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選挙違反で強制捜査 特捜部の狙いは「巨額資金」か (日刊ゲンダイ) 
http://www.asyura2.com/13/senkyo153/msg/908.html
投稿者 赤かぶ 日時 2013 年 9 月 19 日 21:15:00: igsppGRN/E9PQ
 

http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-9861.html
2013/9/19 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ


◆かぎ握る徳洲会のゴッドマザー

東京地検特捜部が強制捜査に着手した「徳洲会グループ」の選挙違反事件。徳洲会は昨年12月の衆院選の時、徳田毅衆院議員(42=鹿児島2区)の陣営に職員を大量に派遣し、選挙運動を手伝わせていた。

徳洲会は創業者の徳田虎雄(75)が理事長を務める日本最大の医療グループ。66の病院を抱えている。毅は虎雄の次男だ。

「徳洲会は毅を当選させるために、全国の病院から370人の職員を鹿児島に送り込んだ。1日3000円の日当を支給し、欠勤扱いによる給与の減額分も年末のボーナスに上乗せして補填しています。運動員にカネを払うことは公選法で禁じられている。支出は総額2億円とされています」(捜査事情通)

地検特捜部は「選挙違反」の容疑で家宅捜索に入ったが、通常、特捜部が選挙違反だけで捜査に乗り出すことはあり得ない。特捜部の最終ターゲットは、徳洲会の「経理」、徳田ファミリーに関わる「カネの流れ」だとみられている。

カギを握っているのは、徳洲会の「女帝」と呼ばれる虎雄の妻・秀子さん(74)だ。秀子さんは、子供7人を育てた徳田家のゴッドマザー。徳洲会の理事も務め、毅の選挙も先頭に立って采配を振っていた。

「虎雄と秀子さんは、鹿児島県徳之島の同郷。秀子さんが1歳年下ですが、お互い“初恋の人”だった。虎雄が阪大医学部に入学した年に学生結婚しています。秀子さんも結婚後、夫の影響を受けて薬学部に進んで薬剤師になっている。虎雄が若くして病院を開業すると経理を担当。その後、二人三脚で徳洲会を国内最大の医療グループに育てています。秀子さんは、徳洲会の経理も、徳田ファミリーの資産も、すべて把握しているはずです」(徳洲会関係者)

「徳洲会」は政界との関係も深い。選挙違反事件は、意外な展開に発展するかもしれない。


 

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コメント
 
01. 2013年9月19日 21:31:12 : 7X2uTHApmw
徳洲会選挙違反 徳田理事長 直接指示か
2013年9月19日 夕刊

 昨年十二月の衆院選をめぐる医療法人「徳洲会」グループの公職選挙法違反容疑事件で、神奈川県鎌倉市の系列病院に入院中の徳田虎雄理事長(75)が、鹿児島県内で開かれていた次男の徳田毅衆院議員(42)陣営の会合にテレビモニターで参加し、幹部に選挙運動を直接指示していた疑いのあることが、関係者への取材で分かった。

 東京地検特捜部が、理事長が入院する「湘南鎌倉総合病院」を捜索し、理事長の発言が記録されているパソコンを押収したことも分かった。理事長が違法な選挙運動に関与した可能性もあるとみて、慎重に調べている。

 関係者によると、徳田議員の地元の鹿児島2区の選挙事務所では選挙期間中、陣営幹部が朝は「朝礼」、夜は「終礼」として集まっていた。朝礼ではその日の活動方針を確認し、終礼では運動員にその日の成果を報告させていた。グループ理事が出席し、理事長自身も病院の自室のテレビに映し出された会合の様子を見ていた。

 理事長は「前回選挙の得票数を超えないといけない」と叱咤(しった)することも。現地入りしていた系列病院幹部が仕事のため選挙区を離れたのを、映像を見て気付き激怒。以降、派遣された職員が選挙区を離れる際は理事長の許可が必要になったという。

 徳田理事長は二〇〇二年、全身の筋肉が萎縮する進行性の難病「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」を発症し声を出せない状態。陣営への指示は、目で文字盤を追う方法で、秘書を通じて意思を伝えていた。

 徳田理事長は一九九〇年の衆院選で初当選し四期目の〇四年に引退を表明。翌年の衆院選で、地盤を引き継いだ徳田毅議員が初当選した。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013091902000247.html


02. 2013年9月19日 21:32:51 : 7X2uTHApmw
徳洲会の選挙活動、虎雄氏が確認 テレビ会議で報告
2013/9/19 12:30

 自民党の徳田毅衆院議員(42)=鹿児島2区=陣営に徳洲会グループが職員らを派遣し、報酬を支払ったとされる公職選挙法違反事件で、徳田議員の父親でグループ創設者の徳田虎雄元衆院議員(75)が、入院先の病院からテレビ会議を通じて、選挙活動の状況を確認していたことが19日、関係者などへの取材で分かった。

 東京地検特捜部は、徳洲会グループが違法な選挙運動を組織的に行っていたとみており、虎雄氏や徳田議員の関与の有無を含めて慎重に調べる。選挙運動が大規模で関与している人数も多いことから、特捜部は同日までに、警視庁と合同で捜査を進めることを決めた。

 関係者によると、昨年12月の衆院選では、11月16日の衆院解散直後の週末に徳洲会グループ幹部が鹿児島県に集まり、全国の傘下病院から職員を集める方針を確認。選挙期間中は派遣された職員や看護師らが連日、辻立ちやポスター貼りなどの選挙運動を展開した。

 選挙運動の様子は、グループ幹部が出席する朝晩の選挙対策会議で報告されていた。ALS(筋萎縮性側索硬化症)で神奈川県内の同グループの病院に入院中の虎雄氏もテレビ会議を通じて会議に参加して活動状況をチェックし、指示を出すなどしていたという。特捜部は虎雄氏のパソコンなどを押収しており、実態解明を進める。

http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG19018_Z10C13A9CC0000/


03. 2013年9月19日 21:59:02 : WflccIGI5g
70億を超える政治資金規正法違反が本星や!!
小沢が4億でやられたんやから、徳洲会は完全アウトやろ!!
法の下の平等を守れよ!!東京地検特捜部!!

04. 2013年9月19日 22:21:02 : rAL5awOUwA
@hakoyachi 切符は申告してましたよプリペイド10000円と別件で220円の申告一件ありました。
こんな細かい申告しておきながら300万円の高額の領収書無しは意図的ですよ。
職員さんいわく「この金額は珍しいですね」とのコメント。 @fuyu1919 @MikiMsu
https://twitter.com/shelbybucker/status/377797660616691712

05. 2013年9月19日 22:31:28 : iitHoVb5So
不正選挙に選挙違反とはどうゆう事。

読取機をプログラミングすれば簡単に当選する事を知らなかったみたい。
選挙管理委員会は開票数と発表得票数が違ってもスルーでダンマリ。
そうだよね。自分たちが操作している張本人なんだものね。
全国が高松状態だっちゅーて事知らなかったんだよね。
バーカみたい。

不正選挙なんだから御気楽にヤンヤヤンヤ。

日本人を舐めんじゃネーゾ。


06. 2013年9月20日 00:05:19 : nLEvtS9LCI
これで、結論が「嫌疑不十分」とか「不起訴処分」やったら怒るでしかし。“大疑獄事件”になるのかな。偽陸山会事件の時は抗議メール特捜部に数回送信したが、今度は特捜部に激励のメールするか・・・・。(「検察失格」の著者 市川弁護士によると事務方しか読んでないらしいけどね)

午後2時から家宅捜査を開始して終了が翌朝の7時だったらしい、さらに、警視庁も参加だが、ポータルサイトのトップページにもないし、毎日新聞はそれほど大きく扱っていない。嵐の前の静けさ? 石破のうつむき加減のインタビューが印象的だった、病院関係ということで「日歯蓮裏献金事件」も連想させる。

現在新型アイフォンを購入のために徹夜で並んでおられる落合洋司のツイッター

https://twitter.com/yjochi/status/380221635204116480


07. 2013年9月20日 00:18:32 : FfzzRIbxkp
徳洲会は、マイナンバー法やTPPに反対する声明を出していました。

選挙違反といえば、TPP反対と言って国民を騙して議員になった首相がいます。


08. 2013年9月20日 03:49:45 : RufpgDo1AM
何に対する見せしめなのかな?
TPP反対派?

そんなケチなことするかな?
ちょっと違う気がする・・・。

いずれにせよ権力闘争で、
東京地検特捜部は
現政権の指令で動いているに過ぎない。

ミノ虫モンタの件は何なんだろうね。
つながっていると思う。


09. 2013年9月20日 06:33:35 : XsHKPAoxMU
徳洲会は、昔からの政治資金の件もそうだけど、
臓器売買の件でも検察からもともと狙われていたと思われる。

従って、>>03のように小沢は犠牲者、徳洲会捜査は当然、といった見方は誤っていそうだし、
>>08のように現政権だけの意向というのも違うような気がする。

今回は、小沢と同じように昔から狙われていた札付きの人に対する検察の捜査が復活したと見るべきなので、小沢支持者(検察審査会が何とか言ってる人も含む)は徳洲会と共闘するのが筋である可能性が高いのでは?


10. 2013年9月20日 08:55:29 : bRdin5xK1I
<徳洲会選挙運動>「ボランティア」と装え 派遣職員ら証言
毎日新聞 9月20日(金)7時0分配信

 医療法人「徳洲会」グループを巡る公職選挙法違反容疑事件で、自民党の徳田毅(たけし)衆院議員(42)の選挙区(鹿児島2区)に運動員として派遣された複数の病院職員が毎日新聞の取材に応じ、「外部にはボランティアと装うよう指示されていた」などと証言した。運動員らは実際には日当を受け取っており、公選法に抵触すると認識しながら組織的な選挙運動をしていた実態が改めて浮かんだ。

 昨年11月16日の衆院解散直後から有給休暇を取って選挙区入りした東日本の病院の男性職員は、現地で選挙を取り仕切っていた陣営関係者に「外部から(身分について)問い合わせがあったらボランティアと答えるように」と指示された。日当は3000円で、今年7月の夏季賞与に上乗せする形で病院側から振り込まれたという。男性は「内部ではみんな違法と気付いていた。今まで発覚しなかったのが不思議だ」と振り返る。

 また、東日本の別の男性職員は「日当が支払われるようになったのは最近の選挙から」と証言。活動内容については「2人1チームで、チラシを渡して『お願いします』と。1日150〜200軒くらい回っていたと思う」と明かした。

 この職員は徳田議員の父で徳洲会理事長の徳田虎雄元衆院議員(75)が出馬していた時代から選挙運動に加わっていたといい、「選挙運動への参加は習慣化していた。今回も当たり前という感覚だった」と述べた。【吉住遊、山下俊輔】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130920-00000011-mai-soci


11. 2013年9月20日 08:57:02 : bRdin5xK1I
徳洲会 個別に航空券手配、指示 現地派遣 「組織ぐるみ」隠蔽か
産経新聞 9月20日(金)7時55分配信

昨年12月の衆院選で、医療法人「徳洲会」グループの各病院が徳田毅(たけし)衆院議員(42)=自民・鹿児島2区=陣営に職員を派遣、日当などを支給していたとされる公職選挙法違反事件で、グループ本部が各病院に対し、職員が現地入りする航空券について、法人用の予約システムを利用せず、個別に準備するよう指示していたことが19日、関係者への取材で分かった。東京地検特捜部は、組織ぐるみの選挙応援を隠蔽(いんぺい)する意図があったとみて、指示系統の解明を進める。

 関係者によると、衆院解散直後の昨年11月中旬、大阪本部の事務担当のトップらが現地に派遣される職員への指示内容を決定。内容は、各病院の総務担当部署に「読後破棄」と記した機密扱いの文書としてファクス送信された。多数の職員を抱えるグループでは経費削減のため、大手旅行会社が法人向けに提供するオンラインチケット予約システムを導入。普段の国内出張などで利用しているが、文書ではシステムで発券しないよう明記し、「必ず各施設で個別に手配をお願いします」と指示していた。

 このほか、現地で宿泊するホテルや移動に使用するレンタカーの予約も「(現地の選挙対策拠点となる)鹿児島本部では手配が出来ません。各施設で手配をお願いします」とし、個別に確保するように依頼。職員が現地で支払った経費の領収書も個人名で受け取るように要請するなど、組織の関与が浮かばないよう徹底させていた。

 一連の選挙運動に関与した職員らは少なくとも370人に達する。関係者も多く、居住地域も全国に広がることから、特捜部は選挙違反捜査に熟達した警視庁と合同で捜査することを決定。関係先の家宅捜索や事情聴取を連携して行う。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130920-00000117-san-soci


12. 2013年9月20日 09:24:12 : bRdin5xK1I
徳洲会グループの沖縄県知事選と衆院選
2013/09/20 00:21

徳洲会グル−プが公選法違反容疑で捜索を受けている。

これで何を変えようとしているのか?

自民党衆議院議員の徳田氏の公選法違反を狙っただけなのだろうか?

最近の関連記事をみると、MSN産経ニュースでは、

徳洲会グループを捜索 公選法違反容疑で東京地検特捜部
2013.9.17 14:44
昨年12月の衆院選で徳田毅衆院議員(42)=自民・鹿児島2区=陣営が、
徳洲会グループの各病院が日当などを支給した
職員の派遣を受けて選挙運動をさせていた問題で、
東京地検特捜部は17日、公職選挙法違反(運動員買収)の疑いで、
徳洲会グループ東京本部(東京都千代田区)の家宅捜索に着手した。
特捜部は押収資料の分析や関係者の事情聴取を進め、
指揮系統の解明を目指す。

とあり、

所謂、選挙違反事件を追っているように見える。

しかし、このようなことは前々からわかっていたことである。

なぜ今騒ぐ必要があるのか? その辺りがいまいち解せない。

是には先ず、

徳洲会と日本医師会との壮絶な闘いの存在が無視できない。

そして外圧による医療制度改革を一歩進めるために、

自ずと知れた公選法違反を掘り返して事件化して、

国民の側から医療保険制度崩壊の原因が、

病院経営にあるように錯覚させることもあるのではないか。

こうすれば医療制度改革止む無しの風を吹かせることができるし、

医療制度改革が必要だとアピールもしやすいのだ。

そして今、絶対多数の安倍自公政権では、

反対意見などどこ吹く風である。


医療制度改革と裏切り者の処分・粛清で組織を強化する。

この一石二鳥を狙った安倍政権の仕業ではないだろうか?

その裏には勿論、このようにしろ!

・・・と命ずる者がいるに違いないが。

このように観ると、自民党所属議員でも狙われるということだ。

特に寝返って自民党籍を得た議員は、

一番先に棄てられるのは仕方がない。

自公政権は、そのようにすることしか出来ないのではあるまいか。

外交交渉において顕著であるが、国益を守ろうとしない国は、

このように徐々に崩壊して行かざるを得ないのかもしれない。

TPP交渉に参加して、日も浅いうちから、

このように実働部隊が動き、既成事実を積み上げ諦めさせる。

政府の遣ることは、このように国民を騙らせることなのか?

ここで以前、拙ブログで取り上げた、
植草一秀氏の『知られざる真実』ブログ記事を
http://3620065.at.webry.info/200906/article_17.html
改めて紹介したい。

第1章 偽装 
1 沖縄知事選と徳州会病院臓器売買事件

私の拘留期間中、2006年11月19日に沖縄知事選挙が実施された。
9月26日に発足した安倍晋三政権にとって、
政権発足後の最初の試金石となる選挙だった。

安倍政権は教育基本法を改正して「愛国心」を教育方針に明文化したうえで、
国民投票法を制定し、憲法を改正することを訴える。

そして、日本の安全保障体制を強化する方針も示した。
沖縄では普天間基地移設による基地跡地返還問題が行き詰まり、
これも知事選の重要な争点だった。

米国は「トランス・フォーメーション」と呼ばれる
米軍の世界配置の再編を進めており、
在日米軍の再編も重要な政策案件となってきた。

小泉政権を引き継いで米国の意向に従う方針を示している
安部政権にとっては、今後の選挙基盤を固めるうえで、
沖縄知事選は負けることのできない選挙だった。

米国で11月7日に実施された中間選挙では、
ブッシュ大統領の率いる共和党が歴史的敗北を喫した。

1994年以来続いてきた共和党による上下両院支配が音を立てて崩れた。
2001年9月11日に米国で発生した同時多発テロを理由に、
ブッシュ大統領は2003年3月に米軍によるイラク攻撃を指令した。

すでに4年以上が経過しているが、
イラクの泥沼状況は一段と深刻度を増している。

米国のNBC放送がイラクでいまも続く紛争を、
正式に「内戦」と表現して報道し始めたニュースが伝えられた。

中間選挙での共和党大敗北という政治状況の変化を背景にした、
メディア特有の豹変ぶりを示しているが、
米国の国内でもイラク戦争の評価は激変している。

そもそも2001年9月11日の事件は多くの謎に包まれている。
この問題に触れることには、
相当の覚悟を必要とすると実感している。

このことは後に触れる。
しかし、疑問は疑問として提示しなければならない。

「情報」あるいは「インテリジェンス」に関わりを持つものは
特別な「情報」を取り扱う場合、
細心の注意、時には自らの生命の危険をも意識しなければならない。

沖縄知事選挙の1週間前に実施された福島県知事選挙では、
民主党、社会党などが推薦する候補者が
自民党と公明党の推薦する候補者に10万票の差をつけて勝利した。

東京拘置所で私の居房の真向かいに
前福島県知事の関係者が拘留されていた。
連日、朝から夜まで取り調べが続いた。

福島、沖縄で与党が連敗すれば、
安倍政権の求心力が一気に低下する。

危機感が自民党執行部に広がった。

沖縄知事選の争点は、日本基軸外交、憲法改正、
教育基本法改正を政策の柱に据える
安倍政権の基本政策と密接に関わっていた。

選挙結果が与える影響は重大だった。
知事選の直前に与党は衆議院で教育基本法改正案の採決を強行した。

野党は審議拒否で対応し、
野党欠席のまま与党のみによる採決が衆院本会議で実施され、
教育基本法は賛成多数で可決された。

ニュースを耳にして「安倍政権は沖縄知事選勝利の確証をつかんだに違いない」
と直感した。

自民党は独自の調査を実施して、勝利の確証を得たのだろう。
果たして、選挙は与党に勝利に終わった。

自公推薦の仲井真弘多氏が34万7303票、
野党ほか推薦の糸数慶子氏が30万9985票だった。

3万7000票差での仲井真氏勝利だった。
投票日当日のマスコミ出口調査では糸数氏リードだった。
だが結果は逆になった。

朝日新聞が実施した出口調査では、
投票した県民の56%が経済問題を最重視し、
その中の67%が仲井真候補に、32%が糸数候補に投票した。

基地問題を最重視した人は28%で、このうちの84%が糸数候補に、
15%が仲井真候補に投票したとのことだ。

投票所に足を運んだ有権者の三分の二が経済問題を重視し、
その結果、仲井真候補が勝利したとの分析が可能である。

だが、別の視点で鍵を握ったと言われたのが、
11万票もあった「期日前投票」である。

不在者投票は8年前の知事選時には5万8000票だったが、
今回は11万票に増えた。

創価学会が動員をかけたことも伝えられたが、
もうひとつ指摘がある。

「徳州会病院」が仲井真陣営の支援に回ったのだ。
徳州会は沖縄県内に16もの医療施設を持つ。

鹿児島2区を選挙区とする元自由連合の徳田毅衆議院議員は、
徳州会前理事長の徳田虎雄氏の子息だ。

その徳田議員が知事選を前に沖縄で1200人の集会を開いたという。
徳州会は組織をフル動員し、
また鹿児島から百人単位で職員を沖縄に派遣して選挙戦に従事させたそうだ。

ここまで読み、ある騒動を思い浮かべた人がいるだろうか。

沖縄知事選と並行して進行した騒動があった。

10月から11月にかけて新聞を賑わせた、
愛媛県宇和島徳州会病院を舞台にした「生体肝移植問題」だ。

大きな事件と言うより、不自然に大々的に取り上げられた事件だ。

徳田毅議員は沖縄知事選挙直前の11月2日に自由連合を離党した。

沖縄知事選後の11月29日に自民党に入党願を提出した。

徳田氏の父である徳田虎雄氏が、
かつて衆議院選挙を戦った鹿児島県奄美群島選挙区は、
徳之島や奄美大島を中心に壮絶な金権選挙が行われ、
全国にその名が知れ渡った。

「徳之島戦争」と言われた激しい選挙戦の背景には、
日本医師会と医療法人徳州会の骨肉の争いがあった。

宇和島徳州会の「生体肝移植問題」をめぐる連日の新聞大報道を読みながら、
何か大きな背景があるのだろうかと訝しく感じた。

沖縄知事選挙と宇和島徳州会病院を舞台にした臓器売買事件。
二つの話題を結びつける国民は皆無に近いだろう。

私も友人が雑誌記者のブログ記事を送ってくれなかったら見過ごしていた。
ブログ情報は、
徳田氏の自民党入党を警戒する日本医師会が徳州会攻撃を展開したこと、
自民党幹事長に就任した中川秀直氏が徳田氏に
交渉を持ちかけたことを指摘していた。

真偽を確認することはできないが、充分に考えられる話だ。

沖縄知事選後、徳集会病院の生体肝移植問題は急減した。
司法当局が本格的に動き出す気配も後退した。

外務省官僚で現在休職中の佐藤優氏が
「国家の罠」と題する本を出版した。

国会議員の鈴木宗男氏があっせん収賄容疑で逮捕された時、
佐藤氏もロシア出張に関する公費取扱いなどの問題を理由に
背任および偽計業務妨害容疑で逮捕された。

佐藤氏は、私が原稿を書いている東京拘置所に512日という長期間拘留された。

その期間に同氏の不屈の精神力と明晰な頭脳が生み出したのが
2005年3月に出版された「国家の罠」だ。

佐藤氏は2006年12月には東京拘置所での読書ノートをもとに
「獄中記」(岩波書店)を出版するなど精力的に活動している。

「国家の罠」によって「国策捜査」という言葉が知られるようになった。

国家権力には立法、行政、司法があり、
「三権」は「分立」していると学校では教える。

だが、これはフィクションだ。

日本の国家権力の仕組みには、
運用によって独裁的な政治権力を生み出す仕掛けが内在する。
この点も後述する。

仮説を提示することは容易だが、
宇和島徳州会病院問題と沖縄知事選挙の因果関係の「立証」は困難だ。

生体肝移植問題が表面化したのちに徳田毅議員は自由連合を離党し、
自民党入党の意向を表明した。

徳田氏が自由連合を離党したのは沖縄知事選挙告示日の11月2日だった。
自由連合は沖縄知事選挙で野党候補の糸数慶子氏を推薦していた。

各種報道で宇和島徳州会病院の生体肝移植問題が大騒動になった。
徳田議員率いる徳州会は沖縄知事選で仲井真候補を総力を挙げて応援した。

仲井真候補が当選した。

沖縄知事選後に宇和島徳州会問題は急速に沈静化した。
徳田毅議員は11月29日に自民党に入党願を提出し、
12月20日に入党が正式に認められた。

これだけのことが起こった。
世間で宇和島徳州会問題と沖縄知事選を結びつける人はほとんどいない。

いたとしても、
無限に広がるインターネット空間の片隅で独り言をつぶやく人が
少数存在するだけで人々の耳に届かない。

だが、仮に一連の経過が政治権力に支配された
司法とメディアの作為によって仕組まれたものだったら
笑って済ませるわけにいかない。
(張付け終了)

http://3620065.at.webry.info/201309/article_21.html


13. 2013年9月20日 13:56:57 : FTpIKSdMdg
>>12
またパラノイアの妄想か(笑)。

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