【平壌５月２２日発朝鮮中央通信】朝鮮労働党第１書記の金正恩・共和国国防委員会第１委員長の特使として朝鮮労働党中央委員会政治局常務委員会委員の崔龍海・朝鮮人民軍総政治局長（朝鮮人民軍次帥）が中国を訪問するために２２日、特別機で平壌を出発した。
特使一行として、朝鮮人民軍の李永吉上将、朝鮮労働党中央委員会の金成男副部長、金衡俊外務次官、朝鮮人民軍のキム・スギル中将と関係者が共に発った。
空港で、朝鮮人民軍の金格植総参謀長、朝鮮労働党中央委員会の金永日書記、朝鮮人民軍のソン・チョルチュ上将、朝鮮労働党中央委員会の李永哲副部長、朴吉淵外務次官、関係者、劉洪才・駐朝中国大使が特使一行を見送った。―――

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北朝鮮の金第１書記　中国に初の特使派遣 2013/05/22 11:14

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮中央通信は２２日、朝鮮人民軍総政治局長の崔竜海（チェ・リョンヘ）氏が金正恩（キム・ジョンウン）第１書記の特使として中国を訪問するため、平壌を出発したと明らかにした。

　昨年８月に張成沢（チャン・ソンテク）国防委員会副委員長が中国を訪問したことがあるが、金第１書記が中国に特使を派遣するのは今回が初めて。

　崔氏は北朝鮮軍部の最高幹部。金第１書記の最側近とされ、現地指導など公開活動にほぼ同行している。

　北朝鮮は具体的な訪問理由や日程は明らかにしていないが、中朝関係や冷却局面が続く朝鮮半島情勢に大きな変化をもたらす可能性があるとみられる。

csi@yna.co.kr

http://japanese.yonhapnews.co.kr/northkorea/2013/05/22/0300000000AJP20130522001600882.HTML

【北京聯合ニュース】北朝鮮の金正恩（キム・ジョンウン）第１書記の特使である朝鮮人民軍総政治局長の崔竜海（チェ・リョンヘ）氏が２２日午前１０時半ごろ、中国・北京の首都空港に到着した。

　北朝鮮は同日、中国に向かう定期便がないため、特別便を運航した。

　崔氏一行は中国側が提供したとみられる車両を利用し、滑走路から空港を出た。このため取材陣には姿を見せなかった。

　崔氏は訪中期間、習近平国家主席をはじめとする中国指導者らと会談するとみられる。

http://japanese.yonhapnews.co.kr/northkorea/2013/05/22/0300000000AJP20130522002000882.HTML

【ソウル聯合ニュース】２０００年の南北共同宣言（６・１５宣言）から１３周年を迎えるのに合わせ、北朝鮮が記念行事を共に行おうと韓国側に提案していたことが２３日、分かった。

　韓国の６・１５共同宣言実践委員会は報道資料を配布し、北朝鮮の同委員会から１３周年記念行事を北朝鮮の開城か金剛山で開催しようとの提案を受けたことを明らかにした。

　提案は前日にファックスで送られてきたという。北朝鮮側は「南北関係を回復し、自主統一の新たな局面を開くための唯一の道は６・１５宣言を履行することだ」と述べている。

　韓国委員会のチョン・ヒョンゴン共同執行委員長は、北朝鮮が開城を開催地候補に挙げたことについて、韓国と北朝鮮が経済協力事業を行ってきた開城工業団地の正常化を図ろうとする間接的な意志表明との見方を示した。

　またチョン共同執行委員長は、記念行事を共同開催するには現在断絶している南北間の軍通信ラインの復旧などを南北当局が協議することになるため、韓国政府に協力を求めた。

　南北による共同宣言記念行事は０１年から李明博（イ・ミョンバク）政権１年目の０８年まで毎年、金剛山で実施されたが、同年７月に金剛山で韓国人観光客が北朝鮮兵士に射殺された事件が起こったため０９年以降は開かれていない。

sarangni@yna.co.kr

http://japanese.yonhapnews.co.kr/northkorea/2013/05/23/0300000000AJP20130523001000882.HTML

訪朝した安倍首相側近が発言
「特定失踪者2人の送還提案」も

http://www.chosunonline.com/svc/view.html?catid=41&contid=2013052400770
飯島勲氏

　今月14日から4日間にわたって北朝鮮を訪問した、日本の飯島勲・内閣官房参与（安倍晋三首相の指南役）が、平壌で日朝国交正常化交渉の再開などに関する事務的な協議を全て終えた、と表明した。飯島氏はこの日、記者たちと会い「北朝鮮との事務的な協議は全て終えており、残っているのは安倍首相の判断だけだ」と述べた。飯島氏は、日本の外務省が北朝鮮との国交正常化に向けた交渉を進める可能性について「（外務省が）交渉を行う必要があるのか」と語った。これは飯島氏が、北朝鮮を訪問した際、日朝国交正常化に向けた事前協議を十分に行ったという意味と考えられる。

　一方、韓国の権哲賢（クォン・チョルヒョン）前駐日大使は、本紙とのインタビューで「飯島氏が安倍首相の訪朝に向け調整を行っており、早ければ今月末から6月初めにも訪朝する可能性が高いとみている」と語った。また、日本の菅義偉・官房長官も22日の記者会見で、昨年11月以降中断していた日朝双方の政府間協議の再開について検討している、と述べた。共同通信も「日本と北朝鮮の政府間の交渉が近いうちに再開される可能性が高い」と報じた。さらに、北朝鮮が飯島氏に対し「特定失踪者」2人の送還を提案したという説も出ている。特定失踪者とは、日本の市民団体「特定失踪者問題調査会」が、北朝鮮に拉致された可能性があると主張している行方不明者のことで、その数は470人に上る。

東京＝ 車学峰（チャ・ハクポン）特派員

朝鮮日報／朝鮮日報日本語版

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/05/24/2013052400770.html

【平壌５月２５日発朝鮮中央通信】最近、日本防衛相が米国・南朝鮮連合訓練が北朝鮮に対する抑止力になるだろうし、東アジアで米軍の存在感を高めるのがたいへん重要」であるとの妄言を吐いた。
朝鮮半島の情勢を絶え間なく悪化させている米国と歩調を合わせて反共和国敵対雰囲気をさらに鼓吹しようとする犯罪的企図の発露である。
周知のように、まるひとつの核戦争を行える超大型原子力空母打撃集団のような膨大な侵略武力を動員して行った米国とかいらい好戦狂らの連合海上訓練をはじめ各種の軍事演習はわが共和国に対するもうひとつの脅威・恐喝であり、朝鮮半島でなんとしても北侵核戦争の火ぶたを切るための重大な軍事的挑発である。
米国と南朝鮮のかいらい一味は無分別かつ狂気じみた軍事演習騒動を連続的に起こしながら核戦争の導火線にあくまで火をつけようとしている。
これは、必ずアジア太平洋地域の情勢発展に否定的影響を及ぼしている。
米国が南朝鮮を軍事戦略的拠点としてわが共和国を攻撃し、アジア太平洋地域を力で支配しようとする状況のもとで朝鮮半島での緊張激化はとりもなおさずアジア太平洋地域での緊張激化をもたらし、朝鮮半島での戦争危険の増大はまさにアジア太平洋地域での戦争危険の増大につながる。
朝鮮半島で緊張状態を緩和せずに同地域の情勢を改善するというのは言葉にならない。
一言でいって、こんにち、朝鮮半島の情勢悪化は誰にも有益でない。
公正な世論は朝鮮半島で核戦争の挑発を画策する主犯であり、北東アジアと世界の平和を蹂躙(じゅうりん)する張本人である米国に対する糾弾の声を高めている。
このような現実に逆行して日本が反共和国敵対雰囲気をさらにあおり立てているのは不純な目的があるからである。
日本は、われわれの核・ミサイルを口実にして「自衛隊」武力を強化し、軍国化実現のための「法改正」に拍車をかけている。
軍国化と海外侵略のための軍事行動の名分も朝鮮半島の情勢緊張を理由としている。
もし、朝鮮半島で戦争の火の粉がはじけるなら、米国の海外兵站基地である日本も同時にひどい目にあうであろう。
このような単純な論理から見ても、日本が朝鮮半島の情勢緊張をあおり立てるのが正常のことであるか。
より賢明に思考するのが日本自国のために有益であろう。−−−

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