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田代第一検審の調査結果について(「不起訴不当」は「ステルス審査員」による議決誘導?!)
http://www.asyura2.com/13/senkyo154/msg/301.html
投稿者 和モガ 日時 2013 年 9 月 26 日 19:11:46: PVnDA2aQ4uvco
 

田代第一検審を調べる気になったのは、「市民の会」の審査申立てが8月であったにも関わらず、議決は4月と審査が8カ月もかかっているのと、審査補助員の弁護士の選任が、いわくつきの元ヤメ検で不審な選任であったからである。この4月の議決は小沢第五検審の一回目の審査会の議決時期と同じである。8月に申立てを受け、そこから慌てて「審査員の不正選定」を始めれば審査員が揃うのが翌年の2月であり、そこから4月末までの間に議決するケースとなるのである。そのため、審査員が揃うまで、事務局が意図的に審査を遅らせたのではないかと思ったのである。この田代第一検審は二回目の小沢第五検審に提出された捏造捜査報告書事件について審査したもので、田代元検事が「強制起訴」されると、裁判によっていろいろ不都合な事実が表に出ることになる。このため、何としても「起訴相当」だけは出したくないという検察側の強い動機が存在する。そうであるなら、この田代第一検審においても、小沢第五検審と同じことが行われた可能性が高いと思ったのである。すなわち、「審査員の不正選定」と「『なりすまし審査員』の配置」である。そこで、小沢第五検審でのノウハウを生かして調査した結果をここに報告することにする。

 まず、「審査員の不正選定」であるが、情報によると審査員の平均年齢は46歳であったらしく、これが本当だとすると、恣意的な「審査員の不正選定」は行われなかったことになる。また、「なりすまし審査員」は審査員が来なくなった代わりに配置するのだが、出欠表を見る限り、後から審査会に現れたものはいない。どうやら田代第一検審には「なりすまし審査員」はいなかったということになる。しかし、どうしても腑に落ちないことがひとつある。それは、単独(一枚だけの)の振込データ「債主内訳書」の存在である。

出欠表→http://wamoga.web.fc2.com/tasiro/sinsakai.pdf
(この表中、「別」と書かれているのが単独の「債主内訳書」を意味している)

「債主内訳書」は検察審査会から送られてきた旅費の「請求書」によって東京地裁で作られる書類である。「請求書」は審査会が終ると回収されるから、その日の出席者全員の「請求書」がその場で揃う。したがって後で、これを一枚、忘れていましたと事務局が東京地裁に送るようなことはないはずである。また、東京地裁が誤って最後のひとつを入力せずに作り、残りのひとつを別に作ったことも考えられない。何故なら、単独なものは順番からいって最後の「請求書」となるものではないからである。小沢第五検審でも31回の審査会を調べたがこのようなケースは一度もなかった。しかし、現実には単独の「債主内訳書」が2つも存在するのである。その他にも数点おかしな点があり、田代第一検審での疑問点を列挙すると次のようになる。

@同じ審査日であるにも関わらず、通常の「債主内訳書」の他に単独の「債主内訳書」が別に作られている(12月13日、2月22日)。
A旅費の順番が狂っている日がある(2月22日、3月28日)。第一検審の並び順も第五検審と同様に順序よく並べられているが、中に最後の「請求書」の順序だけが狂っているものがある。
B旅費の「請求書」の右横に債権者番号が振られていない。第五検審および第三検審の「請求書」はすべて右横に振られていた。
C25年第1群に飛びぬけて大きい番号を持った補充員が存在する(61182番)この番号は他の審査員の番号(34801番から38008番)に比べて23000番から26000番も大きいが、不思議なことに途中から入ったので大きくなっているわけではなく、最初から大きい。しかもこの大きさは異常である。

 そもそも、「なりすまし審査員」が見つかったのは、旅費、日当の「請求書」を提出していたからである。高々、数万円のために実名を晒すというリスクを冒すのは割に合わない話である。そこで、「請求書」を提出せず、審査員として出席していたら、分からなかったのにと前々から思っていた。開示請求しても「請求書」を提出しないので、その存在は全く分からない。言うなれば「ステルス審査員」で事務局の内部資料にも一切、名前が出てこない。ただ、会議の席に座って、発言するだけの人物である。この場合、「なりすまし審査員」のように議決権は持てないが、それでも審査会で発言することによって議決に影響を及ぼすことが出来ると思うのである。

そして、第一検審にこの「ステルス審査員」がいたと仮定すると、出欠表の疑問点@とAはうまく説明できるのである。

@単独の「債主内訳書」が存在する理由
「ステルス審査員」がいたとしても怪しまれないよう会議後、「請求書」は同じように提出すると思われる。集めて持ち帰った事務官が、後で本来の審査員の「請求書」のみを取り出すことになる。取り出して送った後に、まだ、「請求書」が残っていることに気付き、その分を追送したと考えれば、この単独の「債主内訳書」がある理由が説明出来る。
A最後の「請求書」の順序だけが乱れる理由
この状態は取り出して送ろうとした時点で本来の審査員の分がまだ、残っていることに気付き、その場で「請求書」の最後に追加したと考えると説明できる。これにより、順番が狂っているのは、いつもその「請求書」群の最後の一枚であるという事実にも合致する。

 今のところ、@とAをうまく説明するこれ以外の理由が思いつかないのである。ここで「ステルス審査員」がいたとしても1人や2人であれば、このような事態にはなっていないと思われる。「ステルス審査員」は本来の審査員の抜き取りを間違うほど大勢いたということになる。この第一検審では出席者が11人を切った日が3回もあったが、実は当日の出席者の頭数を数えていけば十分な人数がいたということではなかったのだろうか。「起訴相当」から「不起訴不当」に議決をトーンダウンするにはある程度の人数が必要であったのではないだろうか。

さて、この「ステルス審査員」であるが、次の2つの対策を取ることによって排除することができる。

@審査員、補充員は選挙管理委員会から提出された候補者名簿から選定されている。そこで審査会に出席する者、全員に住所、氏名、生年月日を記載した「記載事項証明書」を作成させ、それぞれの選出元の選挙管理委員会に送付して、審査員候補者として選出された者であることを証明してもらい、これを審査会でお互いに確認し合えばよい。(この記載事項証明書の送付から返送、確認までの作業は事務局を通さずに行うことが必要である)
これを、新しい審査員が現れた度にやらせばよい。
A審査会に出席するときは各自、身分証を持参する。

 これにより、正当な審査員のみで審査することが可能となる。小沢第五検審の時より数段、事務局の手口が巧妙になっているだろうことはある程度は予想していたが、申立者側でなんらかの対策を取っていかなければ審査会の議決は事務局の思い通りに決まってしまうだろう。

 この田代元検事の捏造捜査報告書事件が三井環元大阪高検公安部長の審査申立てにより再び検察審査会案件になるというのを知るにつけ、検察、最高裁に対して仕掛ける市民のゲリラ戦が至る所で勃発しており、戦線は拡大の一途を辿っているように思える。もうすぐ、どこかで市民側の勝利の旗が上がるのではないだろうか。
 

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コメント
 
01. 2013年9月26日 23:04:34 : UFUxAnXckq
田代検事の捏造も
最高裁の架空義決なら完全に犯罪でしょう。
国民の皆さんささいな問題ではないですよ・・
嘘をならべて罪のない人を抹殺するとは罪深い国家公務員ですね
税金で生活する資格なし。

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