沖縄県の仲井真弘多知事は5日の県議会本会議で、米軍普天間飛行場(宜野湾市)を県外に移設するべきだとの再選時の公約に関し「県民との約束であり、全力で実現に取り組む」とし、変更するつもりはないとの考えをあらためて示した。

 知事を支える自民党県連は公約の「県外」から、名護市辺野古への移設容認に転じている。

 政府提出の辺野古沿岸部の埋め立て申請は、名護市長ら関係者の意見を踏まえ可否を判断するとした。

 那覇空港第2滑走路建設については「沖縄振興施策に影響が出ないよう総額の確保を国に求める」と強調した。

2013/12/05 17:21 【共同通信】