阿部首相（笑）

　単なる漢字変換ミス。他はすべて安倍になっています。

ウソだと認めてどうする。
そんな単純なもんではない。
世界に向けて発信した、安倍は責任をとる必要がある。
この投稿者は信用を失うことの重大性を知らない。
元外交官ならではの発言だろう。

　安倍晋三首相が東京電力福島第一原子力発電所の事故に関連し「状況は完全にコントロールされている」と主張したが、汚染水の放射性物質の濃度が急上昇するなど、コントロール不能の状態が続々明らかになっている。

　東京電力によると、福島原発の観測用井戸の地下水から13日に検出されたトリチウム濃度が、1リットル当たり15万ベクレルを記録した。8日の4200ベクレルと比較すると、わずか5日間で36倍に達したことになる。ストロンチウムなど人体に致命的なベータ線を発する放射性物質も940ベクレルの濃度で検出された。

　日本政府は今月3日、汚染水の流出防止と関連して、総合対策を発表した。しかし、時がたつにつれ、汚染水管理の問題点が続々と露呈している。

■汚染水のコントロール不能

　東電は汚染水流出の原因すらしっかり把握できずにいる。東電は先月20日、地上の汚染水貯蔵タンクから流出した汚染水300トンが地下水に流入し、観測用井戸の汚染濃度が上昇した可能性を明らかにした。しかし、貯蔵タンクの汚染水流出は7月から始まっていた。2カ月後に汚染濃度が急上昇していることから、他に汚染源が存在する可能性もある。

　東電は先月22日から24日にかけ、2号機前のケーブル埋設用トンネルにたまっていた高濃度汚染水210トンを別の貯蔵タンクに移した。この汚染水が海に流出するのを防ぐためだ。しかし、最近の調査で、ケーブル埋設トンネルには再び汚染水がたまっていることが判明した。このため、汚染水が原発建屋の地下からケーブル埋設トンネルを経由し、海に流出したとの見方が浮上している。

■測定ミスも発覚

　事故が起きた福島原発の管理には限界が露呈している。東電はこのほど、2011年7月から今年5月まで福島原発沖で測定したセシウムなどの濃度を実際より低く発表していたことを原子力規制委員会に報告した。東電は「測定過程の単純ミスだ」と主張したが、故意の隠ぺいではないかとの疑惑も出ている。

　海に流出した汚染水の流出量も説明が変化している。東電は1日に300トンとしていたが、再計算の結果、200トン程度の可能性もあるとした。読売新聞によると、原子力規制委は原発周辺の海洋汚染測定地域を現在の200カ所から60万カ所に増やし、精密調査を行うことを決めた。また、福島原発に高さ15メートルの防潮堤を建設する必要があると勧告した。大津波が原発を襲った場合、建屋の地下にある高濃度汚染水が海にそのまま流出する懸念があるためだ。

■「問題なし」広報する日本政府

　原発の汚染水管理に対する不信が高まっていることを受け、日本政府は広報対策に力を入れている。安倍首相は19日、福島原発を訪問するなど、汚染水対策で陣頭指揮を取ることを決めた。山本一太科学技術担当相は16日、ウィーンで開かれる国際原子力機関（IAEA)の総会に出席し「原発汚染水の影響は完全に港湾内に限られている」と説明する予定だ。

　しかし、朝日新聞は「港湾外の汚染濃度が低いのは、汚染物質が流出していないからではなく、海水で薄められたからである可能性が高い」と批判した。

　日本政府は今月3日、原発建屋周辺の地下を凍結させ地下水の流出を防ぐ「凍土壁」の建設計画を発表したが、まだ具体的な着工時期は決まっていない。

東京＝車学峰（チャ・ハクポン）特派員

朝鮮日報／朝鮮日報日本語版

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/09/16/2013091600838.html

　そういう状況下で国際会議での安倍の大ウソ発言だ。「ウソも方便」で済む話ではない。
　
　百歩譲って、国内問題だけならまだしも、少なくとも環太平洋諸国に重大な影響を与える可能性が高い問題だ。総理の辞任はもとより、議員辞職を求めるのが当然だろう。
　勿論、安倍が辞任する可能性は限りなくゼロに近く、世界に生き恥をさらし続けるだろう。それをもって不毛というなら、不毛でいいではないか。

（どうせ自民の多数ごり押しのための通過儀式に過ぎない形ばかりの国会審議、このほうがよほど不毛だろう。）