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脊髄小脳変性症を友として
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放射線測定 ビキニ契機
(部分転写開始)
◇猿橋さん 地球規模の汚染示す 
 「女性科学者に明るい未来をの会」が4月
に開いた今年度の猿橋賞の受賞者発表会見。
  会長で物理学者の米沢富美子さん(72)
は、あいさつで言った。
 「大変な時に晴れがましい場がふさわしい
 のか悩んだ。
  それでも、先生の業績を思い返すと、
やるべきだと判断した」
 賞を創設した猿橋勝子さん
(1920〜2007)が、打ち込んだ研究
こそ、環境放射能の測定と解析だった。
 1954年3月1日、中部太平洋の
 ビキニ環礁沖にいたマグロ漁船
 「第五福竜丸」に米国の水爆実験による
白い灰が降り、乗組員23人が被曝
 (ひ・ばく)した。
  放射能を帯びたマグロが北太平洋で広く
漁獲される事態となった。
◇広域で濃度を解析
 気象研究所にいた猿橋さんは研究室の
三宅泰雄さんらと、海の汚染の解明に
 あたった。
 微量分析の技術を駆使、海水の
放射性物質の測定を進めた。
 猿橋さんらが描いた北太平洋の汚染地図
を、元気象研の広瀬勝己さん(63)は
「放射能が地球規模で広がることを初めて
示した成果だった」と位置づける。
 核保有国が続ける原水爆実験。
  中央気象台(現在の気象庁)は、55年
から雨やちり、海水などの放射能測定を
始めた。
 米国は海水で放射能が薄まるとして
安全性を主張、猿橋さんらの測定は値が
高すぎて誤りだと批判した。
 測定法の相互検証のため、猿橋さんは
単身渡米。
  精度を競う分析競争に勝ち、正しさを
証明した。62年だった。
 原水爆実験は、63年の国際条約で歯止め
 がかかる。
  仏中は続けたが、米英ソは大気圏内の
核実験をやめた。
(部分転写終了)
もっと猿橋勝子さんについて詳しく書きたかったのですが資料がなかなか見つからない。
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