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今回の会議で最も強く感じたのは米国人アジア専門家の困惑と苦悩だ。中国は米国の言うことを聞かなくなり、米国の影響力が低下
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投稿者 TORA 日時 2013 年 5 月 03 日 13:08:48: CP1Vgnax47n1s
 

株式日記と経済展望
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今回の会議で最も強く感じたのは米国人アジア専門家の困惑と苦悩だ。
中国は米国の言うことを聞かなくなり、米国の影響力が低下しつつある

2013年5月3日 金曜日

◆東アジアのナショナリズム 5月3日 宮家邦彦
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/37722

会議の主要議題の1つは当然「北朝鮮」。到着前はミサイル発射などで韓国全体が警戒態勢にあるのかと思ったが、予想に反し、ソウルの一般国民に緊張感は全く感じられなかった。来るたびに感じることだが、朝鮮半島では「冷戦」が長すぎたのかもしれない。

 今週日本の要人は皇族から、総理大臣、さらには大企業幹部に至るまで「外遊」のラッシュだが、ここソウルは一種の「エアーポケット」だった。普通なら日本の要人・観光客でごった返すらしいが、今年は韓流ファン日本女性の訪韓が激減していると聞いた。

 この話は空港で乗ったタクシーの運ちゃんが教えてくれた。彼は日本語と英語ができる。この韓国人運転手は、4月30日に米韓共同演習が終わるが、その後が最も危ないという。彼は在韓米軍の運転手だったそうだが、5月2日現在、いまだミサイル発射はない。

四面楚歌でもめげない中国
 会議では日本の閣僚による靖国参拝や安倍晋三首相の政治姿勢も話題になった。特に、中国と韓国からの一部の参加者は、歴史と全く関係のない文脈でも「日本の歴史問題」を持ち出していた。こうした中韓の「宣伝競争」は執拗であり、正直辟易した。

 一方、日本の歴史問題が「表の主役」だとすれば、「影の主役」はやはり中国だった。特に、最近増大する中国の自己主張と誤算に基づく摩擦・衝突発生の可能性は、会議場の内外で、多くの(中国人以外の)参加者が内々懸念しているのだと強く感じた。

それにもかかわらず、中国人参加者たちは全くめげていない。「個人的意見だ」などと前置きしたので、期待して真剣に聞いてみたが、結局は「中国は途上国であり、中国の特色のある市場経済・民主制度と平和的台頭を目指している」などとしか言わない。

 何のことはない、共産党のいつもの「プロパガンダ」をしゃーしゃーと繰り返すだけ。しかし、よく考えてみれば、こんな破綻した議論を人前で堂々と述べる無恥厚顔、なかなか真似できることではない。宣伝マシンとしては100点満点、大したものだとすら思う。

米国「アジア村」の苦悩
 今回の会議で最も強く感じたのは米国人アジア専門家の困惑と苦悩だ。要するに、中国は米国の言うことを聞かなくなり、頼みの日韓は今もギクシャクし、その間に北朝鮮が好き放題やっていて、全体として米国の影響力が低下しつつある、という残酷な現実である。

 それなら、米国自身がアジア諸国間の論争を仕切ればいいのかと言うと、決してそうではない。米国が領土問題などに下手に介入し、特定の国の立場を支持した途端、米国は他の同盟国やパートナーを事実上失う。米国アジア村の住人はそのことを熟知している。

 今回ソウルで再会した米国の友人たちも皆同様に困惑していた。彼らは日、中、韓の関係者から内々三者三様の陳情を受けるが、決して具体的行動は取らない。「どいつもこいつも、勝手なことばかり言いやがって」と内心思っているに違いないが、とても口には出せない。

 当然だろう。一方に加担すれば、その時点で米国は信頼と影響力を失う。中国も韓国もこの点はよく承知しているので、対日プロパガンダはやめない。日本に全く非がないとは言わないが、歴史問題を巡る議論が過去30年間、出口のない堂々巡りを繰り返してきた理由の1つはこれである。(後略)

(私のコメント)


最近の中国の外交攻勢は猛烈なものであり、共産党の外交宣伝工作は「実弾」を伴っているから、アメリカのマスコミも買収されてしまう。アメリカのシンクタンクなどへの資金提供も中国は熱心であり、ワシントンポストの記事もそれに伴ったものだろう。歴史問題が中国や韓国の外交カードになってしまったのは日本の政治家のミスですが、経済援助という金で決着をつけてきたことが災いの元だ。

教科書問題にしても従軍慰安婦の問題にしても靖国参拝の問題にしても、朝日新聞が炊き付けて韓国と中国のマスコミが大きく報じる事で、それを朝日新聞がさらに大きく報じて外交問題にする事に成功して来た。以前には内閣改造が行われるたびに新大臣に対して朝日新聞の記者は「靖国参拝するか」を全員に質問していた。

つまり「靖国参拝」は、対中外交のリトマス試験紙であり、最近では橋本首相や小泉総理の除いて靖国神社を参拝した日本の総理大臣はいない。しかし靖国神社を参拝する事は小泉総理の例を見るように日本国内では支持率を高める切り札になっている。それ以外の総理大臣は靖国神社を参拝しない事で支持率を下げて1年も持たずに内閣は崩壊して来た。

中国や韓国にとってはこれは外交的な勝利であり、靖国神社を参拝させない事で支持率を下げさせて辞任に追い込んできたからだ。小泉内閣が5年半も続いたのは小泉首相のキャラクターもあるのでしょうが、靖国神社を参拝し続けた事が国民的な人気を高める事に貢献した事は確かだ。

しかしそれにも拘らず、小泉内閣の後継者たる安倍総理も麻生総理も結局は靖国神社参拝を見送った。靖国神社参拝は中国や韓国に阿った外交のバロメーターであり、自民党内にも親中派の重鎮が沢山いたからだ。二階俊博、古賀誠、河野洋平、加藤紘一、福田康夫、野田毅、山崎拓氏等ですが、引退か引退間際の国会議員ばかりになった。

特に加藤紘一氏の落選は時代の流れを象徴していますが、中国は尖閣問題が大きなイメージダウンとなっている。毎日のように尖閣諸島の領海を中国の巡視船が侵犯していたのでは日本国民の神経を苛立たせる。これでは自民党内の親中派も擁護しきれなくなり、「靖国参拝」する国会議員は168名と史上最高になった。

これに対して中国や韓国は一斉に反発していますが、歴史カードがだんだんと効果がなくなってきたからだろう。韓国にしても竹島問題の強硬な態度は日本の反韓国感情を高めるものであり、対馬の仏像問題や靖国神社放火犯を中国に返還した問題など露骨な対日外交を展開している。3月11日の東日本大震災の慰霊式典にも欠席するなど理解に苦しむものだ。

日中韓で徹底した討論が行なわれればいいと思うのですが、日中韓の歴史観の論争になってしまう。しかし大東亜戦争当時においては中国共産党は勢力を温存して戦っていたのは国府軍だった。韓国はその当時は存在せず日本国領土だった。日本軍と戦った米英などから靖国参拝がけしからんと言う外交的な抗議がないのに、当時は存在していなかった韓国や、ゲリラ戦程度の共産党が騒ぐのは不可解だ。

宮家氏はそのことに関して、「それなら、米国自身がアジア諸国間の論争を仕切ればいいのかと言うと、決してそうではない。米国が領土問題などに下手に介入し、特定の国の立場を支持した途端、米国は他の同盟国やパートナーを事実上失う。米国アジア村の住人はそのことを熟知している。」「今回ソウルで再会した米国の友人たちも皆同様に困惑していた。彼らは日、中、韓の関係者から内々三者三様の陳情を受けるが、決して具体的行動は取らない。」といったアメリカの反応は理解できる。

歴史上の問題を外交カードに使えば、世界中が大混乱する。中国や韓国はそれを承知で日本に歴史カードを突きつけてくるのは、日本政府の不手際が原因ですが、結局は国内の政局争いに中国や韓国が利用されているだけだ。90年代では大臣の失言問題で何人もの辞任問題にまで発展した。

中国の台頭とアメリカの影響力の低下は、東アジア情勢にも影を落としていますが、アメリカの財政危機は当然国防予算削減になり、在韓米軍の撤退も時間の問題かもしれない。そうなれば韓国の中国よりの外交姿勢は2000年来の伝統的な中国の一属国化は避けられない。尖閣問題はこれからの日中関係を占うものであり、中国の恫喝に対して日本がどれだけ耐えられるかの試金石になる。


 

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コメント
 
01. 2013年5月03日 13:15:55 : 7OpGsifAXA
いいことだ。いつまでも白豚にアジアを跋扈させたくないからな。
これこそ、我等が求めていた民族自決の世界だ。
日本だけでは白豚にとても対抗できない
以前の中国は眠れる黄色い豚だったので、全然あてにならなかった。
今は起きたようだから、なんとかなるだろう。

02. 狂人 2013年5月03日 14:56:02 : 3eBU0nj9lpikE : SzBeMvAhbI
>>日中韓で徹底した討論が行なわれればいいと思うのですが、日中韓の歴史観の論争になってしまう。しかし大東亜戦争当時においては中国共産党は勢力を温存して戦っていたのは国府軍だった。韓国はその当時は存在せず日本国領土だった。日本軍と戦った米英などから靖国参拝がけしからんと言う外交的な抗議がないのに、当時は存在していなかった韓国や、ゲリラ戦程度の共産党が騒ぐのは不可解だ。

このブログはいつまでこんな馬鹿な議論をするつもり?
韓国と中国では、今でもかつて日本人の侵略と大量殺戮を自ら経験した人々が生きている。
国名が変わっても、政府が変わっても、その何億の人たちが生息して繁衍する限り、必ずに自分の目で見た日本人の残虐と厚顔無恥さを次の世代に伝え続けている。
「当時は存在していなかった韓国や、ゲリラ戦程度の共産党」というのは日本人の自分勝手な言い逃れに過ぎない。こんな恥知らずな言い訳で、韓国人と中国人の親世代と子世代の間に永遠につづく記憶と恨みの伝承を無くすることはできるもんか?
日本人は自身の罪責を認める勇気をすら持ってない卑劣な民族だと思う人が増えながら、日本人に対する憎しみと軽蔑が益々積もっていくだろう。


03. 2013年5月03日 17:47:13 : nJF6kGWndY

>米国の影響力が低下 
>米国が領土問題などに下手に介入し、特定の国の立場を支持した途端、米国は他の同盟国やパートナーを事実上失う


内向き化しつつある米国にとって、日本の重要性が低下し続けているということもある

かと言って、放置しておけば、右傾化してさらに、アジアの状況は悪化し、市場や生産地としての機能がリスクに晒され、核戦争のリスクも0ではない



04. 2013年5月04日 10:47:24 : BnPQDnro5g
いわゆる「国家のために戦う」=常套句=巨悪犯罪隠蔽偽網用詐術!

全て聞きかじりの、己に好都合な知識だけを勝手に拾い集めた、まったく第二次大戦の実体験も、その実態も知らぬ者どもが撒き散らす、知ったかぶりのいわゆる「戦争論」のへ、実戦当事者からの痛棒!!

●『戦争敗因を衝く、軍閥専横の実相』 田中隆吉著 中公文庫 中央公論社

*田中隆吉(陸軍少将、元羅南要塞司令官、元関東軍参謀、元陸軍省兵務局長) 


05. 東京駅のはと 2013年5月05日 01:07:07 : mmUuJ..HA2jF. : pJudPCSqZU
自国の権利を守るには相手の権利を優先する、ナッシュの理論も参考になるがそれができる政治家が今日本にいるか、政治屋はいるが理想なき政治の前には国民も疲弊し生命も財産も守れない。

06. 2013年5月05日 03:54:53 : p7b7dvKADI

嘘も100回つけば真実になるって、

中国と韓国の得意技でしょ!?

まったく良い?見本だ。


07. 2013年5月05日 04:56:24 : VtOEAeXZZM
すげえなあ。
最後には200万人ぐらい中国大陸には釘付けになっていたはずだが、
兵卒から高級将校まで、実際に従軍した人の回想録を一度でも読んだことがあれば、
絶対に同意するはずのないデタラメを平然と吹き散らしてやがる。
嘘百編精神で、今の中国共産党政府をなんとかして貶めて言い分を無効にしたいという卑しい下心が全開だ。

兵卒から高級将校まで、「共産党? いや、そんな奴いなかった。気配もなかった。俺たちは精強な国府軍相手にさんざん苦戦してたんだ」なんて証言する奴がどこにいるんだ? 共産党が取るに足らぬ弱小勢力に過ぎなかったというのなら、国府軍部隊と押し合いしている最前線以外の、広大な占領地の全域でどうしてわざわざあれほどの兵力を張り付けなきゃいかんのだ?

歴史改竄主義って嫌ですね。従軍経験者があらかた物故しちゃった隙を見計らってるんでしょう。
従軍経験者が大勢健在だった時代には、絶対に通用しなかった大嘘をなんとかして刷り込もうと、まったく卑しい卑しい。


08. 2013年5月05日 09:11:57 : vtaXSg5Mqs
>7よ、
 共産党軍は中国大陸を逃げ回り、重慶に根拠地を構えたりさらに奥地へと逃げ込んだりして日本軍とまともに砲火を交えていない。日本軍が戦っていたのは国民党軍だ。余り嘘を書かないことだ。
>2よ、
 何千万人も日本軍が中国民を殺したのか。証拠があったら出してくれ。日本軍は兵隊に100発程度の弾丸しか渡さず、戦闘終了後には弾数を数えていた。それほど物資不足に陥っていたに日本軍が何千万人も虐殺できるわけがないし必要もなかった。虐殺はむしろ戦後の国共戦争時に共産党軍が行った。彼らは国民党軍に協力した村々を皆殺しにして回った。従軍経験者とはどこの国の従軍経験者なのか、もしも日本軍だというのなら所属部隊を教えて頂きたい。
 中国のプロパガンダの嘘八百を書き散らかしてはならない。

09. 2013年5月07日 17:55:37 : VtOEAeXZZM
やれやれ。
毛沢東が根拠地にしていたのは延安で、重慶は国民党政府のほうだろうに。こんな常識レベルの知識も平気で間違えるほどの無知破廉恥が、どうしてそこまで居丈高になれるんだ? あんたの言う通り、中国全土に共産党がほとんどいなかったのなら、村々はみんな国民党に協力していた事になるが、じゃあどうやったら皆殺しに出来るんだ? したら中国人はほぼ消滅してしまうし、第一、国府軍と大激戦していた日本軍にさえそんな弾薬はないと言い張るあんたは、どうして、はるか弱小勢力のはずの共産党にそんなことができると思い込めるんだ?
小学生でも気づくでしょ。論理がおかしいと。

従軍経験者の回想録なんて山のようにあるが、「岡村寧次大将資料」(終戦時、支那派遣軍総司令官)と上砂勝七少将(終戦時、台湾憲兵隊司令官。南京占領時は第十軍憲兵隊長)「憲兵三十一年」は高級将校の自筆として有名。もっと下っ端の人だと、例えば漫画家の赤塚不二夫氏の父が、憲兵として八路軍対策に明け暮れてたことは赤塚氏の自叙伝にも出て来るところ。満州なんて、国府軍との前線のはるか後方のはずなのに。


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