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「内なる敵」の情報漏洩に手を焼くオバマ――スノーデン事件の真因を衝く(フォーサイト) 
http://www.asyura2.com/13/warb11/msg/541.html
投稿者 赤かぶ 日時 2013 年 8 月 23 日 20:35:01: igsppGRN/E9PQ
 

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130823-00010000-fsight-int
フォーサイト 8月23日(金)18時59分配信


「内なる脅威(Insider Threat)」――。赤狩りのマッカーシズムが吹き荒れていた冷戦真っ盛りの1950年代、米政府内に潜入したとされる共産主義者のことを、反共派はそんな言葉で表現していた。

 今また、オバマ政権が同じ言葉をタイトルに掲げて「国家内部脅威政策(National Insider Threat Policy)」と呼ぶ新政策を推進していることが分かった。今度は、赤狩りではなくて、国家安全保障に関する情報漏洩を摘発するプロジェクト。敵は共産主義者ではなくて、情報を漏らす政府職員である。

 デジタル情報の時代に突入した今世紀は、サイバー戦争の時代であり、サイバースパイの時代でもある。オバマ米政権はサイバー空間を陸・海・空・宇宙に次ぐ第5の戦域と規定し、サイバー司令部を設置、1000人以上から成るサイバー戦士の部隊も編成した。

 しかし、政府の機密情報を漏洩する敵は内部にいた。オバマ政権は情報漏洩事件を積極的に摘発、メディアに情報を漏らした6件に対して「スパイ防止法」を適用し、内部からの脅威抑止に躍起となってきた。

 だが、情報漏洩を防ぐために「国家内部脅威政策」を推進してきたにもかかわらず、スノーデン事件はなぜ起きたのか。

■「国家内部脅威」とは何か

 オバマ政権は2009年1月の発足時から、機密漏洩に非常に厳しく対応してきた。当時のデニス・ブレア国家情報長官がそれ以前の4年間で確認された情報漏洩事件を調べたところ、その数は153件にも達したが、政府職員の起訴はゼロだと分かったことがきっかけだった。こうした経緯を経て、同長官やエリック・ホルダー司法長官が協議を重ね、摘発を開始したのである。

 2011年10月から、情報漏洩を「内部脅威」と位置づけて政策立案に取り組んだ。さらに、2012年11月には「国家内部脅威政策」がホワイトハウスから各省庁に配布された。

 全米科学者連盟(FAS)が入手したこの政策文書によると、「内部脅威」とは、「内部の関係職員が各自のアクセス権を利用して、意識的あるいは無意識に米国の安全保障を傷つけること」とされている。その脅威とは、具体的には、スパイ、テロなど国家安全保障情報を許可を得ないで公開することだとしている。

 しかし、こうしたイニシアティブが進められても、事態は悪化の一途をたどった。

 2010年、内部告発サイト「ウィキリークス」に軍事・外交機密文書約70万点が漏洩した事件。この時は「シークレット」レベルの情報が漏れた。アフガニスタンおよびイラク戦争、さらに外交電報までが漏れ、特に日本政府が絡んだ電文も含めて、外交電報の暴露は「大スキャンダル」と大きく報道された。

 しかし、スノーデン事件は事態がもっと深刻なことをさらけ出した。漏れたのは、一段上の機密、「トップシークレット」で、世界最大の盗聴機関、国家安全保障局(NSA)を中心とする情報機関の情報だった。漏れた情報の内容がますます高度なものとなり、政権が負った傷は一層深いものとなった。

■ 実はその裏で、21世紀に入って、米政府の情報管理体制が革命的に変化した、という現実があった。

 変化をもたらしたのは、2001年の米中枢同時多発テロと情報のデジタル化である。

 第1に、9.11テロ事件が予防できなかった原因の1つは、「ストーブパイプ(煙突)」式の情報管理システム、と考えられた。煙がストーブの煙突を通って屋根に向けて出て行くように、情報が各情報機関と共有されないまま放置された。このため、9.11テロ犯人に関する情報が入手できていたにもかかわらず、正しく対応できなかった、と判断されたのである。

 第2に、こうした問題を解決するため、各情報機関が軍事情報・外交情報にアクセスできる閉鎖系のデジタル情報伝達システムを利用することになった。

 ちょうど情報のデジタル化時代の幕開けと重なり、機密文書が紙からデジタル文書となった。新たなデジタル情報伝達システムを通じて、機密文書取り扱い資格(セキュリティクリアランス)を持つ情報工作員・分析官、官僚や民間企業からの出向職員なら、見ることができるようになった。

 今では、閣僚から、下級職員、戦場の兵士に至るまで、インターネット上で高度な情報にアクセスできるのだ。

 ウィキリークスに情報を提供したのは、イラク駐留米軍の元情報分析担当陸軍上等兵ブラッドレー・マニング被告(25)だった。彼がアクセスできたのは機密インターネット・プロトコル・ルーター・ネットワーク(SIPRNet)で、「シークレット」以下の軍事、外交情報をUSBにダウンロードしてウィキリークスに渡した。

 中央情報局(CIA)元職員エドワード・スノーデン容疑者(30)がアクセスしたのは統合全世界情報通信システム(JWICS)で、そこから「トップシークレット」文書をダウンロードしたとみられる。

 SIPRNetもJWICSもいずれも、国防総省の国防情報システム局(DISA)の管理運営下にある国防データネットワーク(DDN)の一部である。


■500万人の経歴調査に落とし穴か

 9.11テロ事件以後、各情報機関はテロ対策に追われ、多くの工作員や分析官を採用したが、公務員の定数枠があるため、アウトソーシングによる「契約スパイ」などの形で雇用する例が増えた。

 その裏で、セキュリティクリアランスの保持者がとてつもない数に膨張していった。

 国家情報長官室がまとめた「2012年セキュリティクリアランス決定数」によると、2012年10月1日現在で、「コンフィデンシャル」と「シークレット」の機密文書取り扱い資格を持つ者は350万7782人、最高の「トップシークレット」レベルの資格を持つ者は同140万9969人。実に計491万7751人にも上っていたのである。

 かつて、機密文書が紙だけの時代、特にトップシークレットの場合、文書ナンバーが書き込まれ、配布先が限定されていた。こうして、機密文書へのアクセスを容易に制限することができた。

 しかし、今ではアクセスできる有資格者が大幅に膨張し、厳密であるべき資格審査がおろそかにされていた現実が次第に明らかになってきた。

 スノーデン容疑者は当初CIA職員、その後派遣企業からNSAに配置されたが、セキュリティクリアランスが必要なことに変わりはなかった。

 何せ経歴調査(バックグラウンドチェック)の対象者は全部で500万人もいる。政府の正規職員ならともかく、技術力を評価されたスノーデン容疑者のようなハッカー上がりのサイバー技術者の調査は容易ではない。

 しかも、調査自体は民間企業に委託している。実は、スノーデン容疑者を調査したUS調査サービス社(USIS)は調査記録偽造の疑いで連邦大陪審の捜査を受けていることが分かった。同社は大手で、連邦政府人事管理局の管轄下にある契約社員調査の45%を請け負っているが、多数の調査を早期終了するよう常にプレッシャーを受けてきたとも伝えられる。自衛隊もサイバー防衛に乗り出したが、「サイバー戦士」の雇用では苦労は避けられないだろう。


早稲田大学客員教授・春名幹男


 

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コメント
 
01. 2013年8月24日 00:43:08 : cKftockbJN
>>第1に、9.11テロ事件が予防できなかった原因の1つは、「ストーブパイプ(煙突)」式の情報管理システム、と考えられた。煙がストーブの煙突を通って屋根に向けて出て行くように、情報が各情報機関と共有されないまま放置された。このため、9.11テロ犯人に関する情報が入手できていたにもかかわらず、正しく対応できなかった、と判断されたのである。

ちゃいまんがな。911事件はビル爆破ですがな。激突映画放映事件やんか。
まああ・・・早稲田の先生は節穴やな。もしくは大ホラふきや。


02. 2013年8月24日 02:29:34 : sUpHQ8Q75g
春名幹男=元共同通信=似非ジャーナリスト=ジャパンハンドラの手羽先

大学教授の肩書きはカモフラージュには最適と思ってるのか
最近じゃ東大にもジャパンハンドラの手羽先教授がうじゃうじゃいて
容易にゃ信用してもらえなくなっとる罠w


>>01
> 早稲田の先生は節穴やな。もしくは大ホラふきや。

春名幹男の仕事は日本人を騙すこと
つまり売国奴w


03. 2013年8月24日 23:09:55 : 243HcxA0Ws
カネもいらない命すら惜しくないというスノーデンのような人を法律でなくすことは出来ない
出来る事は厳罰化のみ、ただしそれでも命が惜しくない者を押しとどめることは出来ない

スノーデンはアメリカが生んだテロリストのようなもので、ジハードのためなら喜んで自分を投げ出す
どんなに厳罰化するより、子供の頃から正義感が強いのは悪いことと教育するほうが効果的に減らせる
でもそんなこと出来ますか?

ちなみにスノーデンが逃げているのは爆弾情報を小出しにしながら時間稼ぎをするためで、命が惜しいからではない・・・恐らくすべての情報を暴露したあと何らかの形で人生を終えるつもりでいるね

時間が経てば経つほど、自分の支持が増え当局に厳しい世論になることが分かっている
事実そうなってるし
スノーデン、とんでもないやつ。


04. 2013年8月26日 06:34:32 : B5offegeiY
阿修羅さんへ

「因果応報」って言葉を知らないらしい。
悪業には悪果がついてくるんですよ。
悪業で善果を得たいなんて虫がよすぎます。

スノーデン氏は良心の呵責から、事実の公表に至ったのだろうね。
一番大事なのは「嘘を吐くのは人殺しより悪い」という事実を教えることです。
(嘘はどこから生ずる?「邪見」からでしょ。「邪見」は「殺生」より悪いのですよ。嘘を吐いて天国にいける人はいませんよ。)


05. 2013年9月12日 03:05:14 : Sx8yhe1FrY
安心して良いというか、日本にはスノーデンのような事件は起きないでしょう。
理由は幾つかあります。

1、そもそも日本には独立した唯一の情報機関というものは存在しない。

2、情報機関というものは存在しないので保護管理する情報がそもそも存在しない。

3、公僕たる国家公務員は自動車部品の一つのようなもので自分で考えるという
ことをしないので単なる歯車にスノーデンのような高度な知的判断は不可能である。

4、日本の国家機密は軍事でも重要情報でもない。
不正会計と汚職、不正流用などのマネーに関わる重要情報で人が死んだり高度な隠蔽が行われているので、
そうした事実関係から日本にとっては金に絡む利害関係や不正の事実の隠蔽が
もっとも機密ランクが高く、厳重に保護されている国家機密だろうと判断される。
(大変、愚かな事だが)

5、そもそも政治家レベルですら詐欺師が殆どなので、情報を保護する役割と目的が
既に破綻している。政治家レベルで詐欺師だからこそ日本でオレオレ詐欺が流行っている。

6、そもそも探偵業者がアジア向け産業スパイを行い、殺人事件起こし、ストーカ殺人事件では
業者の関与があり、カルト宗教団体の拉致事件に関与し、国家が管理する情報の漏洩事故を引き起こしている。
最近まで認可制ではなく中古取引業以下の信頼性である。
彼らにはライセンスがなく規制するルールすらなかったので外国人の工作員や内部犯行などという以前に日本における情報管理は社会的認識レベルの問題である。

7、IT技術などの登場を問題視する以前に、そもそも役所が管理する敏感な情報は
そこに従事している人物達により昔から悪用され日常化されている。

以上です。
道義的な観点から行動するようなタイプのスノーデンのような人物が日本から
登場することに期待しても無意味です。
そういう人は日本には生まれてこないでしょう。
ハッカーに期待しても無駄です。そういう人物は根本的に違います。


06. 2013年9月17日 05:28:10 : Z5Fw3aLAfo
確か、、、探偵業者は部落出身者などの調査も行っていた筈なので、
人権問題や人種差別問題にも関わっているという事でしょう。
西日本に多いんじゃないですかね。長い事、東京住まいですがそんな話は聞いたこと無いですから。

米国では業者はライセンスを持って仕事しているんじゃないでしょうか。かつては
盗聴器も銃火器と同等に規制されていたはずで。世界でも規制している国はありました。
監視カメラもきちんと監督規制しないと、悪用を防止したり、証拠能力としての
最低限の機能や基準を果たせなくなります。
業界が一致したカメラの最低限の機能やガイドラインを決めないと、事が起こった
際に時計がズレていたなど手間も余計に掛かりますね。
悪用されていないか第三者のチェック機能や、盗聴器の所有や小型スパイカメラの
無許可所有を違法とする必要はあるでしょう。

探偵や調査業者レベルから規制しないと情報漏えいは無くならないでしょう。
IT関連業者がビッグデータな機密を漏洩する場合はその一方で買い手が調査業者
として存在するので、
IT業者だけ対策しても意味が無いですね。買い手が居てこそビジネスが成立する
用件がそこにあるので。


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