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集団的自衛権容認への「暴走」  明日の自由を守る若手弁護士の会
http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/542.html
投稿者 ダイナモ 日時 2013 年 8 月 15 日 20:13:21: mY9T/8MdR98ug
 

 安倍首相は12日、

「将来の憲法改正に向けて頑張っていく、
これが私の歴史的な使命であると思っている」

と決意表明したそうです(NHKオンライン8月12日22:53)。

 故郷の後援会で述べたのだそうで、並々ならぬ
改憲への執念が伝わってきます。

 ひえ〜〜〜、、、


 改憲という「悲願」達成に向けた行動力は呆気に
とられるほどで、集団的自衛権容認派の外交官を
内閣法制局長官にすげ替えるという異例な「無理を
通して道理を引っ込めさせる」人事を行いました。

 
 13日には集団的自衛権の解釈見直し(容認する)を
示唆する答弁書も閣議決定されました。

 以前も書きましたが、内閣法制局の憲法解釈の答弁は、
法令調査・立案・審査の職人集団による長年の研究の
成果です。

 戦後、55年体制以降の長期にわたる自民党政権下
(つまり改憲勢力の天下)において、どう理屈をこねくり
回しても、「集団的自衛権が認められると言えるわけが
ない」、という結論を変えることはできませんでした。

 今年5月の内閣法制局長官答弁も、「集団的自衛権は
わが国に対する武力攻撃に対処するものではなく、
(中略)その行使は憲法9条の観点で許されない」という
ものでした。

 集団的自衛権を容認するには、理論的には憲法9条を
改正するしかないのです。


 そんなさなか。
 安倍首相は私的に諮問機関「安全保障の法的基盤の
再構築に関する懇談会」を設置して、集団的自衛権の容認
(そして改憲)に向けた準備を整えています。

  その懇談会の北岡座長代理が、歴代内閣の集団的
自衛権に関する憲法解釈は「間違っている」と指摘しました。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20130814-00000013-jnn-pol


 「私どもの多くは、今の内閣法制局の集団的自衛権に
ついての考え方は間違っていると思っているのです。
最初から」(北岡氏)


 安倍首相も、この「アドバイス」に沿って、日本政府の中枢の
長年にわたる研究の蓄積をバッサリと「間違っている」と斬り
捨ててしまうのでしょうか…。


 北岡氏は、集団的自衛権を容認したくば改憲すべきなのでは
という主張に対しては、

 「憲法を変えるのに大変な手間がかかるんです。安全保障は
安全保障で現実に待ってくれない状況があるわけです。その間、
非常に危険な事態が起こったら一体どうするのか」と反論します。


 9条の解釈をありえない感じに持っていって実質的に死文化
させて、その上で改憲する、という路線は、どうやら決まりつつ
あるようです。


 同懇談会は、年内にまとめる報告書に、集団的自衛権を共に
行使する対象国を米国以外に拡大する提言を盛り込むそうです。
 http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013081301001773.html


 「密接な関係にある国が攻撃を受け、日本に重大な被害が
及ぶとき」に集団的自衛権が行使できるとの趣旨の提言を
検討しているとのことで…

 この解釈が現実のものとなったら、9条の骨抜きどころか、
立派な軍事国家のできあがり、といったところです。
 このグローバル社会、どこかで戦争が起きれば、いくらでも
「我が国に重大な被害が及ぶ」と言えてしまえる気がします。


 軍事国家へと駆け上がるのか、転がり落ちるのか、どちらにせよ
暴走という表現したくなる動きを安倍政権が見せる一方、
 古賀誠元自民党幹事長は、雑誌『世界』9月号にて憲法に
ついて語っています。


 「愚かな戦争、これほど惨めなものはない、平和ほど尊い
ものはないと、つくづく思います。日本は二度と戦争をしては
いけない。このことは私の命のある限り訴え続け、次の世代
の人たちにつないでいく責任があると思っています。」
(古賀氏)


 自民党という政党の変貌と、日本社会の変容を顧みずには
いられません。


http://www.asuno-jiyuu.com/2013/08/blog-post_15.html  

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コメント
 
01. 2013年8月15日 20:25:43 : Rw3GuuRdVY
http://www.seikatsu1.jp/policy/constitution

>我が国の独立と平和を維持し国民の安全を確保するため、やむを得ず行う必要
>最小限度の実力行使は、個別的又は集団的な自衛権の行使を含めて、妨げられない

生活の党もこの通り集団的自衛権の行使は認めていますね。
ちなみに

>天皇の国事行為・公的行為について
>(1) 国事行為については、基本的に現行の規定を維持しつつ、内閣等による緊急>事態宣言を受けた国事行為を追加する。

天皇の国事行為には緊急事態宣言を受けた行為を憲法に追加するようにも生活の党は提言しています。


02. 2013年8月15日 21:59:36 : Un6heX4IUI

国籍条項ない弁護士が紛れていたら内政干渉ですよ?



03. 2013年8月15日 22:01:34 : Un6heX4IUI

外国籍の弁護士が紛れていたら内政干渉ですよ?


ってコメントすれば弁護士ならわかるよな?笑


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