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プーチン、アメリカの「一国例外主義」に警鐘 ロシア トゥデイ
http://www.asyura2.com/13/warb11/msg/723.html
投稿者 長間敏 日時 2013 年 9 月 12 日 23:40:54: 2ZipGG.4HfBgM
 

http://rt.com/news/putin-interview-syria-diplomacy-742/

9月12日 ロシア トゥデイ

プーチン大統領が他国の内戦への軍事介入がアメリカにとって常套手段になってしまっていることは非常に危ういとニューヨークタイムズに語った。しかし、プーチンは今回のシリア危機において対話による解決に向けてのオバマ大統領の決断を歓迎した。

記事の中で、プーチンは、国際連合が悲惨な戦争を回避するための一つの手段として創設されたという当初の歴史を思い出させた。

「戦前の“国際連盟”が機能不全となり破綻し、対戦への道筋を辿ったが、
  国際連合が、同様の結末になる事を望んでいる国など無い。国連の安全保障理事会
  の決議無しに、軍事行動を許されれば、戦前の”国際連盟”と同様、機能不全と
  なり世界が危うい状況になる。」

「シリアで化学兵器が使われたことは疑う余地も無い事実である。しかし、それは、
  シリア政府軍によるものではなく、反政府軍(シリア自由軍)によるもので、
  彼らに資金提供している海外の支援者が関わっていたという合理的な理由がある。」

「(反政府軍の)兵士たちはイスラエルに対する攻撃の準備に入っているという看過
  できない報告があがっている」と付け加えた。

多くの国やトップの政治家やローマ法王などの宗教指導者の激しい反対を無視して、アメリカがシリアを攻撃すれば更なる無辜の犠牲者を生み、シリアの国境を越えて紛争が飛び火する可能性がある。そのような攻撃は暴力をエスカレートさせ新しいテロリズムの波を生むことを許すだけである。シリア危機の当初から、ロシアは国際法に基づいた解決を模索してきた。

「我々が守ろうとしているのは、シリア政府ではなく国際法だ。」

世界はアメリカを民主主義国家のモデルとして見なくなってきている。「アメリカに味方するか?歯向かうか?というスローガンによって同盟を維持するために軍事力に頼っているだけだと見られているのではないかとプーチンは述べた。

一方、シリア危機の解決に向けたお互いの政治的な歩みよりは米ロ間の他の問題も、解決への道を開けることになる。

しかし、火曜日のアメリカ国民に対するオバマの演説のなかに見て取れるアメリカの「一国例外主義」に、プーチンは反論した。

 「目的が何であれ、アメリカ国民に彼らは特別であると思わせる演説は非常に危険で
  ある。大国も小国も、富める国も貧しい国も、長い民主主義の歴史を持っている
  国も、民主主義への道半ばの国も、色んな国がある。そして、それぞれの国が目指
  そうとしている形も、それぞれの国によってまた違うものだ。」

 「世界の国々もそれぞれお互いに異なっている。しかし、神の加護を願う時、神は
  我々を平等に創造したことを忘れてはいけない。」とニューヨークタイムズの記事
  を締めくくった。  

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
01. 2013年9月13日 00:37:40 : dHNluj81Fq
プーチンさんは凄い!
我々地球人はこの時代にプーチンさんが居た幸運を噛み締めなければならない。

02. 2013年9月13日 04:32:27 : FyodjO52js
>色んな国がある。そして、それぞれの国が目指そうとしている形も、それぞれの国によってまた違うものだ。
神の加護を願う時、神は我々を平等に創造したことを忘れてはいけない。

この人らしいな。言説はリベラルで、実際に人間味のある人なんだよ。

>我々が守ろうとしているのは、シリア政府ではなく国際法だ。

このあたりは、在郷資本が乏しく西側資本の投資を呼び込む必要があるロシアの台所事情を感じさせる、いつもの中立性を強調する普遍表現だが、それを前政権から外交の柱として一貫させているのは、彼らの強みだろう。

メドベージェフは、当初の感じからは意外にも、彼に良い影響を与え、プーチンは前政権を経て、現代ロシアの指導者に相応しい洗練された人物に成長した。


03. 2013年9月13日 06:18:47 : sEjDeiwuac
プーチンの世界はバラバラ、だから良いのだ論に素直に同意する。

04. 2013年9月13日 09:37:43 : MteG13U62E
アメリカは世界の警察官気取りはやめろ。

日本に対する諸々の不当な干渉も同じ。1部の売国奴を除き、アメリカの属国を希望する日本人はいない。


05. 2013年9月13日 12:27:48 : niiL5nr8dQ
世界の話題は「東京五輪」ではなく、「第三次世界大戦」です

爆発的に広まる「開戦を訴えるビデオ」の本当の狙い

2013年9月13日(金)  鶴野 充茂

 今週、国内で五輪招致のプレゼンテーションが話題になる中、米国では、シリア攻撃に進むかどうか緊迫した状況が続いています。そしてそんな状況で、米国による第三次世界大戦の開戦とその支援を呼びかけるネット動画が爆発的に広まりました。

 しかしこの動画、よく見ると皮肉に満ちた反対運動のために作られたものでした。反対プレゼンテーションです。


 それを見て改めて考えたのは、日本国内において、国内政策に対する反対運動としてのプレゼンテーションはあまり見たことがない、ということでした。

 そこで今回は、動画を参考にしながら、オープンな形で反対意思をアピールするためのポイントについて考えてみることにしたいと思います。

 ネット動画はアイデアの宝庫。それでは今週もいってみましょう。

高評価9割!?「第三次世界大戦」開戦アピールの動画

 社会や組織の大きな流れに反対するというのは難しいことです。

 ましてそれが国の政策ともなれば尚のことです。たくさんの権力者や頭のいい人、利害関係者たちが集まって考えている。反対されないようにもしている。そんな状況では反対意思を表明することすら容易ではありません。

 例えば、国内の場合、まだ与野党の勢力が拮抗している時なら、野党のチェック機能としての役割を期待し、成り行きを見守ることができるのかもしれません。しかし、現在のようにほとんど単独政権のような状態で、仮に政権が極端な方向へと舵を切り出した時、一体われわれはどうすればいいのでしょうか。国民が取り得る対抗策として考えておいても損はないでしょう。

 この動画はその観点からとても参考になります。公開3日で再生回数は100万回を突破し、しかもその内容には9割が高評価をつけています。

 この動画によってオバマ大統領がシリア侵攻を踏みとどまったとは言いません。実際、攻撃に対する国内支持率も低かった。しかし、コミュニケーションの専門家としてこの動画を見た時に、その内容や構成は反対意見を効果的にアピールする要素が確かに多く含まれていると言えます。

 五輪招致において、話題になったあの最終プレゼンテーション。東京の魅力「お・も・て・な・し」も効果的に伝えられたと思います。プレゼンだけで決まったわけではありませんが、あのプレゼンは確かに良かった。

 今回紹介する動画も、別の観点から、同じくらい見応えと見どころのある動画です。

 それではご覧ください。

[Help Kickstart World War III!]


オバマ大統領だから無条件支持

 こんなストーリーです。

 選挙キャンペーンで支持を訴える動画を連想する構成になっています。様々な職業、年代の人が登場し、それぞれの視点から「第三次世界大戦」への支援を呼びかけます。

 「私はあなたと同じ、オバマ大統領の支持者です。今、オバマ大統領があなたの支援を必要としています。私たちの大統領はあなたの支持がなければ次の戦争を始めることができません。」

 こんな呼びかけで動画は始まります。

 「覚えていますか? 私たちは2008年、2012年にオバマに投票しました。何があろうとも彼を支持すると約束して。」

 そう言ってクラウドファンディングサイトで立ち上げた第三次世界大戦のための資金集めキャンペーンを紹介するのです。

 米国はすでに破産状態。だから自分たちが政府の代わりに1.6兆ドルを集めようとしている。そこであなたの出番だ、と訴えるのです。

 「第三次世界大戦はとても重要で進歩的な戦争です。オバマ大統領もとても大事だと言っています。だからそうに違いない。」

 このあたりから、極端さに加えて皮肉が加速してきます。

 「2008年、私が初めてオバマ大統領の演説動画を見た時、彼は常に正しいと確信しました。だから私は第三次世界大戦を支持します。第四次も。月で戦争をすると言ったとしても。」

 「利益団体の力やスパイ、闇の銀行組織が大統領を説得しているとしても、彼が私たちを間違った方向に導くことはありません。」

 そして、1.6兆ドルの資金があれば、大勢の軍隊と何千の地球にやさしいオーガニックな爆弾、ハイブリッドのプリウス戦車、iPad制御のロケットなどが投入できるとし、世界の99%を戦場とし、しかもソーシャルメディアをフル活用した戦争になるため、「ショックも大きいですが、たくさんの驚きにも出会えるはず」とまとめます。

 さらに、寄付金額に応じて、たとえば25ドル寄付すれば戦争で傷ついた中東の国から瓦礫が届くとか、100ドルで近くの難民キャンプから離れられるパスが得られるなどと解説。あなたが入ることになるであろう難民キャンプでは無料のWiFiが使えるなどと続けます。

 「だからお願いです。1.6兆ドルの資金調達をなんとか実現させてください。そして第三次世界大戦を実現しましょう。」

 そう呼びかけた最後に、こう言うのです。

 「なぜかって? オバマだからですよ。」

 よく見ると皮肉に満ちた戦争反対のシナリオですが、戦争反対とは誰も言っていません。そしてオバマ大統領支持を旗印にしている。オープンな場で賛成反対をぶつけ合うことの多い米国ですが、こんな訴え方は珍しいです。

問題を静観する人たちに向けて

 まず気になるのは、これは一体誰に向けて作られたものか、ということです。

 一般的に反対運動は「まだ決めていない人」をターゲットに想定します。

 社会に向けたコミュニケーションには、「賛同してもらう」活動と「反対されない」活動があります。反対運動は賛同者を増やす必要があるので、意思がまだはっきり決まっていない人を味方にしようとするためです。

 では、まだ決めていない人とはどんな人か。

 問題を静観している人です。

 そしてその多くは、最近までの選挙でオバマ大統領の再選に動いていた。支持者でなくとも、そんな人たちにたくさん触れてもいた。そんなサイレント・マジョリティに向けたアピールになっているのでしょう。

 注目したいのは、「みんなの力で戦争に進もう」と呼びかけをする発想です。日本なら、いや、国を問わず一般的には、直接的に「攻撃開始、是か非か」と問うところでしょう。

 じっくり考えてみて、大きな理由があることが見えてきました。

 一言で言えば、「本当に、また、外国に攻め込むの?」と見ている人の心のモヤモヤをはっきりした形で刺激するためです。

 「反対されない」活動には、問題になりそうなポイントをロジカルにつぶしていく取り組みが必要です。たとえば消費税を上げるにも様々な立場の人たちの反対がない、様々な景気指標で問題がないという形が重要です。騒がれるのが最も困るわけです。だから、「ここはどうなんだ」と観点を増やすのが、相手に面倒を感じさせる手です。

 これに対して、「賛同してもらう」活動には、強い情動が必要ですから、エモーショナルに訴える。

 反対されないためにはロジカルに攻める。
 賛同を得るためにはエモーショナルに攻める。

 ということです。

 だから、「また攻め込むのか?」という、なんとなく多くの人が持っている心のモヤモヤとした違和感を刺激しているわけです。

 爆発的に広まる理由は、こんな所にも垣間見られます。

手遅れになる不安で行動を促す

 ここで別の動画を紹介しましょう。

 この動画は、1人の女性が幼い時代から老人になるまでの顔の変化を5分程度で表現したものです。

 不思議な感覚ですが、解説を読んで理解するだけでは感じられない刺激が実際に見てみると得られると思いますので、ぜひ一度、実際にご覧ください。音声も一緒に楽しめるとさらに感じやすくなると思います。

[Danielle]


Danielle from Anthony Cerniello on Vimeo
 この動画自体は、ダニエルという名のモデルになった女性と年代の異なる彼女の親戚の写真を撮影し、似た骨格の形状をもとにして、幼少期の顔から老人になるまでの顔をモーフィングさせ、まばたきなどを加えて独特な変化を表現するものになっています。

 視聴したユーザーコメントを見ている限りでは、多くの人が、人生について思いを巡らせ、その時間の経過について不安や焦り、寂しさのような感情を抱いているようです。

 この動画とコメントを見て感じるのは、「人は残された時間が無くなってくることをイメージすることで、不安や恐れを感じやすいものだ」ということです。おそらく、「手遅れになる前に何かしなければ」という思いを持っているからなのでしょう。

 動画では、時間の流れを見せることで、結果的に時間の希少性を感じさせているわけです。

 何かのアピールをする時に、行動を促すメッセージが必ず必要になるわけですが、そこにこんな残り時間を意識させるものを加えるのも効果的なのかもしれません。

何をすればいいかを具体的に

 最後の動画を見ていただきましょう。

 これは、ケニアの4歳の男の子が自分のやりたいことをリストにして叶えていく、というストーリーです。

 タイトルは「4歳児の、死ぬ前にやっておきたいことリスト 水は命」というタイトルです。

 男の子のナレーションで進行するこの動画、流れはこうです。

 「僕の名はンカイトレ。いつか将来、マサイの戦士になるんだ。今は動物係。もうすぐ5歳。まだ一度も村を出たことがないんだ。」

 彼の村では、5人に1人が5歳まで生きられないと言います。

 そこで彼に「死ぬまでにやりたいことリスト」を書いてもらいました。

冒険に出たい。
ケニア中を旅したい
ずっとやりたかったことをするんだ。
 そして、その夢を叶えてあげました。

 続きはぜひ動画でご覧ください。

[4 Year Olds Bucket List‐Water is Life]


「ボートに乗り、
 最も走りの速い人と競争して打ち負かし、
 鳥のように大空を飛んだり、
 国立スタジアムでサッカーをしたり、

 それから、生まれて初めて海を見たんだ。
 キスもしてもらったよ。」

 5歳以下の子が命を落とす主な原因の1つが、安全な水を飲めないこと。

 そして、ンカイトレ君や彼のような子どもたちにきれいな水を届けるために支援を、と呼びかけています。

 生きていれば、叶えられそうな、いや、少なくともそのチャレンジはできる、そのチャンスを与えてあげられないだろうか、と見る人たちの心に訴えかける動画です。

 ンカイトレ君、良かったね、5歳になったらお祝いをしないとねと思うわけですが、この動画で子どもたちの将来を効果的にイメージさせる工夫はどこにあるのだろうか、と考えていて、気がつきました。

 この動画のタイトルにもなっている「リスト」がポイントなのだろう、と。

 つまり、何をするかが具体的にいくつも書いてある、というところが見ている人たちのイメージを膨らませるきっかけになっているんだろうということです。

 マサイの戦士になる夢が出てこないがどうした、というツッコミは置いておいて、サッカーをしたり、飛行機に乗ったり、海を見たり、と異なる情景を見ている我々の側に、その体験がよみがえってきているのだろう、と。

 その気持ちをもとに、「体験させてあげたい」という情動を刺激しているのだろうと思うわけです。

 冒頭の第三次世界大戦の支援を呼びかける動画も、中身はパロディですが、戦争が始まったら投入される予定の兵器や、寄付金額の差によって得られるベネフィットなどが順々に示されています。

シンプルでクリアなメッセージ

 さて最後に、冒頭の動画が、強烈な皮肉として、しかも大きな反発を招かずに、受けとめられるポイントはどこにあるか。

 それは、「なぜ戦争を支持するか」という理由にあります。

 「なぜなら、オバマだから」というところです。

 かつて自分たちは大統領選で彼を支持した。そしてオバマ大統領のリーダーシップがあれば明るい未来がやってくることを信じた。

 その一点を突いているわけです。

 オバマ大統領が間違った方向に進めようとしている、ということになると、心理学用語で認知的不協和と言いますが、本来気持ちの上ではどこか受け入れ難いのです。ところが、第三次世界大戦だ、と極端な目標を出すことで、判断する上での感覚のゆがみに気がつきやすくなる、というわけです。

 なお、この動画では一言もシリアと言っていないところも、現実から離れて冷静になるきっかけを与えていると感じます。

 オバマだから全面的に信じる、支持するということはないですよね、というシンプルでクリアなメッセージ。これが効いています。

反対運動のポイントは?

 米国がシリア攻撃を始めるかどうかというタイミングで爆発的に広まっている戦争反対動画を細かく見ていくことで反対アピールのポイントを考えてきました。

 具体的なポイントは以下の通りです。

オバマ大統領だから無条件支持(理由に注目)
モンダイを静観する人たちに向けて(ターゲットを意識)
テオクレになる不安で行動を促す(タイムリミットを感じさせる)
ナニをすればいいかを具体的に(行動の具体化)
シンプルでクリアなメッセージ(誤解を与えない明瞭さ)
 というわけで、記憶に残りやすいように「オ・モ・テ・ナ・シ」でまとめてみました。

 何か仕事を進めようとした時に、表立って反対されるよりも、何となくうやむやにされて話が消えてしまう、という経験をしている人は多いと思います。

 一方で、今回の動画を見て、もし自分たちが、オープンな場で反対しなければならない、となった場合に、どんな方法があるのかを考える機会はあまりなかったことに気づいたので、掘り下げて考えてみました。

 ネット動画はアイデアの宝庫。それではまた、金曜日にお会いしましょう。

このコラムについて
金曜動画ショー

話題になっているネット動画をビジネスの視点から、コミュニケーションの専門家であるビーンスター鶴野充茂氏が紹介します。どんなメッセージをどのようにネット動画で伝えているのか。どんな要素や条件によって、その動画が広められ、多くの人に見られているのかを分かりやすく解説。最新の話題やトレンドのチェックとして、あるいは動画を活用した情報発信のヒントとしてご覧ください。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20130912/253319/?n_cid=nbpnbo_top_updt&rt=nocnt


06. 2013年9月13日 12:38:02 : niiL5nr8dQ
JBpress>海外>中国 [中国]
北京の高笑いが聞こえる
米国の対シリア政策迷走〜中国株式会社の研究(229)
2013年09月13日(Fri) 宮家 邦彦
 米国の対シリア政策が迷走している。この3週間、シリアでの化学兵器使用を巡り国際社会は揺れに揺れた。内外メディアはバラク・オバマの右往左往とロシアの強かさにばかり注目するが、なぜかこの化学兵器騒動と中国の態度に焦点を当てた解説は見当たらない。今回は天邪鬼の筆者がこの点を分析する。(文中敬称略)

初動段階

戦争に疲れた米国、同時多発テロから12年を迎える
同時多発テロから12年目となった9月11日、ホワイトハウスで黙祷するオバマ大統領〔AFPBB News〕

 ダマスカス郊外で一般市民に対しサリン系化学兵器が使用されたのは8月21日。それ以降、オバマ政権の対応が、文字通り、二転三転したことは既に報じられているとおりだ。

 ここでは重複を避け、8月21日以降の中国政府の重要公式発表、人民日報関連分析報道などを時系列順に振り返ってみよう。

8月23日 シリアでの何人による化学兵器使用にも断固反対する(外交部報道官)
8月26日 国連事務局による化学兵器使用に関する調査を支持する(外交部長)

 この時点での中国側反応は控えめだ。ちなみに、8月22日の日本の外務報道官談話も、「化学兵器の使用はいかなる場合でも許されるものではなく、我が国は、すべての暴力のすみやかな停止に向け、引き続き国際社会と連携して外交努力を重ねる考えです」と述べていた。問題はその後である。

米国の強硬姿勢

 状況は8月27日あたりから変化し始めた。それまで慎重だったオバマ政権が軍事攻撃に傾き始めたからだ。8月28日、米国の報道官が、「具体的な軍事行動の内容や開始時期はオバマ大統領が検討中」と述べたこともあり、攻撃の可能性は急速に高まった。これに応じ、中国側の発言も微妙に変化していく。

8月28日 すべての関係者に対しシリア危機について冷静さと自制を呼びかける、いかなる国も化学兵器使用に関する調査に介入したり、その結果を予断すべきではない(外交部報道官)
8月29日 米国の対シリア攻撃は逆効果となる(人民日報ワシントン発分析記事)
8月29日 米国は対シリア攻撃を正当化できない(人民日報評論)
8月30日 先週まで慎重だったオバマが今週強硬姿勢を強めたことは驚きだが、その背景には米国の中東政策の行き詰まり、ロシアとの関係悪化、仏の強硬姿勢などが考えられる(新華社ネット評論記事)

 中国側はこの頃から米国が軍事介入を本気で検討し始めたことに気づき、これに強く反対し始める。8月29日以降、すべての発言、公式記事は対シリア攻撃を強く牽制する内容だ。ちなみに、29日の分析記事はワシントンの米国人記者(Matthew Rusling)に書かせている。相変わらず、中国側は芸が細かい。

対議会承認要請後

 8月31日、再び状況は一転する。オバマ大統領自身が「シリア政権の目標に軍事攻撃を行うべきだと決定(I have decided that the United States should take military action against Syrian regime targets)」する一方、「武力行使権限の付与を議会に求める(I will seek authorization for the use of force from the American people's representatives in Congress)」と発表したからだ。

ワシントンD.C.でシリア軍事行動への反対デモ
シリアへの軍事行動に反対するデモ〔AFPBB News〕

9月1日 オバマ大統領の(議会承認を求める)決定は一定の慎重さを示しているが、(対シリア攻撃に関する)米国民と国際社会の懸念を取り除くものではない(新華社評論記事)

9月2日 関係国による一方的軍事行動の準備について重大な懸念を表明するとともに、いかなる国際社会の行動も国連憲章と国際関係の基本的ルールを尊重すべきである(外交部報道官)

9月4日 国連調査団の結果報告公表前にはいかなる前提条件も結論も下すべきではない(外交部報道官)

9月5日 一方的攻撃は国際法違反であり、関係国に冷静さを保ち、政治的解決を追求するよう呼びかける(外交部報道官)

9月6日 政治的解決こそが唯一の正しい道であり、軍事攻撃は問題の解決に資さない(G20における習近平総書記のオバマ大統領への発言)

9月9日 対シリア軍事介入には、米議会承認ではなく、国連安保理決議が必要である(新華社評論記事)

 このオバマ大統領発言には中国側も再び驚かされたに違いない。虚を突かれたかのように、公式発表の内容にも、どこか「パンチ」がなくなっている。この時点で中国側は、米議会でオバマ大統領支持の声が高まり、それを根拠に米国が一方的攻撃に踏み切ることを強く恐れていたようだ。

 しかし、こうした懸念も徐々に杞憂にすぎないことが分かってくる。米国内の反戦気分は予想以上に高く、オバマ大統領を内心支持する保守系共和党議員ですら、地元のタウンホール集会などで厳しく批判されたからである。恐らく、中国側は「しめた」と思い始めたに違いない。

ロシア提案後

 ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は9月9日、シリア情勢につき声明を発表し、バッシャール・アル=アサド政権に化学兵器を国際監視の下に引き渡したうえで廃棄するよう提案した。これを受け、ジョン・ケリー米国務長官も軍事攻撃を回避する可能性に言及し始めた。

シリア情勢、中国がロシア案を支持 化学兵器を国際管理下に
握手すsるロシアのウラジミール・プーチン大統領と中国の習近平国家主席〔AFPBB News〕

 おいおい、すべての動きは中国側の思惑通りではないか。

9月10日 ロシアの提案を歓迎し支持する。国際社会はこれを前向きに検討すべきだ(外報部報道官)

9月11日 シリア政府がロシア提案を支持したことを歓迎する(外交部報道官)

 これまで見てきた中国側の戦略には一貫性がある。

 要するに、中国側は、(1)米国による国連安保理決議によらない一方的軍事介入を阻止する、(2)そのために国連、G20などの国際会議、二国間交渉などあらゆる機会を活用する、(3)ただし、あくまでロシアの背後で工作し米国とは直接対峙しない、という基本的方針を維持し続けることにまんまと成功したのだ。

 逆に言えば、米国の対シリア外交は大失敗ということ。実際、これほど酷い米国外交の失態はこれまで見たことがない。

 名前は言えないが、東京に駐在する米国の同盟国外交官(複数)が、匿名を条件に、こうした米国の姿勢を強く批判し、かつ深く懸念していた。当たり前だろう。

 シリアの化学兵器使用程度でこれほど右往左往するオバマ政権が、いざという時に、彼ら同盟国を助けるだろうか。

 オバマ政権の米国は本当に信頼に足る同盟国なのだろうか。今回のシリア化学兵器危機を巡る米国の対応振りは深刻である。その悪影響は、中東だけでなく、いずれ米国の同盟国の対中政策にも及ぶだろう。海を越えて、中南海の高笑いが今にも聞こえてくるようだ。


07. 2013年9月13日 12:45:27 : niiL5nr8dQ
 

シリア国民のためにならない西側諸国の「即興」

2013年09月13日(Fri) Financial Times 
 場当たり的な即興の雲が、国際社会の対シリア政策に暗い影を落としている。アサド政権の化学兵器を国際監視下に置き、いずれ監視団が武器を廃棄するというロシアの提案も、影の払拭にほとんど役に立たなかった。

 そんなことは、できるはずもなかった。何しろ現状では、ロシアの提案は、いささか突飛なジョン・ケリー米国務長官の即興の発言に乗じて作成され、次に、国連安全保障理事会でシリアを外交の盾で守るロシアのセルゲイ・ラブロフ外相によって、めったに姿を見せないシリアのワリード・ムアレム外相に打診、調整されたと見られるからだ。

説得力を欠く素人っぽい言動

 ケリー長官の派手な言葉――アサド家は保有する化学兵器を放棄することで、ダマスカス東部での先月のガス攻撃を罰するための米国のミサイル攻撃から身を守れるという内容――が、過去にさかのぼる形で捻じ曲げられ、先週のサンクトペテルブルクでの主要20カ国・地域(G20)首脳会議の片隅で発展した、考え抜かれた戦略として謳われているのかどうかは知る由もない。

化学兵器問題より人道支援を、赤十字トップが訴え シリア内戦
内戦で荒れ果てるシリアの街〔AFPBB News〕

 いずれにせよ、一連の言動の素人っぽさは説得力を欠く。

 10日のバラク・オバマ米大統領の国民向け演説も、この状況を変えるものではない。大統領は、米国はロシア主導の取り組みに機会を与えると述べた。だが、シリア攻撃への支持を求める米議会の投票は延期されたものの、軍事行動の威嚇は継続する。

 また、オバマ大統領は自信たっぷりに「米軍はちまちました攻撃はしない」と述べた。「我々がやろうと話しているのは、信じ難いほど小規模で限定的な取り組みだ」というケリー長官の受け身の発言にもかかわらず、だ。

 最後通告に関して言えば、「両手を上げて出てこい、さもないとお前を『信じがたいほど小さな』方法で攻撃するぞ」という言葉は、衝撃と畏怖の尺度では相当低いレベルに入るだろう。

ロシア提案が発行した2枚の「刑務所釈放カード」

 これまでのところ、ロシアの外交手段は「刑務所釈放カード」を2枚発行したことになる。1枚はアサド家向けで、ムアレム外相の言葉を借りれば、アサド家は「米国の侵略を阻止する」ためにこの漠然とした提案を受け入れた。

 もう1枚はオバマ大統領に与えられたものだ。何しろ大統領は屈辱的なほど、米議会下院で支持票を勝ち取れる兆しを見せていない。

 常に中東で事態をぶち壊してきたロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、この議論全体が少なくともシリアに関する議論であるのと同程度に米国とオバマ大統領の信頼に関するものであり、それがロシアを強め、いまだ勢力を失いつつあるアサド政権を支えるかもしれないことを知って、安心して仲裁者を装うことができる。

 周囲でこの外交ダンスが繰り広げられているシリアの悲劇の彼方では、残忍な独裁者とその権威主義的な庇護者が、世論という場で米国大統領を易々と打ち負かしている。

不信感を抱き、絶望する5つの理由

ロシアでG20開幕、夕食会でシリア問題討議も「分断を確認」
G20首脳会議のためにサンクトペテルブルクに到着したオバマ大統領を迎えるプーチン大統領〔AFPBB News〕

 米国とその同盟国が即興で演じているように、ロシアがシリア問題で進展を遂げる道筋を描いたと考えるには、進んでというよりは意図的に疑念を棚上げする必要がある。

 だが、不信感を抱く重大な理由が4つ、そして絶望する理由が1つある。

 まず、バシャル・アル・アサド大統領――自身とその一族が存亡にかかわる戦いと見なし、ほぼ確実に勝てない戦争で膠着状態を打破するために自国民をガス攻撃する独裁者――が一体なぜ、主に備蓄として保有してきた武器を自発的に明け渡したりするだろうか?

 さらに言えば、シリアが、体制側がその存在を認めない化学兵器を保有する論理的根拠は、イスラエル政府がその存在を認めないイスラエルの核弾頭備蓄に対抗することだ。

 また、シリアは化学兵器禁止条約(CWC)に1度も署名していないが、今では参加を望んでいると話している一方、イスラエルは署名したが、条約を1度も批准していない。イスラエルは今年既に、シリアを3回爆撃している。

 次に、この構想の下でシリアが確実に化学兵器の引き渡しを強いられるのは、唯一、国連安保理が拘束力のある決議を可決した場合に限られる。フランスは国連憲章7章に基づく決議を求めている。この決議では、シリアは妥当な期間内に保有する武器をCWCの監視下に差し出すことを義務付けられ、シリアが従わなかった場合には武力行使が認められる。

 これに対してプーチン大統領は、武力行使の脅しも、アサド家が先月の毒ガス攻撃で1000人以上を殺したことを示唆する言葉も一切拒否している。

 第3に、戦線が100を数える内戦の最中にあってシリアの武器を廃棄する実行計画は、停戦なしには不可能だ。たとえ停戦があったとしても、一部の化学兵器は既に配備されている。そうした兵器を使用した政権が、果たして武器を申告するだろうか?

 第4に、もし合意が成立し、それを実行に移すための停戦があったら、シリアは交渉による戦争終結が可能になる段階に達したことになるが、アサド家がダマスカスでその地位にとどまる限り、これは実現しない。ここで我々は振り出しに戻り、そもそも彼らがなぜガスを使用したのかという問題に立ち返ることになる。つまり、首都に対する脅威を消滅させることだ。

 5番目の、絶望感を抱く理由は、これがどれも、アサド家がシリア国民と近隣諸国の市民に及ぼす致命的な脅威に対処するものではないことだ。何らかの地政学的な魔術により、この構想が発展したら、それはアサド家が、ガス攻撃を行わない限りはさらに10万人のシリア国民を殺す許可を得たことを意味するのだろうか?

アサド家をまるでいたずらっ子のように扱う甘い構想

 アサド家は危険な権力の学校で訓練されたが、ロシアの構想は一族をまるで、悪さを働いたところを見つかったいたずらっ子のように扱っている。これは昨年夏の国連のジュネーブ和平計画と一致している。

 国連の計画は根本的に、アサド家が進んで早期退陣するという考えに依存している。ジュネーブの妄想は部分的に、ロシアを協議の舞台にとどめておくことを意図したものだった。この構想が出た今、ロシアは舞台を乗っ取っているように見える。

By David Gardner


 

 
 
シリア情勢で可視化された21世紀の新冷戦構造
スノーデン事件後の米露対立に日本はどう対応するのか

2013年09月13日(Fri) JBpress
 9月8日に放送された『中山泰秀のやすトラダムス』(Kiss FM KOBEで毎週日曜24:00-25:00放送)では緊張が高まるシリア情勢について取り上げたほか、「21世紀の新冷戦構造」などをテーマに語った。

シリアの化学兵器使用問題が記憶を呼び起こす地下鉄サリン事件

中山  シリアの首都・ダマスカス近郊で先月21日に化学兵器が使われたとされる問題で、オバマ米政権が上院での非公開会合で上映した現場映像を、CNNが入手したと報じられました。

 会合では13の異なる映像が上映され、中にはタイルの床に横たわってけいれんする男性や、激しい震えが止まらない子どもの姿などが映し出されたほか、部屋の中に子どもや大人の遺体が並ぶ場面もあるそうです。

国連調査団が活動を終了、シリア化学兵器疑惑
化学兵器が使用された疑いのあるシリアの首都ダマスカス近郊の東グータ地区でサンプルを採取する国連の専門家〔AFPBB News〕

 オバマ政権はシリア政権が化学兵器を使用したとして軍事介入を主張し、議会への説得を進めていますが、このビデオからは攻撃したのがシリア政権側なのか、また軍事介入が適切な対応なのかどうか結論は出せないと伝えられています。

 シリア政府側は化学兵器使用への関与を否定していますが、この映像を見るに私は神経ガスのサリンが使われた可能性は否定できないと思います。

 またサリンといえば、1995年3月20日にオウム真理教が起こした「地下鉄サリン事件」を思い起こさずにはいられません。

 当時、私は秘書官として永田町に勤務しており、その日は荷物があったため偶然車で出勤していました。首相官邸周辺に着くと、地下鉄通気口から大きなファンの音が鳴っていて、その前には体育座りでうずくまる人たちが見えました。

 一体何事だろうと驚いていたところに秘書仲間から安否確認の連絡が入り、事件があったことを聞かされたのです。築地周辺は特に被害が大きく、道路が封鎖されて消防車による放水活動などが行われていました。私は事件の様子を目に焼き付けるべく、実際に現場に足を踏み入れたのを覚えています。

 この事件は、大都市で一般市民に対してサリンが使用された史上初のテロ事件として世界中に大きな衝撃を与えました。事件後、都内の駅にある多くのゴミ箱が撤去されたり、中身が見える透明なゴミ箱が設置されるなどの対策が講じられています。

 他にもオウム真理教は、同年11月の国会開院式に乗じ、教団所有の軍用ヘリを使って東京上空からサリンを散布する計画を企てていたことも明らかになっていますし、94年にはロシアから大型軍用ヘリコプター「ミル17」を購入し、上九一色村の教団施設に運び込んだという事実もあります。

 世界中の誰もが考えもしなかった規模のテロが日本で計画され、現実に行われたのです。主犯格である教団幹部の多くは逮捕されていますが、今も未解決の部分は残されている。シリアの化学兵器使用をめぐる問題は、決して遠い国の話ではないと認識すべきです。

同盟国としての対応について米国から強く答えを求められる日本

 こうしたシリアをめぐる問題は、20世紀の冷戦構造と深く関係していると私は感じています。

 米ソが対立していた冷戦時代、日本は太平洋シーレーン防衛を担い、米国など西側諸国にとっての一番の防戦ラインだったわけです。そうした対立構造の中でベルリンの壁が崩壊し、ソ連ではペレストロイカによる民主化が起きた。

 その後は東西の冷戦が終焉を迎え、もうこれからは右も左もないという、いわゆる中道主義の概念が台頭してきました。

 しかし、それは違うのではないでしょうか。民主主義や自由主義と政治的イデオロギーの異なる社会主義・共産主義が融合することはまずあり得ないでしょうし、私は冷戦構造が逆に水面下に深く潜り込んだのだと思うのです。

スノーデン容疑者「米国恐れない記者選んだ」、インタビュー
エドワード・スノーデン容疑者は、8月13日に公開されたニューヨーク・タイムズによるインタビューの中で、米国の大がかりな監視プログラムの詳細を明かす相手として、論争を呼ぶような問題も「恐れずに」報道する記者らを選んだと語った〔AFPBB News〕

 実際に21世紀の今、エドワード・スノーデン中央情報局(CIA)元職員が米情報機関の機密情報をリークし、ロシアに一時亡命する事件が起きています。このスノーデン事件の前後で、世界の政治的バランスは大きく変化したはずです。

 懸念されるのは、シリア内戦が今後、米国とロシアの代理戦争になるのではないかということ。そのくらいに大国同士のメンツを懸けた争いがシリアを舞台に起きつつある中で、「21世紀の新しい冷戦構造」をどう見ていくべきなのか。

 日本にも喫緊の課題が2つあります。「集団的自衛権」と「秘密保全法」の問題です。米露が対立する21世紀の新冷戦構造下において、米国の同盟国である日本が、日米安全保障条約の下でどんな対応をするのか、その答えを米国は強く求めています。

党外交に乗り出し米国との情報共有を進める公明党

中山 泰秀(なかやま・やすひで)氏 衆議院議員(自由民主党所属)。1970年大阪市北区生まれ。電通勤務を経て政治の道へ入る。2003年衆議院総選挙で初当選、2007〜2008年8月まで外務大臣政務官を務める。自民党青年局長代理・国防部会長(撮影:前田せいめい)
 先日は公明党の山口(那津男)代表が8日から米国を訪問し、国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長やアメリカのバーンズ国務副長官らと会談するという報道がありました。

 集団的自衛権の行使容認をめぐり日本の与党内でも意見が割れる中で、米国と日本の一政党である公明党が直接情報を共有しようとする動きが見て取れます。

 米国は過去に、イラク戦争開始の根拠として「イラクが大量破壊兵器を保有している可能性がある」ことを挙げたものの、実際には存在せず、国際的な信頼を損ねた事例があります。その轍を踏んでいいのかという意見もありますが、私は米国を信じたい。

 シリアで本当にサリンが使用されたのかどうかはまだ分かりませんが、その真相を突き止められる国は現実的に考えて米国をおいて他にないでしょう。

 少なくとも、スパイ活動を行ったスノーデン容疑者を一時的であるにせよ亡命させたロシアを信用する気にはなれません。一連のシリア情勢は、同盟国の重要さを再認識する機会でもあると私は思います。

『中山泰秀のやすトラダムス』 9月8日 24:00-25:00放送

 


 

 

悪化した日米関係、米国が安倍政権に抱く強い疑念 シリア攻撃はアメリカのレゾンデートルに関わる問題

TPP参加&韓国との連携で対中国の防護壁に穴を開けるな〜佐藤優氏

2013年09月13日(Fri) JBpress
 マット安川 ゲストに佐藤優さんを迎え、日本の外交政策のほか、ロシアの最新情報から北方領土問題の展望まで、幅広くお聞きしました。

中国の脅威に立ち向かうため韓国に譲歩し連携せよ

「マット安川のずばり勝負」ゲスト:佐藤優/前田せいめい撮影佐藤 優(さとう・まさる)氏
元外交官、文筆家。インテリジェンスの専門家として知られる。第38回大宅壮一ノンフィクション賞などを受賞した『自壊する帝国』の他、『獄中記』『国家の罠−外務省のラスプーチンと呼ばれて』『3.11 クライシス!』『世界インテリジェンス事件史』など著書多数。『超訳 小説日米戦争』が近日刊行予定(撮影:前田せいめい、以下同)
佐藤 日米関係を基軸にする、ロシアとの関係を調整する、中国の脅威にどう立ち向かうかを根本に外交を組み立てる、といった部分において、安倍政権はよくやっていると思います。ただ問題は、韓国との関係を改善できていないことです。

 二正面、三正面作戦じゃダメなんです。ロシアは北方領土を、韓国は竹島を不法占拠していますが、両国がそれ以上の領土を追加的に奪取することは、少なくとも近未来にはありません。

 しかし尖閣諸島に関しては、このまま放っておいたら本当に中国軍が出てきます。そうなると鍵になるのは韓国です。中国と韓国の関係にくさびを打つこと、両国を切り離すことが急務だと思います。

 韓国と日本の間には確かに従軍慰安婦問題も竹島問題もある。最近では戦時中に働いた韓国人の補償問題とかも出てきていますけど、それらは根本的な問題じゃないんですね。少なくとも韓国と日本は、選挙で政治指導者を選ぶ民主主義体制の国です。

 しかし中国は選挙もせずに権力者が勝手にやりたい放題のことをやる国ですから、根本的に違う。中国に立ち向かうには、まず韓国ときちんと連携しないといけません。

 いろいろなことを先送りにする、脇に置いておく、妥協する、ということが今は必要だと思います。真の外交とは、仲の悪い相手と上手に付き合って我が方に有利な状況を作ることであり、そのためにはどこかで必ず譲歩しないといけないのです。

尖閣で衝突したら日本は勝つ。しかし国際的に不利な立場に

 中国は経済に変調をきたしていますし暴動も頻発していますが、権力はきちんと成立しています。上がこれをやると言えば末端まで浸透する。しかも核を保有しています。構造的問題を抱えているからといって軽視してはいけません。

 中国が大国の地位から転がり落ちることはないし、自滅することもない。それを前提にこの国とどう対抗していくかを考える必要があります。

 先の米中首脳会談で、習近平(中国国家主席)は尖閣問題をめぐる発言で失態を呈したと言われますが、私の評価は違います。

 アメリカがこの問題について繰り返し言っているのは、尖閣諸島は日本の施政下にある、われわれは主権については中立の立場であるということです。日本にとって重要なのは主権なのですが、アメリカはそれを認めていない。中国にしてみれば、それを確認できただけで十分な成果を手にしたと言えるのです。

「マット安川のずばり勝負」スタジオ風景/マット安川、佐藤優、加藤知華/前田せいめい撮影
 安倍(晋三、総理)さんは自民党の総裁選のときの、尖閣に船だまりを造って公務員を常駐させるという公約を守っていません。しかしそれは妥当だと思います。今そんなことをしたら武力衝突が起きますからね。

 仮にそうなったら日本は勝ちますが、問題は戦後処理です。国際世論の中で日本は非常に不利な状況に置かれることになります。

 今日本がすべきことは、中国との首脳会談です。中国には日本との接点がなくなっては困るという焦りがありますが、正式な首脳会談をして尖閣問題で正面からぶつかりたくはない。会談をするのは自国に不利だと考えているからです。うまく首に縄をつけて会談の場に引っ張り出さないといけません。

TPPの眼目は中国排除。日本に参加以外の選択肢はなかった

 例えば中国が日本の資源や土地を買収するといった動きがあります。TPP交渉はそうしたことを防ぐためにも急ぐべきです。

 TPPの眼目は自由貿易ではありません。自由貿易とは世界中に範囲が及ぶ普遍的な概念ですから、アジア・太平洋地域に限定するのは本来おかしい。ではTPPが目指すところは何かというと、アジア・太平洋地域に共通のルールを作って、そこに参加しない国を遠ざけることです。で、その国はどこかといえば中国にほかなりません。

 そもそも日本には最初から、TPPに入らないという選択肢はなかったんです。アメリカの意図は軍事同盟を結んでいるオーストラリア、ニュージーランド、日本を束ねる形でアジア・太平洋地域の戦略的地図を再編することにある。したがって日米同盟を基軸とする日本が参加しないわけにいきません。無駄な時間を使ってしまったと思います。

沖縄の分離を阻止するために、自治権を認めた連邦制導入を

 沖縄の基地問題をめぐる感覚は、東京にいる人と沖縄の人とではだいぶずれています。今のままでは普天間基地の辺野古移設など無理です。放っておいたら分離運動が起きます。それを阻止するには、日本の国家統合をどう維持するかを現実的に考えないといけません。自治権を担保した一種の連邦制にしたらどうかと、私は考えます。

 日米和親条約が調印された1854年に琉米修好条約が、その後、琉仏修好条約、琉蘭修好条約が結ばれた。これは沖縄が琉球王国が、国際法の主体として認められたということです。沖縄は自己意識も言語も違う人が住む特別な地域だということを、念頭に置く必要がある。

 アイヌもそうですが、日本のために団結しろと言っても、同じ日本人だというアイデンティティを持っていない。だから連邦制にするくらいのショック療法を施さないと持ちません。分離する可能性は本当にありますよ。

 民族問題の難しさが日本人にはよく分からないのですが、こういう問題は世界のあちこちにあります。ベルギーは北部地域が分離するかもしれませんし、スコットランドだって似たような状況にあるんです。

アメリカは安倍政権の「価値観」に疑念を抱いている

「マット安川のずばり勝負」マット安川、佐藤優/前田せいめい撮影
 安倍政権になって日米関係がよくなったと思っている人がいますが、それは違います。

 例えば、橋下徹(大阪市長)さんの従軍慰安婦問題に関する発言、米海兵隊兵士への風俗利用発言がありましたが、特に後者への反発はものすごく激しいものでした。あれは安倍さんへの警告ですよね。あなたも同じようなことを考えているんじゃないですか、という。

 あと麻生(太郎、副総理)さんのナチス発言がありました。必ずしもナチス肯定じゃないとご本人は言っていますけど、普通の言語感覚の持ち主なら発言の全体から明らかに肯定したと考えるでしょう。

 戦後レジームから脱却しよう、日本人は自立心を取り戻そう、国のために戦った英霊に感謝しよう・・・そこまではアメリカも分かる。しかし、戦前のあの体制を肯定的に評価するということを、アメリカ人は絶対に受け入れません。そのへんの価値観のところでアメリカは安倍政権に疑念を抱いています。

シリア攻撃はアメリカのレゾンデートルに関わる問題

 シリア問題の影の主役はイランです。アメリカは化学兵器はダメ、大量破壊兵器はダメというレッドラインを引きました。それをシリアは明らかに破っています。政府は反政府側がやったと言いますが、だれかがレッドラインを破ったのは事実です。

 それに対してアメリカが制裁を加えられないとなると、もうこの国もたいしたことないなと思われる。核兵器くらい造っても何も言えないだろう・・・と、イランが動く可能性があります。それによって国際情勢が大きく変化することを、世界もアメリカも心配しているわけです。

 シリアを攻撃しようというのは、戦争景気を期待してのことだと言う人がいますが、それは典型的な陰謀史観というものです。アメリカにしてみればレゾンデートル(存在理由)に関わる部分なのであって、経済的利益とは問題の位相が違います。
 

 
 


 

 


 

中国の「微妙な軟化」の背景を解く

2013年9月13日(金)  遠藤 誉

 9月11日、尖閣諸島が国有化されて1年が過ぎた。問題解決の糸口は見えないが、9月5日から6日にかけて、ロシアのサンクトペテルブルグで開催されたG20(主要20カ国・地域)サミットで、開幕直前、中国の習近平国家主席は日本の安倍首相と、各国首脳が待機する貴賓室で会い、非常に短い時間だが言葉を交わした。

 中国政府の発表によれば、習近平主席は中国の原則的立場を明らかにした上で、「このところ中日関係は深刻な困難に直面しており、これは私たちが目にしたくない状況である。中国側は中日間の4つの文書を基礎に、中日間の戦略的互恵関係を引き続き推進していく考えだ」と言ったという。さらに、習近平が「日本側は歴史を正視し、未来に向かうという精神に基づいて釣魚島や歴史などの敏感な問題を正確に処理し、この相違を適切に管理制御する方法と問題解決の方法を探るべきだ」と強調した。

 中国側の報道は、安倍首相が「習近平主席とこの場で顔を合わせることを非常に望んでいたし、中日関係が改善されることを心から望んでいる」と表明したとしている。

 それにしても中国の李保東・外交部副部長(外務副大臣)は、安倍首相が「G20で日中首脳の接触を持ちたい」と言ったのに対して、8月27日にはそれを一蹴したばかりだ。

 同日の記者会見の席上で李保東は「もし日本が両国首脳の会談を望んでいるのなら、二度と再び減らず口をたたいたり偉そうなことを言わず、本気で一歩を踏み出し、きちんとした態度と実際の行動により、両国関係の健全な発展を妨害するものを取り除かねばならない」と強硬な発言をしている。「今のような状況下で、われわれはどうして日本側が望むような首脳会談などできるだろうか」とダメ押しもしたと、中国政府の通信社である新華網と中国共産党の機関紙「人民日報」傘下にある「環境網」は大々的に報じていた。

 ここまで高圧的で礼を失した表現を用いて日中首脳会談の可能性を否定しておきながら、一転、中国は短時間ながら日中首脳の顔合わせを許した。この謎解きをしてみよう。

強面が軟化した理由

 それを解く謎は中国の外交戦略と複雑な国内事情にある。
 まず、シリア問題だ。

 中国は、チベット自治区やイスラム教徒が多いウィグル自治区などの少数民族地帯を抱えている。同じく民族問題に端を発するシリアの内紛に武力介入が行われることは、安全保障や社会の不安定要素を刺激するかもしれないことから、中国はオバマの「懲罰攻撃」には絶対に反対だ。

 中国がシリア攻撃を避けたい理由は、それだけではない。

 習近平はG20に参加する前の9月3日、トルクメニスタンに到着し、中央アジア4カ国への公式訪問を開始した。最初の訪問国であるトルクメニスタンは天然ガス大国で、中国との間を結んだパイプラインが2009年に完成している。今回の訪問でも両国は、「天然ガスなどエネルギー分野での協力協定」に調印したという。中国の中央テレビ局CCTVは特集番組を組み、中国にとって中央アジア諸国がエネルギー提携と安全保障上、いかに重要であるかを報道。トルクメニスタンは今や中国の天然ガス輸入量の半分を占めると解説した。

 またG20閉幕後の7日には、習近平はカザフスタンの首都アスタナにあるナザルバエフ大学で講演し、かねてからの中国の方針である「シルクロード経済ベルト」構想を提案した。これは北京からカザフスタンをはじめ、ロシアを含めた中央アジアの国々をつなぐ経済ベルトだ。エネルギー、安全保障、陸海空を結ぶ物流インフラなどの増強を指す。

 このエリアに含まれる国々の総人口は約30億人。地球上の全人口の半分を占める。「シルクロード経済ベルト」は、エネルギー源の獲得先としても重要なのだ。

 そもそも、シリアはアラブ諸国の中で最も早く中華人民共和国(中国)の誕生を承認し国交を結んでいる国だ。関係は決して浅くない。2004年6月22日、シリアのアサド大統領は中国を正式訪問し、北京の人民大会堂で胡錦濤(前国家主席)と会談した。胡錦濤はこのときにも既に「シルクロード」を持ち出し、両国の貿易交流の強化を始めとした経済関係の推進を強調した。

 2012年7月18日、訪中していた潘基文・国連事務総長と人民大会堂で会い、シリア問題に関して話し合っている。また2012年3月28日、インドのニューデリーでBRICS5カ国の会談が行われた際、ロシアと中国は首脳会談を行い、北朝鮮問題とシリア問題を話し合っている。

 中東情勢が不安定になれば、中国西端の少数民族の反抗を刺激するだけでなく、中国が構想するシルクロード経済ベルトの成長を脅かす。何よりも中国共産党の統治の正当性を「安定した社会における経済成長」に求めている中国は、アメリカ主導のシリアに対する軍事行動には絶対に反対なのだ。

 シリア攻撃となったら、シリア側に立って戦うとさえ言って、シリアへの武力攻撃に反対していたロシアのプーチン大統領は、習近平に再び急接近。G20前の中ロ首脳会談でも、習近平と握手するときの「まなざし」が違っていた。

イラク攻撃抑制に寄与する、との判断か

 たしかに今年6月初旬の習近平・オバマ会談の際に、習近平は「新型大国関係」(G2)として、オバマと「大国間の熱い握手」をしたばかりだ。

 しかし、3月の全人代で国家主席に選ばれると、習近平はイの一番にロシアを訪問しプーチン大統領に会っている。つまり、ロシアを優先した。
 地政学上、そして歴史的な経緯から、「アメリカかロシアか」と問われれば、中国は断然「ロシア」を選ぶ。

 9月5日、習近平と再会したオバマ大統領は、心なしか「へつらうような」笑顔を習近平に向けた。それを受けた習近平が米中首脳会談をする会議室を誘うように指し示すと、オバマは東洋風に頭を下げて習近平が指差す方向に向かった。

 中国中央テレビCCTVは、まるで世界における上下が逆転したようなこの「瞬間」を、執拗に繰り返し放映した。

 こういったパワーバランスの中、中国としては日本を完全に敵に回しているのは好ましくない。日米同盟があるからだ。習近平と会いたいと言った安倍首相のオファーを受け容れれば、少しはイラク攻撃の抑制になるだろうと、中国としては計算したのだろう。

 だから8月27日の李保東発言を覆し、対日姿勢をやや穏健なものにシフトしたのだと思われる。

 かと言って、これを契機に日中の雪解けが進むわけではない。

 それは中国のインターネット空間における若者たちのネットパワーだ。5.91億人の網民(ネット市民、ネットユーザー)の内、80%が愛国主義教育を受けている。習近平が少しでも日本に対して妥協的な姿勢に出ると、必ず「弱腰」と罵られて真っ赤に燃え上がることを中国は知っている。胡錦濤政権もそれで痛手を受けた。具体的には、こちらの記事を参照して頂きたい。

 習近平は、この事態の再現を恐れている

 習近平が総書記になったのは2012年11月15日。
 少なくとも1年間は、じっとしていなければならない。日本に対して高圧的でなければ、網民は黙っていない。

 2002年、網民の数はわずか5900万人。現在の10分の1だ。それでも胡錦濤政権のスタートは「人民の声」に圧倒された。

 今は網民が5.9億人を越えただけでなく、80%ものユーザーが愛国主義教育を受けている。日本がいかに軍国主義国家で、どれだけ右傾化しているかを、これでもか、これでもかと教え込まれている。テレビでは抗日戦争(日中戦争)のドラマを放映しない日はない。

 現状、中国政府にとって、日本に対して心を許す兆しを見せることは非常にリスキーだ。
 しかし、その一方で水面下で手を結ぼうとしていたアメリカが、シリアを軍事攻撃しようとしている。
 今度は「抗日」に代わって「抗美(美はアメリカ)」という言葉がネットに表れ始めた。

 G20で習近平と安倍首相が短時間、顔を合わせたことに関して、次のような表現がネット空間に出始めたのだ。

「日中共同抗美抗動武」

 「日中が共同して、アメリカに抵抗し、シリアに武力攻撃することに抗議しよう」という意味だ。

 しかし一方では

「外交霊活、但対領土主権必為寸歩不譲!」
(外交ではフレキシブルでも、領土主権は一寸たりとも譲るな!)

 という書き込みもある。「軍国主義を復興させようという小日本を死滅させよ!」というのもある。「小日本」は「あのちっぽけな日本」という、日本への蔑視だ。

 まるで網民の声を象徴するかのように、9月8日、中国軍の爆撃機2機が沖縄本島と宮古島の間を通過した。日本の航空自衛隊の戦闘機も緊急発進した。

東京五輪招致に祝福を送れない中国

 おまけに「決して日本に弱腰ではない」証拠を重ねるように、9月9日にはハワイの真珠湾で米中合同軍事演習が行われた。「なぜ真珠湾を選んだのか」を中心としてCCTVは特集を組み繰り返し伝えている(真珠湾は言うまでもなく日本がアメリカを奇襲作戦により攻撃し、第二次世界大戦の幕開けを招いたことで有名)。中国人民、特に網民に対するメッセージである。と同時に、日本に対しても、釘を刺そうとしているのだろう。

 そして尖閣諸島「国有化」1周年を翌日に控えた9月10日、中国の海警局の船舶8隻が尖閣諸島領海を侵犯した。中国の中央テレビ局CCTVはその状況を生中継し、詳細に伝えた。これにより、中国は決して日本に弱腰でないところを見せ付け、かつ尖閣諸島の「中国による実効支配」の実績を積み重ねようとしている。

 それと同時に、ロシアはシリアの化学兵器を国際管理下に置くことにして武力攻撃をやめてはどうかという提案を出した。

 G20でも、また自国の議会でも武力介入に関する賛同を得られそうにないオバマとしては、渡りに船だろう。「もし実行されるなら、それも悪い提案ではない」と苦しげだ。

 この複雑に交錯する国際情勢の中で、日本は2020年のオリンピック開催を勝ち取った。それに対して中国は祝意を表してない。やはり網民の反発を恐れているからだ。政権1年目は民心の安定を最重要視する。だから尖閣国有化1周年は何とかやり過ごした。

 第18回党大会の三中全会(第三次中共中央委員会全体会議)が、おそらく11月には開催される。その前後を見ながら、中国は日本への外交戦略を練っているものと思われる。慎重に考察を続けていきたい。
 


08. 2013年9月13日 13:27:37 : 91oWKhUMPw

あ〜〜りがぁ〜〜たや、ありがたやぁ〜〜〜。

弘法大師が再来して、悪魔を成敗し、衆生を救済する!

これで、いいじゃないか!

  電磁推進機研究者談


PS.しかし、パトモステアのヨハネは

   『歴史に残る不甲斐なさ』である。

PS.ジャッキー・スチュアートだった「マラキ」も、還って来た。


09. 2013年9月13日 17:06:54 : niiL5nr8dQ
コラム:オバマ米大統領とノーベル平和賞の「資格」
2013年 09月 13日 14:13 JST
By L. Douglas Wilder

2009年12月、オバマ米大統領はノーベル平和賞を受賞した。それを一番驚いたのは、誰であろうオバマ大統領自身だったのではないか。現職米大統領のノーベル平和賞受賞者は少なく、オバマ氏を含めわずか3人しかいない。

オバマ大統領は今、シリアに対する軍事攻撃を検討しているが、ノーベル平和賞の過去の歴史に十分な注意を払っているようにはまるで見えない。

過去の同賞受賞者には、赤十字社を創設したアンリ・デュナン、ソーシャルワークの先駆者ジェーン・アダムズ、第2次世界大戦後の欧州復興を主導したジョージ・マーシャル、米公民権運動の指導者マーティン・ルーサー・キング・ジュニア、ミャンマーの民主化指導者アウン・サン・スー・チー、南アフリカのネルソン・マンデラ元大統領らがいる。

米大統領で初めてノーベル平和賞を受賞したのは、第26代のセオドア・ルーズベルトだ。ルーズベルトはノーベル平和賞を昔ながらのやり方、つまり、苦労を重ねて手にした。1906年の同賞受賞に至る道は、国際紛争の平和的処理を目的にハーグで設立された常設仲裁裁判所を強化するという決断から始まった。

米国とメキシコは、世界への手本として同裁判所に紛争を持ち込んだ。他の国々も同裁判所での平和的解決を求めるようになると、ルーズベルトは同裁判所創設の理念拡大を世界に呼びかける好機と考えた。しかし、日露戦争を戦っていたロシアがそうした考え方を拒んだ。

同裁判所の強化に日本とロシアも参加させたいと思うルーズベルトは、多くの人が不可能だと思っていたことを決断する。日露戦争停戦の仲介だ。ルーズベルトは日露両国の仲介役としてポーツマスでの講和会議を斡旋(あっせん)し、数週間後に講和条約の締結にまでこぎつけた。

その功績で、彼はノーベル平和賞を受賞した。

またルーズベルト自身、傑出した陸軍士官だった。スペインとの米西戦争では、「ラフ・ライダース」と称された第1合衆国義勇騎兵隊を率いて英雄となった。自分自身が実際に戦火をくぐり抜け、大統領としては武力紛争の回避に努めたのだ。

ルーズベルトがノーベル平和賞を受賞してから約100年後、オバマ大統領が同じ栄誉に浴した。米大統領としてまだ任期1年目だったが、ノーベル委員会は「国際的な外交と人々の協力を強化することに並外れた努力をした」とたたえた。

その称賛は時期尚早ではなかったか。シリア問題における過去数週間の対応を目にし、一部の人はノーベル平和賞の授与は早計だったと断じている。それに反論を唱えるのは難しい。

オバマ大統領は国民向け演説で、シリア問題は外交的な選択肢がすべて尽きたとし、軍事介入を準備する以外に道はないと語った。本当にそうだろうか。ロシアが提案した化学兵器の国際管理という単純かつ論理的な譲歩案にシリア政権が飛びついたのを見ると、その思いは強まる。

オバマ大統領は、世界平和の調停者としては知られていないロシア政府に、ルーズベルト的な仲介役を任せるのだろうか。プーチン大統領が武力紛争を回避した救世主となるのを黙って見届けるのだろうか。

それで構わないという声もある。オバマ政権の外交政策の重要課題からシリアは遠く離れているという理由からだ。

ワシントン・ポスト紙とABCが先に実施した世論調査では、米国民の64%がシリアへの軍事攻撃に反対していることが分かった。同調査結果について言及した記事の1つは、オバマ政権のシリアへのメッセージは「玉虫色」と評した。

われわれが目にしているのは、軍事行動を目前に控えた局面での驚くほどのリーダーシップの欠如だ。戦争の瀬戸際にある米国の大統領として、過去にはなかったことだ。

戦争は、間違っても軽々しく扱ってはならない。軍高官は自分たちが前線に立つわけではなく、作戦を立てるだけだ。政治家は戦わず、作戦も立てず、戦争への税金投入を承認するだけだ。戦地に赴くのは兵士だ。世界を守るため、長年にわたって米国の若者があまりに多くの血を流してきた。

米国の政治家は誰1人それを忘れるべきではない。特に、オバマ大統領はそれを肝に銘じておくべきだ。

[11日 ロイター]


10. 2013年9月13日 17:22:13 : EGFY7zcmP1
上から目線の分析はたしかにそうかも知れないが、一方東京新聞が伝えるところによれば、
尖閣デモで被害を受けた日系スーパーの従業員は100%辞めていないという。
その理由は国有企業なみの賃金と簡単に解雇しない経営方針と言っている。
表向きは日系企業支持を言えないが早くこの風潮が収まってほしいと言っている。
また消費者は日系企業で売られている日本メーカーの食料品をデモ以降も購入しており、そのその信頼度はとても高い。

日中米の政治レベルでの分析とは次元のことなる実態である。
これが逆であったら怖いが、日常生活においてそれぞれの市民が相手の心を理解していることは政治レベルの緊張をバーチャルなものにしている。


11. 2013年9月13日 17:37:50 : o6fGYkXEJk

☆悪魔一族地球支配の防波堤 ロシア

今はプーチンが頼りだ。

人類規模の恩人よ。

今後もそうだ。

いつか助けられた日本人として恩を返すからなあ〜

スパシーボ!


12. 2013年9月13日 22:32:55 : 7a485pUwzQ
なんてこった。
ロシア、中国が国際紛争を押し止めている。
歴史はダイナミックに動いている。
我が国は国際紛争に加担するのか、防御するのか。
現状は傍観くらいが上出来だ、今は・・

13. 2013年9月13日 23:21:20 : 7nGnKE65mQ
プーチンだけが頼り?
いいえ、まだいます。
プーチンは完全にロシア国内のシオニストを駆逐しているが、
オバマ大統領は、プーチンの同志と見ていいでしょう。
彼の二期目にやって来た事は、金融規制はじめ、軍人の給与を除く軍事予算の大幅な削減
最低保証賃金の150円アップ、ボストンテロを即効で背後関係なしと結論、中東和平交渉の
9年ぶりの再開、今回の攻撃回避に向けた動き。
オバマ大統領の実際の動き、成果をみるとユダ金を旨くかわしながら、十分ではないが
戦っている。
オバマ大統領は言った。
今後は、プーチン大統領と緊密に話し合いながら、解決に進んでいくと。
シリア攻撃をどうしてもしたいユダ金融とその犬の日本のマスコミを含めたマスコミは
プーチン攻撃を始めたが恐らく攻撃はできない。
9/6のG20の時に既にオバマ大統領、プーチン大統領は化学兵器を国際的な管理下に置く事で
合意していたとプーチン大統領自身が語っている。
その時からオバマ大統領とプーチン大統領は同志になったのだ。

14. 2013年9月14日 00:06:28 : qXh3X3oBwc
プーチンにノーベル賞だ。

15. 2013年9月14日 06:56:29 : RXdZQVb4GY
元KGBプーチンがしてきたこと、多くの弾圧、現在は同性愛者に対する国がかりの弾圧と迫害で人権問題が起こっおり、オリンピックのボイコットの動きもあるところ。 確かに、メディアの使い方を研究、日本にも多くのファンができているのはその成果でしょうね。 彼に、民主主義が何であるかを語る資格があるとは思いませんが、米国に率直に意見を言うのは、非常に面白かったです。アメリカのExceptionalismをどうとるかは、異議があるところですが、言いたくても、言えない国にとっては胸がスッキリしたといったところでしょうか。 日本も、大いにしっかりと言いたいことを言えばいい。NY,UN側の報告書が本日でたようですが、プーチンの平和主義?の采配を大いに拝見させて頂きます。

16. 匿名さんろ 2013年9月14日 09:04:35 : Utkx5I4sL3ROE : KH7rYxXfKI
アメリカがいるから世界から揉め事や戦争がなくならない

アメリカは世界に不要である

プーチンのこの意見に同意で、ドイツ、ロシアの対応に感心する

アメリカは世界の〜の器ではないからさっさと下がればいいのに


17. 2013年9月14日 10:33:17 : 1qRrlktgPg
ゴルバチョフ、プーチンとロシアはすごい政治家を生み出している。

それに比べて麻生、菅、野田、安倍・・・・いかにも軽い。

麻生はマンガマニア、菅はお遍路マニア、野田はプロレスマニア、安倍は戦争マニア・・・・一人くらいプーチン(柔道家)のように真の日本武道を学んで見ろよ。


18. 2013年9月14日 11:07:45 : nJF6kGWndY

反米で頭が凝り固まっていると、ロシアやシリアが美しい国に見えるらしいw

19. 2013年9月14日 12:06:38 : xSPPIKhljc
国際法がちゃんと機能するとアメリカとイスラエルは消滅するから、
偽ユダヤはどう反論するだろうかね。
また得意のダブルスタンダードで反撃かな。

アシュケナージの癖に神の民とか語れないし、どんな理由で逃げて
来るかみものだな。


20. 2013年9月14日 15:28:07 : 9LzylBLpn6
>>18
そうだな、お前のことがものすごく阿呆に見える。

21. 2013年9月14日 15:55:47 : fEd5G2S0eM
>>18. 2013年9月14日 11:07:45 : nJF6kGWndY

>>反米

と言ってる所にもうすでに無知丸出し

我々はちっぽけな「米」など眼中にない


22. 2013年9月14日 16:54:52 : RGnskvgJ5M
プーチンよ世界を救ってくれ。日本もね。

23. 2013年9月14日 17:45:11 : CF1gdnzrMk
敵は国対国ではないです!

世界中に散らばった古代から繋がる悪党の血が世界の人民の敵なのです。

これが元凶です。武器商売を生業にしている者。王族や、その地位を磐石とする

為の武器商売と、税撤収、そして犯罪的オフショア(租税回避地)。

日本という国も関与している。

物信仰に凝り固まった、冷血動物的王族が敵なのです。本物の王ならば、

民を虐げることはありません。偽者だからです。

国対国の対立や戦いではありません。

これが正体なのでしょう。

黒い霧がいよいよ

明確な形を現してきました。。。

プーチンさんは、敬虔なロシア正教徒だそうです。

ロシア正教を研究する必要がありますね。

どなたかこの掲示板で、解説をしていただければ嬉しいです。



24. 2013年9月14日 18:50:36 : Z4gBPf2vUA
プーチンは世界のリーダーでいいんじゃないか?

25. 2013年9月14日 19:57:26 : B6RqOL1yVg
そう、敵はアメリカでは断じてない。
ユダヤ人の衣を被ったただの金貸し。
だから、プーチンの敵もオバマの敵も同じアメリカ国内
EU内にいて、金の力で世界を支配してきた金貸しども。
プーチンは、国内の権力を完全に掌握しているが
金貸しどもの本拠地のアメリカではオバマ閣下は、まだ
掌握出来てない。
しかし、シリア問題を見るとかなりオバマ大統領は
権力を掌握してきたように見えるがまだ、道中場なのだろう。
今回のプーチン閣下のアメリカマスコミへの投稿は、同志オバマ閣下への
助け舟。
ロシアは独立国家だがアメリカは、イスラエル傀儡の隷イスラエル国家なので
プーチン閣下の外からのオバマ閣下への援軍は必要。
二人がタッグを組んだら最強でしょう。

26. 2013年9月14日 20:00:55 : o51SXm224w
プーチンさんを見直しましたね。ロシヤと言う国の独裁者と思っていましたが、ゴルバチョフさんと、余り変わりわなく、矢張り世界平和を考えている人なのか?と見直しました。アメリカの新自由主義の人達よりも、全くまともな考えの持ち主だと言う事が解りました。

27. 2013年9月15日 00:31:12 : jnIojR7VMw
>>18
>反米で頭が凝り固まっていると、ロシアやシリアが美しい国に見えるらしいw

よう売国奴!
日本至上最強の反米主義者だった彼らにも同じことを言ってみろよ
ttp://www.youtube.com/watch?v=hziFBOx4yqc
(死ぬほどアメリカが嫌いな人たちの動画)


28. 2013年9月15日 00:35:25 : MDkPWFAAqw
私は柔道二段だが、プーチンの組手を見て非常に
真摯に柔道に取り組んで来た事がわかった。
動きに無駄がなく、基本に忠実でまた、足さばき、
受け身、柔道経験者なら彼の柔道に対して費やした情熱が
よくわかる。
誠実でなければ武道は強くなれない。
大統領選挙で勝った時に聴衆を前に涙したプーチンは
本物だ。

29. 2013年9月15日 02:34:26 : qXSod70BBQ

今回は正論が味方しているプーチン君、
よかった、よかった。

次は
オバマ君の番かな?

でも世界中から棄民政策を見透かされ
不器用に強権主義をふりまわす安倍くんに
出番は、ありませ〜ん


30. 2013年9月15日 08:19:52 : o6fGYkXEJk

 今後はロシアの中の本気の正論に耳を傾けたいね。
ロシア国内でもいろんな汚い問題、恥ずかしい問題、隠して起きたい事柄とがたくさんあるのは当然のことだ。それはどこの国でも同じ事だ。
 聞きたい話はそんなことじゃない。国内外の問題にどう対処する気があってどこまで本気かと言うことだ。それが本物なら信用できるのだ。
 態度が悪いと信用なんかつかめない。
 まずは、国内外での人権の扱いだろうな。俺にはそれがひとつの重要な判断基準。次の時代をロシアに任せていいのかどうか。真剣な人間達の方法と覚悟を聞きたい。生身の人間の真剣な声、言葉こそ良いのだ。ロシア人の話す舞台を増やしてほしいな。日本で詐欺師を見分ける日本人は、ロシアの正直者と詐欺師も見分けられる。社会で大事なものは正直者の考えと態度だ。それが宝だ。ロシアの期待される有識者には日本のためにも大きく働いてほしい。
 共産党は?ロシア正教は?報道は?司法は?あたらしい考えの人たちの主張は?夢は?

31. 2013年9月15日 10:54:05 : ziRMbJy8Fc
長文いっぱいだけど、資本主義と社会保障制度と資本主義の限界を見る態度は並立すると思います。
社会保障制度も国や民間などいろいろ考えられるけど、もし問題点があるならそれをどう解決するかですよね。
本当にいろんなやり方があるでしょう。
いろんなやり方があること自体がややこしい場合もあるし、選べたり併用できていい場合もあるでしょう。
なぜか共産党独裁で中国が金儲けしまくりな状態もありますが。
教育の問題もあるんだけど、中国韓国は頭固そうなイメージはあります。
中国インテリ層の目覚めっぽい雑誌見出しは見ましたが。サムスンが韓国脱出話はどうなったか知りませんが、朝鮮半島大事にしようよ……。
放射線ねぇ……。

32. 2013年9月15日 13:11:02 : KOuPsoorRU
プーチンはアメリカのシリア空爆を止めた。すばらしいことではないか。オバマはこれからレイムダックに落ちて行くだろう。アメリカはこれからどこ行くのだろう。産軍連合体の目論見が外れたのだ。武器の売り先を考えねばならないし日本から金をもぎ取る算段もしなければならない。ダウだけはトチ狂ったように上がっている。逆に米国債は厳しくなってゆく。出口の無いアメリカ出口の無いトンネルに迷い込んだ日本。心配する事は無い。時がたてばなるようになる。銀行にとりたての行列が出来るような事にならないで欲しい。財務省は一国至上主義で行ってもらいたい。まかり間違ってもご無理ごもっともアメリカ様のおっしゃる通りでは困る。

33. 2013年9月15日 14:01:39 : Wr5cvCffrE
>>01
ちょっと違うな
こんな酷い世界だからこそ、正論を吐くプーチンが目立つ。
世界が平和ならこの人は表には出てこない。
腐った国でアヘが総理なのも、オバマが大統領なのも同じ
すべてが(歴史の)必然といえる。

34. 2013年9月15日 16:43:13 : rIHcknQCm6
プーチン 素晴らしい!!!

同様な事を

チャベス
カダフィ
カストロ
フセイン

が言っても、世界のマスコミは、無視して扱わなかったが
そして、逆に抹殺されてきたが

プーチンレベルの大物が言えば、流石にすべてを無視することはできず
独立系の小さなマスコミが扱ってしまうから、大手マスコミも これを
無視したら、完全にCIAの広報誌とバレてしまうので
しぶしぶ記事にしているね。

今回のプーチンの、オバマのメンツを潰さずに、しかも言いたいことは
全て言いつつ、世界中を味方につけたね。米国民すら、ほとんどは
プーチンに賛同せざるをえないし、
本当は、戦争を回避したいが、スポンサーの意向で、ああせざるをえない
オバマすらも、プーチンは救った。

軍産複合体の連中は、プーチンを一日も早く抹殺したいだろうが、
ここまで世界中の心を掴んだプーチンを殺しても
自分たちの首をますます絞めることになる。

日本国もあべちゃんが、意外としたたかで、米国のポチを装いつつ
じわりと、ポジションを中立にしつつある点は、評価できる。


35. 2013年9月15日 20:34:36 : 6DLlPvax9I
ここは中共と朝鮮の工作板だよ。
今のロシアはソ連とは違う民主国家。中共と朝鮮はならず者国家の延長だよ。
プーチンよりはゴルバチョフが世界平和貢献は一位だろう。
キリスト、ユダヤ、イスラム、共産党は基本はいい事いってんだよね。だが統治が絡むと必ず一神教となる訳だ。実態は征服のために人々を殺したり粛清が始まる。
インターネットの時代に入ると情報が溢れ社会システムの競争が始まる。
日本の社会システムを反日として非難の対象にする場合当然日本よりいい事を言わないといけない。中国の社会不安定はこの働きかけの逆作用、”ところで自国はどうなのかな?”が国民に疑問を抱かせる訳だ。とどのつまりは漢妖が幅を利かせるだろう。韓国は親日罪という悪法で対処する。
中国人ロシア人朝鮮人の人々の正義感は日本人と基本は同じ。最近の韓国の歴史教科書の間違いの多い事の批判が始まったね。形だけだが韓国慰安婦の海外で検挙された人は3年間出国停止。朝鮮戦争は南が北に侵略したと答えた学生が70%。wwこの板を読んだ人も被害にあわないようにね。日教組で経験済みだよね。

36. バイク乗りの流浪人 2013年9月16日 01:00:53 : B/csDM0pqrQHg : PzJPaX9sjw
>>35
嫌なら何故ここにいる?
お前となじ志を同じにする2chへ帰れば良い。
話はそれからだ。

37. 2013年9月16日 10:33:45 : g5YNM3KfF2
●ゴルバチョフやプーチンと同じ事ができる人物が世界にはもう一人いる。

もちろん、それは小沢一郎だ。

それだからこそ政治的に抹殺されようとしているのだ。

ロシア国民がゴルバチョフやプーチンを選んだと同じように、我々日本国民は小沢一郎をもう一度選ばなければならない。

なんとしてもだ。

●世界には新しい秩序が必要だ。

英米主導で繰り返されてきた虐殺と収奪の世界とは違う新しい秩序だ。

英国の産業革命はアフリカの黒人奴隷売買で儲けた莫大な資金がなければなりたたなかったという。

英米が主導してきた近・現代の歴史はスタートから虐殺と収奪によるものであったということだ。

もうその延長線上に世界の歴史を続けることは一部の既得権益層を除けば誰も望んでいないのだ。

インターネットによって世界が同時に事実の情報を共有できる今、世界は新しい秩序を求めているのだ。

さらば「ならず者国家・米国」、さらば「鬼畜米英」である。


38. 2013年9月16日 14:52:14 : 6DLlPvax9I
>>37
言われてみると日本の指導者は外交ではかなり評価できる歴史があるね。
誰も思考してないと思うが古くは聖徳太子、大航海時代は秀吉かね。

キリスト教布教でキリシタン大名の寄進で長崎はポルトガルスペインに領有されてたね。ここでは日本人が強制連行されて奴隷売買をされてた。
ポルトガルは日本の自国をはるかに凌駕する日本の軍事力で手も足もでない。
秀吉の追討令でこのポルトガルの野心は吹っ飛んだね。近年では残念ながら実現してないが竜馬の共和制、これはアメリカのシステムが参考で、共和党のコピーの小沢にも通用するが不思議に邪魔される。天皇の権威の権益が邪魔する、とりわけ現代では官僚組織だろう。日本人にとっては天皇は世界遺産に匹敵する伝統だがそれ以上でもなくそれ以下でもない。小沢、竜馬の統治機構を受け継ぐ指導者が日本では待望されてる。と言う事で欠点だらけの共産党はでるまくでもなく中国朝鮮の統治システムも参考にさえならない。


39. 2013年9月16日 23:30:03 : LZQqGUA606
 今回のプーちんはカッコ良かったけど、ロシアの国益と国際的な大義名分が
たまたま重なっただけじゃないか、と考えてしまうな。

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