「地元有力紙がリベラル論調」というのは沖縄だけです。しかももうひとつの有力紙の「沖縄タイムス」もリベラル論調という「リベラル２紙並立体制」（この２紙で新聞購読の95％を占める！ウヨサンケイ新聞などは普通の沖縄人は見向きもしない！）が続いている事は凄いことです。
・・・・・「２紙体制であれば、権力の圧迫が通用しにくい＝２紙同時圧迫は難しいし、「圧迫で後退したら売り上げで負けてしまう」という「健全な切磋琢磨的競争」が沖縄だけにはあるようです。

「紙面の迫力」は実際の紙面を見ないと伝わりません。ですから gataroさんの紙面画像紹介に大変感謝します。

・・・なお、「実物にあたる」事を考えもしない低脳なウヨ諸君は基地問題での紙面だけ見て「偏向新聞だ！」と興奮するんでしょうが、実際の紙面は「いかにも地元新聞」的な地元ネタ、生活情報も満載で、ゴミウリ・サンケイなどの「全国紙」
（新聞シェア１％程度かコンマ以下！）を買う人間の方が「偏向」か「物好き」でしょう。官庁や企業を中心に「情報収集として買う」という事もありますが。

　で、「地方紙」でありながら、原発問題も含めて全国的に重要な問題もちゃんと載っているのが、琉球新報（と沖縄タイムス）です。
★ですから、本土の人間としては、「沖縄問題と全国問題は琉球新報で読み、各地元問題は一般全国紙（の各地域版）で読む」、というのが、一番いいように思います。

◆ついでに。琉球新報を継続購読して気づいた特色は、「雑誌の広告が全然無い」という事です。紙面に毎日大きく載る、あの騒々しく扇情的な広告が無いという事は概ね結構な事です。・・・・国民の「右傾化・好戦的排外主義化」に際して、新聞での連日の「雑誌広告」が「習慣的に新聞を読む一般人」の意識に大きな影響を与えている事を、知ることが出来ました。