★阿修羅♪ > 戦争b11 > 322.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
ジム・アワー氏が、韓国海軍の将校に、日本の自衛隊との協力体制が必要と説いたところ、「政治が許さない」と答えたという
http://www.asyura2.com/13/warb11/msg/322.html
投稿者 TORA 日時 2013 年 6 月 22 日 12:37:21: CP1Vgnax47n1s
 

株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu290.html
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/
--------------------------------------------------------------------------------
ジム・アワー氏が、韓国海軍の将校に、日本の自衛隊との協力体制が必要と
説いたところ、「実はそうしたいのだが、政治が許さない」と答えたという。

2013年6月22日 土曜日

◆慰安婦問題で認識を深化させる優れたアメリカ人  6月21日 島田洋一
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/3111066/

 今日は朝8時から、国家基本問題研究所の企画委員会に出た。9時にゲストのジム・アワー氏(Jim Auer 米バンダービルト大学教授、元国防総省日本部長)が来訪。

 特に、最近の同氏訪韓時の話が面白かった。

韓国の有力政治家が慰安婦問題を持ちだしたのに対し、アワー氏は、貧しさから家族に売られる女性が多い時代だった、慰安所には日本女性も多数おり朝鮮人強制連行の枠組で語るのは間違いではないか等と反論し、歴史カードで日本を叩く姿勢に苦言を呈したという。

田久保忠衛・国基研副理事長によれば、アワー氏も以前は、河野談話的イメージに拘束されたきらいがあり、会話中、この問題になると場に違和感が流れるのが常だったそうだ。

やはり、日本側が丁寧に情理を尽くして説明し続ければ、聞く耳を持つ優れたアメリカ人なら徐々に認識を改める。アワー氏の話を聞いていて、そのことを強く感じた。

アメリカの慰安婦認識は変えられない、だから先回りして謝罪するのが賢明という、外務省エリートに典型的な敗北主義ないし先制降伏主義は、アワー氏という実例に照らし、はっきり誤りである。

アワー氏が紹介したエピソードをもう一つ引いておこう。

韓国海軍の将校に、日本の自衛隊との協力体制が必要と説いたところ、相手は急に囁くような声になり、「実はそうしたいのだが、政治が許さない」と答えたという。

韓国政治をわれわれが直接変えることは出来ないが、日本政治に巣くう敗北主義は、民間からの突き上げで変えることが出来る。

日本の政治が変われば、アメリカの認識も変えられる。アメリカが変われば、韓国も従来のようには歴史カードを使えなくなろう。それでも慰安婦カードで日本叩きを続ければ、白い目で見られるのは韓国ということになる。

その展望が、薄闇の向こうに見えたと、本日の会合で感じた。


◆仮想敵は日本 韓国軍が狂わせる日米韓の歯車 6月21日 勝股秀通
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/2908?page=1

シンガポールで開かれたアジア安全保障会議。日米韓の3カ国は6月1日、北朝鮮に核開発計画の放棄を強く求める共同声明を発表したものの、日本が求めていた韓国との防衛相会談は、韓国から拒否され開けなかった。日米韓が5月中旬に日本海で捜索救難訓練を実施したときも、韓国海軍は訓練の非公開を条件に参加していた。自衛隊幹部は「海上自衛隊との連携場面が報道されれば、韓国世論から反発を受けるという判断だろう」と説明する。だが、日韓の軍事面での関係悪化が表面化したのは氷山の一角にすぎない。

相次ぐ軍事交流の一方的なキャンセル
 5月の連休後半に韓国海軍の高官らとの会談を予定していた海上自衛隊トップの河野克俊海上幕僚長の訪韓が4月下旬、日程調整の最終段階になって突然取りやめとなった。靖国神社の春の例大祭に、多くの国会議員が参拝したため、韓国軍側から「不都合になった。訪問は受け入れられない」との連絡があったという。

 実はその1カ月前にも、陸上幕僚監部の2人の部長(陸将補)が計画していた韓国陸軍との軍事対話が、相次いでキャンセルされていた。今年に入って、韓国陸軍は陸上自衛隊に対し、「陸将以上の訪問は遠慮願いたい」と、一方的に通告してきた。このため、陸幕では「陸将より下位の陸将補であれば、韓国側も受け入れるはず」(陸自幹部)と判断、装備部長と運用支援部長の2人を訪韓させ、北朝鮮の核やミサイル開発など朝鮮半島情勢について意見交換するつもりだった。

 防衛省にすれば、自衛隊幹部が訪韓することによって、韓国の李明博大統領(当時)が竹島に強行上陸した昨年8月以降、北朝鮮のミサイル発射や核実験などの場面で連携が希薄となっていた韓国軍との関係を正常化させる狙いがあった。しかし、相次ぐ受け入れ拒否に、自衛隊幹部は「青瓦台(韓国政府)の指示で、軍のエリート将校養成課程が取りつぶされたように、ここ数年、軍のステータスは著しく低下している。軍も政府の了解がなければ自衛隊との関係を強化できない」と分析する。

 これまで、日本海に浮かぶ竹島の領有権をめぐって日韓両政府が対立したときも、従軍慰安婦など歴史認識の問題で双方の国民感情が悪化したときも、自衛隊と韓国軍の関係が損なわれることはなかった。

(中略)

 かつて韓国は、『08年版国防白書』まで、外部の軍事的脅威である北朝鮮を「主敵」と位置づけていた。だが、10年版白書から主敵の表現が姿を消し、「北朝鮮政権と北朝鮮軍は韓国の敵」という表現に弱められている。呼応するように、100万を超す陸上兵力を持つ北朝鮮軍と、38度線を挟んで対峙しているにもかかわらず、韓国では現在、陸軍と海兵隊あわせて約55万人の陸上戦力を、22年には40万人程度にまで大幅削減する方向で検討しており、それに代わって増強しているのが海軍力だ。

 08年以降、韓国海軍はイージス艦2隻を相次いで就役(現在、3隻目が試験運用中)させたほか、外洋航行に適した攻撃型潜水艦9隻を整備。駆逐艦6隻を含めた初の機動部隊を創設している。編成の目的は「国家の対外政策の支援、海上交通路の防衛、北朝鮮に対する抑止」を掲げているが、海上自衛隊幹部は「韓国は日本に負けたくないという思いが強い。あれだけの数のイージス艦と潜水艦をどこで使うのか。韓国がリムパック(環太平洋合同演習)以外で、太平洋で訓練したことなど見たこともない」といぶかる。対潜水艦作戦を念頭に置いたP3Cなどの哨戒機も16機保有しているが、搭載する対艦ミサイル「ハープーン」で攻撃するような水上艦は、北朝鮮軍には見当たらない。

不可解なのはそれだけではない。1つは佐世保の西方約200キロに位置する済州島に大規模な海軍基地を建設していることだ。数年以内には、P3Cの航空基地も併設され、大型揚陸艦も含め、韓国海軍は機動部隊を配備する計画を打ち出す。防衛省幹部は「済州島は日本海と東シナ海をにらんだ前線拠点であり、将来、中国海軍が寄港するようになるとやっかいだ」と打ち明ける。

 また、これまで韓国は、米国との取り決めで弾道ミサイルの射程を300キロに制限してきたが、昨年10月、これを800キロに延長した。韓国南端から北朝鮮北端までの距離と説明するが、大阪など西日本は完全に射程圏内に入る。弾道ミサイルの射程延長に併せ、韓国は陸上発射型の巡航ミサイル(射程1500キロ)を配備し、駆逐艦や潜水艦には射程400キロの巡航ミサイルを搭載していることを公表した。北朝鮮を攻撃するためとしているが、「仮想敵は日本だ」とみる自衛官は少なくない。

 日米同盟と米韓同盟。日韓は互いに米国を介して朝鮮半島の安定に力を注いできた。在日米軍やその基地施設をめぐって国内が二分することがあっても、日本は戦後、多くの資材と資金を投入し、半島有事シフトを維持してきた。しかし、韓国には日本の努力への理解が乏しく、日本も自らが果たしてきた役割の重要性を認識していない。

 その間隙を突くように今、北朝鮮は核とミサイル開発を推し進め、中国は韓国を取り込みながら海洋進出を活発化させ、米国を基軸とする同盟に揺さぶりをかけている。何のために、日本と韓国は米国と同盟を組み、互いの同盟を基盤にしながら連携と信頼を築き上げてきたのか。その原点を見失ったとき、この地域の平和と安定は崩壊するだろう。


(私のコメント)


現在の韓国は米中の狭間に入って「離米従中」の方向に動いている。以前はアメリカと日本との関係が強かった韓国が、中国と韓国との経済関係の拡大に伴って政治的関係も深まってきた。これは昨日も書いたことですが、韓国はかつての朝貢・冊封体制に戻りつつあるようだ。韓国はアメリカの支援無しには成り立たない国家と「株式日記」で書いてきましたが、「離米従中」はまさに韓国の自殺行為だ。

このような動きをアメリカ政府自身はどう考えているのだろうか? アメリカは日米韓の関係を強化して北朝鮮に対処しようとしているが、韓国のパククネ大統領は米中韓の関係を強化して日本はずしを進めている。韓国は歴史カードを持ち出せばアメリカも同調してくれると思い込んでいるのだろう。中国も韓国の反日は歓迎して共同戦線を組んでくれる。

これは、アメリカの態度が北朝鮮問題は中国に任せると言う基本方針に問題があるのであり、中国は北朝鮮を泳がせてアメリカを揺さぶり、韓国はこのようなアメリカに不信感を持つようになる。北朝鮮の金正恩は盛んに韓国を挑発しても、アメリカは韓国に自重を促すばかりで中国を通じて北朝鮮を核やミサイル開発を止めさせる方針は一貫している。

アメリカの外交の関心の90%は中東に割かれており、オバマ大統領のアジア重視は口先だけだ。オリバーストーンもこのようなオバマ大統領を批判していますが、オバマ大統領とブッシュ大統領のやっている事は同じだ。オバマは既に二期目に入ってもイラクやアフガニスタンからの撤兵は中途半端であり、テロとの戦いを未だに続けている。

アメリカの奥の院の計画では、イランとシリアを民主化させるまで計画は続けられる。最近ではシリア問題が佳境に入っていますが、アメリカは反政府派を全面支援するようだ。シリアと北朝鮮は関係があり原子炉建設なども北朝鮮の技術で行なわれようとしましたが、イスラエルが建設中の原子炉を爆撃した。

問題の根本は、韓国人が朝鮮半島の問題は我々だけで解決すると言う気概が無く、金大中と金正日が話し合っても解決しないのだからどうしようもない。もし統一で合意すればアメリカも中国も口出しは立場上は出来ないだろう。しかし韓国人自身が北朝鮮との統一を望んでいない。民主化された韓国と独裁国家の北朝鮮は水と油だ。

北朝鮮が崩壊して韓国が北朝鮮を併合すると言う方法もありますが、中国がそれを望んでいない。中国は圧力をかければ韓国は中国の朝貢・冊封体制に入って来て、中国主導で朝鮮半島の統一を実現すると言うシナリオを描いているのかもしれない。このような大国に依存した事大主義は朝鮮半島の根本的な問題であり、自国は自国の軍隊で守ると言う気概が無い事だ。

北朝鮮は軍事独裁国家であり、強力な軍隊を持っていますが、国内は餓死者が出るほどの酷い状況であり、韓国が断固とした態度で北朝鮮に併合の意思を示せば軍部は金正恩を追放して併合に賛成するかもしれない。しかし北朝鮮はミサイルや長距離砲でソウルを火の海にするかもしれない。問題が拗れて中国やアメリカが介入してくれば第二次朝鮮戦争になってしまう。

おそらく北朝鮮軍には十分な燃料や食料や弾薬が無いのではないかと思う。士気も低下して、金体制が固まらないうちに韓国軍は電撃作戦で北朝鮮を攻め込んだらどうだろうか? そんな気が無いのが最近の韓国政権であり、陸軍力を削減して海軍力を増強している。韓国のパククネ大統領が何を考えているのか分かりませんが、自力で統一するつもりは無い様だ。

たとえ統一された韓国が核武装を持ったとしても、経済が中国依存関係に変わりがなければ中国の朝貢・冊封体制に組込まれるのは時間の問題だ。統一韓国は食糧もエネルギーも自給できないから大国との同盟は欠かせない。しかしアメリカと中国とどちらを選ぶだろうか? 日本なら中国とは海を隔てているからアメリカを選ぶでしょうが、韓国は国境を接した中国を選ぶしかない。

統一韓国がアメリカと同盟しても朝鮮半島では中国軍に地政学的に勝つことが出来ない。それだけ中国が軍事大国化してアメリカの軍事力は相対的に低下した。その結果として韓国は「離米従中」に動いているのでしょうが、中国や韓国は歴史カードをもちだせばアメリカは中韓に同調してくれると思っている。

アメリカは南ベトナムを失ったように南朝鮮を近いうちに失うだろう。それは2015年に軍の指揮権がアメリカから韓国軍に移るからだ。アメリカが韓国から兵を引けば同時に中国が乗り出してきて北朝鮮主導の朝鮮半島の統一が平和裏に実現できるかもしれない。台湾もアメリカが動かないと見れば中国は電撃的に台湾に上陸して占領を完了するだろう。アメリカの第七艦隊ではそれを阻止できなくなっている。

アメリカに残されたカードは、日本を軍事大国化して中国に対抗させる事ですが、アメリカはまだそこまで追い詰められてはいない。日本の核武装を認めて中国に対抗できるようにすれば、韓国や台湾の中国の支配は難しくなるだろう。つまり戦前の状態と同じになる。昨日も書いたようにアメリカは日本を戦争で敗北させた結果、朝鮮戦争とベトナム戦争を戦う事になった。どちらも勝利なき戦いであり、アメリカのやっている事は戦略的に支離滅裂だ。

韓国の対米不信は、アメリカが圧倒的なスーパーパワーを見せつけられなくなった事であり、ハイテクに偏りすぎてゲリラ戦に弱い。いわゆる非対称戦を中国はアメリカに仕掛けていますが、「超限戦」と呼ばれている。中国は日本に対しては歴史カードをプロパガンダに使っている。プロパガンダにはプロパガンダで仕返しをしなければなりませんが、ネット上の論戦がそれにあたる。

朝日新聞や毎日新聞が中国や韓国の代弁者なら、ネットがそれに反論して中国や韓国の「歴史カードの嘘」が次々と暴かれて追い込まれている。従軍慰安婦の問題も、橋下大阪市長のような人物が出てくるようになり、「河野談話」や「村山談話」が出た頃とは様子が変わってきている。島田氏のブログでも書かれているようにアメリカ人の中でも事実を冷静に見てくれる人が出てくるようになり、一方的に「歴史修正主義」と決め付ける風潮も変わり始めている。


 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
01. 2013年6月22日 15:32:03 : W18zBTaIM6
中国・韓国の反日教育や小泉の靖国参拝、在日右翼の反中・反朝鮮はアメリカの指示だという認識がないな。

周恩来の時代には反日教育なんかしてなかった。


02. 2013年6月22日 20:51:13 : v10LkLzGdY
日本には外交が無い!(下手過ぎる)無いほうがまだマシ。
日本には軍事力が無い!(アメリカの下請け)
日本の経済政策はメチャクチャです。

過去の日本の貿易黒字は全て、米国債となり日本国民にはなんら利益の享受はありません。(一部の政治屋や高級官僚はおこぼれ貰った)
お陰様で(アベ自民党)最近は貿易赤字です。

TPPなんぞ蹴って日本は「鎖国」するしかないでしょう!
7割8割日本は内需の国ですので、バカな隣国とは付き合う必要無し!

エネルギーなんてなんとかなる。食料も何とかなります。
それも今のうちですよ。

一刻も早く、鎖国政策に移るべし!


03. 2013年6月24日 09:44:40 : JhN9b59yDM
>>02さん
アジアの「永世中立国」を目指すべきでしょう。
鎖国は「引き篭もり」と同じです。

04. 2013年8月21日 18:04:24 : kM9xLRhFxE
>>3
つまり、あなたは国民皆兵バンザイ、徴兵制復活バンザイって事でしょうか。阿修羅では肩身が狭いのでは?

  拍手はせず、拍手一覧を見る

フォローアップ:

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
  削除対象コメントを見つけたら「管理人に報告する?」をクリックお願いします。24時間程度で確認し違反が確認できたものは全て削除します。 最新投稿・コメント全文リスト

 次へ  前へ

▲上へ      ★阿修羅♪ > 戦争b11掲示板

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。

▲上へ      ★阿修羅♪ > 戦争b11掲示板
 
▲上へ       
★阿修羅♪  
この板投稿一覧