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底流に流れる歴史認識問題 両首脳は不戦の誓いを再確認せよ――前中国大使・丹羽宇一郎氏に聞く
http://www.asyura2.com/13/senkyo154/msg/264.html
投稿者 ダイナモ 日時 2013 年 9 月 25 日 12:03:22: mY9T/8MdR98ug
 

にわ・ういちろう
1939年名古屋市生まれ。1962年名古屋大学法学部卒、伊藤忠商事入社。主に食料部門に携わる。98年社長就任、業績不振に陥っていた同社を立て直す。2004年会長。10年同社取締役退任。10年6月〜12年12月まで中華人民共和国駐箚特命全権大使を務める。主な著書に『人は仕事で磨かれる』〈文春文庫〉、『北京烈日』(文芸春秋)など。


国民感情の底流にある歴史認識

――今年は日中が国交回復して41年、日中平和友好条約が結ばれてちょうど35年が経ちますが、両国の関係は過去最悪と言ってよいほど悪化しており、政府間の交流も途絶えたままです。なぜこうなったと見ておられますか。

 いろんな要因が複合的にあると思うんだけれど、国民感情の違いが底流にある。その国民感情というのはある意味では、歴史の問題、歴史認識の問題でもあるんですね。

 どういうことかと言うと、ご存知のように歴史は “history”で“his story”ですよね。その時に問題は“Who is he?”。彼の叙事詩であり、彼の物語だから、heがだれかが問題になる。その時のheはいつも強者であり、国と国で言えば戦勝国であるわけですね。例えば、中国であれば中国共産党、ソ連であればソ連共産党の歴史。じゃあ日本であれば、恐らく長らく与党だった自民党から見た歴史ということになるでしょう。

 では、歴史における客観的な事実とはなんだということになると、事件の月日以外客観的なものはないに等しいんですね。勝者の歴史、人間がある意思をもって書く歴史だから、どこまでいっても客観的だということはありえない。そして時代とともにheも変わる。例えば、ドイツのヒトラー時代の歴史は彼らの意向を踏まえた歴史であり、今、それが正しいと言う人は誰もいない。あるいはスターリン時代のソ連共産党の歴史は、今は完全に否定され、スターリンは悪の権化みたいに言われている。

 ということから言うと、今の中国の歴史は、やはり中国共産党をほめたたえる歴史ですよね。中国共産党があるから今の中国があるという前提で今の中国の歴史があるし、今の中国の国民は、そう教えられている。それが中国の国民感情の底流をなしている。具体的に言うと、「日本軍は悪い奴だ」「中国の民を無差別に殺戮した」。そういう思いが国民感情に存在していると思うんです。

 では日本の国民感情はどうか。これもまた“Who is he?”で言うと、やはり与党の歴史、あるいは強い者の歴史になる。だから日本の場合も「第2次大戦を起こしてとんでもないことをした」と思っているリーダーの歴史なのか、「第2次大戦は、日本が生き延びるため石油資源を確保しようとして、他国にはめられて窮鼠猫を噛むつもりでやったことだ」という考え方のリーダーなのかで、歴史のあり方が違ってくる。そういう歴史観の中で国民感情は育って来るということです。

 それともうひとつ、中国、韓国を二等国民として扱って来た戦前の日本の意識・教育が、高齢者の間には残っているんではないか。そういう意識を持った人々が未だに日本、あるいはheの中にたくさんおられるんではないか。それが日本の国民感情の底流に流れているんではないか。両国の国民感情の底流にそういうものがあるとすると、いまそれが何かを契機に表に出て、一触即発のような状況を生み出しているということです。


尖閣諸島の国有化で局面が変わった

 そういう底流がある中で、尖閣問題はずっと以前から存在しているわけですね。それに対して、日本政府は「領土問題は存在しないし、領土主権は一歩たりとも譲歩できない」と言っている。これは当たり前のことで、世界のどこを見回しても、「文句言われたから、領土をあげますよ」という国はない。そんなこと言ったら、海に囲まれた日本は島々の全部取られかねません。

 だから、日本政府の姿勢は当然としても、領土問題は両国の複雑な国民感情の中で、解決し難く残っているというのは間違いない。現実にもう40年以上も前からあるわけだから、相手が納得しない限り根本的な解決はしない。つまり、領土主権を論じ話合いで決着をつけるのは、ある意味では不毛な議論であり非生産的な議論なんです。

 それで尖閣問題は約40年前の日中国交正常化交渉の時から、実際に棚上げ論で合意したかどうかは別にして、前提は棚上げであったと言われている。そして国交正常化の際には9条からなる日中共同声明が出た。しかし、その後、日本政府は棚上げはないと40年間言い続けて来た。中国側は「ある」と言うけれども、日本側がサインした公式な記録ではない、したがって、棚上げ論はないんだ、と。領土問題があるかと言われれば、日本政府は「尖閣諸島は日本固有の領土であり領土問題は存在しないから、話し合いの余地はない」と言っている。しかしながら、一方で「話し合いのドアはオープンにしています」と。かなり矛盾したことを言っているわけですね。

 そこへ持ってきて昨年9月にウラジオストックで開かれたAPECで、当時の胡錦濤国家主席と野田総理が立ち話をした。そこで胡錦濤主席の「国有化は止めてほしい。国有化をすれば大変なことになります」という発言があった直後に、それを無視するような形で野田政権の国有化宣言があって、一気にこの問題が炎上したわけです。もともと火種が燻っていたところに、油を注いだのはまさに野田総理の国有化宣言からです。この段階で局面が変わった。要するに次元が違う関係に入ったわけです。

 それはどういうことか。中国から言わせれば、日本は尖閣諸島を国有化しちゃったんだから、棚上げ論を完全に否定したということになる。中国は、棚上げ合意があるから、国交を正常化して交流を続けてきたけれども、それを踏みにじったのは日本だと、言うわけです。

 日本にしてみれば、日本の国内法に基づいて処理しただけの話なのだけれども、経済も政治もグローバル化している中で、いろんな問題が国内問題であると同時に国際問題であるという認識に、日本は欠けていた。その認識の欠如が、今回の問題をここまで大きくしてしまったんではないか。そのことを日本政府は、やっぱり自覚しなきゃいけない。その構図は靖国問題も同じです。

 一方、中国政府の自覚が足りないのは人権問題ですね。これも中国の国内問題だと彼らは言うけれど、グローバル化の時代だから人権問題も国内問題ではすまない。あらゆる国際関係に影響を及ぼす。しかも大国になった故に大きな影響がある。

 私は「インターナショナルバリュー」と言っているんだけれども、国際的な価値観を持たないと、これからの国の運営は非常に難しい。したがって尖閣問題にしろ靖国問題にしろ、国内問題であると同時に国際問題であるという認識で、世界の中の日本の立ち位置を考えた上で、政治的な発言をしたり、経済的な行動をとっていかなければいけません。それが今、できているとは思えない。


世界が見ている日本の歴史認識

――国際的に日本がどう見られているか、どのような立ち位置にあるかを意識することが重要だということですが、具体的に言うとどういうことですか。

 要するに日中関係だけを、日米関係だけを、米中関係だけを見ていてはいけない。欧州諸国はどう思っているか、国際的にはどう見られているかも意識しないといけない。そこにはやはり、歴史認識というものがあるわけです。世界が注目しているのは尖閣問題という個別の対立よりも、日本の国際政治の中における基本的な価値観、歴史認識の問題だということです。言い換えると、第2次大戦以降のいろんな問題――靖国問題も含めて――について、日本の指導者はどういう認識を持っているかということです。

 歴史はhis storyであるということから言うと、まず中国の国民感情の底流には、第2次大戦の時に、「多くの民」が敵国の兵士に大変に残虐なやり方で殺されたという思いがある。そして彼らは勝者としての歴史を書いていくわけだから、日本がいかに残虐なことをしたか、自分たちがいかに正しかったかということを書くわけです。

 中国の指導層は僕らに会った時もよく言うわけですよ。「日本は無実の中国の民を虐殺した。それが中国国民の心に非常に大きな痛手を残している」と。日本が敗戦国で、特に無条件降伏したということから言えば、それに対しては何の言い訳も成り立たないし、正当性も持たないものだと中国のトップは心の底では考えている。勝てば官軍です。要するに日本は八つ裂きになっても、文句が言えない。戦争とはそういうものなんだという認識です。にもかかわらず、中国や韓国には日本がまるで戦勝国のように振舞っていると見えるところがあるようです。

 第2次大戦後に、なぜ日本がいまのような形で残ったかというと、まさに東西冷戦があったが故に、東(共産主義)に対抗するために、アメリカの覇権拡大政策があって、今の形で残されたと思います。もしは歴史にはありえないが、万万が一東西冷戦がなければ、日本はおそらく東西に分断されるか、北はロシア、南は中国、真ん中はアメリカが統治するということもあり得たでしょうね。

 そして、戦争に導いた者に対する罪も敗戦国がいつも背負わされてきた。それが日本でいうA級戦犯問題です。僕も日本人として、A級戦犯だから一刀両断100%悪いとばかりは思わないけれども、それは敗戦国側が言うことではない。戦争とはそういうもの。要するに戦争は、敗ければすべてが悪となり無残で屈辱的な結果を生むし、民族の滅亡につながりかねない。その怖さを本当に知っているのは、戦争を行った人たちです。だから絶対勝つという自信(そんな事はありえないが)がない限り、戦争はしてはいけないのです。戦後日本国民の不戦の誓いとはそういう背景からの憲法であり、心情が表現されたものです。

 韓国の日本に対する国民感情がさらに悪いというのは、戦前、韓国は日本の植民地の二等国民として扱われて、民族として屈辱的な思いを味わったからだと思います。そして日本が敗戦国になった時から歴史は変わる。韓国の民族は臥薪嘗胆し「今に見てろよ」って思っていたと思う。その民族の血が今爆発していると言う人がいる。一理あるように思います。

 私がいちばん心配するのは今の若い人たちは、全くこうした過去の歴史や国民感情の底流にあるものを意識していないことです。僕は、若い人に言いたいんです。歴史を学びなさい。平和ボケになってはいけない。自分の国は誰かが守ってくれるものでなく、自分達で守らなくてはならないのです。戦争体験者の話をもっと聞きなさい、戦争がどれだけ悲惨であるか、と。学校では中学生くらいから近現代史を教える。教えられないのは、his storyの観点で言えば、自分の先人達を否定しなきゃいけない場面が出てくるから。だから、日本が悪いことをしたと言うかどうかは別としても、追い込まれて中国に攻め入り、多くの中国人をあやめてしまったということを、事実として話さなくてはならない。

 若い人の中には「今度戦争やっても勝てる」などと言う人もいますが、今度負けたら本当に日本が滅亡するかもしれない。八つ裂きにされるかもしれない。だから、戦争なんて二度とすべきではない。これが歴史の教訓であり、歴史認識なんです。

 だから、日本にそういう歴史認識があるかどうかということは、欧米諸国も見ている。歴史認識はまさに日中間でも、日韓間でも、日米間の問題でもあるんです。アメリカもいまの日本の指導者のたちの歴史認識を見て、疑いを持ち始めている。要するに、グローバルな問題になってきているということを、日本政府は忘れちゃいけない。世界中が見ているんです。


尖閣問題はフリーズする

――では、習近平体制の中国との関係をどう改善していったらよいのか。尖閣問題で火を噴いた日中関係悪化の背景には、歴史認識とそれによって醸成された国民感情があるとすると、関係改善はなかなか困難ではないでしょうか。

 何が大事かというと、教訓はただひとつ。二度と両国が刀を交えちゃいけない。戦争をしちゃいけないということ。これについて両国の首脳がいま一度合意することです。それは歴史認識上、これまで述べてきたようなことがあるから、なかなか難しいかもしれない。でも、そうやって国交正常化以来40年近く日中は交流してきたんです。ところが今その原点を忘れようとしている。だから、もう一度両国の首脳はそれを思い出すべきです。両国の首脳が会って、戦争が起こらないようなシステム、ルールを作ることに踏み出す。そしてその間に、経済の交流とか青少年の交流を始めることです。

 尖閣問題は棚上げではなくてフリーズする。凍結をして、氷が解けるような季節が来たら、その時にこの問題は話したらいい。それまで尖閣の周りを氷で固めてしまえ、と言っているんです。中国には船がしょっちゅう日本の領海に入ってきているのを、止めてくれと言う。日本側もできるだけ尖閣諸島の領海に行かない。中国も尖閣の領海が自分の国のものだと思っているようだし、棚上げ論はなくなったという段階に入ったのだから、両国ともとにかく尖閣問題を凍結する。フリーズしている間にいちばん最初にやるべきことが、青少年の交流です。

 要するに若者同士が白いキャンパスに絵を描くように、純な気持ちで対話をすればいい。何もしないで放っておいて関係が良くなるわけがない。日本はいまや中国や韓国を二等国民だと思ってないし、経済規模は今や中国の方が日本よりも大きい。中国が今や日本を抜いたと思っていたら、それはそれでいい。それはGDPという量の問題で、量だけで国の力は決められるものじゃないから。でもお互いがそれを認め会って、付き合っていくということが大事です。

 日中両国の首脳とも「戦争はしてはいけない」と言うんだったら、そういう努力をしなきゃいけない。お互い逆のことばっかりやってるように見える。中国は尖閣に船を出し、日本は憲法を変えようという動きをしている。お互いに反発し合うような方向に向いている。だから両国の首脳には強く努力しなさいと言わなくてはいけない。両国民も「戦うなら戦ってもいい」なんて無責任で未熟なことを言っていてはいかん。「俺はこんなに強いんだぞ」といって、ナショナリズムを煽るのは格好良くないし、強くもない、弱い者に限って大声でよく吼えるものです。


仲良くするにはという問題設定が大事

――ご著書の『北京烈日』に書いておられるように、中国共産党の正統性が、先の戦争の日本に対する勝利にあるとすれば、中国社会の不満が大きくなっているなかで、依然として、日本には強硬にならざるを得ないのではないでしょうか。果たして習政権は対日関係の修復に動いてくるのか……。

 習近平氏が正式に国家主席に就任して半年経ちました。彼の人事は未だできていません。政治的な基盤がまだ弱い。日本で言えば、新内閣ができたけれども、閣僚は自分の選んだ人ではないという体制です。しかも、いわゆる最高指導部のチャイナセブンは習氏より年上の人が多い。ですから習氏も、第1期の5年間は本当には自分の政策はまだ打てないでしょうね。

 その間に頼りになるのは、やっぱり軍でしょう。軍のサポートなくして中国の56の民族を統治していくのは並大抵のことではない。だから対外的には強気の姿勢を出してくると思います。決して油断はできない。しかしながらお互いが“争えば害なり、和すれば益なり”。これは周恩来が言った言葉ですが、こういう考え方に立って、やはり両国が仲良くするにはどうしたらいいかという議論をすべきですね。今日本は攻められたらどうしようかということばかりを議論し、どうやったら仲良くなれるかという議論がない。そういう議論をすると「お前は親中派だ」って言うわけです。「世の中そう簡単にはいきません」って。そんなことは誰でも分っている。簡単にいかないところに、壁に穴をあけるのが政治家の仕事です。


http://diamond.jp/articles/-/42092  

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コメント
 
01. 2013年9月25日 12:29:18 : L3oWjvNiyM

攻められたらどうするか、まづ、これを先に考えないとゆけない

仲よくするにはどーするかは、その次になる。 まづ武器を持つとゆぅことだ。

糞左翼は、その逆をやる。糞と言うべし。


02. 2013年9月25日 12:54:00 : AguUuu9Eos
丹羽の意見はそれなりに傾聴に値するだが、中国の拡張主義による、第一列島線、第二列島線を中国海軍の作戦海域とし、西太平洋を制圧ようとする戦略があるので、中国軍の侵出は止むことはない。尖閣に止まらず中国は日本の領海を狙うので、中国は日本の国益にぶつかる。そのため、丹羽の希望は中国側から破られることになる。

03. 2013年9月25日 14:36:51 : oSaAkF6Do6
隣人が庭に侵入してきてこの庭俺の庭だと主張します。
違うと言って怒ると、土地問題を互いに認め冷静に話し合おうと主張します。

04. 2013年9月25日 14:39:37 : 4MwbzKOVYQ

尖閣問題は米帝の分割統治政策(divide and conquer)に沿った出来レース。
 
「戦争をしてはいけない」という本来の国益を守ろうとする丹羽氏や野中氏

(もちろん毀誉褒貶はあるが)を親中派、売国奴といって排斥する日本という国は
 
本当に“戦前”なのかも知れない。
 


05. 2013年9月25日 14:59:19 : uHQ2EckK66
糞左翼です。

>日本の場合も「第2次大戦を起こしてとんでもないことをした」と思っているリーダーの歴史なのか、「第2次大戦は、日本が生き延びるため石油資源を確保しようとして、他国にはめられて窮鼠猫を噛むつもりでやったことだ」という考え方のリーダーなのか

>それともうひとつ、中国、韓国を二等国民として扱って来た戦前の日本の意識・教育が、高齢者の間には残っているんではないか。

> そして、戦争に導いた者に対する罪も敗戦国がいつも背負わされてきた。それが日本でいうA級戦犯問題です。僕も日本人として、A級戦犯だから一刀両断100%悪いとばかりは思わないけれども、それは敗戦国側が言うことではない。

その通りです。


> 第2次大戦後に、なぜ日本がいまのような形で残ったかというと、まさに東西冷戦があったが故に、東(共産主義)に対抗するために、アメリカの覇権拡大政策があって、今の形で残されたと思います。もしは歴史にはありえないが、万万が一東西冷戦がなければ、日本はおそらく東西に分断されるか、北はロシア、南は中国、真ん中はアメリカが統治するということもあり得たでしょうね。

なぜ日本がいまのような形で残ったのか?
戦勝国が、台湾、朝鮮半島、旧満洲などと南洋を分割し、それを政府と国民が受け入れたからです。


>日本が敗戦国で、特に無条件降伏したということから言えば、それに対しては何の言い訳も成り立たないし、正当性も持たないものだと中国のトップは心の底では考えている。勝てば官軍です。要するに日本は八つ裂きになっても、文句が言えない。

その通りです。
政府は、ポツダム宣言とサンフランシスコ平和条約のことを、国民に説明すべきです。
さらに敗戦を受け入れた国民は、「今度戦争やっても勝てる」などと言う国民に対して、日本は敗戦国・敗戦国民であると、受け取らせる必要があります。



06. xyzxyz 2013年9月25日 15:16:15 : hVWJEmY6Wpyl6 : JI2Seycs4s
結局>>5の人のように左翼を自称する人は多かれ、少なかれ

>>要するに日本は八つ裂きになっても、文句が言えない。

>その通りです。


このような意識が根底にある。
アメリカに与えられた9条を後生大事にして、中国に侵略されたら文句を言うな。
我慢出来ない時はアメリカに助けを求めて、ゆめ自力でなんとかしようとするな。
永遠にアメリカの影響下にいればよい。それが敗戦国としての当然の責務だと
言わんばかりです。こんな言い分で押さえつけてればそりゃ日本国民の意識も
変わっていきますね。。


07. 2013年9月25日 15:22:30 : L3oWjvNiyM

糞左翼:

、>「今度戦争やっても勝てる」などと言う国民に対して、

  勝てると思うも、まけると思うも、関係なく、敵は来るのじゃ。

  それが世界の歴史だ。それゆぇにどこの国も、おさおさ軍備を怠りないのだ。

  糞左翼は、戦争は必ず日本が仕掛けるとももぃこんでる馬鹿。

  平和主義をとり軍備をしない国があれば、敵にとっては、これ幸いだ。

  
 


08. 2013年9月25日 16:13:10 : uHQ2EckK66
左翼を自称する人です。

>アメリカに与えられた9条を後生大事にして

昭和20年11月に天皇自らが、天皇の軍隊を解体をし、「人間宣言」をやり、「教育勅語」を否定をしました。

これは、けっしてアメリカに与えられたものではありません。

その結果、これまで天皇と天皇制に忠孝を尽くすことが、臣民の人生の目的でしたが、これが一夜にして崩壊をしたのです。

今、陸軍の軍服を身に付けて、町を歩くと、陳腐ですよ。
軍艦マーチは、パチンコのリズムになりましたよ。

先の戦争は、国民が望んだものです。
その日本国民の意識が変わったのです。。


09. 2013年9月25日 16:18:21 : uHQ2EckK66
糞左翼です。

>糞左翼は、戦争は必ず日本が仕掛けるとももぃこんでる馬鹿。

戦争は国民が仕掛けるのです。
先の戦争も、そうです。

中村大尉事件、これで動かなかった陸軍を、当時の国民が糾弾したのです。
すでに国民の中に、戦争するエネルギーが蓄積されていたからです。



10. 2013年9月25日 17:26:23 : EPl4PfkTes
元伊藤忠商事の社長で、尖閣での中国漁船の海上保安庁巡視船体当たり事件の際の前中国 大使・丹羽宇一郎へのインタビュー「底流に流れる歴史認識問題 両首脳は不戦の誓いを再確認せよ http://diamond.jp/articles/-/42092 」を読んだ。傾聴に値する内容で示唆に富んだものであったが、一方で、かつての中国と、現在、さらに将来の中国との違いの認識には、物足りないものがあった。

丹羽は、日中が国交回復して41年、日中平和友好条約が結ばれてちょうど35年が経つが、両国の関係は 過去最悪と言ってよいほど悪化している。その要因が複合的にあるが、国民感情の違いが底流にある。その国民感情というのはある。それは歴史の問題、歴史認識の問題でもあると指摘する。

その上で、そもそも歴史とはなんたるやを語っている。「歴史は “history”で“his story”ですよね。その時に問題は“Who is he?” 。彼の叙事詩であり、彼の物語だから、heがだれかが問題になる。その時のheはいつも強者であり、国と国で 言えば戦勝国であるわけですね。例えば、中国であれば中国共産党、ソ連であればソ連共産党の歴史。じゃあ 日本であれば、恐らく長らく与党だった自民党から見た歴史ということになるでしょう」。その通りである。歴史とは強者が書いた叙事詩である。

その上で、「今の中国の歴史は、やはり中国共産党をほめたたえる歴史ですよね。中国共産党があ るから今の中国があるという前提で今の中国の歴史があるし、今の中国の国民は、そう教えられている。それ が中国の国民感情の底流をなしている。具体的に言うと、『日本軍は悪い奴だ』『中国の民を無差別に殺戮し た』。そういう思いが国民感情に存在していると思うんです」。これもその通りだろう。

そして、「では日本の国民感情はどうか。これもまた“Who is he?”で言うと、やはり与党の歴史、あるいは強い者の歴史 になる。だから日本の場合も『第2次大戦を起こしてとんでもないことをした』と思っているリーダーの歴史 なのか、『第2次大戦は、日本が生き延びるため石油資源を確保しようとして、他国にはめられて窮鼠猫を噛 むつもりでやったことだ』という考え方のリーダーなのかで、歴史のあり方が違ってくる。そういう歴史観の中で国民感情は育って来るということです」。

丹羽の言う「とんでもないことをした」というのは、戦後日本人の多数の意識で、右翼、保守系右派からすると「自虐史観」である。一方、「他国にはめられた」というのは、かつては右翼、保守系右派だけの主張であったが、近年国民の中に浸透し始めている。それとともに、戦後の主流の意識の「とんでもないことをした」は、急速にしぼんで来てる。

さらに、「中国、韓国を二等国民として扱って来た戦前の日本の意識・教育が、高齢者の間には残っ ているんではないか。そういう意識を持った人々が未だに日本、あるいはheの中にたくさんおられるんではな いか。それが日本の国民感情の底流に流れているんではないか。両国の国民感情の底流にそういうものがある とすると、いまそれが何かを契機に表に出て、一触即発のような状況を生み出しているということです。」と指摘している。今の若者は知らないが、俺の世代でも子どもの頃、そのような大人の影響で差別意識が普通にあったと思う。

そして、日本への警鐘として、日本の歴史観は世界が見ていると言っている。「日中関係だけを、日米関係だけを、米中関係だけを見ていてはいけない。欧州諸国はどう思っている か、国際的にはどう見られているかも意識しないといけない。そこにはやはり、歴史認識というものがあるわ けです。世界が注目しているのは尖閣問題という個別の対立よりも、日本の国際政治の中における基本的な価 値観、歴史認識の問題だということです。言い換えると、第2次大戦以降のいろんな問題――靖国問題も含めて ――について、日本の指導者はどういう認識を持っているかということです。」

さて、日本の指導者の安倍であるが、歴史認識については、「後世の歴史家の判断を待つ」として自らの関与を避けているのだ。安倍が本当にそう考えていると しても、それでは、政治家としての役割を担えなくなる。というのは、歴史教育問題や靖国参拝問題において、政治家はその判断を求められているのに、判断停止ということになるのだ。

だが、それでは、歴史教育において、現代史をどう生徒に 伝えていくのか。具体的に言えば、「日清戦争」や 「満州事変」「南京大虐殺」や「朝鮮人の強制連行 」「日韓併合」などを教科書に明記するのか否か、 取り上げるとしたら、これらの事象をどう記述する のかである。そこには、当然、過去の歴史認識が反映されるこ とになる。また、靖国に参拝するにしても、しなくても、今の中韓との関係では、それが政治的意味を持つのだ。

さらに、歴史はhis storyであるということからいうと、安倍が託した「後世の歴史家」が、中韓の歴史家も納得する、客観的で、事実に照らして正しい歴史認識を導き出すことが出来るのだろうかということである。安倍の歴史についての認識はしらないが、かねてより俺も、歴史とは強者のhis storyであると思っている。だから、「後世の歴史家」に託したところで、何の解決にもならないばかりか、今、中韓が安倍の歴史認識を政治問題にしている以上、政治家として安倍はそれを曖昧にはできないのだ。

安倍の歴史認識は中韓だけが問題にしているのではない。産経新聞によると、「日米関係筋によると、シャーマン国務次官(政治担当)は今月上旬、国務省内で杉山晋輔外務審 議官と会談した際、靖国神社参拝をめぐる安倍内 閣の対応について説明を求めた。

杉山氏は、行くとも行かないとも言わない安倍 政権の基本方針を説明。その上で「個人の参拝は 信教の自由に関する問題で、政府が立ち入るべき ではない」との菅義偉官房長官の見解を紹介し た。

シャーマン次官は、安倍首相が靖国神社へ供物を奉納し、閣僚が参拝した後の今年5月にも、中韓両国が激しく反発したのを受けて斎木昭隆外務 審議官(現外務次官)を国務省に呼び、歴史認識 をめぐる安倍政権の対応を問いただすなど、神経をとがらせている。http://sankei.jp.msn.com/smp/world/news/130813/amr13081321070011-s.htm」のだ。

そして、丹羽は、今、日中間の最大の懸案である尖閣問題について、「何が大事かというと、教訓はただひとつ。二度と両国が刀を交えちゃいけない。戦争をしちゃいけないという こと。これについて両国の首脳がいま一度合意することです。それは歴史認識上、これまで述べてきたような ことがあるから、なかなか難しいかもしれない。でも、そうやって国交正常化以来40年近く日中は交流してき たんです。ところが今その原点を忘れようとしている。だから、もう一度両国の首脳はそれを思い出すべきで す。両国の首脳が会って、戦争が起こらないようなシステム、ルールを作ることに踏み出す。そしてその間に 、経済の交流とか青少年の交流を始めることです。」

そして、「尖閣問題は棚上げではなくてフリーズする。」と提言している。「凍結をして、氷が解けるような季節が来たら、その時にこの問題 は話したらいい。」ということである。俺には「棚上げ」と、「フリーズ」の違いが何なのかさっぱり分からないのだが、とにかく、氷が解ける季節まで「尖閣の周りを氷で固めてしまえ」と言っている。つまり、「中国には船がしょっちゅう 日本の領海に入ってきているのを、止めてくれと言う。日本側もできるだけ尖閣諸島の領海に行かない。」ということだそうだ。そして、「フリーズしている間にいちばん最初にやるべきことが、青少年の交流」ということである。

丹羽の提言は一考に値する。だが、もはや、その時代ではなくなってしまったと思う。それは、中国の拡張主義である。それは日本だけでなく、ベトナムとは西沙問題、フィリピンとは南沙問題もあり、中国にとっての尖閣とは、全体の海洋拡張戦略の一環であって、簡単に日中で「フリーズ」出来るものではないのだ。

しかも、厄介なことに中国は、西太平洋を軍事制圧下に治める第一列島線、第二列島線を掲げており、中国海軍が太平洋に出ようとすると、尖閣が日本に押さえられていると、艦隊の通過がきつくなるので、中国は軍事要塞としても尖閣を確保する必要があるのだ。

ちなみに、第一列島線とは、九州を起点に、沖縄、台湾、フィリ ピン、ボルネオ島にいたるライン。第二列島線とは、伊豆諸島を起点に、小笠原諸島、グ アム・サイパン、パプアニューギニアに至るライン である。近年に至るまで、中華人民共和国の海洋調 査は、第一列島線付近までに留まっていたが、この ところは第二列島線付近でも調査を行っている。海 洋調査は、他国の排他的経済水域内では行えないた め、第二列島線付近にある沖ノ鳥島問題が持ち上がっている。

この第二列島線は、台湾有事の際に、中国海軍がア メリカ海軍の増援を阻止・妨害する海域と推定され ている。中国海軍は、従来、沿岸海軍であったが、 第二列島線まで進出することは即ち、外洋海軍への 変革を目指していると考えらる。なお、中国社会科学院日本研究所の高洪副所長は、「世界の多くの大国がみな海軍を世界各地に派遣している公海航行の時代 に、中国には世界により多くの貢献をすることのみを認め、貢献の増加に伴い広が る利益を中国海軍が守ることは認めないというような論理は、どうあろうと通じな い。」として、「第二列島線突破は国際慣行に沿ったもの http://j.people.com.cn/94474/8407484.html 」と主張している。第二列島線を中国が押さえるということは、台湾有事の際に、中国海軍がアメリカ海軍の増援を阻止・妨害するだけでなく、日本のシーレーンが中国海軍に押さえられるということで、日中有事の際には、日本は石油を絶たれるということである。



11. xyzxyz 2013年9月25日 17:47:05 : hVWJEmY6Wpyl6 : JI2Seycs4s
>>8
引用している

>>アメリカに与えられた9条を後生大事にして

という話とは全く無関係の話題ですね。。w
結局9条を後生大事にして、日本は永遠にアメリカの影響下にいればいいとしている
話には諸手をあげて賛成だということでしょうか?

そもそも軍服がどうのと言い出せば、戦前よりも
戦後の暴力テロ革命を志向していた人達との兼ね合いにもなってくるんだけど。
戦前の価値観の中での街中での軍服云々よりも、戦後の価値観の中で暴力革命を
是としていた極左政治団体の方がよほど恐ろしくありませんか?


12. 2013年9月25日 17:53:56 : uHQ2EckK66
糞左翼です。

傾聴に値する内容で示唆に富んだものであったが、何らか物足りないものがあった。
この物足りないものが、何なのかが以下の文章で明らかになった。

>さて、日本の指導者の安倍であるが、歴史認識については、「後世の歴史家の判断を待つ」として自らの関与を避けているのだ。安倍が本当にそう考えていると しても、それでは、政治家としての役割を担えなくなる。

つまり、政治家としての役割であった。
政治家の欲割は、国民のエネルギー管理ではないか。
この政治家と国民の関係が必要なのではないだろうか。

>だが、それでは、歴史教育において、現代史をどう生徒に 伝えていくのか。具体的に言えば、「日清戦争」や 「満州事変」「南京大虐殺」や「朝鮮人の強制連行 」「日韓併合」などを教科書に明記するのか否か、 取り上げるとしたら、これらの事象をどう記述する のかである。

上の文章は、敗戦国日本と言う当事者から離れた客観的な記述となってはいないだろうか。

政治家が、必要以上の国民のエネルギーを蓄積させ、それを大陸侵入へ方向づけたことです。

その蓄積されたエネルギーが、中村大尉事件で、爆発したのではないか。
残念ながら国民は、方向付けられたことを知らなかった。
みんな「大和魂」がつくられ、喜んで、半島、大陸、満洲、南洋にいった。


13. 2013年9月25日 18:02:07 : uHQ2EckK66
左翼を自称する人です。

>戦前の価値観の中での街中での軍服云々よりも、戦後の価値観の中で暴力革命を
是としていた極左政治団体の方がよほど恐ろしくありませんか?

左翼はソ連邦が自壊するまで、片面講和よりは全面講和を主張していました。
つまり、米国中心の国際社会を転覆する主張です。

>戦後の価値観の中で暴力革命を是としていた極左政治団体の方がよほど恐ろしくありませんか?

左翼は東京裁判で処刑された戦争勢力と同じ主張です。
反米と反ソです。
それは戦争総力体制を左翼も支えたからです。
ですから、敗戦して一夜で、左翼は、形を変えることができたのです。



14. 小沢主義者 2013年9月25日 18:03:34 : 7wZirE2El0uhY : Od3zRGIrsM
パチンコ屋が軍艦マーチを流すのは、日本人に朝鮮戦争を忘れて欲しくないからです。

いま、パチンコ屋の店主たちは、つぎの第二次朝鮮戦争では日本の自衛隊に朝鮮半島に上陸して戦ってもらい、韓国を北朝鮮軍の攻撃から助けて欲しいと強く願っています。

韓国と密接な関係にある小沢一郎氏や安倍晋三氏は、パチンコ屋の店主たちのこの気持ちに強く同情しています。

阿修羅で小沢一郎氏を支持している人たちも同じ気持ちです。



15. xyzxyz 2013年9月25日 18:38:28 : hVWJEmY6Wpyl6 : JI2Seycs4s
>>13

>ですから、敗戦して一夜で、左翼は、形を変えることができたのです。

敗戦後も暴力革命を是として活動していた極左政党は、敗戦からすらも何も
学べずに己の思想を押し通す為なら社会へのテロも容認していましたね。
全く形を変えることが出来ずにいますよ。


16. 2013年9月25日 19:12:55 : wEF4gs81t2
15様

左翼と言っても合法左翼か、非合法活動もする極左かで違うでしょうね。13氏がどちらかは知りませんが。ただ、極左ならネットの掲示板に書き込んだりしないと思いますが。最近は知りませんが。


17. 米犬 2013年9月25日 19:16:58 : PUHl6PtDGaXFs : 4Q80R8Zler
左翼の理想人物

スターリン・・・ソ連は人権が素晴らしく尊重された天国
        のはずが、収容所列島 殺された人数千万
金日成 ・・・・主体思想は未だに素晴らしい。北朝鮮は地上の天国だ
        現実は未だに痴情最悪の収容所列島
毛沢東 ・・・・権力闘争で殺戮を繰り返し、文化大革命で数千万人殺戮
        (仮に南京大虐殺が本当だとしてもたったの30万人)

1960年代共産革命を目指した馬鹿学生運動形の理想の人達
左翼なんてこんなものだ

日本でも学生運動で壊すこと、殺すことだけ目指して何も成果は無かった
仙谷を見ろ みすぼらしい学生運動家の末路


18. xyzxyz 2013年9月25日 19:38:10 : hVWJEmY6Wpyl6 : JI2Seycs4s
>>16
戦後に暴力革命を志向していたのは共産党ですね。非合法組織だと
中核派などがそれに当たるかと思います。

ネットに関しては左右関係なく書き込んでると思いますよ。非合法組織の
中核派ですら、取り締まられることなく自前のサイトで自己主張していますから。


19. 2013年9月25日 19:45:37 : wEF4gs81t2
17様

1956年のフルシチョフによるスターリン批判以降、新旧どちらの左翼からもスターリンは批判されており、 1960年代にスターリンが左翼の理想の人物のはずがなく、単なる知ったかぶりだな。毛沢東は影響を受けたML派や、京浜安保共闘などの一部セクトはあったが、金日成を信奉した左翼はマイナーだな。少なくとも新左翼の視野にはなかった。何にせよ、ちょっと無知が露呈してる。


20. 2013年9月25日 19:57:17 : wEF4gs81t2
16様

共産党は1955年の六全協で非合法、武装闘争を捨てて、それからは合法、議会主義ですね。中核派は、よくご存知で。中核は自前のサイトは持っていますが、こういうところにも書き込みますかね。時代ですかね。

ついでながら、17様、中核派のスローガンは、反帝国主義、反スターリン主義で、さっきも書いたように1960年代の左翼でスターリンの信奉者なんていないよ。


21. 2013年9月25日 20:02:03 : wEF4gs81t2
訂正 20の記載

16様→18様


22. xyzxyz 2013年9月25日 20:19:15 : hVWJEmY6Wpyl6 : JI2Seycs4s
>>20
ここはとくにネット空間の中では、リベラルな雰囲気が強い匿名掲示板なので
やっぱり書き込んでるんじゃないかと思いますね。無論、某大手匿名掲示板でも
そういった人はいると思います。工作員とかそういう類ではなくね。


>>17の左翼とされる人物一覧は、過去の左翼とされる人達が信奉した人物になるのかな。
さすがに今の時代だと結果論として、>>17で挙げられているような人物は政治家として
駄目だったと離れた人が多いとかではないのかな。当時はマスコミでも北朝鮮のことを千里馬と
評したり、憧憬をもって眺めていたような記事がありますしね。


今の新左翼と言われる人々の信奉する政治家、モデルとなるような国家形態は
どういったものになるんでしょう。現時点ではどこも成し得ていない理想像的なものになるのかな。


23. 2013年9月25日 20:45:21 : 3kAAOcunT2
22様

昔っから日本の新左翼には、一部、毛派以外はモデルになる国家像はなかったと思いますよ。何しろ、ロシア革命をスターリンがむちゃくちゃにしたというスタンスですから。トロツキーは影響力ありましたね。でも、トロツキーを信奉していたのは第4インターぐらいじゃないかな。ゲバラは人気はあったですね。赤軍も最初はキューバに行きたかったので。だけどキューバには相手にされなかったけど。今はどうなんですかね。


24. 2013年9月25日 22:21:05 : mCTsNRSvQ2
申し訳ないが、この丹羽という御方は、なぜ国と国とが戦争を起こすかを、よく解っておられないのではないか。

どうもこの種の議論は「戦争があった」事実から出発しているものばかり。
戦争を抑止する仕組みをつくるのは一向に構わないが、そこには戦争に至らしめる原因、戦争へと追い立てる往時の圧力を、本質的な意味で、鎮めるという視点が、希薄だ。

たしかに、交流は、大きな意味での抑止には役立つだろう。
だが、かつて、日米が戦争を起こす前にも交流はあった。そうした民間の交流はありながら、戦争を止められなかったのも、ひとつの事実だ。
戦争はしてはならない、という意思とは別次元で、起こりうる、のだ。


復讐から事を始めたら、平和の花は咲かない。必ず復讐という結果を生むものである。

日本は、かつて米国から、度重なる爆撃と、二度の原爆攻撃を受け、多くの非戦闘員、民衆の命を奪われた。それにも関わらず、復讐心はいまは無い。

だが、中国と隣の韓国はどうか。
いまだに反日教育を止めていない。
それはどう見ても、人道的な見地から戦争の悲惨さを語り継ぐ‥といった類いのものではない。
むしろ復讐を煽るもの、言わば国家主導で復讐心の再生産をやっている。
それは、まさに、戦争へと追い立てる圧力そのものではないか。

こうした復讐心の再生産を、この御方は、単に“his story”という言葉で相対化してしまう。
敗けた側の大使としては仕方がないのかも知れぬが、そうした戦争のタネを安易に見過ごす姿として、どうしても目に入ってくる。
このあたりに、日本人から賛同を得られない根っこがあるような気がするが。


25. 2013年9月25日 22:42:42 : FHL4HjLg7g
左翼を自称する人です。

>全く形を変えることが出来ずにいますよ。

将校が一夜にして、戦争反対になるのです。
60年のあのぶざまな殺され方です。
かっての戦争指導者ですよ。

刺される瞬間、腰が逃げている写真です。
あれが、戦争指導者で、片面講和反対の指導者かと疑う、姿です。


26. OVNI43free 2013年9月25日 22:59:42 : IhyfVrYJsi8bA : FlaBS5rcnE
>24.
深く共感します。

27. xyzxyz 2013年9月26日 02:28:31 : hVWJEmY6Wpyl6 : JI2Seycs4s
>>25

形を変えずにいるのは、暴力革命を是としている「左翼団体」にかかってますよ。
よーく文脈をたどってください。さっきから軍人にかかりきりで文脈無視ぎみですよ。

>>23

>何しろ、ロシア革命をスターリンがむちゃくちゃにしたというスタンスですから。

左翼の中でもこうした総括は行われているんですね。
ゲバラは今でもあのアイコン(顔絵?)は使われてますね。
使ってる人は思想や詳しい人物背景を理解せず、ファッションかよくて反体制(反骨心?)としての
シンボルとして身につけてる感じかな。あのデザインは確かにかっこいいw


28. 2013年9月26日 04:44:18 : E0g3FLvI1c
27様

左翼におけるスターリン批判は1950年代からあり、それが新左翼が誕生したきっかけの一つでもあるので、もう60年前の議論なのです。今、初めて知ったのでしょうか。だから、17のように、1960年代の左翼がスターリンを信奉していたなんてありえない。単なる知ったかぶりの、無知としか言いいようのない、恥さらしですね。


29. 2013年9月26日 07:44:29 : ucZ12nmxJA
>形を変えずにいるのは、暴力革命を是としている「左翼団体」にかかってますよ。
よーく文脈をたどってください。さっきから軍人にかかりきりで文脈無視ぎみですよ。

私は戦争を指導した軍人が、一夜にして、左翼に看板を変えたと、主張しているのです。
暴力革命を是としている「左翼団体」は、その影響をされた子どもたちでしょう。
生物的には、その世代は全共闘の世代ですから、5〜6年の幅をもって70歳前後の人たちでしょうか。

私は旧社会党員でしたが、上の人が、旧将校で、私たち下の人間に対しての、伝える手段、方法が、やはり軍隊のやり方でしたよ。


31. 2013年9月26日 08:14:09 : ucZ12nmxJA
>日本は、かつて米国から、度重なる爆撃と、二度の原爆攻撃を受け、多くの非戦闘員、民衆の命を奪われた。それにも関わらず、復讐心はいまは無い。

ありますよ。
お酒などで心が弛むと、その合間から、復讐心が出てきます。

大日本が、領土を分割され、天皇が人間となり、敗戦後、内地の住民だけで日本として再出発した、その恨みはありませんが、やはり、空襲され、原爆を受けことなどへのムラムラとした、復讐心です。

しかし、二度と戦争はしないと決意をしたので、本当に平和が可能なのか、そのためには、どんなように、復讐心がある自分と接し、人に対して、どのような態度を取り、どんな言葉を使うかです。


32. 2013年9月26日 10:59:18 : fJjVsuP8nY
スターリン?過去の人ではないぜ。
北朝鮮も中国もスターリンシンパだよ。スターリンの伝統が現在から将来まで継承されるだろうな。悲劇だね。スターリンの洗脳から脱したのは本家のロシアで現在に至るがここの動画がNHKにあったよ。西洋は統治にキリストを使い正当性を出したが共産党は共産主義という宗教で正当性を出してる。残念ながらこれらの教義は利害には勝てない。中国は以前別板で紹介したが今回はソ連だね。北と中国の国民の本当の心情を理解したほうがいい。おかしいと言うと抹殺が待ってる。馬鹿に振舞わないと生きていけない。

http://www.youtube.com/watch?v=W5EZPCo4MCE


33. 2013年9月26日 12:30:48 : mINuGB5Ono
32様

17は、「 1960年代共産革命を目指した馬鹿学生運動形の理想の人達 左翼なんてこんなものだ」と言ったので、北朝鮮、中国がどうのこうのじゃなくて、日本の新左翼の議論だ。話しをすり替えるなよ。


34. 2013年9月26日 14:00:58 : fJjVsuP8nY
馬鹿学生運動のやつか。ろくな奴いないよ。仲間に裏切られて電車に飛び込んだ奴も何人もいるね。もう60歳だよ。例によって徒党をくんで女性をたぶらかすのはうまいらしいよ。中国朝鮮と同じで女を利用して軍の管理の売春集団だよ。江田さつきの馬鹿とかの集会に集まるよ。という新宿辺りの裏情報があるがね。ソ連でも判るように実力があると仲間にやられるよ。

35. 2013年9月26日 14:16:55 : i1EDIq5FAI
34様

大体、そんな感じかな。流行りだったということだ。今のヘイトスピーチをしてる連中も、半世紀前に生まれていたらヘリメットかぶって、世界革命叫んでたかも知れない。


36. 2013年9月26日 14:26:43 : ucZ12nmxJA
>流行りだったということだ。

支配機構の中で出世するか、はずれて出世するか、だよ。
出世したい連中が、左翼に投機したのだ。


37. 2013年9月26日 14:30:22 : i1EDIq5FAI
36様

それは違うな。あなたは新左翼を直接知らないだろう。多分、何も知らないガキのネットの書き込みから知った話しかな。


38. 2013年9月26日 14:37:07 : ucZ12nmxJA
37.様

>それは違うな。

何が違うのですか。


39. 2013年9月26日 15:07:44 : i1EDIq5FAI
38様

だから、「 出世したい連中が、左翼に投機したのだ。」ってこと。左翼やめて、上手く役所や、企業に入ったのもいるだろうが、出世を目的に左翼になったってことはないってこと。下手したら前科がつくし、ゲバルトで障害者になるかも知れないんだよ。


40. 2013年9月26日 15:24:14 : ucZ12nmxJA
39様

>出世を目的に左翼になったってことはないってこと。

ない、のか。
旧社会党では、中央官僚が、社会党を使って政治家になっていたよ。


41. 2013年9月26日 16:57:24 : DyjVYP9OcY
40様

だから、社会党は新左翼じゃないって。かつては社青同解放派がいたけど1970年に除名された。社会党の流れで社青同協会派が民主党職員になったらしいが、協会派は新左翼ではない。それに、もし、最初から出世が目的ならば、そもそも社会党なんかじゃなくて自民党に行くでしょ。社会党職員になって、一時でも政権に関われたのは偶然というか、幸運だったってこと。分かったかな。

それに、民主党は社会党だけでなく、自民党から出た勢力と、あと、旧民社党などの混成政党。中央官僚出の民主党議員は、選挙区調整さえ出来たら自民党から立候補してもおかしくないのもいるんじゃないのかな。もちろん、新左翼から官僚になったのもいるかも知れないが、それは例外でしょ。あるいは、昔の新左翼ブームの時代には、馬鹿じゃない学生は多少は左翼に接するからシンパぐらいじゃないかな。とにかく、ゴリっとしたのは前科がついたり、障害者になる可能性があるから、出世目当てじゃ出来ない。


42. 2013年9月26日 17:07:52 : DyjVYP9OcY
40様

民主党の新左翼議員は弁護士が多いんじゃないかな。法務大臣だった千葉景子は叛旗派だったし。ちなみに、菅はあれは左翼じゃない。思想もないみたいだし。東工大の時に運動していたみたいだが、あれは左翼じゃないでしょ。何か市民運動ともつかない、自己権威運動なんじゃないかな。市民運動だってちゃんとやった形跡もないし。単に市民運動を自分の出世の踏み台にしただけじゃないかな。


43. 2013年9月26日 19:27:19 : C9Ny8G1k3M
>>01. 2013年9月25日 12:29:18 : L3oWjvNiyM バカヤロ!!

日本が責められた時にお前が一番先に死んだ時を考えてみろ。

そのとき、お前などに何ができるというのか、国の為に。

そのような欠陥があるお前の思考回路は既に短絡している。

お前が真っ先に死んでるんだから、何を言っても無駄な馬鹿だろ。

馬鹿を殺すのに刃物など要らないということなんだろ。武器武器カルトの糞馬鹿 め!!


44. 2013年9月26日 19:37:21 : DI6F5n3LFY
ほらよ。 http://m.youtube.com/watch?v=Ovo7B_GFuuY

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