和歌山市で１９９８年７月に起きたカレー毒物混入事件で再審請求中の林真須美死刑囚（５２）と再審弁護団の弁護人４人が「再審請求の打ち合わせでパソコンの使用を認められず、大阪拘置所に接見する権利を妨害された」などとして、国を相手取り、計１千万円の国家賠償を求める訴訟を大阪地裁に起こした。弁護団が１４日発表した。

　訴状によると、弁護士らは昨年８月、林死刑囚と接見する際、約２千点に上る裁判の証拠をそのまま拘置所に持参するのは物理的に不可能として、パソコンの使用許可を求めた。だが、拘置所は許さず、接見を断念したという。

　原告側は接見の際、データ化した大量の図面や写真などの証拠は不可欠だと指摘。パソコンの使用を制限する規定がないのに認めなかったのは「裁量権の逸脱」と主張している。また接見が６０分間に制限され、職員の立ち会いなしでの接見が認められなかったことも違法と訴えている。

　死刑囚と再審弁護人の接見をめぐっては、最高裁が１０日、拘置所職員の立ち会いは「特段の事情がない限り、認められない」との初判断を示している。

http://digital.asahi.com/articles/OSK201312140009.html?iref=comkiji_redirect 　

コメント
01. 2013年12月14日 20:28:31 : FfzzRIbxkp 林真須美さんの自宅にあったヒ素と、カレーに混入していたヒ素は違うものだったという鑑定が出ていますよね。 当時事件捜査に関わった元主任研究員が、別の事件捜査での証拠捏造などの容疑を認めていますし、元主任研究員はほかの事件のヒ素鑑定も捏造していたとのこと。 98年から03年にかけての19事件でも捏造があったことが発覚していますが、カレー事件もこの期間にあてはまるそうです。
02. 2013年12月14日 22:48:05 : dCit4Mzqx6 拘置所が服装自由なら、この人まだMIKIHOUSE着てるのかな
03. 2013年12月15日 00:07:08 : VWWOHbbR7s 和歌山毒カレー事件、マスコミの一斉報道でははじめは毒物は青酸とされていたが いつのまにかヒ素に替わっていた。 青酸とヒ素は全く異なる。 手品をつかったか。

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