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中曽根元首相「子々孫々の日中友好を望む」:彼も、親米タカ派とみなされていたから“対中柔軟”外交が可能だった
http://www.asyura2.com/13/senkyo157/msg/439.html
投稿者 あっしら 日時 2013 年 12 月 06 日 01:36:05: Mo7ApAlflbQ6s
 


中曽根元首相「子々孫々の日中友好を望む」


 中曽根康弘元首相(95)は東京事務所で4日午後、中国留日同学(在日留学生)総会代表と面会した。人民網が伝えた。

 高齢でもかくしゃくとした中曽根元首相は、まず訪問者に研究分野と生活状況を尋ねた。各自の在日年数が10年以上と知ると、元首相は「日本の良い所、良くない所もすべてご存じですね」とユーモアを交え、「中国と日本は切っても切れない関係。両国が争わないのを望む。必ずや子々孫々の友好協力を受け継いでゆく必要がある」と語った。

 中国留日同学総会の汪先恩・常務副会長は中曽根元首相の見解に賛同し、「中日間に平和がなければアジアの平和はなく、アジアの平和がなければ世界の平和はない。在日留学生は中日両国の平和と友好の推進、両国民間の相互信頼増進のための努力を望んでいる」と応じた。

 中曽根元首相は、「日中両国民、とりわけ若者の交流は非常に大切」と述べ、1984年に催された中日青年3千人交流の様子を感慨深く振り返った。「中国は大国で、日本は文化的に中国から多くを学んだ。過去の戦争については、日本は反省すべきであり、日中両国子々孫々の協力と繁栄のため、日本は心底から深く反省する必要がある」と示した。

 汪常務副会長は、「中曽根政権の際に留学生招致計画を推進され、非常に多くの中国の若者が日本留学のチャンスを得たことにお礼を申し上げたい。在日留学生にとって最も重要なのは両国関係の安定であり、これは両国民にとっても最大の幸せ。両国は経済、文化、スポーツなど各分野での交流を絶えさせることはあってはならない。中日は相手国の長所を互いに学び合うべき」と謝意を示した。

 中曽根元首相は、「日本の政治家にとって、最も重要なのは中国文化を学ぶこと。中国の物質的、精神的な両方面の文化と文明を真摯に学ぶことを礎にこそ、日中間の友好協力関係を構築できる。中国文化・文明を学ぶことを怠れば、両国の友好協力関係構築は難しくなる」と述べ、「ずっとこの考えを元に仕事を続けてきた。今後も堅持してゆきたい」と中曽根元首相は語り、「私たちは中国文化が好きで、このような文化を創造した中華民族に敬意に満ちている」と繰り返し強調した。

 中国留日同学総会は陳康明氏の書道作品を贈った。中曽根元首相は小さな楷書と草書で揮毫(きごう)された北宋代の詩人・蘇軾の「念奴嬌・赤壁懐古」を興味深く鑑賞し、「字も言葉も素晴らしい」と感嘆した。汪常務副会長はまた元首相に安徽省古雷池の農家特産品、さらに自身が研究開発した不老健康中薬製品を贈呈した。中曽根元首相は喜んで受け取り、「心から期待したい」と述べた。(編集HT)

 「人民網日本語版」2013年12月5日

http://j.people.com.cn/94473/8475679.html


 

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コメント
 
01. 2013年12月06日 03:52:21 : LG0FUtT49g
アメリカのバイデン副大統領が、中国の習近平主席に対して防空識別圏を認めないとは言ったが、安倍の期待した撤回しろとは言わなかったのは、もしかしたら、安倍の外交戦略である価値観外交がもはや周回遅れで、アメリカは違うのではないかと頭によぎった。

価値観外交とは、元々アメリカの新保守主義が言い出したことで、普遍的価値である、自由、民主主 義、基本的人権、法の支配、市場経済の価値を共有する国との関係を強化しようとする外交戦略であり、日本では、安倍や、麻生が積極的に提唱している。

価値観ということでは、東アジアにおいては、当然、中国、北朝鮮とは相入れないということになる。また、中国とは昨年来尖閣問題での対立が激化しており、中国による防空識別圏の設定も尖閣問題と無関係ではない。だから、安倍はバイデンに、訪中では撤回を強く主張してほしかったはずだ。何しろ、アメリカは、中国とは価値観が違う、日米は価値観を共有するというのが安倍の対米外交の基本である。

第二次安倍内閣になり、価値観外交をさらに積極的に進め、中国を取り囲む形での外交に邁進している。価値観外交は、そもそも自由と民主主義のリーダーのアメリカとの共同歩調があってこそ、世界にその価値を訴えることが出来るのだが、もしかしたら、アメリカは自由と民主主義が必要とは言うが、それが外交の基本ではなくなってしまったのかも知れない。

自由と民主主義は、戦前はファシズムとの戦いのシンボルであり、戦後は旧ソ連との世界支配の対立のためのイデオロギーでもあった。アメリカは戦後、旧ソ連の共産主義勢力圏の拡大に対抗するため、世界に自由と民主主義を広め、そのために軍事力と経済力で世界を支配していたのである。

だが、経済力は日本などの他国が国力を増すと相対的に低下したのである。また、軍事力もベトナム戦争での世界からの反発で、アメリカが絶対的善であるといった時代は終わりを告げたのであった。だが、その後も1991年の旧ソ連崩壊までは、共産主義に対抗するためには、自由と民主主義といったイデオロギーはアメリカにとって価値があったのである。だか、今もかつての様な絶対的価値なのかというと疑問符が付くのである。

今、アメリカにとって一番重要なのは、自由と民主主義ではなく、経済の復興なのではないだろうか。だから、価値観では異なっても、アメリカは経済関係では中国を非常に重要な国と見ているのではないか。つまり、アメリカにとっての外交戦略は価値観ではなく、経済であるということである。

繰り返しになるが、アメリカにとっての価値観外交は、あくまでも旧ソ連に対抗するために必要だったのである。中国が自国の政治体制やイデオロギーを世界に広めようとは思えない。仮に、中国が旧ソ連のように、イデオロギーを世界に広げようとするならば、アメリカは、また、自由と民主主義を掲げることになるだろう。

アメリカは中東においては、価値観が全く違うサウジアラビアが、イスラエルと並んで最重要国であり武器供与もしているのである。なぜするかというと簡単である。サウジアラビアは世界一の石油国で、アメリカのメジャーとのつながりが深く、また、その豊富な資金でアメリカの武器をたくさん買ってくれるお得意様なのである。

つまり、アメリカにとって、中国はこの10年で富裕層や、中間層が大量に出現し、アメリカ経済界にとっては世界最大の消費市場であるので、経済としてはこれから一番重要な国なのである。なぜなら、アメリカの製品を一番買ってくれるのは中国ということである。

軍事的には、アメリカは日米同盟、米台同盟で中国とは対立している。だが、経済では今後、一番重要な国は中国であるということである。アメリカがアジア回帰を言い出したのは、日本と価値観を共有しているからではなく、中国の経済発展である。おそらく、アメリカは、経済関係が良好であれば、あんまり、人権だ、自由だ、民主主義だとかには口をはさむ気がなくなって来ているように見えるのだ。

アメリカにとって日本は楽な相手である。同盟関係と言ってさえあげれば、どんな無理だって聞いてくれる。だが、中国はそうはいかない。自己主張が世界の中でも取り分け激しい国である。だが、アメリカは経済復興のためには、中国との関係が必要不可欠なのだ。だから、安倍の価値観外交には、アメリカは賛成のそぶりはするが、ことさらに中国との関係を悪化させてまで、積極的にかむことはないのではという見立てである。


02. 2013年12月06日 05:17:49 : Rwxjepom3k
>>01
xyzxyzのクローンにアンカ打つのも嫌なんだがw
薄っぺら過ぎて、せざるを得ない
今度は何が狙いだ?

アメリカの歴史の中で、確固たる価値観があったためしはない

アメリカのネオコンをはじめとしたタカ派や民主党内の新自由主義者、グローバル企業の代弁者、日本の極右(似非右翼)に自由、民主主義、基本的人権、法の支配といった概念が基本理念としてあるなんて初耳だw

お前の長文が周回遅れだ

====================

日本版NSCの発足に合わせ、米英と専用回線 イランラジオ/マット・デイモン「市民的不服従」について語る youtube
http://www.asyura2.com/13/senkyo157/msg/411.html#c3

世界のあらゆる指導者が法治を寵愛する一方で、
人びとにとっては それが災いでしかないとき、我々は 気付かなければならない。
我々の思考の中で国と国の境を越えなければならない。

ニクソン大統領は 我々よりもブレジネフ書記長と響き合っていた。
フーバー長官は 我々よりもずっとソ連秘密警察の長官と響き合っていた。

法や秩序への国際奉仕の精神が指導者たちを同志のような絆で結んだ。

だから 我々は常に驚かされる。
彼らは会えば 笑みを絶やさず堅い握手を交わし 葉巻を愉しむからだ。

表で何と言おうと彼らは本当は仲良しなのである。


03. 2013年12月06日 05:42:00 : LG0FUtT49g
02

何言っているのか全く分からないな。知らないのは、あなたがものを知らな過ぎるだけだよ。みっともないな。ホットラインは、ホットライン。全く、これだけ無知な人間もいるんだ。


04. 2013年12月06日 08:44:46 : nNPddbW4SY

資本主義の基準はお金。


05. 2013年12月06日 10:13:38 : Anb66eOn0A
MOMIKESIの中曽根氏が、過去の罪を悔いて、米国奴隷政策を告白したなら、聞く耳を持とう。田中角栄さんが結んだ日中友好を、角さんを陥れた中曽根氏が、何を仰いますやら。

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