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「「アメリカ史から見た原爆投下の真実」シンポジウム実況:岩上安身氏」(晴耕雨読) 
http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/360.html
投稿者 赤かぶ 日時 2013 年 8 月 11 日 00:20:01: igsppGRN/E9PQ
 

http://sun.ap.teacup.com/souun/11711.html
2013/8/11 晴耕雨読


https://twitter.com/iwakamiyasumi


長崎勤労福祉会館で、オリバー・ストーン監督とピーター・カズニック教授、木村郎鹿児島大学教授、コーディネーターの乗松聡子さんによる、「アメリカ史から見た原爆投下の真実」と題するシンポジウム、開始。会場から実況。 pic.twitter.com/tkeWOGksp8


まず、鹿児島大学の木村教授からのスピーチ。「ピーター・カズニック教授と原爆投下の経緯の研究を行っていたこと、カズニック教授とオリバーストーン監督の協力による、共著の執筆、ドキュメンタリーの制作が進められてきた。…」


オリバー・ストーン監督、ピーター・カズニック教授が語る「アメリカ史から見た 原爆投下の真実」

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木村「…米国で、失脚させられた良心的な政治家として、ヘンリー・ウォレスが取り上げられていたが、日本でそれに匹敵する人物は鳩山由紀夫元総理であろう。カズニックさんらも、鳩山さんに言及している」


オリバー・ストーン「米国では、原爆投下が成功だと語られているがそれは神話にすぎない。一般的な米国の高校生は、原爆投下が戦争を終わらせた、と教えられている。1945年に起きた本当のことを教えられていない。戦争を終わらせたのは原爆ではない」


オリバー「真実は、ソ連に対して、こういうことができるのだ、ということを見せつけるためでした」。


ピーター・カズニック「友人である木村先生に御礼を申し上げたい。彼は日本で最も原爆投下の問題に詳しい専門家です」


ピーター「当初、オリバーストーン監督と、ヘンリーウォレスの話で盛り上がり、一本のドキュメンタリーを作ろうという話になったが、それが何本ものシリーズになり、何年もかけ、本まで出してしまいました」


ピーター「皆さんが今見たのは、第三話です。我々はもっと大きなスケールで考えており、オバマ政権まで続いています。米国は戦争を続け、基地を広げ、市民にスパイ行為を働き、他国の政権をひっくり返します。最近では、鳩山政権がオバマ政権によって倒されました」


ピーター「我々は自分たちの前に鏡をかざすようなことです。日本人も鏡をかざして、自らの真実の姿を見るべきです。今の安倍政権は、自分たちの真実の姿を見ようとしていません」


木村「原爆投下をなぜ行ったか、広島に関しては議論の余地がまだがあるが、長崎についてはその余地がない。人体実験のような要素もあったのではないか。また、オバマ政権のもつ二面性について、ある面ではカーター政権のようなところがあるとも言われているが、どう考えるか」


オリバー「第一の質問につきて答えると、一発目でも軍事的に見ても必要のなかったことでした。原爆投下後、米国はずっと悪いことを支援してきました。ベトナム、中東などで、核の恐怖を与えてきました。いじめだと思います。長崎への投下は、もちろん必要のないことでした」


オリバー「第二の質問。木村さんはたぶん仏教徒だと思いますが。オバマは、対中国に対して保守的な態度をとっています。ブッシュと変わらない。より秘密裏に態度を変えるようになった。民主党自体がそういうやり方を覚えてしまった。将来について暗い思い」


ピーター「私からもコメントします。米国は降伏寸前だということを知っていました。スターリンが参戦することを知って、トルーマンは「これで日本は終わりだ」と日記に書いている。日本はソ連を恐れており、米国は知っていた。米国はソ連への威嚇として原爆を投下したのだ」


ピーター「オバマについて、オリバーの見方に賛成です。第10話をぜひ見てください。オバマに期待していましたが、オバマはブッシュと変わらない。オバマは一見見た目はいいのですが、帝国を効率的に運営しています。ブッシュとなんら変わらない。専制的です」


ピーター「ウォレスについて。1944年の民主党大会。それまで副大統領だったが、追い出されてしまった。大会でおかしなことが起こり、トルーマンがノミネートされたが、彼の支持率は6%程度。ウォレスは60%の支持率だった。ウォレスがいたら、原爆投下はなかったと信じる」


ピーター「ウォレスはほとんど知られていない。私の学生も知らない。歴史から消された人物。しかし、彼は他国の立場に立って考えることのできる人物でした。ほとんどの米国人はそうした考え方をすることができません」


木村「J.F.ケネディについてお聞きしたい」。


オリバー「皆さんがご覧になった第三話のあと、次のチャプターで冷戦のことを語っています。アイゼンハワーはヒーローと考えられているが、実際はそうではない。軍産複合体とかかわり、任期の始めには千発だった核兵器が、終える頃には三万発に」


オリバー「アイゼンハワーは、いつも、ソ連と戦うのは今だ、今だ、と言い続けてきました。それに対してケネディは、どこかを攻撃しようと軍が働きかけても、ノーを言い続けた大統領でした。キューバ危機に関して、1960年10月、ケネディとフルシチョフは軍事的衝突にノーを言った」


オリバー「しかしそれに対し、将軍たちは非常に怒り、緊張が高まりました。のちに、アメリカ大学でケネディは講演をし、平和について述べています」


残念ながら、オリバー側の通訳がちょっとおぼつかなくて、意味が通らない。通訳の言うことをそのまま書いています。


オリバー「ケネディの態度に対して将軍たちは怒り、利潤を追求する企業の経営者たちも怒った」。


ここで、オリバー監督がイライラして、別の方に通訳してくれと言い出す。


これは録画を流すときには、訳しなおしてスーパーをつけないと。


会場からも、ちゃんと訳せ、との怒りの声が。


ピーター「補足します。オリバーの映画JFKをぜひ、見てください。重要な映画です。アイゼンハワー政権で核兵器の数が増えただけでなく、核兵器は最終兵器ではなく最初に使っていい兵器にいちづけが変わってしまいました」


ピーター「第6話を見てもらえばわかりますが、キューバ危機の時、本当に核戦争一歩手前だったのです。この時も一人の将校がその状況を食い止めます。かれもまた歴史の中で忘れられている人物です」


「ケネディは、キューバ危機のとき、側近は強硬派ばかりでしたが、ケネディ一人で危機を防いだのです。米国は見くびっていました。実際には、敵の兵力は強大でした。ロバートマクナマラがのちに知って、青ざめていました」


通訳でコーディネーターの乗松聡子さん「長崎でオリバー監督が行きたがったところは、犠牲になった朝鮮人、中国人のモニュメントだった。私たちは彼らから何を学ぶのか。原爆について、アメリカ人から学ぶことはない。我々は自国の歴史の暗部を直視する姿勢を、彼らから学ぶべき」拍手


オリバー「私がわからないこと、日本人の気性。日本人は素晴らしいのに、なぜ、残酷になり得たのでしょうか? 朝鮮人、中国人に対して、なぜ残酷になり得たのか? どうですか? 会場の方々」


と問いかける。


会場から女性「私たちもそう思う。なぜ、自分の親たちは残酷になれたのか。教育のせいか、戦争が変えたのか」。


男性「日本の国民は何も学んでいない。戦後日本はただ金のために働くだけの宗教に入っていたようなもの」。


女性「犠牲になった朝鮮人、中国人の慰霊碑に参っていただいて感謝します」


ピーター「ドイツに比べ、日本人は歴史に学ぶ機会を奪われていると思います。アメリカについては、日本と同じようなところがあります。いまだに、アメリカが帝国であることを認めていない。ブッシュとチェイニーだけが帝国のリーダーではない。オルブライトもヒラリークリントンも同じ」


 

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