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安倍首相の野望に水を差した山本前内閣法制局長官の謀反 (天木直人のブログ) 
http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/828.html
投稿者 笑坊 日時 2013 年 8 月 23 日 10:28:19: EaaOcpw/cGfrA
 

http://www.amakiblog.com/archives/2013/08/23/
2013年08月23日 天木直人のブログ

 やはり山本前法制局長官の発言は安倍首相に対する異議申し立てだっ
た。

 そう思わせる二つの報道に私は注目した。

 一つはきょう8月23日の産経新聞の「憲法考―集団的自衛権―法制
局 見直しに抵抗」という検証記事だ。

 そこにはこう書かれている。

 すなわち第一次安倍政権の2007年に安倍首相が「安保法制懇」を
設置して解釈改憲に乗り出した時、当時の宮ア 礼壹(みやざき れいい
ち)内閣法制局長官は辞表をちらつかせて解釈改憲に抵抗したという。

 その時の内閣法制局第一部長が山本氏だったという。

 その山本氏は次のように国会で答弁していたという。

 「議論の積み重ねのあるものについては全体の整合性を保つことにも
留意して論理的に確定さるべき」、と(2007年6月5日国会答弁)

 もう一つは8月23日の日刊ゲンダイの記事だ。

 「憲法解釈改憲に待ったをかけた山本最高裁判事のプライド」という
その記事の要旨は次のごとくだ。

 すなわち安倍首相は解釈改憲に消極的だった山本前長官を更迭した。
しかし世間から更迭と受け止められないために最高裁判事に「出世」さ
せた。ところが法制局長官にプライドを持ち、それを天職と考える山本
氏にとっては安倍首相のやり方を許せなかった。首相に「10倍返し」
の仕返しをしたというのだ。

 最高裁判事という天下り人事に不満を抱いて反発とは贅沢な話である
が、内閣法制局のプライドをかけた反発にせよ、「更迭された」ことに
対する反発にせよ、安倍首相の解釈改憲という姑息なやり方への反発で
あったことは明らかだ。

 みずから任命した最高裁の裁判官が解釈改憲に反対するようでは、も
はや安倍首相に解釈改憲は出来ないだろう。

 私は8月15日第のメルマガ612号で書いた。

 ここに来て安倍首相が集団的自衛権行使の容認に急速に突っ走る理由
は、もはや安倍首相にはそれしかできることは無いからだと。

 それが出来なくなるようでは、いよいよ安倍首相にはもはやできるこ
とは何もなくなる事になる。

 安倍政権はお終いだ。

 山本最高裁判事においては、謝罪や発言撤回などをして腰砕けになる
ことなく、最高裁判事の首をかけて最後まで戦ってもらいたいものだ
(了)

 

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コメント
 
01. 新自由主義クラブ 2013年8月23日 10:48:40 : 41xQYjMxutK66 : FUviF2HWlS
>山本最高裁判事においては、謝罪や発言撤回などをして腰砕けになる
ことなく、最高裁判事の首をかけて最後まで戦ってもらいたいものだ
 

さて、天木直人は、安倍晋三が山本最高裁判事の首をとるために、弾劾裁判と国民審査(つまり衆院解散)のどちらの道を選ぶべきだと薦めているのだろう。

弾劾裁判で山本最高裁判事を罷免するのは難しい。

過去の裁判官としての職務で責任をとらせるわけにいかぬので、今回の山本氏の発言そのものを職務違反として問うか、山本氏が心の病気であるとして罷免させるしかない。

公開の裁判において「山本氏は心の病気」という理由での罷免は通用しまい。

だからと言って、表現の自由を全面に出して弾劾裁判で罷免させれば、安倍政権が言論弾圧政権であるという固いレッテルが貼られる。

早く衆院解散して、最高裁判事が適格であるかを国民審査によって決めるのが、安倍政権にとっても国民にとっても最良の選択である。

安倍晋三は、この機に乗じて、衆議院を早く解散せよ。


02. 2013年8月23日 10:57:09 : l6hZgaOPRs
山本判事は内閣法制局長官は天職だとのプライドから謀反!

内閣から任免される立場なのに自分の天職と思い上がってしまったようだ。

こういうやからは役人によく居る。

むかし東条英機は、息子が学校の調査票の父の職業欄に軍人と書いたのを見て、「軍人を職業だと?軍人は天職だ!」と怒鳴りつけた。

何年も持ち上げられて高給取ってると、こういう思い上がりをして国民に迷惑をかけるや気違いがいる。


03. 2013年8月23日 11:02:54 : fzFUR579F6
集団的自衛権 山本氏発言「個人的な見解」 小松内閣法制局長官インタビュー
産経新聞 8月23日(金)7時55分配信

 小松一郎内閣法制局長官は22日、産経新聞のインタビューに応じ、最高裁判事に就任した山本庸幸(つねゆき)前長官が政府の憲法解釈変更による集団的自衛権の行使容認は困難だとの見解を表明したことについて、「(山本氏の)個人的な見解だ」と述べ、解釈変更に向けた政府の検討に影響は及ぼさないとの認識を示した。小松氏は国連平和維持活動(PKO)をはじめ自衛隊の国際平和協力活動での武器使用基準の緩和など、安全保障の法的基盤をめぐる広範な議論に積極参加していく考えも表明した。

 小松氏は山本氏の見解に関し「憲法を含め法解釈の最終権限は裁判所にある」とした上で、「裁判所として(行使容認は困難との)判断を下したのではなく、個人的な見解を述べたと理解している」と語った。山本氏の発言内容には「表明の仕方や内容についてコメントする立場にない」と述べるにとどめた。

 集団的自衛権の行使容認に踏み切るかどうかについても言及を避けた。

 一方で小松氏は「国際的な武器使用の標準と日本のPKO協力法に乖離(かいり)があるという議論は、安倍晋三首相の積極的な平和主義に向けた問題意識のひとつだ」と指摘した。正当防衛や緊急避難などに限定している自衛隊の武器使用を国連標準とされる「任務遂行の妨害排除」に拡大することの必要性を示唆した発言だ。

 「広い意味で安全保障の法的基盤のあり方が改善を要するか積極的に議論に参加していく」と強調した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130823-00000084-san-pol


04. 2013年8月23日 13:02:42 : dmkMWIGdew
 安倍首相の祖父・岸信介が、A級戦犯でありながら「超法規的」に死刑を免れたが、さらに、終戦後わずか10年で首相になって「日米安全保障条約」を締結した背景を考えれば、安倍晋三の正体が何か判明する。安倍の「超法規的発想」に疑問を突き付けたのが、山本・前法制局長官だ。

05. 2013年8月23日 14:30:04 : 1qxvgw7KgY
イラク派兵したコイズミ内閣謀反人の天木さんのおっしゃるとおりです

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