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「犬養法相の指揮権発動に疑問あり」(EJ第3620号) (Electronic Journal) 
http://www.asyura2.com/13/senkyo153/msg/177.html
投稿者 赤かぶ 日時 2013 年 8 月 28 日 08:00:00: igsppGRN/E9PQ
 

http://electronic-journal.seesaa.net/article/373112172.html
2013年08月28日 Electronic Journal


 田代政弘元検事の作成した虚偽捜査報告書事件について法務検
察当局はどのように処理したのでしょうか。

 東京地検が2010年5月17日に行われた石川知裕氏の取り
調べの全録音の反訳書があることを知ったのは、2011年1月
7日のことです。

 この時点で石川氏に関する捜査報告書の存在を知っていたのは
当の東京地検特捜部だけだったのです。したがって、東京地検は
反訳書の存在に驚愕したのです。そこでその日のうちに反訳書を
入手し、検討に入ったのです。

 捜査報告書と反訳書を突き合わせてみると、多くの齟齬が発見
されたので、田代政弘元検事から事情を聞くなど、部内調査を行
い、1月12日には捜査報告書の記載の齟齬は田代検事の記憶の
混同から生じたもので、犯罪性はないと判断しているのです。そ
してその顛末を13日に東京高検、最高裁に報告し、了承されて
いるのです。

 驚くべきことに、たったの一週間で「犯罪性なし」として、上
司への報告を済ませているのです。この処理は部内処理であり、
当時公表されていないのです。しかし、これによって捜査報告書
に虚偽記載があったことを法務検察の上層部は、2011年1月
13日の時点ですべて知っていたことになります。

 その後、市民団体から刑事告発されていた田代検事に「嫌疑不
十分」として「不起訴処分」を下したのは2012年6月27日
のことであり、当日に人事処分として関係者に懲戒処分を課して
最終処理をしています。

 実はその2ヵ月前に東京地検にとって重要な判決が下されたの
です。2012年4月26日、東京地裁は、強制起訴された小沢
一郎被告に無罪判決(一審判決)を出したのです。

 そのさい、異例なことですが、判決は虚偽捜査報告書について
次のように検察を厳しく批判したのです。

―――――――――――――――――――――――――――――

 検察官が、任意性に疑いのある方法で取調べを行って供述調書
 を作成し、また、事実に反する内容の捜査報告書を作成し、こ
 れらを送付して、検察審査会の判断を誤らせるようなことは、
 決して許されないことである。事実に反する内容の捜査報告書
 が作成された理由、経緯等の詳細や原因の究明等については、
 検察庁等において、十分、調査等の上で、対応がなされること
 が相当であると言うべきである。      ──小川敏夫著
   「指揮権発動/検察の正義は失われた」/朝日新聞出版刊

―――――――――――――――――――――――――――――

 裁判所にこれほど厳しくいわれても、法務検察は何らひるむこ
となく、虚偽捜査報告書事件の幕を早々と引いたのです。それを
野田首相は、指揮権を発動して検察の不法な捜査手法を正そうと
した小川法相を切って検察の幕引きを助けたのです。

 昨日のEJで述べたように、他の行政官庁と違って法務省は、
刑事捜査や公訴権の提起と遂行の関係から「独立性」が保障され
ており、法務大臣が直接指示できる構造になっていないのです。
しかし、法務検察がいくら独立性が保障されているとはいえ、ど
こからもチェックが入らなくては、強大な権力組織である法務検
察の暴走を止められなくなってしまいます。

 こうした事態を防ぐために調和を図ったのが検察庁法14条で
あり、法務大臣は個々の事件について検事総長のみを指揮するこ
とを規定しているのです。これが法務大臣の「指揮権」です。
 この法務大臣の指揮権が発動されたのは、1954年の造船疑
獄事件のときの1回だけです。造船疑獄といっても知らない人も
多いと思うので、簡単にその概要を述べます。

―――――――――――――――――――――――――――――

 1954年1月から、東京地検特捜部による海運、造船業界幹
 部の逮捕から始まった捜査は政界・官僚におよび、捜査主任検
 事の河井信太郎による大野伴睦の取り調べからはじまり有田二
 郎ら国会議員4名の逮捕などを経てさらに発展する気配をみせ
 た。そして同年4月20日、検察庁は当時与党自由党幹事長で
 あった佐藤栄作を収賄容疑により逮捕する方針を決定した。し
 かし、翌4月21日、犬養健法務大臣は重要法案の審議中を理
 由に検察庁法第14条による指揮権を発動し、佐藤藤佐検事総
 長に逮捕中止と任意捜査を指示した。4月30日には参議院本
 会議で指揮権発動に関する内閣警告決議が可決された。衆議院
 は9月6日に証人喚問をおこない、佐藤検事総長は「指揮権発
 動で捜査に支障が出た」と証言。その後、衆議院は吉田首相を
 証人喚問議決をするも、吉田は病気を理由に拒否。その後、衆
 議院は拒否事由が不十分として議院証言法違反で吉田を告発す
 るも不起訴処分となった。       ──ウィキペディア

―――――――――――――――――――――――――――――

 しかし、犬養法相の指揮権発動は、当時の特捜部に乗せられて
行わされたものであったことが明らかになっています。当時特捜
部はやり過ぎて捜査が行き詰まり、捜査から「名誉ある撤退」す
るために、当時の検察幹部の描いたシナリオによって指揮権発動
が行われた可能性が強いことが、最近になって、当時の関係者の
証言などから判明しています。     http://nkbp.jp/6oLLB1
 それ以来、騒ぎが大きくなることを理由に、法務大臣は、指揮
権を発動しにくくなり、それがこれまで検察の暴走を許してきた
ともいえるのです。

 もし、小川元法相が指揮権を発動していたとすると、2011
年12月の小沢裁判での田代政弘元検事の証言が偽証ということ
になり、検察にとって大ダメージになります。というのは、田代
捜査報告書の作成には、特捜部の組織ぐるみの関与が濃厚であり
検察組織は再起不能になる可能性すらあるのです。

 したがって、検察としては何が何でも幕引きをしないと、東京
地検特捜部が組織ぐるみで「小沢潰し」を仕掛けた構図が明らか
になってしまうのです。それを知りながら、野田首相は「小沢憎
し」もあって、この虚偽捜査報告書事件からの検察の幕引きを助
けたのです。       ─── [自民党でいいのか/42]

≪画像および関連情報≫
 ●対談/小川敏夫氏対江川紹子氏──指揮権発動について

  ─――――――――――――――――――――――――――

  小川:安倍政権になってから、検察改革の話をすっかり聞か
  なくなりました。谷垣(禎一=さだかず=法相)さんはこの
  間委員会で、別の議員に「虚偽捜査報告書」のことで質問を
  受けた際、『指揮権発動』を読んだかと聞かれて「すみませ
  ん、読んでません」って言ってました。ぜひ読んで、検察改
  革に取り組んでいただきたい。

  江川:検察は虚偽捜査報告書の問題を、いまやっている「再
  捜査」で終わりにしたいはずです。最高検は昨年6月、市民
  団体から刑事告発されていた東京地検特捜部の田代政弘元検
  事を不起訴(嫌疑不十分)とし、不服申し立てを受けた検察
  審査会は今年4月に「不起訴不当」の議決を下しました。議
  決書には「虚偽記載があったと言わざるを得ない」などと、
  かなり厳しい言葉が並びました。

  小川:「不起訴不当」とは、検察にもう一度きちんと捜査を
  しろという意味です。再捜査の結果もそろそろ出ておかしく
  ない。ただ、検察は起訴しないでしょう。フタをしたまま、
  だんまりを決め込むと思います。

  江川:それで国民の関心が消えたらまずいですよ。その点で
  も、小川さんが今回、本を書いたことは意味があります。執
  筆の動機は何だったんですか?

  小川:今回の問題を記録として残さなければいけないと思っ
  たんです。本来は、法務大臣の在職中に「虚偽捜査報告書」
  の問題について、虚偽内容の公表をし、厳正な捜査をするよ
  うに、当時の笠間治雄(はるお)検事総長に対して、「指揮
  権」を発動しようと考えていたんです。

  週刊朝日/2013年6月28日号 http://bit.ly/19mhLxj


 

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コメント
 
01. 2013年8月28日 12:24:34 : FTIfaikkMc
> そのさい、異例なことですが、判決は虚偽捜査報告書について
> 次のように検察を厳しく批判したのです。
> 検察官が、任意性に疑いのある方法で取調べを行って供述調書
 を作成し、また、事実に反する内容の捜査報告書を作成し、こ
 れらを送付して、検察審査会の判断を誤らせるようなことは、
 決して許されないことである。事実に反する内容の捜査報告書
 が作成された理由、経緯等の詳細や原因の究明等については、
 検察庁等において、十分、調査等の上で、対応がなされること
 が相当であると言うべきである。   

つまり、検察が間違った捜査報告書を書いても、弁護側がそれを指摘すれば、裁判官は検察の捜査報告書に騙されることはない。
小沢支持者は、弁護側が間違った書類を提出したときも、弁護側を罰せよと主張するのか?

> 衆議院
> は9月6日に証人喚問をおこない、佐藤検事総長は「指揮権発動で捜査に支障が出た」と証言。

小沢一郎は証人喚問から逃げ回り、国会で証言することはなかった。
もし、本当に自身が潔白ならば、何故、証人喚問に応じて国会で反論しなかったのか?


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