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「汚染水システム崩壊」なのに東電は黒字…小泉元首相が喝「脱原発で自民党をぶっ壊す!」(フライデー) 
http://www.asyura2.com/13/senkyo156/msg/143.html
投稿者 赤かぶ 日時 2013 年 11 月 09 日 08:30:00: igsppGRN/E9PQ
 

顧問を務める「国際公共政策研究センター」に足を運ぶ小泉元首相。本誌の呼びかけに応えず足早に去った〔PHOTO〕片野茂樹


「汚染水システム崩壊」なのに東電は黒字…小泉元首相が喝「脱原発で自民党をぶっ壊す!」
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/37479
2013年11月09日(土)フライデー :現代ビジネス


原発推進か脱原発か―。現役首相と元首相のガチンコ対決≠ェ本格化している。講演会で「脱原発」を訴え続ける小泉純一郎元首相は、10月29日、東京・日本橋で、社民党の吉田忠智党首と45分にわたり「反原発対談」を行った。9月にはみんなの党の渡辺喜美代表とも意見交換をしている。社民党の吉田党首自身「まさかと思った」と話したというが、いまの小泉氏は「脱原発」であれば党派は問わないのだ。反原発勢力の結集軸となりつつある。

「小沢一郎、菅直人、それに最近党内派閥の立ち上げを表明した民主党の細野豪志議員も小泉氏との面会を希望しているようです。さらには日本維新の会の橋下徹共同代表も、『脱原発でなら小泉氏と共闘できる』と接近を試みています」(全国紙政治部記者)

これに対して、当初は沈黙を保っていた安倍晋三首相も、とうとう反撃に転じた。10月24日には報道番組のインタビューに応え、「小泉さんは脱原発を主張するが、現実的ではない」と名指しで批判し、「小泉さんは無責任」とまで切り捨てている。さらには国会会期中にもかかわらず、日本の原発購入を決定したトルコをわざわざ訪問した。小泉氏の挑戦を、安倍首相は真っ向から受けて立ったのである。

かつては「師弟関係」にあった二人。その違いが明確に出たのは今年の9月頃だ、と自民党ベテラン秘書は証言する。

「8月中旬、小泉氏はドイツとフィンランドの核関連施設を視察しました。帰国後、小泉氏は親しい知人と会食したのですが、そこで『脱原発は素晴らしいと思いますが、安倍さんに弓をひくことになりませんか』と問われ、『うーん、安倍君はいま、海外への原発の売り込みに走ってしまっているからね……』とはっきりと顔に失望の色を浮かべていたというのです。以来、公の場でも安倍批判を繰り返すようになった。


作業員が撮った汚染水貯蔵タンク群の画像。中央の発電機により、ポンプからくみ上げられた雨水がホースで輸送される
http://gendai.ismedia.jp/mwimgs/1/5/600/img_152a2371e0aa7d9eec8660d3690ff08d240780.jpg


安倍さんはまだ小泉さんとパイプがある石破(茂)幹事長に、『自民党としては、小泉さんの脱原発発言を歓迎できない。今後はそうした発言を控えてくれるようなんとか頼んでみてください』と指示したと聞きます。ところが石破さんがそのことを伝えると、なんと小泉さんは『俺はもう政治家じゃないんだ。一民間人の発言にいちいち文句をつけるんじゃないよ!』と石破さんを一喝したそうです。もはや両者の関係修復は困難でしょう」

小泉氏と安倍首相の対立は、福島第一原発の現状認識の違いから生まれている。特に汚染水問題のとらえ方の違いは明確で、安倍首相が「汚染水はコントロールされている」と発言したのに対し、小泉氏は講演で「いまだに汚染水は漏れ続けている」と指摘している。

現首相と元首相では、立場も違えば、入ってくる情報もまったく異なる。安倍首相の周辺には経済産業省出身の秘書官や東電幹部がいるため、「汚染水漏れは問題だが、漏出している放射線量は人体に影響があるレベルではない」という数値や報告があがっている。一方の小泉氏は、民間人の視点からこの問題をとらえ「たとえ微量の放射性物質でも、潜在的にどんな危険があるかわからない。10万年以上にわたって放射性物質をコントロールできるはずがない」と認識している。


東電が10月16日に作成した、道路陥没の調査資料。「G3」と呼ばれるタンク群の間近で発生したことが分かる
http://gendai.ismedia.jp/mwimgs/c/d/600/img_cdf5aa9d3006992abd93d93146e1c7e1146844.jpg


■東電黒字のカラクリ

こうした「安倍的見方」と「小泉的見方」の違いは、福島第一原発の作業現場にも反映している。

「東京電力の現状認識は甘すぎます。今のままでは、増えるばかりの汚染水に手の打ちようがない。想定外の事態が頻発しているのに、要求されるのは場当たり的な対応ばかり。現場は大混乱です」

こう語るのは福島第一原発で働く、40代のベテラン作業員A氏である。

10月15日の夜10時頃。作業を終え原発内の事務所に戻ったA氏は、どんどん大きくなっていくゴォーという地鳴りのような音に胸騒ぎを覚えた。すぐに防護服の上にカッパを着て事務所を出ると、外はこれまでに経験したことのないような豪雨。同僚と汚染水貯蔵タンクへ向かうと、堰から汚れた雨水が勢いよく溢れ出ていたという。

「これは大変なことになったぞ」

A氏は事務所に戻り、上司に状況を報告する。だが、その反応には危機感はまるでなかった。

「どうしようもないだろう。東電の想定以上の雨が降っているんだから」

巨大台風26号が日本列島に接近したこの日、東電が想定した雨量は一日に30mmほど。だが実際には100mmを超える豪雨が、福島原発を襲っていたのだ。高さ30cmほどの堰では、とても防ぎきれない。東電には排水弁を開けて排水し、容量の少ないポンプで雨水をくみ出すくらいしか、有効な対策はないのだ。雨が治まる明け方まで、汚れた水は大量に堰の外へ流出し続けた。

台風が通過した翌16日の朝礼で、30代の作業員B氏は、協力企業の所長の報告を聞いて背筋を凍らせた。所長は淡々とこう話したという。

「台風の影響で、G3タンクエリア脇の道路が陥没したということです」

東電はこの事故について「人や施設への被害がなかったから」との理由で、当初いっさい公表しなかった。定例記者会見で事実を明らかにしたのは、発生から6日後の10月21日である。

「東電の対応は、いつもこうです。危機感がまったくない。汚染水の対応も、すべてが後手後手です」(B氏)

堰からの漏水は、少なくとも11ヵ所。しかし4000tを収納できる大型仮設タンクまで輸送するポンプの能力が不足しているので、東電は、今年4月に汚染水漏れ事故を起こした、シートを3枚重ねただけの地下貯水槽を再使用することを決定。地下に溜まった雨水も、処理しきれないため排出し始めた。

東電は汚染水問題でも、経費節減を最優先にしているように見える。昨年9月に8・46%上げた家庭向けの料金や経費節減などにより、'13年9月の中間連結決算で、震災後初めて1200億円ほどの黒字を確保したという。

その根底には「多少汚染水が漏れても、放射線量はもはや大したことがない」という安倍的見方があるのだろう。

■そして進次郎が動く

こうした現状が明らかになればなるほど、小泉氏の主張は鋭さを増し、支持も増える。10月31日にも都内で小泉氏の講演会が行われたが、会場では入場制限が行われるほどの聴衆が詰めかけたのだ。

脱原発の旗を掲げ、再び動き始めた小泉氏。自民党幹部が気にしているのは、小泉氏が「一民間人」として発言し続けるのか、それともなにか政治的な行動をとって決起≠キるのか、ということだ。野党はともかくとしても、自民党内からも小泉氏の賛同者が出れば、安定政権を揺るがすことにつながりかねないからだ。

「いまのところ小泉氏への賛同を口にしているのは河野太郎議員ぐらいですが、党幹部はやはり小泉氏の息子・進次郎氏の動向を警戒しています」

こう明かすのは自民党中堅議員だ。

「進次郎氏は先ごろ、汚染水問題に触れて『世界中の知恵を集めて解決すべき問題だ』と発言しています。これは、明らかに父親寄りの発言です。また、小泉元首相は10月16日に縁もゆかりもない千葉・木更津で脱原発をテーマに講演会を行いましたが、実はこれは木更津を選挙区とする浜田靖一議員を慕う、進次郎氏のたっての願いで開かれたものなのです。進次郎氏は直接、父に講演会を開くよう頼んだとのことですが、父が脱原発について話すことは理解していたはず。つまり、息子も内心では父に賛同しているのです」

進次郎が父親につき、原発問題をテコに小泉親子が本気でケンカを仕掛ければ、自民党は確実にぶっ壊れる。

「フライデー」2013年11月15日号より


 

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コメント
 
01. 2013年11月09日 08:57:38 : MvyJAt5NKE
小泉元首相が嘘「脱原発で自民党延命!」

小泉元首相が嘘「脱原発で放射能被害隠蔽!」

小泉元首相が嘘「脱原発で外資に送配電網を売り渡す!」

小泉元首相が嘘「脱原発で福一の事態の深刻さを誤魔化す!」


まあこんなところでどうだ


02. 2013年11月09日 09:00:15 : re3hqKlbKo
安倍だって売りにいっただけで、まだ動かすと宣言していないからな
あの時期に唐突に動かした野田よりまし
このまま規制庁があれこれ理由付けてチンタラやってくれたら
いいと思ってたりして
来年の今頃はどうなってることやら

03. 2013年11月09日 09:09:22 : MvyJAt5NKE
と言うか、この写真がもう全てを現していたな

>顧問を務める「国際公共政策研究センター」に足を運ぶ小泉元首相。本誌の呼びかけに応えず足早に去った

どう考えたって原発推進の巣だろ
小泉のために作ったって言ってもメンバーがさ
ここに出入りして、どうして脱原発よ?

>>02
お前みたいなのは阿修羅に来んで良いから


04. 2013年11月09日 09:15:37 : OWN0n1IS1w
どっちが無責任なんだ?脳みそとろけてるのか?呆れた日本人だ。

06. 2013年11月09日 10:43:36 : Q1AShcAlNU
橋下の<脱原発なんら小泉元首相と強力できる>発言に騙されるな。

大飯原発を再稼働させたのはこの男なのだ!
自分の権力の浮上しか考えていない橋下は、小泉元首相の「脱原発」にその機会こみていることは明らか。

極右安部首相を維新の会の代表にまで要請した橋下。
TPP参加、原発推進、消費税増税賛成と、自民党と同じ政策を掲げる維新の会は
自民党の補完政党の筆頭。その代表が橋下大阪市長、折り紙付きの安倍しんぞう崇拝者なのだ。彼は安倍しんぞうの独裁政治を羨ましがっている男なのだ。
その尊敬する安倍しんぞう首相を裏切って、自分の失われた権力を再生させるために、「脱原発」で再生にしようとする橋下の下心。

昨日の友を裏切りることを何とも思わない利己主義者橋下徹に騙されてはならない。橋下の似非「脱原発協力」が橋下を政界から追い出すことを願って止まない。

真性の脱原発派:小沢一郎氏率いる生活の党、社民党、共産党、山本太郎派
を応援しよう。


07. 2013年11月09日 10:46:56 : Q1AShcAlNU
>06 お詫びして訂正いたします。

<脱原発なんら小泉元首相と強力できる>は
<脱原発なら小泉元首相と協力できる>の誤りです。 
         


08. 2013年11月09日 12:32:45 : F04uF7ZbNQ
>>05
>爆発して三年近く経ってから原発反対だって

事故直後、小泉元首相の恩師が本を出版されたとき、その本が脱原発の側なのにも
関わらず、帯に推薦文を載せたそうだ。それで、小泉氏が脱原発派であることは
知られていた。

フィンランドの高レベル核廃棄物処分場オンカロの視察とか、福島の事故現場で
膨れ上がる廃棄物(使い捨ての放射線防護服が山となっている)の様をみて、より
一層脱原発の確信を深められたのだ。


09. 2013年11月09日 20:28:51 : mVkapDziHQ
小泉元首相の原発ゼロに反論=安倍首相「責任ある政策を」
時事通信 11月9日(土)20時18分配信

 安倍晋三首相は9日放送されたBS朝日のインタビューで、小泉純一郎元首相が「原発ゼロ」を主張していることについて、「日本は島国だ。ドイツは(原発を)やめても、原発政策を維持するフランスから電気を買うことができる。日本はそれができない。そういうことも含めて責任あるエネルギー政策を考えなければいけない」と述べ、原発維持の方針に変わりがないことを強調した。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131109-00000089-jij-pol


10. 2013年11月09日 22:55:21 : 2JzhWjAG7r
>>03
おいおい現実見ろよ
今のところは再稼働に関しては安倍は野田よりましだろ?
野田 0→2 安倍 2→0
野田の時は規制庁がまだ機能していないも理由だったが、
いまの抜け穴だらけの規制庁をかいくぐって政治決断で野田みたいなことは出来たはず
もっとも規制庁がOKサインをだしても、動かすか動かさないかは
その時の政治判断だから、結局野田のような「汚れ役」をいつかは
やらなきゃいけないが

11. 2013年11月09日 23:12:28 : nvqSlBxfhs
はははははははははははははははははは!

小沢一郎、菅直人、小泉氏との面会希望!

はははははははははははははははははは!


12. 2013年11月10日 02:27:15 : Fbrymlivsk
>進次郎氏は先ごろ、汚染水問題に触れて『世界中の知恵を集めて解決すべき問題だ』と発言しています。これは、明らかに父親寄りの発言です。

政府は前面に立つ=金を出すが知恵はない。肝心の東電は前代未聞の事故に打つ手なし。となれば、世界中からアイデア募集せんと解決の糸口すら掴めない。進次郎でなくとも正常な人間ならそう考える。脱原発は小泉元総理が言い出した事でもない。衆議院選挙前には、官邸前に数十万人の国民が右も左も関係なく集まって脱原発デモやっていたじゃないか。F1をなんとかしなきゃ日本の明るい未来は想像できない。これは国民寄りの発言だ。政局問題じゃない。人類の未来に関わる問題だ。


13. 2013年11月10日 12:48:03 : J6TDWI9bG6
>>10
>今のところは再稼働に関しては安倍は野田よりましだろ?

これはヒドイ。>>09を読んでいるのか。「原発維持の方針に変わりがないことを強調した」(安倍)
民主党は30年代原発ゼロを言っていた。安倍は新設までするよ。

それに大飯の再稼動については10氏自身理由を書いているではないか。ほかにもあの時は電力不足
という理由があった。いまはない。だから、安倍でさえ燃料の輸入費用を理由としている。


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