★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK155 > 558.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
日本のTPP参加は論理的にありえない選択 (植草一秀の『知られざる真実』) 
http://www.asyura2.com/13/senkyo155/msg/558.html
投稿者 笑坊 日時 2013 年 10 月 28 日 14:52:22: EaaOcpw/cGfrA
 

http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2013/10/post-562b.html
2013年10月28日

『週刊金曜日』が10月18日号=964号で

「日本を売る秘密交渉TPP」

と題する特集を掲載した。

http://goo.gl/dO4BAB

米国のオバマ大統領は、インドネシアで開かれたAPEC首脳会議の場を活用して、TPP大筋合意の妥結を実現しようとしたが、会議そのものへの出席をドタキャンして、この目論見を実現できなかった。

米国では与党民主党が下院で少数与党に陥っている。

このため、大統領提案がなかなか議会を通過しない。

公的医療保険制度を拡充する、いわゆるオバマケアの提案に対して、共和党の茶会派=ティーパーティーグループが強硬に抵抗しており、このためにさまざまな政治決定が遅れてしまっている。

予算は成立せず政府機関が一部閉鎖された。

債務上限引上げ法案の成立が難航し、米国国債デフォルトのリスクさえ顕在化している。

オバマ大統領は3年の任期を残して、早くもレームダック化し始めている。

このオバマ大統領がTPPの早期妥結を促しているが、米国の威信はすでに低下し、TPP妥結の道筋はまだ見えていない。

そもそも、オバマ大統領が主導するTPP交渉だと言われるが、そのオバマ大統領にTPPに署名する権限は現時点で存在しない。

TPPに署名する権限を持たない米国大統領とTPP交渉して、その妥結を急いで日本が得るものが何かあるのか。

安倍首相は年内妥結に向けて日本が積極的役割を果たすと息巻いているが、日本が交渉妥結を急ぐのは、一体誰のためなのか。


米国の合衆国憲法1条8の3は、通商権限が議会にあることを規定している。

大統領がTPPに署名するには、議会が大統領に通商権限を一時貸し出すTPA(貿易促進権限)法を可決しなければならない。

ところが、現段階で、この法案は審議入りすら実現していない。

この法律は2007年に失効し、新しい立法措置が必要となっているのである。

米国議会は、共和党と大統領府とが対立し、TPA法以前に、予算問題、債務上限問題で暗礁に乗り上げている。

オバマ大統領はこのためにAPEC首脳会議への出席すら断念したのである。

米国の事情はTPPどころでなく、そのためのTPA法整備も遅れているのが現状なのだ。


安倍首相は、日本はいまやTPP交渉で重要な役割を担っていると発言するが、TPPに対する日本のあるべき姿勢を完全にはき違えている。

日本は現在、TPP交渉に参加している。

しかし、TPPそのものに参加するかどうかは、まだ白紙の状態である。

自民党は総選挙の際に、TPPに参加するための前提条件を公約として主権者に提示している。

ここで提示した条件が整わなければ、TPPには参加しないことを宣言したものである。

実際、総選挙の際に自民党は、

「ウソつかない。TPP断固反対。ブレない。日本を耕す自民党」

という文字を大きく明記したポスターを貼り巡らせて選挙活動を展開した。

その自民党が、本年3月15日に、TPP交渉参加を決めたこと自体、ペテンというほかない。

佐久総合病院の色平哲郎氏はTPPを

「Tとんでもない、Pペテンの、Pプロジェクト」

と表現するが、とってもペテンなプロジェクトであることは間違いない。


安倍首相は、「聖域なき関税撤廃を前提とする限りTPP交渉には参加しない」と言ってきたと繰り返す。

「聖域なき関税撤廃」は前提条件ではないことを確認できたから、TPP交渉に参加するのだと居直った。

このような言葉の綾をかいくぐるような手口を「ペテン」と呼ぶのである。

百歩譲ってTPP交渉への参加を認めるとしても、容認されるのはTPP交渉への参加であって、TPPそのものへの参加ではないことをはっきりさせておく必要がある。

交渉に参加しても実害はないが、TPPそのものに参加すれば、恐ろしい実害が次から次へと出てくるのだから、TPPに参加するかどうかの判断に際して要請される慎重さは、TPP交渉に参加するかどうかの段階での慎重さとは比較にならないことを銘記しなければならない。

繰り返し記述して強調するが、現段階で日本はTPP交渉に参加しているが、TPPそのものに参加するかどうかは、まったく白紙の状態である。このことを明確にしておくことが絶対に必要である。

したがって、「いまや日本はTPP交渉で重要な役割を期待されている」などの表現は、不適切極まりないものなのだ。

TPPに参加するかどうかについて白紙である日本が、TPP交渉で主導的な役割を果たすなどというのは、議席も持たない一般人が議会を仕切ろうとするようなものなのである。


結論から言う。

日本のTPP参加はあり得ない。

その理由は、TPPが、自民党が明示した公約に反するものだからである。

自民党は日本がTPPに参加できる条件を具体的に6項目明示した。

この6項目をクリアできなければTPPには参加しないことを確約したものである。

これは選挙の際の公約だから、必ず守らねばならない。

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
01. 2013年10月28日 16:25:44 : dzSvvl4VUI
ウソをつきまくる。TPP断固賛成。ブレまくる。日本を売り飛ばす自民党。

最低最悪の売国、反国民集団。


02. 2013年10月28日 19:12:44 : 6lEL0QePhA
 
 : 【生活の党HP特集ページ】9月24日放送のニコニコ動画生放送


 「小沢一郎チャンネル」での、小沢代表インタビューを生活の党HP内特集ぺー 
 ジに公開しました。

 http://t.co/GIqAnRWBcq


03. 2013年10月28日 19:56:15 : YxpFguEt7k
外務省
「ブッシュ政権は、TPA再延長を議会に働きかけてきたが、議会の同意を得るには至らず、TPAは2007年7月1日に失効した。」
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/usa/keizai/eco_tusho/tpa.html

共和党にはこのときの恨みがあるのですかね。
民主党議員のなかにもTPPに反対している議員がいるという報道もあったが…

NHK
「TPP=環太平洋パートナーシップ協定の交渉で、東京で開かれていた「知的財産」分野の作業部会は、医薬品の特許などを保護する期間を巡って参加国の意見の隔たりが埋まらず、来月にも改めて会合を開き、打開策を探っていくことになりました。」
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131028/k10015618051000.html

知財部会まとまらず。


11月19〜26日:首席交渉官会合(米ユタ州ソルトレークシティー)
 その前後:農産品の関税撤廃を扱う「物品市場アクセス」の作業部会
12月7〜9日:閣僚会合(シンガポール)
http://www.47news.jp/CN/201310/CN2013102801002166.html

自民党の裏切りは11月26日に明らかになるということですかね。

植草氏、がんばってください。応援しております。


04. 2013年10月28日 20:55:48 : pvxLBMN0ak
しかし、選挙時の自民のメッセージと今の政策とのズレ、みごとにマスコミはスルーだな。

05. 2013年10月28日 22:23:05 : A9v48ep0Rw
NHK 特別会計改革法案を閣議決定
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131025/k10015543231000.html

外国為替資金特別会計」には、現在、およそ130兆円と多額の資金があるため、この一部の運用を民間に委託できるよう見直すとしています。



06. 2013年10月28日 23:15:34 : IBnDt5R1cs
数学や物理学の世界なら、「論理的にありえない」という言葉を使っていいだろうが、人間界はもともと何でもありの阿修羅畜生道の世界なのだ

07. 2013年10月28日 23:39:54 : xxpM7jkFPI
『だから言ってるじゃん、<TPP>は後2〜3年は大揉めに揉めるに決まってるさ…纏まるだけの“論拠”が無いんだよ。』

<アメリカ発・紙っぺら金融資本主義>の岡っ引き“回転ドア連中”の目論見は、ほぼ90%の確率で遮断され、頓挫・無期延長せざるを得ない状況に追い込まれつつある。(裏返してみれば、<オバマ政権>にとっての<TPP>は、国内的には“輸出・雇用拡大”という欺瞞メッセージであり、国外的には対中・対露・経済牽制戦略の一貫であり、多国間貿易協定の「法理」をも損ないかねない無理筋交渉であることは<オバマ政権>自体が先刻ご承知の事柄である。)
もっと解りやすく言えば、<オバマ政権>は<TPPカード>をブラフすることによってしか「アジア・太平洋諸国」にコミット出来なくなってるってことさ。
それが、<TPP交渉>の現状であり、<ヘドロ姦猟機構&ぶら下がり既得権益族+バカメディア>が煽り立てているような展開にはなっていないのである。


08. Mr.x party old man 2013年10月29日 18:00:14 : 4niykWNOtcQpA : QRFYofHKVg
2013年参議院選挙【自民党政権公約】は復興、地域、外交、防衛、憲法の「たくましい日本」「やさしい日本」【誇りある日本」。ところが、安倍自民党は争点隠し、マスメディァもそれに加担したため、選挙の争点は、景気、ねじれ解消と、公約になかった「うつくしい日本」アベノミクス礼讃になったのである。 今朝の毎日新聞では、TPP日本主催会合が終了。知財「論点整理で進展」とあるが、米国と新興国との溝は依然、埋まっていないという。当たり前である。 ウィキリークスでは、2年前に,TPPは「日韓潰し」の条約と解説していたはず。だから「日本の輿論」も、自民党国会議員の240人も反対していたのである。消費税増税の動きも問題だが、国難ともいえるこんな悪法に参加して割(わり)を喰うのは、真面目に税君を払っている我々大衆である。国民が断固反対の声を上げないでどうする!!!

09. Mr.x party old man 2013年10月29日 18:08:06 : 4niykWNOtcQpA : QRFYofHKVg
8番です。 またやってしまいました。最後の方の税金を税君と、以後注意しますのでご勘弁願います。

  拍手はせず、拍手一覧を見る

フォローアップ:

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)|(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(なしでも可能。あったほうが良い)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
  削除対象コメントを見つけたら「管理人に報告する?」をクリックお願いします。24時間程度で確認し違反が確認できたものは全て削除します。 最新投稿・コメント全文リスト

 次へ  前へ

▲上へ      ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK155掲示板

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。

▲上へ      ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK155掲示板
 
▲上へ       
★阿修羅♪  
この板投稿一覧