http://www.amakiblog.com/archives/2013/11/12/
2013年11月12日

　きょう１１月１２日、小泉元首相が鳴り物入りで記者会見を開いて脱原発の思いを述べるという。

　メディアが殺到するという。

　小泉劇場再びというわけだ。

　そしてその小泉元首相にあやかる者たちが次々と出てくる気配だ。

　きょうの東京新聞のインタビューで細川元首相が脱原発宣言をし、小泉元首相と共闘すると言い出している。

　小田実が生きていたらさぞかしこういうだろう。

　デモが終った自分のところへ今頃になって近づいてきてこっそり耳打ちする。

　　「実は私も貴方と同じ意見なのですよ」と。

　私はそう言う人間を信用しないと。

　そう名言を吐いた小田実はいまはもういない。

　しかし小泉元首相は耳打ちなどしない。

　堂々と自分の考えは変わったと宣言し、臆面もなく、もはや原発推進はありえないと言う。

　それでも、私は小泉元首相が本気になって脱原発に向かって今後行動を起こすのなら評価する。

　しかし彼にはその気は無いだろう。

　彼にはそれは似合わない。

　号令をかけて人がそれにつられて動き出す。

　それを楽しみながら自分はオペラや会食を楽しむ毎日に戻るに違いない。

　しかし、もし私の見立てが間違っていたとすれば大歓迎だ。

　小泉元首相が再び政治の表舞台に出てくるようになれば「飛んで火に入る夏」だ。

　その時こそ、安倍首相の進める一連の対米従属、新自由主義の原点を作った小泉政治の誤りを
私は問いただす。

　こんどこそ逃げられない。逃がさない。

　おもしろくなってきた（了）

コメント
01. 新共産主義クラブ 2013年11月12日 10:29:54 : w0NMVeciJ/Y.. : Od3zRGIrsM ＞新自由主義の原点を作った小泉政治 日本での原点を作ったのは、中曽根康弘。 中曽根康弘を受け継いだのが、細川政権時代の小沢一郎。 小泉純一郎の出番は、そのずっと後である。 その前の小渕政権時代の小沢一郎は、政権の隙を見ては、新自由主義を政権に注入していた。 1999年、原則的に自由化された労働者派遣法改正などは、その一例。 新自由主義の元祖の中曽根康弘を受け継いだのが小沢一郎だ。
02. 2013年11月12日 11:37:46 : 0uB3uEIGvM いろいろな馬鹿がいるけど、弱者をくじき強者を助けおこぼれをとる小泉だったことは確かだよね　０１　さん
03. 新共産主義クラブ 2013年11月12日 11:40:02 : w0NMVeciJ/Y.. : Od3zRGIrsM >>02 ０２さんに同意しますよ。 政治家の真贋を見分ける能力を持たないといけませんよね。
04. 2013年11月12日 12:20:11 : ZtYCBjxpwg @shelbybucker @zingoroh 私は高知の松岡塾長ブログ記事が一番如実にFの実像を描いてると感じた。私が2013年1月実際に彼に逢った時の行動とぴったりだった。大阪駅前アンケート始め5分後には姿を消し京都へ？その晩ご年配支援者からカンパ貰いに東通り商店街がんこへ。 https://twitter.com/johnemon/status/399850952313688064
05. 日高見連邦共和国 2013年11月12日 12:29:15 : ZtjAE5Qu8buIw : C7Wqvb1wZA >>01>>03　『新自由主義クラブ』＝『新共産主義クラブ』＝『小沢（絶対）支持者』＝『米犬』＝『ぽわろ』 どんな話題でも、誰の話題でも、“小沢一郎を辱め・貶める”ことにしか興味の無い哀れな御仁。 >>02　さんは、小泉不純一郎の“没義道と売国奴ぶり”のみを指摘してるんだゼ？ 日本語ちゃんと読めよ！！ （笑）
06. 2013年11月12日 16:59:22 : LG0FUtT49g 司、司だ。少なくとも天木が脱原発を言うより、小泉の方が影響力がある。つうか、小田実を例に出したのだが、天木はベ平連だったのか？
07. 2013年11月12日 17:39:14 : rrhrFN6JLd 生活の党　小沢さんのの脱原発隠し。マスゴミは小鼠の時にたんまり小遣いもらっているから持ち上げる。電通、小鼠、ケケ中の偽装日本人を信用できるわけがない。小鼠は福一の安全装置を取り外した張本人。こういうのを厚顔無恥という。
08. 2013年11月12日 23:24:22 : UHyXZV8xow 隠し金　押さえられたる　小泉は 脱原発で　憂さを忘れん
09. 2013年11月12日 23:38:51 : UHyXZV8xow 小泉に　作詞作曲　できやしない すべてやるのは　飯島勲
10. 武井宏憲 2013年11月13日 00:14:24 : qeegySjQDa.0U : y9q4SiSwco 「政治家として活動しないのに他人を煽動する」 さすがにこれはちょっと………… ブロガーやツイッターユーザも全員含まれてしまいます。 小泉さんは、発言責任の所在を明らかにしています。 それ以上の責任を問われる理由は、誰にもないと思いますよ。 それに、影響力が大きい反面、プライバシーも犠牲にしているでしょう。 その辺のブロガーよりもよほど汗を書いています。 すみませんが、以降はこの手の発言はやめてくださいますように。 お願い致します。

11. 2013年11月13日 00:56:14 : gEng2DFuy2 「善人なほもつて往生をとぐ、謂はんや悪人をや」ともいう 私も小泉元首相が新自由主義の尖兵として日本を滅茶苦茶にしたと思っているが、 今回の「脱原発」発言そのものも否定しない。 　 というか「堂々と自分の考えは変わった」のどこが悪いのか？ 福島の惨劇を目の当たりにして、原発推進派が宗旨替えをするのは 当たり前のことだと思う。 確か、弁護士の郷原信郎先生も同様のことを言っていた。 　 この天木氏や共産党のように「我こそは反原発の本家本元」みたいな ケチ臭いことを言っていると、狡猾な原発推進派に巻き返されて 結局再稼働を許してしまうことだろう。 　 日本が滅びるか否かの瀬戸際に、脱原発を誰が主導しようと 誰が寝返ろうと、何の意味もないだろう。
12. 2013年11月13日 10:21:14 : KGVkL1JFTW 考えが変わるのはダレでもあることだけど。 だから何？じゃなく、あの時はごめんね、なんじゃないのか？と思ったりする。
13. 2013年11月13日 17:09:40 : c8uYroBnUM 白かろうが黒かろうが赤かろうが青あろうが黄な色だろーが虹色キメラだろうが、 鼠を取る猫なら良い猫だ。 問題は原発であり廃棄物であり殿様電力だ。 つまり其処を狩るか狩らぬかだけ見てれば良い。 汚いか汚くないかの些末な手管は全く問わぬ。 動き出す前に足引く野暮はせん。 御仁、旗を揚たなら見届けたろうか。
14. 2013年11月13日 21:19:25 : 7W6fX6fq8w 小泉氏の飛車角＝飯島勲と竹中平蔵無くて安倍内閣は成立せず。 日光猿軍団の猿芝居。
15. 小沢指示 2013年11月13日 22:58:11 : Nhd0w3/RA3idA : 9lojDlOndo １０番さん　小泉を擁護しているんですか。 　おどろきもものきさんしょのき、よのなかいろいろ。ああ馬鹿馬鹿しい。竹中小泉時代に電車に飛び込んだ人達があまりにもあわれだ惨めだ。ヒットラーを擁護する人がいまだにいるとは。 　あわせて１１番さん、電車に飛び込んだ人達の許しを得てから、この小泉は原発発言をするべきでしょう。 　小泉の原発即時廃止など馬鹿馬鹿しい。ヒットラーが戦争即時やめろと言ったらそれでいいのか。
16. 2013年11月14日 16:26:03 : QBrYpzDGwo 虚心坦懐に目をつぶって聞いて、言っていることが妥当であれば前身は問わないで良いのではないか。 　　過去の政策についての恨みつらみはあっても是々非々でやっていかないと。泥棒だって使いようによっては良い手本となる。 　　隣国が過去の日本に対して恨の気持ちがあることを揶揄する傾向がある日本人だが、実は自身もかなり怨念を引きずる文化なのではないか。 　　良くも悪くも過去の政策は有権者、納税者の政治認識や政治行動によるものであり、強制的ではない。自民党政権で小泉氏が党首となり、首相となった過去であるが、当時の選挙が正しかったか否かは別として、一応正当な手続きで首相となり、政治を行ったものである。それが大犯罪であるとすれば、当然野党も存在したのだから、それを止められなかったということでもある。 　　いずれにしても、日本の国政は戦後の急速な復興のために三権分立主義を犠牲にして行政権力に国政の全てを委ねた形で進行したのであり、いわゆる官僚主義による国家運営が現在の状況をもたらしていると言える。 　　その中で小泉氏がマスコミから機会を得て自分の喋りたいことを喋っている。本音と建前を使い分ける構造が日本国の不可解さを現わしているおり、個々が自分の思うところを発言することで透明になることも大いにある。 　　もっとも、小泉氏の発言も、第４の権力と言われるマスコミが取り上げなければ誰にも知られることはない。マスコミ権力の強さを知ると同時に、まともな国へ導くのもマスコミによるところが大きいということも解った。

フォローアップ:

▲上へ　　　　　 ★阿修羅♪ > 政治・選挙・ＮＨＫ156掲示板　次へ 　前へ

★阿修羅♪　http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。