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中国設定「防空識別圏」で不測事態が起きれば米国も黙らない(週刊ポスト) 
http://www.asyura2.com/13/senkyo157/msg/311.html
投稿者 かさっこ地蔵 日時 2013 年 12 月 03 日 07:33:14: AtMSjtXKW4rJY
 

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20131203-00000003-pseven-cn
週刊ポスト2013年12月13日号


 中国が尖閣諸島を含む東シナ海の上空に防空識別圏を設定した。防空識別圏は国際法に基づく規定ではなく、各国が国内法に基づいて任意に定める空域だ。

 日本はすでに同地域に設定済みで、中国が設定した空域とは尖閣上空を含めて相当、重なり合っている。これで戦闘機が互いに緊急発進(スクランブル)する事態が起きる可能性が高まった。

 戦闘機は艦船より格段に動きが早い。これまで海上では双方の艦船が放水合戦をする程度にとどまっていたが、空中、それも戦闘機となると何が起きるか分からない。まさに一触即発である。

 この事態をどう考えたらいいか。私は鍵を握るのは米国とみる。米国は異例に動きが早かった。中国が識別圏を発表すると、米国は直ちにケリー国務長官とヘーゲル国防長官が声明を発表した。

 なかでもヘーゲル長官は、尖閣諸島が「日米安保条約第5条の適用対象である」と再確認したうえで「地域における米軍の軍事作戦に一切、変更はない」と言い切った。11月26日には識別圏内でB52戦略爆撃機が訓練飛行した。米国は「脅しには屈しない」と最初から強硬姿勢なのだ。

 米国はこれまで中国の軍事力拡大に警戒心を抱きながらも、仮想敵国の一歩手前である「脅威」と名指しするのは注意深く避けていた。たとえば、国防総省が5月、議会に提出した中国報告書はこう書いている。

「米国は中国と軍同士の関係を強化する一方、中国の軍事戦略、基本原則(ドクトリン)、軍拡を監視し、軍近代化計画について透明性を増すように促し続ける」

 さらに、こうだ。

「中国は平和的台頭とか『覇権は求めない』などと言っている。だが、拡大する軍事能力に関する透明性の欠如は、中国の意図について懸念を増幅しているのだ」

 もう少しで「中国は脅威だ」と言いたいところを、ぎりぎりで寸止めしていたのである。だが、それも限界ではないか。もしも中国が設定した防空識別圏で不測の事態が起きれば、日本だけでなく米国も黙っていないだろう。

 9月の無人機による尖閣沖上空飛行の際、中国は「撃ち落とせば戦争行為」と挑発していた。これからは無人機どころか航空機が焦点である。事態は急速に悪化している。

 それにしても、日本の一部には、まだ甘い現状認識が残っている。たとえば、日本共産党は「日本は領有権の紛争があるのを認めて中国と交渉すべきだ」などと言っている。特定秘密保護法案についても「米国の言いなりだ」という主張だ。

 法案に問題があるのはその通りだろう。だが、肝心なのは「日本の平和と安全がかつてなく脅かされている」という現実ではないか。

(文中敬称略)

文■長谷川幸洋:東京新聞・中日新聞論説副主幹。1953年生まれ。ジョンズ・ホプキンス大学大学院卒。政府の規制改革会議委員。近著に『2020年新聞は生き残れるか』(講談社)


 

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コメント
 
01. 2013年12月03日 11:35:56 : Fbrymlivsk
週刊ポストの過去記事に仮に自衛隊と人民解放軍が衝突したらというシュミレーション記事がある。

「日中海戦 米誌の日本勝利の根拠に海自隊員の能力の高さあり」から引用
http://www.news-postseven.com/archives/20120905_141025.html

日中双方の軍備を比較する。海上自衛隊が保有するのは艦船48隻とディーゼル潜水艦16隻。対する中国海軍は主要艦艇73隻、ミサイル艇84隻、潜水艦63隻。数では中国が日本を上回っている。
 にもかかわらず、日本が有利とする理由として、次の2つを挙げている。
 第一は、<戦力の質>だ。閉鎖的な共産主義の下では〈失敗を隠蔽する傾向がある〉ため、旧ソ連軍がそうであったように、中国海軍も〈重大な欠点を隠している〉可能性が高いという。
 ホルムズ氏がいう。
「中国海軍は海上演習に対して非常に用心深い。というのも、中国は政府の威信を高めるために新しい艦船や航空機、兵器を見事に操作して見せなければなりません。もし演習で事故が起きれば指導者の責任が糾弾されることになるからです」

引用終了
――――――――――――――――――――――――――――

数の劣る自衛隊が人民解放軍に勝つ前提条件は、日本は情報公開の国であること。
中国の敗因は、官僚国家が重大な欠陥失策を隠蔽するため正しい判断が出来ずに負けるという論旨。

現代日本でも人口増加を前提に計画されたダムや大型リゾート計画は、破綻しているにも関わらず、政府が前提の間違いを認めないため未だに大金をドブに捨てる大型公共事業が止まらない。
かつて肥大化しすぎた軍属を食わせるため戦域を拡大し敗北した戦争があった。現代日本も肥大化しすぎた官僚機構財を食わせるため計画失敗を認めず事業が止まらず、政府の財政赤字は膨らみ続けている。

首都が焼け野原になっても都市が二つ一夜にして消滅しても「我が方の損害軽微なり」と報道し続け、ついには滅んでしまった大日本帝国。その教訓に学ぼう。自衛隊の力を弱める特定秘密保護法案は、絶対に廃止しなければならない。日本を二度も滅亡させるわけにはいかない。


02. 2013年12月03日 12:30:49 : Vi7s33xPj2
>文■長谷川幸洋:東京新聞・中日新聞論説副主幹。1953年生まれ。
>ジョンズ・ホプキンス大学大学院卒


つまり米国の一部のあの勢力の大便で飯くってる奴ってことだろ?
見識もなにもありゃしない
朝生でもカキマワシの見苦しい売国ぶり評判サイテー
そんなクソ記事投稿してどうしようっての?


こんな売国奴に日本の戦略をどうのこうの引き回されてりゃ日本沈没だ
日本人も世界も被ばくが拡大するだけだ


東京・中日新聞は早く縁キレ首切れ近づくな


03. 2013年12月03日 12:39:30 : l9XktIYAWE
週刊ポストのアホ記事なんて、真面目に読む馬鹿がこの日本にいるのか・・?

アメリカが中国と喧嘩する筈が無いだろう・・・ハハハ・・・希望的観測はいい加減にやめろや。

すでに、アメリカの航空会社は、中国の防空識別圏を認めているしね、日航と全日空も、いずれ、認めるか・・・それが嫌なら、中国航路から撤退することですね・・・まあ、俺は、こんな航空会社、乗ったことないし、どうでもいいです。


04. 2013年12月03日 13:07:59 : noZ7KHX0ko

>肝心なのは「日本の平和と安全がかつてなく脅かされている」という現実ではないか


なぜそうなったんでしょう?いきなりなったわけではありません
尖閣棚上げを存在しないと政府と外務省が大ウソを言い続けたからですね


国際社会でも信義が大事だ
宗主国からおこぼれもらおうとしてウソをついて歴史の偽造を平気でやる低劣な知能をコネ採用し続けたからこうなった

長谷川論説員は一部始終の経緯を知らぬわけがないのに戦争あおってますね
これから日本人の若者が戦争で死ぬことになる


開戦の責任はこういう人間個人にとらせなければいけません


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