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沖縄全島の主権を要求する中国に怒る日本(DW English)
http://www.asyura2.com/13/warb11/msg/179.html
投稿者 無段活用 日時 2013 年 5 月 12 日 14:43:17: 2iUYbJALJ4TtU
 

(Japan angered by China's claim to all of Okinawa : DW English)
http://www.dw.de/japan-angered-by-chinas-claim-to-all-of-okinawa/a-16803117


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国際関係

沖縄全島の主権を要求する中国に怒る日本


中国が100島以上の沖縄の島々の主権を要求する中国政府の取り組みを、日本は強く非難した。もっとも、これは日本領土の武力占拠を狙う、中国の策略の最新のものに過ぎないと警告するアナリストたちもいる。

沖縄はかつて中国の「属国」であり、その主権は再考されるべきだと、中国の国営新聞の記事が仄めかしたことに、日本政府は中国政府に強い抗議を行った。

この抗議は外交ルートを通じて中国政府に伝えられたと、日本政府の外務省高官がDWに語った。

この長々しい記事は、張海鵬(Zhang Haipeng)・李国強(Li Guoqiang)の両氏が書き、中国共産党の主張を代弁する人民日報紙の水曜日版に掲載された。両氏は中国の指導的な国営シンクタンク・中国社会科学院の学者で、この評論には、かつての琉球王国で1880年代に日本に併合された領域に対する、中国の要求は歴史に適った正当なものだと述べられている。

かつて「属国」だったということと同様に、日本の降伏により第2次世界大戦が終結したので、中国が日本に領土を譲った1895年の条約は無効となったとも述べられ、中国は要求を強めた。


「未解決の歴史的問題」


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尖閣をめぐる対話では、台湾も主張したがっている


「琉球諸島をめぐる未解決の歴史的問題を再び取り上げる時が来たのかも知れない」と、その歴史家たちは結論づけた。

菅義偉・官房長官は、木曜日、東京での記者会見での発言で、沖縄県は「歴史的かつ国際的に日本の領土であることに疑いはない」と語った。

この東アジアの両ライバルは尖閣諸島をめぐり、未解決の紛争状態となっている。尖閣諸島は現在日本の統治下にあるが、中国が自国の領土であると主張し、自国の地図には釣魚諸島と記している。さらに、かつて中国は日本の沖縄統治を問題として取り上げてはいたが、日本の専門家たちは、こうした最近の主張は、この地域での力を誇示したい中国の取り組みがエスカレートしたものだと見ている。

「この領土に対する要求は単に馬鹿げている」と、東京・明治大学の国際関係学教授・伊藤剛氏は語った。

「仮に日本が無分別に、20世紀前半の数十年間に日本が占領したからという理由で、中国のどこか一部が歴史的に日本の領土だと主張しても、中国は即座に『帝国主義だ!』と叫ぶだろう」と、彼は語った。「しかし今、沖縄に対する要求の根拠として、彼らはかなり昔の古典的文書を使っている。」

「この要求には根拠がない。なぜなら、これは国際法の問題で、かなり昔の歴史問題ではないからだ。」

万一イタリアが同じ論理を使って、そこがかつてローマ帝国の統治下にあったからということを根拠に、欧州のほぼ全域をイタリアの領土だと主張したなら、国際社会はイタリアを笑い者にするだろうと、彼は付け加えた。


沖縄の恐怖

「沖縄の人々は中国政府の要求を読んできているが、沖縄は非常に怖れていると、私は言わねばならない」と、京都・龍谷大学の経済学教授・松島泰勝氏はDWに語った。

中国政府の最新の見解が示すところは、「中国政府は沖縄侵略の意図を見せている」ということだと、沖縄からの話で松島教授は語った。

教授はまた、琉球王国は実際に中国と通商・外交関係を持っていたが、このために、琉球が属国だったと考えることは不可能であり、琉球は「中国の命令に従っていたわけでもない」と、中国政府の要求を退けた。

松島教授は同様に、島々の日本併合についても立場を留保し、沖縄の独立を断固として確信している。

島の住民たちの間には、東京の中央政府への不信感がかなりの度合いで存在することは間違いない。その不信感の大部分は、第2次世界大戦末期に日本軍の手にあった沖縄住民の待遇や、その帰結である−そして、今なお続く−大量の米軍の存在により沖縄の土地の多くが占拠されている状態の結果だ。



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日本の政治家たちへの「目覚ましの電話」


分離を画策している

沖縄の人々が日本国籍を中国に変える選択をすることはまずないだろうが、中国は、沖縄の人々を一方に、日米両国政府をもう一方にと、分離を画策しようとしているのかも知れない。

中国が尖閣奪取について、外交的な進展を得ることに失敗して武力を行使するとき、問題は起こるだろうとアナリストたちは確信している。ひとたびそれが起これば、中国軍は琉球諸島の他の離れた島々を蚕食し始めるだろうと、彼らは予想している。

「今回は中国共産党の戦術的な動きと私は見ているが、中国は将来、沖縄の島々を攻略しようとするだろうと、私は強く確信している」と、福井県立大学の国際関係学教授・島田洋一氏は語った。

「中国にとって、沖縄本島の侵略は難しいかも知れない−米海兵隊がそこに駐屯しているので、目標としてそれは現実的でない−しかし、尖閣を奪取し、その後さらに与那国など、離れた島々のいくつかを奪取することは、彼らの計画の一部にある」と、彼は付け加えた。

日本の領土への脅威が吹き飛んでほしいと願っているだけかも知れない日本の政治家たちに、中国政権による最新の意図の表明が、「目覚ましの電話」として役立つよう願っていると、教授は付け加えた。



発表 10.05.2013
執筆 Julian Ryall, Tokyo
編集 Shamil Shams



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(投稿者より)

ドイチェ・ヴェレの英語サイトに掲載された記事です。誤訳があるかも知れません。ご容赦下さい。

人民日報に論文が発表されたのが8日で、この記事が10日付ですから、記者はこの問題についての日本の様々な見方を2日で集めて、網羅した記事を書いたわけです。

沖縄の地位や立場、沖縄の過去・現在・未来について、日本はきちんと考えるべきだと思います。「日本は沖縄を差別している」と沖縄の人々が考えている、ということも、きちんと考えるべきだと思います。

 

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コメント
 
01. 2013年5月12日 15:22:03 : 7OpGsifAXA
戦う決意をせよということか?
それで利益を得る者が戦えばよい。
一切協力はしない。

02. 2013年5月12日 15:30:58 : DY5UF9p3s2

沖縄の次は九州。その次は日本列島。図々しいにも程がある。中国人を強制送還しろ。


03. taked4700 2013年5月12日 18:44:09 : 9XFNe/BiX575U : Lu9tiVn33k
このことの究極的な狙いは日本社会の破壊だ。

既に一部で在日朝鮮人の方へ「殺せ」などの言葉を浴びせるデモが行われるようになっている。これがいつイラクのようなテロに変化するか分かったものではない。つまり、誰かが軽い在日朝鮮人の方への嫌がらせを行う。その報復がされ、といった感じで一気に事態が深刻化するのだ。

そして、同様に沖縄を故郷にする人たちとそうではない日本人と言う対立関係が作られ、それが深刻化するかもしれない。そして、その結果起こるテロの背後にはちゅごくがいるという宣伝がされるのだ。

中国はそこまで読んではいないだろう。しかし、アメリカは読んでいると思う。中国はアメリカのやり方をまだ理解しきれていない。


04. 2013年5月13日 11:23:24 : nJF6kGWndY

核技術を密かに整備し、短期間に運用可能にできるようにしておくことが必要

ただし確実に勝てる状況以外では、平和主義に徹するのが良い

総力戦は欧米露など他国が喜ぶだけだ


そして日本も衰退するが、米国や中国、ユーロ圏もじきにピークを過ぎ、内部分裂する可能性が高い

それまでは沖縄は、とりあえず中国に渡し、日本の統治がいかに有難かったを理解させるのが合理的だろう


05. 2013年5月13日 11:31:56 : nJF6kGWndY

もちろん自発的に渡す必要はなく

在日米軍が撤退し中国軍が進出してきたら、自衛隊が交戦しつつ内地に撤退すればいいだけだし

仮に米軍が戦ってくれるなら任せておけばいい


とは言え、在日米軍がいる間は、尖閣はともかく、沖縄まで中国が進出してくる可能性は低いだろうし

米軍が撤退しても、メディアが対立を煽れば、愚かな国民も、戦略状況を考えず、その気になっている可能性も高い


06. 2013年5月13日 16:19:34 : vgQVMWdybs
 福島原発第4棟に保管されている使用済み核燃料棒を尖閣諸島に持って行け!

07. 2013年5月13日 20:49:06 : 8NcqzHYN5c
沖縄が日本から独立したいと言う発言があったから、それなら中国が沖縄の主権を主張して頂きましょうってことじゃないかな。

慰安婦や靖国もだけど、国内から中韓に隙を見せすぎでしょう。


08. 2013年5月13日 23:18:57 : nJF6kGWndY
>>07

軍の一部では、長期的な計画として、米軍撤退後に日本の占領を考えているというのは以前から有名な話

日本の資源を奪い、低賃金労働の場にし、さらに世界の核のゴミ捨て場にできれば、潜在敵国を潰せる上に、莫大な利権にもなる
中国にとって2重に有難いと考えている者も多いだろう

http://financial-literacy.jp/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E5%85%B1%E7%94%A3%E5%85%9A%E3%81%8C%E6%8F%8F%E3%81%8F%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%95%EF%BC%90%E5%B9%B4%E3%81%AE%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%9C%B0%E5%9B%B3-%EF%BC%9E/


09. 2013年5月14日 01:57:43 : LZQqGUA606
 こうして地図を見ると、沖縄尖閣にちょっかいを出してくるのは、
中国史お約束の遠交近攻のセオリーから言って、台湾が狙いに思える、
沖縄なんて内政的には篭絡されかけているし。
 台湾をすっ飛ばして、長年中国勢力圏の外にあった大国日本を攻略…は
米軍がいないとしてもあんまり現実的に思えない。

10. 2013年5月14日 15:21:55 : nJF6kGWndY

元々、軍は自己の存在意義を高めるために、敵を作りたがるものだ

それを政治がどこまでコントロールできるかが重要だが、

特に中國の場合、経済停滞と権力闘争が始まると、政治家も仮想敵国を作って軍の暴走を利用し始める


まあ、程度の差こそあれ、欧米諸国も、大日本帝国も、イスラム諸国も、皆、似たようなものだから、人間の本質は、そう変わらないということだろう


重要なのは、そうした暴走があっても大丈夫なように、相手国との関係や、国際的な関係をしっかりしておくことだろう

そして政治力だけでなく、国民のレベルを高め、軍事力や経済力も常に維持・発展させることが最も重要だ


11. 手紙 2013年5月14日 19:20:26 : ycTIENrc3gkSo : UoYZIoJSZY
私には沖縄県出身の友人たちがいます。ある時私は、彼らにうなぎを食べる文化がないのを知らずに、「うまいもんを、食わしたる」と言って、うなぎ屋さんに連れて行ったことがあります。そこで酒を飲みながら恐る恐る、彼らの国家感のようなものを聞いてみました。

彼らの答えはこうです。
          ―――沖縄は琉球である でも仕事がない

この力強くも切実な答えに、私はただうなずくしかなかったです。
日本でも中国でもなく琉球は琉球であるという答えに。
うなぎがそう言わしたのかもしれないですが…。


12. 2013年5月14日 22:20:06 : nJF6kGWndY
>>11 沖縄は琉球である でも仕事がない

東京など大都会は金のために人が集まる

一方、沖縄は基地はあるが、住みやすいから人が集まり、子供も増える

結果として失業率は高くなり、貧しい者は都会へと押し出される


wiki/沖縄県の人口統計
人口増加とその要因 [編集]
2005年度と2010年度の国勢調査結果を比較して、人口増加率は2.3%増と前回の調査結果の3.3%増よりも下回った[1]。しかし都道府県別では、沖縄県を含む9都府県の人口が増加し、東京都(4.6%)、神奈川県(2.9%)、千葉県(2.6%)に次ぐ第4位の増加率となった[2]。また、2011年8月1日現在の推計人口で県人口が140万人を超え、推計人口が130万人を突破した1998年11月1日現在から約12年で10万人増加した[21]。
厚生労働省発行の『平成22年(2010)人口動態統計(確定数)の概況』[22]によれば、2010年度の沖縄県の自然増加率は人口千人あたり5.0人増と10年連続で全国で最も高い[3]。社会増加率は年により増減が変動するが、2005年頃の沖縄への移住ブーム、2008年のリーマン・ショック以降の不況による帰省客の増加で、近年は増大傾向にある[21]。また2010年度における沖縄県の合計特殊出生率は1.87人[3]と全国の1.39人を上回り[5]、1975年度以来連続で全国1位を維持している[23]。2005年度の厚生労働白書によると、出生率が高い理由として、


13. 2013年5月14日 23:25:08 : vgQVMWdybs
 今、日中が戦争しても、双方に勝利は無い。
この宇宙時代に、2000年前の黴の生えた軍拡思想を持ち出した中国政府の愚は、世界中の笑い者になっている。恥をしれい!

14. 2013年5月15日 08:51:38 : JfFbs5hoTk

沖縄に中国が手をつけたら、満州帝国復活の良きチャンスではなかろうか。

わが国が直接表に出るのはなにだから、まづ金大将軍をそそのかして
満州進出を勧める。

満州地区の中国本土からの分離、これで支那の国力はそーとー削がれる
ことになる。

同時に、支那本土に内乱を惹起させるべく 秘密工作部隊を派遣するべきだな、
干し草に火がつくよぉに、今や中国は内乱一歩手前の状況だ。


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