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オキナワと4・28〜主権回復か屈辱か〜 / 沖縄・奄美の人々の声
http://www.asyura2.com/13/warb11/msg/201.html
投稿者 妹之山商店街 日時 2013 年 5 月 19 日 10:36:26: 6nR1V99SGL7yY
 

オキナワと4・28〜主権回復か屈辱か〜
http://www.tv-asahi.co.jp/telementary
http://www.youtube.com/watch?v=XBWYPny95XA


翻弄される沖縄 歌に込めた思い
http://www.qab.co.jp/news/2013051743273.html
先月、政府の「主権回復の日」式典が県内を騒がせました。
サンフランシスコ講和条約の発効した4月28日の捉え方をめぐり、
政府と沖縄の新たな溝が浮き彫りになった形ですが、この日県内では、
ある男性が作った一曲の歌がステージで歌われ、注目を集めていました。


「♪うんじゃんわんにん やーんわんにん 艦砲ぬ喰ぇー残さー」
4月28日、人々が聴き入るのは、「艦砲ぬ喰ぇー残さー」。
沖縄戦を生き残った人々を「艦砲射撃の喰い残し」
と表現した歌詞で知られる歌です。
この日は、政府の「主権回復の日」式典が開催された日。


観客「こういう戦争でやられた我々の思いを
(国は)全然知らないなというのが私の今の実感ですね。」
「本土と切り離された日から、またこういう歌を聴いて、
私の胸におさまってるということですね。」


4人姉妹の民謡グループ「でいご娘」。長女の島袋艶子さん。
歌をつくったのは、音楽が大好きだった艶子さんの父、比嘉恒敏さん。
沖縄戦で最初の家族全員を失くした恒敏さんは、
戦後再婚し、授かった艶子さんらと音楽活動を開始。
歌には、再び手にした幸せがずっと続きますようにという
恒敏さんの願いが込められていたのです。


しかし突然、その幸せは奪われます。
1973年、飲酒運転のアメリカ兵の車が、恒敏さんらを乗せた車に激突。
艶子さんたちは、恒敏さんと母を失いました。
兵士らは日米地位協定に守られ、全員本国へと帰ったきり。
艶子さんたちには、補償どころか謝罪すらもありませんでした。


「艦砲ぬ喰ぇー残さー」が歌うのは、
あの日も今もアメリカの下に置き去りにされた沖縄の姿です。


主権回復の日:沖縄・奄美の人々の声
http://www.dailymotion.com/video/xzfqdr


http://www.youtube.com/watch?v=ILvtwqKY33I


沖縄 “屈辱の日” 政府式典に1万人が猛抗議
http://www.youtube.com/watch?v=IA7An94D53I


沖縄「屈辱の日」、政府式典に抗議の大会
http://megalodon.jp/2013-0429-1447-28/news.tbs.co.jp/20130428/newseye/tbs_newseye5318674.html
「戦争で沖縄がどんなに苦しい思いしたか知らないのに、
主権回復のお祝いとか言ってるけど。怒り心頭だね」
「子どもたちが将来、そういう日があったことを振り返って思い出してくれて、
沖縄が基地のない島になってもらえたら」(参加者)


沖縄、政府式典に抗議「屈辱の日」大会
http://megalodon.jp/2013-0429-1446-30/news.tbs.co.jp/20130428/newseye/tbs_newseye5318412.html
「なんで沖縄は『屈辱の日』といって怒りに燃えているのに
こうはお祝い気分で、そういうの本当に嫌ですね」(参加者)
「(日本という)親元に帰ったつもりなんだけど、
親に捨てられたこの気持ち分かりますかね」(参加者)


「がってぃんならん!」「屈辱の日」大会に多くの参加者
http://www.qab.co.jp/news/2013042942878.html
参加者はそれぞれ
「地位協定さえ改定出来ないのに、主権をお祝いしようなんて反対しています」
「歴史認識のない人が首相であることが呆れてものが言えない」
と話していました。


沖縄 主権回復式典に抗議の大会
http://megalodon.jp/2013-0428-1547-04/www3.nhk.or.jp/news/html/20130428/k10014246581000.html
昭和47年まで本土復帰の運動を続けたという沖縄県恩納村の66歳の男性は
「政府が今、なぜ主権回復を記念して式典を開くのか理解できません。
アメリカ軍基地に伴う負担を考えると、
主権が回復しているとはとても言えないのではないか」と話していました。
また、中城村からひ孫を連れて大会に参加した66歳の女性は
「政府主催の式典には反対で、ことばも出ないくらいです。
4月28日が、沖縄にとっていかに屈辱的な日だったかということを、
孫やひ孫にも伝えていきたい」と話していました。
沖縄が本土に復帰した昭和47年に生まれたという豊見城市の40歳の男性は
「基地があることが当たり前という状況のなかで育ってきたが、
やはり、沖縄は本土よりも基地の負担が重く、平等ではないと思う。
基地問題を解決することなく、政府が式典を開くことはとても残念です」
と話していました。


主権回復記念式に抗議の大会
http://megalodon.jp/2013-0428-1541-27/www.nhk.or.jp/lnews/okinawa/5093947251.html


街頭では疑問の声多く出る
http://megalodon.jp/2013-0428-1950-04/www.nhk.or.jp/lnews/okinawa/5094108761.html
那覇市に住む70代の女性は、
「沖縄にとっては日本から切り離された『屈辱の日』だという印象を持っています。
この日に政府が式典を開くのは考えられない」と話していました。
また、那覇市の40代の男性は、
「今回の式典は、県民の気持ちをないがしろにするものです。
ただ、沖縄にとってどのような日なのか知らない人も増えていると思うので、
逆に知ってもらうという意味ではよかったのかもしれません」と話していました。


「屈辱の日 沖縄大会」政府の式典に抗議集会
http://megalodon.jp/2013-0428-1552-45/news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000004454.html
参加者:「屈辱の日ですから。
政府は主権回復の日だと言っているが、明らかに違うでしょと」
「親(日本に)捨てられた苦しみ、悲しみ、分かって頂きたい。
沖縄は本当に差別されていますよね、いまだに」


「屈辱の日」沖縄で政府式典への抗議集会
http://www.news24.jp/articles/2013/04/28/07227629.html
参加した人「主権が果たして沖縄にあるのだろうか、という大きな疑問がある。
日本も含めて」


政府の主権回復記念式典に抗議する大会 沖縄・宜野湾市
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00244991.html
http://megalodon.jp/2013-0428-1555-17/www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00244991.html
参加者は、「沖縄には(米軍)基地がたくさんあるような中で、
主権回復と本当に言っていいのかどうかというのがあって」
「沖縄にとっては、本当に『屈辱の日』というんですかね。
本当にもう、悔しい思いですよ」と話した。


主権回復式典:沖縄「がってぃんならん」抗議集会「屈辱の日」沖縄大会、立ち見の輪
http://mainichi.jp/select/news/20130429ddm041010138000c.html
http://megalodon.jp/2013-0429-1501-07/mainichi.jp/select/news/20130429ddm041010138000c.html
「政府式典は、沖縄戦と、米軍による統治を強いられた私たちへの侮辱ですよ」
集会に参加した名護市の自営業、具志堅勝子さん(74)は言った。
1945年の沖縄戦終結時は小学生。
校舎を米軍に接収され、地面をノート代わりに学んだ。
本土に復帰した時は喜びもあったが、その後も基地問題は変わらず「だまされた」。
名護市は日米両政府が米軍普天間飛行場の移設先にしている。
「基地を押しつけるばかりで私たちには主権もない」
具志堅さんは語気を強めた。


「政治家は歴史を学ぶべきだ」。舞台に立った名護市の稲嶺進市長の演説に、
那覇市の大田朝成さん(85)はうなずいた。
16歳で旧海軍予科練に志願して沖縄を離れた。
戦後間もなく帰郷する船から見た夜の古里は、米軍施設だけが光っていた。
「もう少しの我慢で米軍は出て行く」と考えていたが、
サンフランシスコ講和条約発効で沖縄は切り離された。
そして今年、政府は沖縄分離の日に式典を開いた。
「歴史の受け止め方の違いも気付かない。
政府は沖縄の怒りをあおり独立させたいのではないでしょうか」といぶかった。


会場には若い世代の姿も。
宜野湾市の高校1年、田原初さん(15)が3月まで通った中学は、
米軍垂直離着陸輸送機オスプレイが配備された普天間飛行場の近くだった。
「屈辱の日」はテレビで初めて知ったといい「中学では米軍機が飛ぶと爆音で
授業が中断することもあった。そんな沖縄に主権はないと思う」と話した。


政府主催の「主権回復式典」に抗議 沖縄で1万人が集会
http://www.asahi.com/politics/update/0428/SEB201304280001.html


屈辱の日沖縄大会
http://www.rbc.co.jp/wmv/0429-02.wmv


4.28 3世代で参加した男性
http://www.rbc.co.jp/wmv/0429-03.wmv


沖縄の運命決めた条約
http://www.rbc.co.jp/wmv/0426-03.wmv
日本の独立と引き換えに沖縄をアメリカの統治下に置き続けることを定めたサン
フランシスコ講和条約の第三条についてある軍用地主の思いを通して考えます。


それぞれの4・28 「痛恨の日」奄美の思いは
http://www.qab.co.jp/news/2013042642850.html


それぞれの4・28 復帰後世代 小波津正光さん
http://www.qab.co.jp/news/2013042542817.html


それぞれの4・28 鳩山元総理 越えられなかった「壁」
http://www.qab.co.jp/news/2013042442791.html


それぞれの4・28 屋良元知事秘書 大城盛三さん
http://www.qab.co.jp/news/2013042342763.html


緊急世論調査 「主権回復の日」県民はどう思う
http://www.qab.co.jp/news/2013042242740.html


主権回復の日 反発広がる沖縄の声
http://www.youtube.com/watch?v=CtAiYgqJALw


主権回復の日 反発広がる沖縄の声
http://www.bs11.jp/news/59/
http://megalodon.jp/2013-0424-2300-06/www.bs11.jp/news/59/
サンフランシスコ講和条約発効から61年となる今年、
4月28日に政府主催で開かれる 「主権回復の日」の記念式典。
しかし、この日は米国の占領が終わった日であると同時に
沖縄、奄美、小笠原が本土から切り離されて米国の統治下に置かれたため、
沖縄では「屈辱の日」と呼んでいる。
沖縄はその後20年に及ぶ米国統治を経て、72年5月15日に本土復帰を果たした。
今に至る米軍基地の過度な集中とそれに対する沖縄の怒りの原点を探る。


主権回復の日
http://www.youtube.com/watch?v=jUAHECSumZ4


<参照>
主権回復の日:沖縄・奄美の人々の声
http://ima-ikiteiruhushigi.cocolog-nifty.com/gendaisekai/2013/04/post-c96f.html


日米地位協定
http://ima-ikiteiruhushigi.cocolog-nifty.com/gendaisekai/2013/04/post-5040.html
 

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コメント
 
01. 2013年5月19日 13:21:42 : JfFbs5hoTk

中国の工作員だね



02. 2013年5月19日 16:18:08 : dHNluj81Fq

気をつけましょう。
脳病院患者が脱走しました。

03. 2013年5月19日 16:32:59 : FfzzRIbxkp
橋下氏に批判が集中するのは、これが発端ですよね。

安倍政権に対する批判。


04. 2013年5月20日 00:18:45 : f3cBU0n1YQ
第55回(5月20日):照屋寛徳 議員

本土「復帰」41年 沖縄の今と平和憲法

http://www5.sdp.or.jp/special/kenpo/img/55teruya.jpg

 日本国憲法のことを、「平和憲法」と呼ぶことにする。対比するに「大日本帝国憲法」は、差し詰め「戦争憲法」と言えようか。

 さて、1972年5月15日、沖縄が本土「復帰」してから41年の歳月が流れた。すでに梅雨入りをした今年の5月15日「復帰記念日」の沖縄は、41年前のあの日と同様、雷鳴が轟き、風雨の強い天気に見舞われた。

 41年前のこの日、私は「復帰」の欺瞞を問い、平和憲法を求め、「核も基地もない平和な島」を願い、与儀公園(那覇市)で開催された「沖縄県祖国復帰協議会」(復帰協)主催の県民大会に参加した。県民大会終了後、その日をもって「琉球政府」から「沖縄県」へと変わった県庁前まで激しいジグザグデモをしたことを覚えている。

 さて、私たち沖縄県民が求めた平和憲法の下への「復帰」は実現したか。結論はNOである。「復帰」によってたしかに沖縄にも平和憲法が適用されるようになった。同時に、日米安全保障条約と日米地位協定も適用され、「復帰」後今日までの沖縄は、日米安全保障条約が平和憲法に優先し、「反憲法」下の日常を強いられている。沖縄は未だに「憲法番外地」であり、日米の軍事植民地として扱われている。

 沖縄の今と憲法について、二、三考察する。憲法前文2項後段の「われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する」との平和的生存権の保障がない。ウチナーンチュは、欠陥機オスプレイ墜落の恐怖、多発する凶悪な米兵犯罪により、生命・身体への恐怖に怯える毎日だ。ウチナーンチュは憲法11条の「侵すことのできない永久の権利」としての基本的人権の享有が妨げられている。憲法13条の「生命、自由及び幸福追求に対する権利」が尊重される国民の埒外にウチナーンチュは放置されている。憲法14条の「すべて国民は、法の下に平等であって、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない」との精神は、ウチナーンチュには有名無実化している。だから、多くの県民が沖縄の“今”を政府による「構造的差別」だと怒っている。

 そして、ウチナーから平和憲法を奪った歴代政府は、安倍内閣の下で改憲ではなく壊憲し、平和憲法を捨て去ろうとしている。

 5月2日付の朝日新聞夕刊「素粒子」は、次のように嘆く。

 「講和で裏切られ、密約に裏切られ、基地集中で裏切られて。平和憲法がなくなれば復帰を願った祖国もなし」と。「素粒子」の嘆き節は、ウチナーンチュの恨み節だ。

 さて、護憲政党たる社民党の役目は、改憲阻止のための広範な勢力結集を創ることだ。

 わが“心友”早野透桜美林大学教授は「社民党の使命の半分は沖縄の声を敏感的確に伝えることである。それは、日本の戦後構造に対する重大な異議申し立てすることにほかならない」と書き記している(『月刊社会民主』5月号)。刮目に値する至言だ。

(2013年5月20日 社民党衆議院議員 照屋寛徳)

http://www5.sdp.or.jp/special/kenpo/55teruya.htm


05. 2013年5月20日 04:48:02 : 7OpGsifAXA
沖縄県人が頭にくるのはもっともだ。
治外法権の特権階級が居座っているようなもんだぜ。

06. 2013年5月21日 21:46:21 : FNCIxGDXWE
本土の人間としての素朴な疑問だが、要するに、沖縄は、日本に叛旗を翻すつもりなのか?。謀反と言う事か?。在日米軍の御膝元で、反政府軍でも作るつもりか?。

07. 2013年5月21日 23:24:47 : MCxrFh1dnI
ラジオフォーラム#18 沖縄屈辱の日、辺野古・高江からの米軍基地問題レポート

屈辱の日を迎えた沖縄から、辺野古の基地移設、高江ヘリパッドの現状など豊富なインタ­ビュー音声を交えてレポート。沖縄が抱える在日米軍基地問題の諸相を見つめます。http://www.rafjp.org/

03:50 小出裕章ジャーナル/沖縄と米軍、そして原発
14:38 屈辱の日と慶留間島の 「集団自決」
30:05 辺野古と高江の反対運動の今
42:55 西谷流地球の歩き方・スーダン編
50:31 エンディング

サンフランシスコ講和条約が発効した4月28日を、安倍内閣は「主権回復の日」と定め­、記念式典を行いました。一方、沖縄は米軍の施政権下に置かれたことから、この日は「­屈辱の日」であるとし、式典に抗議する大規模な県民大会が開かれました。

栗原さんは現地でこの大会を取材。さまざまな世代が怒りの声を上げる大会の様子を音声­付きでレポートいただきます。

また宜野湾市辺野古へのアメリカ海兵隊普天間飛行場移設の問題、ヘリパッド建設やオス­プレイ飛行で揺れる東村高江の現状など、現地で抗議活動する方たちの生々しいインタビ­ュー音声を多数交え、基地をはじめ、沖縄に暗い影を落とすさまざまな問題の諸相に迫り­ます。

京都大学原子炉実験所助教の小出裕章さんによるレギュラーコーナー「小出裕章ジャーナ­ル」では、沖縄と原発と関係について。なぜ沖縄には原発がないのか? もし米軍機が原発建屋に落ちたら? など、沖縄、米軍基地と原発という、少し変わった切り口でお話をうかがいします。また­福島第一原発事故当時の、放射能拡散に対応する米軍の動きについても解説いただきまし­た。

□ラジオフォーラム#18
ゲスト 栗原佳子さん(ジャーナリスト)
パーソナリティ 西谷文和(ジャーナリスト)
放送日 2013年5月11日〜17日
〖❍〗http://www.youtube.com/watch?v=ftcOfCh0Uwc


08. 2013年5月23日 17:54:39 : S1EtoVnqnI
ねらいは「戦争ができる国」、「暴走」する日本(下)

米軍指揮下、共に戦う軍隊へ/「北の脅威」を口実に 

最近の朝鮮半島情勢の緊張を口実としながら、軍拡を急速に推し進めている安倍政権。

ついには「戦力の不保持」と「交戦権否認」を精髄とした憲法の改悪にまで着手しようとしている。

「敵基地攻撃能力」検討も 

国連安保理の対朝鮮制裁決議の採択と、大規模な米・南合同軍事演習の実施によって朝鮮半島情勢の緊張が激化した4月初旬、「北朝鮮の新型長距離弾道ミサイル発射の兆候」に関するメディア報道が続く中、「安保危機」がつくり上げられた。

安倍政権は同7日、自衛隊に破壊措置命令を発令。朝鮮東海にすでに配備していた海上配備型迎撃ミサイル(SM3)搭載型イージス艦に加え、地対空誘導弾パトリオットミサイル(PAC3)を首都圏の各所に展開した。

また、「PAC3」を沖縄県の那覇基地(那覇市)と知念分屯基地(南城市)に常時配備する計画を前倒しして実行することを決めた。

http://chosonsinbo.com/jp/files/2013/05/aa7813a5ba77fe767e364d77cd478c95-320x210.jpg
http://chosonsinbo.com/jp/2013/05/0523ry/%e3%82%b0%e3%83%a9%e3%83%95%e3%82%a3%e3%83%83%e3%82%af%e3%82%b91-640x421/
自民党は17日、「『敵基地攻撃能力』保有を検討すべき」との提言を政府に出した

一方、朝鮮半島緊張激化の要因となった米・南合同軍事演習「フォールイーグル」に、沖縄に配備されていた米軍の新型垂直離着陸輸送機「MV22オスプレイ」が初めて参加した。

「MV22オスプレイ」は昨年10月、沖縄県住民らの強力な反対闘争にも拘わらず、普天間基地(沖縄県宜野湾市)へ強行配備された。今年1月には沖縄県のすべての市町村が日本政府に配備撤回を求めたが、米日当局は住民の声を無視したままである。

朝鮮半島での軍事的対決構図が先鋭化する中で、自民党幹部の間からは「ミサイル攻撃」「北の挑発」を未然に防止するために「敵基地攻撃能力の保有を検討すべき」(4月14日、石破茂幹事長)との主張も飛び出した。

これまで日本は、専守防衛を建て前として敵基地攻撃のための打撃力保持を公言できない立場にあった。日米防衛協力のための指針(ガイドライン)では、打撃力は米軍に全面的に依存するとしている。

安倍首相率いる自民党の国防部会・安全保障調査会は今月17日、「(朝鮮の)ミサイルの脅威」に対する抑止力強化を強調したうえで「敵基地攻撃のための『打撃力』保有を検討すべき」との提言を政府に出した。 

背景に米軍事戦略

日本の政権が朝鮮半島情勢の緊張を利用して軍拡を推し進めている背景には、経済に次いで軍事大国としての地位を得ようという野心が隠されている。

一方で、米国の軍事戦略も密接に関わっている。

冷戦終結以降、米国は自身の新たな世界戦略に適合した安保協力を日本に要請。自衛隊に、1980年代までは考えられなかった海外任務や米軍の軍事作戦への支援行動を求めるようになっていった。

これを受け、日本は米軍への後方支援を可能にすべく、「テロ対策特別措置法」(2001年10月)などといった一連の法整備を進めてきた。

2007年1月には防衛省が発足すると同時に、自衛隊という名の軍隊は性格を大いに変え、「我が国周辺の地域」「国連を中心」云々までを本来の任務とする軍隊に生まれ変わった。つまり、米国が主導する海外での軍事行動をも任務とする軍隊の誕生だった。

最近では米国の新たなアジア介入戦略の下、「北朝鮮のミサイルの脅威」などを理由に在日米軍基地への新兵器配備が次々と推し進められている。

4月29日(現地時間)、安倍政権発足後初めて行われた日米防衛相会談では、米国と日本が「北のミサイルの早期探知」を名分として、日本各地に先端兵器を多数配備することに関する合意がなされた。

合意では、2基目のTPY2レーダー(早期警戒能力を持つ海上配備型の高性能「Xバンドレーダー」)を経ヶ岬分屯基地(京都府丹後市)に配備することや、「MV22オスプレイ」12機を今夏に岩国基地(山口県岩国市)に陸揚げし、その後普天間基地(沖縄県宜野湾市)に追加配備することが確認された。 

「大日本帝国」への回帰

安倍政権は、軍備増強と並行して憲法改悪を実現しようとしている。経済回復を基盤とした世論の支持を後ろ盾とする策略だ。

日本の軍事大国化実現において「最後の障壁」となっているのが、「戦争放棄、交戦権否認、戦力の不保持」を規定した憲法第9条であるが、安倍首相はこれまで、ことあるごとに憲法「改正」の必要性を繰り返し、国防軍創設まで口にするようになった。

3月9日には、「国連が(武力行使を伴う活動である)集団安全保障を行う場合、日本は責任を果たすことができるのか」と述べ、憲法を「改正」して武力行使への道を開くべきであるとの考えを示した。

これは何を意味しているのか。それは、米国の世界戦略を実行していくうえでの国づくりを日本が進めているということである。日本はこれまで米国の要求に沿って、自衛隊を初期は米軍の補完戦力(後方支援部隊)として、次は米軍を補佐して共に軍事行動し(以上は朝鮮戦争以降冷戦を経てソ連崩壊まで)、今日においては米軍の指揮下、共に戦う戦力(91年の湾岸戦争後、2001年のアフガン、それに続くイラク侵攻)へとなし崩し的に変容させ、再軍備を進めてきた。

現在、安倍政権が突き進んでいるのはまさに、米国の要求を盾にした日本独自の意思の追求、すなわちかつての「大日本帝国」への回帰なのである。

(金里映)

http://chosonsinbo.com/jp/2013/05/0523ry/


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