新ベンチャー革命2013年7月16日　No.772
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/archive/2013/7/16

１．参院選前、ロシア軍が極東で大規模軍事演習とは

　2013年7月16日の報道によれば、ロシア軍が7月13日から1週間、シベリア・極東地域で大規模な軍事演習を行っているようです（注１）。

　この狙いは何なのか、今のところ不明です。

　ところで、米オバマ政権一期目の末期、米国防総省主催の環太平洋合同軍事演習リムパック2012に、これまで初めてロシアが参加しています(注２)。

　さらに、オバマ政権下の国防総省は次回、リムパック2014にはロシアに加えて、中国にも参加を呼び掛けています(注３)。

　このリムパックは戦後、米国覇権を握った米国戦争屋が旧ソ連や中国を仮想敵国に見立てて始めたものですが、2009年、アンチ米戦争屋のオバマ政権になって、リムパックの位置付けがずいぶん変わったものです。

なお、上記、米国戦争屋（世界的寡頭勢力の主要構成メンバー）およびそのロボット・悪徳ペンタゴンを構成する日本人勢力の定義は本ブログNo.687の注記をご覧ください。

　このような極東情勢の変化の中で、プーチン・ロシアがなぜ、今、唐突にこのような大規模軍事演習を日本近海で行うのでしょうか。

　極東覇権を維持する極東米軍(米戦争屋配下？)に対する威嚇であるならば、上記、米国防総省主催のリムパック2012へのロシア軍参加の事実と大きく矛盾します。

２．米オバマ政権とプーチン・ロシアには共通の敵がいるのではないか

　2013年6月17日、インド洋にて日本製コンテナ船の遭難事故が勃発していますが、この事故を分析した結果、本ブログでは、オバマ米政権とプーチン露政権が水面下でつながっているのではないかと読みました(注４)。

　この仮説を裏付ける事件は他にもあり、米NSA（国家安全保障局）機密暴露事件の主役エド・スノーデン氏が案の定、モスクワに逃げたという事実です(注５)。

　アンチ米戦争屋と思われるスノーデン氏をプーチンが保護するシナリオは事件前から計画されていたものとみられます。

　これら上記の事件から、本ブログでは、米オバマ政権と露プーチン政権の共通の敵、それこそ、米戦争屋ネオコン(イスラエル・ネオコン含む)なのではないかとみなします。

　オバマ政権二期目では、その一期目にて政権内で蠢いていた米戦争屋系の閣僚や要人が徹底的に排除されていますが、悪名高いNSAには二期目でもなお依然として、米戦争屋系人物キース・アレクサンダー氏(ネオコンの頭目・ラムズフェルド元国防長官の子分)が実権を握っています(注５)。

　エド・スノーデン事件は、オバマ政権がプーチンと結託して、NSAの実権を米戦争屋ネオコンから奪うための工作の一環であるような気がします。オバマ政権と親しい中国・習政権もそれに同調していると思われます。

　現に、NSA長官のアレクサンダー氏は米議会で今、責任追及されているようです。

　一方、中東シリアでは米戦争屋ネオコンが反政府軍FSAの背後に控えており、プーチン・ロシアがアサド政権を支援しています。オバマは、凶暴な米戦争屋ネオコンに配慮して反政府軍を支援するポーズをとっていますが、現実には、FSAを支援していないようです。

　シリアでFSAが苦境に立たされ、中東での覇権維持に汲々としている米戦争屋ネオコンは、エジプト利権の奪還を目論みましたが、それも一筋縄では行かないようです(注６)。

３．窮鼠猫を噛む米戦争屋ネオコンのラストリゾートが安倍政権下の日本

　米国覇権や中東覇権を脅かされる米戦争屋ネオコンにとって、安倍政権下の日本がラストリゾートとなっています。

　NSAの覇権は近々、オバマ政権二期目が米戦争屋から奪い返す可能性がありますが、日本の覇権は依然、米戦争屋ネオコンに握られており、その傀儡・安倍政権に対する国民支持率が高いので、オバマ米政権やプーチン露政権にとっても安倍政権下の日本は極めて厄介です。

　窮鼠猫を噛む米戦争屋ネオコンは安倍政権および、日本に巣食う日米安保マフィアを操って、極東でまたショックドクトリンをやらかす危険が高まっています。

　ところで、2011年に起きた悪夢の3.11事件は人工地震だよと日本国民に示唆してくれたのは、プーチンです(注７)。米戦争屋に支配される悪徳ペンタゴン・マスコミのフジテレビは必死で、その画像を削除しましたが・・・。

　プーチンは米戦争屋が安倍政権を操って、極東で紛争を起こそうとする謀略の危険を察知している可能性が大です。

　米戦争屋ネオコンは核爆弾やHAARPを使って、人工地震や人工津波を起こす技術をもっています。また、HAARPを使って気象コントロールもできるのです。

　以上のような見方をとると、プーチンは故意に今、日本近海で軍事演習を強行して、参院選後、安倍政権が独裁化し、米戦争屋ネオコンの操縦によって、日本発の極東戦争を起こさせないよう、牽制しているのではないでしょうか。

　プーチンは、米戦争屋ネオコンが青森の核燃サイクル工場に何らかの仕掛けを行って、東日本のみならず、ロシアの極東海域が汚染されるのを警戒しているのではないでしょうか。

　また、プーチンは旧ソ連が、1986年のチェルノブイリ原発事故が発端で90年代初頭に崩壊した歴史のウラ事情(注８、注９)に精通していますので、日本が原発事故や核燃サイクル工場事故で崩壊させられて、そのトバッチリがロシアの極東地域に及ぶのを強く警戒していると思われます。

日本国民が日本の置かれた悲惨な実態に気付かず、米戦争屋ネオコン傀儡の安倍政権の暴走を許すと、日本は旧ソ連崩壊と同じ轍を踏むような気がします(注７)。

いっそのこと日本もロシアとインドと三国で共同演習したりしていいのでは。

いったい誰が敵なのかをわかりにくくしてしまうこともひとつだ。