大多数の彼らは従順だ。お上の言うことを信じる。信じることを美徳と思う思考形態を持ってしまった。「文句ばっかり言っていたら駄目だよ」と、親、先生から子どものころ何度言われたことか。
　士農工商の「商」の我が家はずっと「商」の意識に固まっていた。
　政治についても、政治家さんに任せよう、彼らは正しいことをしてくれるから、後に付いていこうと思ってしまう。結果、地元の親分を政治家にして、国会に送る図式が確立する。
　もちろん、マスコミの影響は大きい。彼らのつくるあなた任せの世論にどっぷり浸る。戦国時代のような下剋上が起きない世界が、教育によってつくられた。

　その中で世襲制の権力機構が徐々に、堅固に着々と再構築されていった。権力とカネのあるところはますます富み、子どもたちには高度な教育を受けられ、優秀とされる高校、大学に進学し、政治家、官僚への道が広がる。蛍の光で勉強し、エリートサークルへ進む者もいないことないが、やはり少数。
　「士農工商」のシステムは簡単には崩れない。結果、「世襲制の民主主義」がいまの日本を支配する。最近は特に顕著。北朝鮮に見られる世襲制の共産主義があり得ないけれど、日本では世襲制の民主主義が根づいてしまった。

　「士農工商」で言えば、いまの政治家は「士」に分類される。悲しいかな、覚醒していない多くの国民は、昔から馴染んできた地元の「士」を議員を選んでしまう。地元の「士」が政治意識を持つわけがない。
　政治意識のない人間が政治意識のない人間を選ぶ。「農工商」の人間はまやかしの選挙でまやかしの民主主義気分に浸っている。
　「士」の中にもランクはあり、この仕組みの中で、特権階級にいる何人かの「士」は思うがまま日本を仕切る。単なる投票マシーンの「士」がたくさんいるわけだから、サマーズ人事は日本では到底できないということなのだろう。

ブッシュ大統領がイラクを攻撃したときは、アメリカ議会はそれを止めなかった。
その時は、アメリカ議会の議員の質と国会議員という国民の代表の質の違いは無かった、と言うことか？

オバマ大統領はノーベル平和賞を受賞している。
もし、シリア攻撃を実行したら、ノーベル平和賞を返せと言われるかも知れない。
攻撃をためらっているのは、「国民の代表の質の違い」ではなく、ノーベル平和賞の重みかも知れない。
つまり、ノーベル平和賞が戦争を回避させたもだろう。

そういえば天木氏はシリアに対する武力攻撃を主張するオバマ大統領を
世界に先駆けて日本が支持しろと主張したばかりだ。　
　
　

司法が正常に機能してない日本国は北朝鮮以下であろう。

無感動、国民に相応しい国家である。

ネオリベクリントン政権下の財務長官だからね

共和党も似たようなものの癖に
平気で批判はするから

共和党にしてみれば
シリアを攻撃してもしなくても
サマーズがＦＲＢ議長の座に付いても付かなくても
そのどちらでも攻撃材料になりうる

ちなみに
共和党政権時は、どんな馬鹿な軍事行動でもかなり高い支持結果が出る
これは、メディアが共和党に押さえられているので、情報操作しやすいから