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〈軍事情勢〉 2030年の中国軍事力と米日同盟は? 異様な軍拡に走る中国の不気味 (ZAKZAK) 
http://www.asyura2.com/13/warb11/msg/383.html
投稿者 赤かぶ 日時 2013 年 7 月 08 日 17:58:00: igsppGRN/E9PQ
 

 北京の人民大会堂で、米軍のマーチン・デンプシー統合参謀本部議長(左)を握手で迎える中国の習近平国家主席(共産党中央軍事委員会主席)。中国は日米同盟を侵食し、腐食させようとしている=4月23日(ロイター)


【軍事情勢】2030年の中国軍事力と米日同盟は? 異様な軍拡に走る中国の不気味
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20130708/frn1307081644008-n1.htm
2013.07.08 夕刊フジ


 例えば《侵食される均衡》と言った具合に、《侵食/均衡》という文字を使った負の表現が全編を覆っていた。

 米国・民主党寄りの大手シンクタンク・カーネギー国際平和財団が5月に公表した《2030年の中国軍事力と米日同盟/戦略相対評価》という研究報告書に関する、小欄の第一印象である。報告書は、15〜20年後の日米両国のアジア・太平洋地域における安全保障や日米同盟の「変わり果てた姿」を予見する。《侵食》する主体は、異常・異様な軍事拡大をひた走る中国であり、《侵食》されるのは日米両国…。報告書は、複数の仮説を併記した。

 20年後の日米同盟の姿

 《中国が米国を東アジアから駆逐せんと、中国VS米国/中国VS日本という全面的軍事衝突が勃発》

 《日本周辺での中国VS日米同盟という軍事的『均衡』が絶対的/相対的、いずれの観点でも中国側に大きく傾いていく》

 《日本の非常に近い海空域ですら、日米同盟がほんのわずかな軍事上の優位はもちろん、『均衡』をも保持する可能性が極小となる》

 《中国が経済破綻し、軍拡より国内投資に重心を移動。軍事的脅威が大幅低減する》

 《現在の戦略的構図が根本的に激変する確率は低い。ただ、日米同盟の大幅深化により、好戦的な中国との間で『アジア冷戦』を生む。或いは、米軍のアジア撤退による中国覇権の確立や、日本の核武装の可能性を含む軍事力強化で日中対立がエスカレートする可能性は残る》

 ところが《最も発生確率の高い事態》はいずれでもない。報告書が到達した結論はこうだ。《日本の国防力や日米同盟がもたらす抑止力をも圧倒する軍拡を背景に、日本との紛争・競合を、軍事力行使を経ずに中国が求める形で徐々に『侵食』し、有利に決着してしまう》

 中国が日本に仕掛けている「三戦」を彷彿させる。国際や係争相手国の世論を工作し、反中政策を抑止・転換させる「世論戦」、恫喝・懐柔で相手国の意志を挫く「心理戦」、国内外の法律を利用し反中政策を抑え込む「法律戦」−から成る「三戦」。尖閣諸島(沖縄県石垣市)の問題に当てはめると、謀略の気配を身近に感じる。では、日米同盟として、どう対処すべきか。

 中国の「三戦」に対処

 (1)現在、米国防総省が進める『エア・シー・バトル=海空戦』に基づき、航空・海上優勢確保などを核とする配備を大規模・強化。中国に対する戦域的優位を維持する。海空戦は陸・海・空・宇宙・サイバー5空間の垣根を越え、同盟国の軍事力支援も含め、持てる戦力を効果的/立体的に運用。米空母打撃群が攻撃される前に、中国内陸部の基地攻撃まで視野にする攻勢的統合作戦だ。

 (2)日米同盟は軍事優位を目指すものの、中国内陸部への爆撃など、予防攻撃的準備は回避。《均衡》の重点を、抑止力と信頼の双方に置く。

 (3)中国との間で相互に領域接近を止め、後方配備への依存度を高める抑制の効いた防衛態勢を整える。西太平洋全域で、中国とより《均衡》のとれた協力的力関係を樹立する。

 ベクトルが違う3提案に、小欄は衝撃を受けた。専門家が最も避けるべき、逃げ道を用意した、中国が如何様に出てきても弁解できる、“卑怯”の誹りを免れぬ提案だったためだ。元国防総省日本部長や元国家安全保障会議アジア上級部長、中国軍研究者ら超党派の実務エキスパート9人が、数年かけ作成した力作なだけに意外でもあった。報告書は、もはや《全能の解決策は存在しない。当事者を全て一気に満足させ、軍事・政治面での理想的『均衡』をもたらす単一の対応は不可能》と、限界を告白してもいる。

 確かに読み返すと、分析の難しさ故の複数提案ではあったが、3提案を情勢に応じ使い分け、最悪の結果を回避する狙いも感じた。そうであっても、使い分け=受け身の姿勢を見透かされ、中国ペースに翻弄される危険は払拭できない。

 現状維持は不可能

 縷縷記してきたように《日米》という表現が随所に在る。ただし、米国は西太平洋〜南シナ海に至る権益を重大視しているが、より直接影響を受けるのは2つの海の間に浮かぶ日本。報告書も《戦略的『均衡』の変化を最も痛感させられるのは、自らの安全保障を米国との同盟関係に長年依存してきたアジアの経済大国・日本かもしれぬ》と看破する。それ故《恐らく日本は(尖閣諸島は日米安全保障条約の適用範囲だと、米国の保証を欲したように)米国に一層しがみつく》とも分析する。

 もっとも《(安全保障や日米同盟を非常に重視する)安倍政権でさえ、ワシントンの一部が期待する自国の安全保障の底上げや対米協力強化には限界がある》と悲観。その理由を《財政難や政治的麻痺》と指摘する。

 一方《日米両軍の役割・任務激変》も有り得る事態に直面しており《政治的障害が予見されようが、日米両国は政治・軍事面での新政策を真剣に講じなければならない》と警告する。《現在の経済・軍事的潮流を展望すれば、現行政策・戦略では長期的に、日米両国益に合致する安定した安全保障環境を保てない/現状維持は不可能なのが確実》だからだ。

 ところで、報告書が列記した仮説の内《最も極端な事例》は以下だった。

 《中国の日本周辺での軍事行動が激化し続ければ、日本をして経済・貿易面での対中傾斜を招きかねない。日米同盟や米国による抑止力依存に疑念も深める。日本の世論が日本独自の国防力強化を支持し、核武装への動きにつながる恐れもある》

 この点に関連、報告書は《日米両国が中国の大軍拡に効果的に対処せねば、東アジア全体での深刻な政治・軍事危機を招き、同盟が弱体化し、地域全体の安定を『侵食』する》と謳う。

 日米同盟が死活的である現実を、米国の専門家が認識している文脈ともとれる。それでも尚、米国の歴代知識・指導層が陰日向に抱いてきた中国への「憧れ」は続くと、小欄は観る。

 「侵食」とは「(領土や市場を)次第に侵し呑み込んでいく状態」も指す。同時に、報告書に登場する英語の侵食=ERODEには「(病気に体が)蝕まれる」「(酸などが金属を)腐食する」という意味もある。

 語意の持つ不気味に、米国はもっと戦慄しても良い。(政治部専門委員 野口裕之)


 

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コメント
 
01. 2013年7月08日 19:14:10 : 7OpGsifAXA
米日?語るに落ちるとはこのことだ。
正体が透けて見える。

02. 2013年7月08日 19:40:55 : nJF6kGWndY

>日本の国防力や日米同盟がもたらす抑止力をも圧倒する軍拡を背景に、日本との紛争・競合を、軍事力行使を経ずに中国が求める形で徐々に『侵食』し、有利に決着してしまう

これがメインシナリオなのは以前から周知

日本や米国が衰退を食い止めるための対策を、どこまで効果的に行うかも重要だが

中国も多くの内政問題や経済問題を抱えており、そう単純に太平洋の覇権国家になれるとは限らない


03. 2013年7月09日 11:01:15 : niiL5nr8dQ
米中戦略対話、「新たな関係」の意図探る機会に=米当局者
2013年 07月 9日 10:14 JST
[ワシントン 8日 ロイター] - 米国と中国の政府高官が安全保障問題や経済などについて話し合う米中戦略経済対話(S&ED)が、7月10─11日の日程でワシントンで開催される。

この対話について、複数の米政府当局者は8日、米側が中国新指導部と改革の方針や、中国側が主張する「新たな形の関係」について詳しく知る機会になると述べた。

米側は、ケリー国務長官とルー財務長官を筆頭に14省庁のトップ、中国側は楊潔チ国務委員と汪洋副首相が16機関の責任者を引き連れて対話に臨む。

ある米経済関係高官は、米側が中国に経済改革の詳細について説明を求める機会と指摘。「改革へのコミットメントについては、中国当局者の発言、文書や民間レベルでこれまでに聞いていることを踏まえると、改革推進への決意は固い」と記者団に述べ「かれら(中国)の改革の進め方はわれわれにも大いに関係してくる。依然問題と思うのは、改革のスピード」と指摘した。

別の米経済関係高官は、中国人民銀行(中央銀行)が最近、「影の銀行(シャドーバンキング)」と呼ばれる銀行を介さない金融取引取り締まりの一環で短期金融市場への資金供給を絞り、銀行間金利を急上昇させたことを取り上げ、「人民銀行の行動は、市場参加者に、貸し出しは一段の規律と慎重さをもって決定すべきというシグナルを送ったと思う」と述べ、「これは、より効率的、より市場原理を反映する金融システムに向かう動きの一環だと思う」との見方を示した。

米の中国専門家の間では、習近平国家主席率いる指導部が推し進める、投資依存型から消費主導型へと経済構造を転換する改革の詳細が明らかになるのは、秋の共産党大会以降との見方が大勢だ。

<「新たな形の関係」の意図探る>

米中の戦略対話は、複雑さを増す両国関係の安定を維持する狙いで5年前から始まった。議題は北朝鮮問題から地球温暖化、サイバー対策、人権問題まで幅広い。

戦略関連の米政府当局者は、中国がしばしば表明している「新たな形の大国関係」の具体的構想を知りたい、と話す。

この当局者は「もし新たなタイプの関係を構築することになれば、われわれとしては、協力という意味でより具体的なものを見たい」とし「われわれにとってのカギは、実行する道を見出し、双方間の信頼を構築して期待することを達成できるようにすることだ」と語った。

新たな形の関係という言葉について、崔天凱駐米大使は、中国が世界の大国として台頭することが、20世紀にドイツや日本がしたような、既存の秩序を乱し、争いの火種となることを避けるのが狙いと説明している。


04. 2013年7月09日 11:09:25 : h6fDiiAwBs
議論やあたりもしない想定ばかりしていても始まらない・・・

日本の得意とする技術力を結集して、中国を圧倒することが先決ではないのか?

備えも無くてあれこれ騒いでも何の益もない、犬の遠吠えはもう沢山。

遣られる前に遣る、先手必勝が定石ではないか。

有り余る、原発の有効利用を図るうえでも核装備を一気に進め、世界一の核大国に

一刻も早くなることが、争いをこれ以上エスカレートさせない唯一の道である。

いざとなればアメリカは自国まで撤退すれば済むが日本や中国は再び主戦場となり

今度は国家が無くなることも考えておかなくてはなるまい。

今の力の差で中国と対等な話し合いなど出来るはずも無く、問題を先送りするばか

りでいずれは再燃してくる。

したたかな中国に対して平和ボケの日本人が金儲けのみ考え、中国市場に進出し

技術を盗まれ骨の髄までしゃぶりつくされ捨てられている現状をもっと直視しなけ

れば将来は無い。


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