席を立たされた。「いや〜、びっくりした。私は解任？　それとも新党でも作るのかな…」と戸惑いながら、足早に去った。続いて、渡辺代表も驚いた表情で会場を後に。「『退出してください』って突然、言われたんだもん。ハトが豆鉄砲を食らった、っていうのはこういうこと」。異例の事態に苦笑するしかなかった。

　総会長の江口党最高顧問は総会後、事前通告なしの“退場指示”だったことを明らかに。「（ほかの議員が）ものが言えるように２人を出した。２人がいたら、忌憚（きたん）のない意見交換ができない」と説明した。

　党内では、渡辺代表と江田幹事長の対立が表面化している。総会の冒頭あいさつで、渡辺氏は野党再編に積極的な江田氏を念頭に、「今すぐ政界再編を仕掛けるのは拙速だ。単なる数合わせに終わってしまう」と指摘しけん制。２人は一切、視線を合わさず、不穏な空気が流れた。

　２人を欠いた総会では、参院選の候補者選定について異論が出た。江口氏によると、特にやり玉に挙がったのは写真家の桐島ローランド氏（東京選挙区、落選）ら７〜８人の擁立について。「みんなの党はきちんとした候補者を選ぶ党だったのに、なぜ出したのか」と批判が噴出し、桐島氏が浴衣姿で選挙活動をしたことについても、反発の声が上がったという。

　２トップの対立の構図は深刻化。渡辺氏は、江田氏が民主の細野幹事長らと野党再編の勉強会発足を検討していることについても、改めて「拙速だ」と批判した。一方、江田氏も総会後の会見で「大事なことは議論を尽くすことだ。『渡辺個人商店』ではない」と反発した。党は来月上旬に改めて２人を交えて総会を開くが、確執が党分裂につながりかねない現状となっている。

（2013年7月26日06時03分 スポーツ報知）

http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20130726-OHT1T00032.htm

党を作ったのが渡辺ならば、江田が仲間をつれて出て行けばいいだろう。

相手の出かたを伺ってるんですかね。

　みんなの党の渡辺喜美代表は２６日、江田憲司幹事長と国会内で会談し、２１日の民主党の細野豪志前幹事長、日本維新の会の松野頼久国会議員団幹事長との３者会談の事実関係について説明を求めた。しかし、渡辺氏の江田氏に対する不信感は払拭されず、両者の溝は埋まらなかった。

　江田氏は会談で「自民党圧勝の流れの中で野党の国会運営について、お茶を飲みながら話をした。野党再編は話題にならなかった」と説明。「自民党に代わる政党を、みんなの党が中心になって作っていくべきだ」とも述べ、再編に慎重な渡辺氏に苦言を呈した。

　これに対し、渡辺氏は「（３者会談が）話題になっているのに説明にこないのは腑（ふ）に落ちない」と述べ、江田氏に報告を徹底するよう求めた。会談後、渡辺氏は記者団に、幹事長更迭を含む江田氏の処分の可能性について「今後の推移を見る」と含みを残した。

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130726/stt13072621410010-n1.htm

お前はそんなに野党再編してほしくないんか？