利権あさりと嘘の発言で真っ黒に汚れた猪瀬都知事が、忘れたとか記憶違いだと言い逃れで信用を失い、嘘を誤魔化しきれなくなって辞任した。とはいえ、国民を愚弄してノラリクラリと騙し続け他犯罪は、世界に向けて放射能は安全だと嘘をついた安倍首相と同じで、日本の信用と日本人としての対面を傷つけたのであり、辞任すれば済むといういい加減なことで終わらせてはならず、犯した犯罪行為により監獄に行くべき破廉恥行為である。オリンピック開催を政治家たちが利権にして、それを食い物にした利権政治についての克明な記録は、昭和39(1964)年の東京五輪大会の時からの悪しき伝統だ。50年前の東京大会の時には偽証紙を使って都知事になり、当時の河野建設大臣が建設利権で巨万の富を作ったというが、それと似た不正選挙と利権あさりが猪瀬知事の誕生になり、「驕れる者久しからず」の繰り返しになった。東京都知事によってオリンピックが利権になって久しいが、それが如何に狂ったものであるかを知る上で、稀有といっていいほどの本が出版されているのに、そのことを知る日本人がほとんどいないのは残念なことだ。その本についてのアマゾンに出ていた書評の一部を貼り付ける。
<貼り付け>
5つ星のうち 5.0 政治的武器としてのオリンピック 2008/12/19
By Thor02
形式:単行本|Amazon.co.jpで購入済み
　１９６８年のフランス、グルノーブル冬季オリンピックとそこに至るまでの数年間を描く著者藤原氏の体験記（作中では別名）。経験した者でしか書けないオリンピックの舞台裏の話も面白いですが、圧巻は著者のオリンピックに対する捉え方。単なるお祭り・スポーツ大会としてではなく、民主化のための政治的な武器として捉えています。だから国内的には（フランスと札幌大会を見据えた日本）、中央集権でない市民主体の地方分権の契機として、国際的には独裁国家に風穴を開け民主化させる起爆剤として活用できないかと考えています。このことは予言的ともいえる作中の”スペインや韓国でオリンピックを開き、独裁政治を終わらせたら面白いことになる。”といった台詞に表れています。
　閉塞感に覆われた現代、著者の見方にはそれを打開する様々なヒントが含まれているように思います。
<貼り付け終わり>
「日本人は常に同じ失敗を性懲りもなく繰り返す」というのが、敗戦後に米軍が発表した第二次世界大戦に勝利した理由だという。だが、帝国陸海軍だけでなく日本人は政治でも経済においても、同じような過ちを繰り返してきたのであり、それは無能の極みで政権を投げ出した安倍晋三の愚かさを忘れ果てしまい、同じ人物が別の衣装を着ただけで別人だと錯覚し、美辞麗句に騙されているのだから救いがたいのだ。
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%94%E3%82%A2%E3%83%B3%E5%B9%BB%E6%83%B3%E2%80%95%E5%9C%B0%E4%B8%8A%E6%A5%BD%E5%9C%92%E3%81%A8%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%94%E3%83%83%E3%82%AF%E3%81%AE%E8%A3%8F%E8%88%9E%E5%8F%B0-%E8%97%A4%E5%8E%9F-%E8%82%87/dp/4809501035/ref=la_B003HJ62PI_1_7?s=books&ie=UTF8&qid=1387428852&sr=1-7
こうした愚劣な性格を改めることをしないために、朝鮮人やシナ人から馬鹿にされて領土を奪われている上に、より誑かしに長けたメリカ人やユダヤ人には手玉に取られ、国富を奪われ国民の財産を略奪されても気づかない。オメデタイと言うかバカと言うか愚かさと言うかは分からないが、世界はこの事実を知り抜いて嘲笑している。
http://www.teamhamano.com/blog/2010/06/
それはこの本の英語版が世界の読者によって読まれ、経済大国と旨を張る日本の中身がお粗末の限りで、張子の虎だと見抜かれているのに「知らぬは亭主ばかりなり」として、物笑いになっている時に安倍や慎太郎と組んだ猪瀬が、利権あさりの収賄疑惑の果てに知事を辞任したのだった。
http://www.amazon.com/Mountains-Dreams-Hajime-Fujiwara/dp/9579567794/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1387455998&sr=1-1&keywords=mountains+of+dreams%2C+fujiwara
ナントいう浅ましさかと唖然としてしまうのである。
　

コメント
01. 2013年12月19日 22:25:35 : 8lpzp31iAk １９８０年のロサンゼルスオリンピックからオリンピックは変わった。 それまでのオリンピック開催都市は赤字が続き手を上げる都市が無くなってきた。 オリンピックはプロが出場できなかった。 宣伝して金にする、プロを参加させる。宣伝屋を表に立てる。名はピーター・ユベロス。 このころから、市場が全て正しいとかの市場原理主義の暴走が始まった。
02. 2013年12月19日 23:14:34 : hB4tohvADk 物書きとして紙の上に好き勝手なことを書いてきたことで名前を売った猪瀬が、同じように紙にポルノ小説を書きまくって芥川賞を手に入れた、太陽族出身のチンピラ風俗作家の慎太郎の後継者になり、都知事として政治利権を食い物にした猪瀬の頭上に紙の爆弾を炸裂させたのが、野田内閣をかみのばくだんで吹き飛ばしたジャーナリストだったのは、偶然とは言え興味深いことであった。どうして日本の政治の世界には薄っぺらな売文業者の草刈場になってしまったのだろうか。 http://www.asyura2.com/12/senkyo128/msg/831.html
03. 2013年12月20日 01:24:41 : xxpM7jkFPI 『＜イノブタくん＞＜タケダ戦前宮様くん＞＜パンパースちゃん＞に告ぐ！＜ＩＯＣ委員＞に“賄賂”を配ったって事実が、ある日突然暴露されたらキミ達はどうするんだい？』 その“賄賂”暴露カードを持ってるのは、主にアジア諸国なんだよ？ 何でそんな“ＩＯＣ委員買収”が罷り通るかっていうと、＜01〜8lpzp31iAk氏＞がご指摘のように“商業オリンピック化“しなければ「オリンピックゲーム」そのものが成り立たなくなった“1980年代”以降である。 今やそれすらも衰退して“テレビンピック化”しなければ「オリンピック」は経済的に成り立たなくなっている。 ＜ＩＯＣ＞が四の五の御託を並べているが、競技種目の按配なんていい加減なもんでしょう？要は、開催国にとってどんだけ“テレビ視聴率”が稼げるかってだけのテキトーなお話なんだよ。（野球・ソフトボールの復活検討なんてその最たるもんさ。フザケンジャネーってこと。） つまりさぁ、＜ＩＯＣ＞ってのは、＜ＦＩＦＡ＞や＜ＩＡＥＡ＞と似たような、何らの世界共通の議論・認識・合意形成を経ていない、一つの「成り行き業界団体」に過ぎないのである。（例えば、ボクシングの“世界チャンピオン乱造”現象と同根の商業組合団体に過ぎないんだよ。） 換言すれば、「近代社会の後遺症」を抱え込んだまま、ジタバタしているってことさ。 問題は、こうした紆余曲折を、夫々の視野と角度から“反・賛”するべき、真の＜メディア＝批評性＞が、少数の例外を除いて失われつつあることなのさ、 でもねぇ、＜バカメディア＞が出来ないんだったら、＜ネットワークメディア＞が引き受ければ言いだけのことさ。この錯綜は、いずれ早い段階で解消されるよ。 ＜マスメディア＞が衰退し＜ミニメディア＞が跳梁跋扈する「情報乱世」にならざるを得ないのである。 賢明な＜阿修羅論客＞の皆様にお願いしたいことは、「情報乱世」を識別し乗り切るだけの「知力と意思」を、お互いに切磋琢磨しようではありませんかです。
04. 2014年6月02日 16:58:50 : akQqaM4w4Y ひとりごと 2014年4月26日土曜日 東京五輪で日本崩壊 http://hitorigoto-kokoro.blogspot.jp/2014/04/blog-post_356.html ２０２０年を目指し動く日本 東京五輪を名目におかしな動きがある ムジナが金儲けに動いてる

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