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国連総会演説暴走アメリカを諫めるブラジルとそれを持ち上げる日本 ビデオニュース・ドット・コム
http://www.asyura2.com/13/warb11/msg/812.html
投稿者 長間敏 日時 2013 年 9 月 29 日 18:38:09: 2ZipGG.4HfBgM
 

9月28日 ビデオニュース・ドット・コム
http://blogos.com/article/70829/


 オバマ米大統領の24日の国連総会の演説を驚愕して聞いた人も多いのではないだろうか。よりによってアメリカの大統領が、アメリカは自国の核心的な利益を守るためであれば、アフリカであろうが中東であろうが、直接的な軍事行動を取る用意があることを高らかに宣言したのだ。


 さらに米大統領は、シェールガス革命などによってアメリカ自身は海外からの石油依存度を軽減しているが、多くの国がこの地域からの石油に依存しているという理由から、アメリカは同盟国の利益を守るために、世界の警察官役を買って出る姿勢まで打ち出した。


 オバマ大統領はノーベル平和賞の受賞者にして、ハーバード・ロースクール出の憲法学者でもある。その大統領が、アメリカは自国の「核心的利益」なるもののためであれば平気で国際法を破りますと、よりによって国連総会の場で大々的に宣言したのだから、驚かない方がおかしい。


 しかし、同じ国連総会では、アメリカの傍若無人な振る舞いに対して、厳しい批判の声が各国の首脳からあがっている。アメリカのNSA(国家安全保障局)が各国の通信を傍受していた問題について、ブラジルのルセフ大統領は「ブラジルの主権が侵害されている。アメリカの違法な活動を看過することはできない」と発言し名指しでアメリカを批判した。


 ボリビアのモラレス大統領は、NSAが国連本部の通信を傍受していたことを指摘した上で、もはや国連の本部をアメリカ以外の場所に移すべきだと主張した。


 アメリカは同盟国をも通信傍受の対象にしていたことが明らかになっている。その中には無論日本も含まれる。しかし、安倍首相は26日「積極的平和主義の立場から、PKOを始め、国連の集団安全保障措置に対し、より一層積極的な参加ができるよう図っていく」などと演説し、アメリカの国際法違反にもNSA問題にもまったく触れることはなかった。


 ならず者国家となることも辞さない姿勢を見えているオバマ大統領のアメリカと、それを批判する世界各国、そのアメリカを助けるために解釈改憲によって集団的自衛権の行使を可能することに熱意を燃やす日本政府、その状況を、ジャーナリストの神保哲生と社会学者の宮台真司が議論した。

 

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コメント
 
01. 2013年9月29日 21:07:24 : Rysr7DEIGk
シェール革命の胡散臭さと地下水の水質汚濁を引き起こす掘削技術の弊害はこの魔法の前ではかき消されているようだが、まあ直に真実の姿が晒されるだろう。
にせよ、オバマの国連演説のそれは白人以外がアメリカ大統領になったところでアメリカが急激に変わるわけではないことを思い知らせてくれた。
いや、むしろ白人以外の票を得て再選されたマイノリティーの大統領ですら国益にしがみついて「アメリカの世こそ俺の世」とばかりにふんぞり返る姿には人種というより、国柄がそんなものを凌駕してしまう現実が仄見えて興味深かった。
正義も理想も益なくして実体たりえない、老いさらばえても大国の大国たるコケの一念というか、三つ子の魂百まで、ということだろう。

エネルギー事情の大転換となるか、景気の一時的活性化に終わるか?
大いなるペテン、シェールガス

ナフィーズ・モサデク・アーメド
政治学者
ブライトン開発政策研究所(イギリス)所長
http://www.diplo.jp/articles13/1303gazdeschiste.html


02. 2013年9月30日 07:56:34 : dkQDi2rnNs

オバマはシリア攻撃論に傾きかけたがロシアの説得によって(ロシアから「反体制派が化学兵器を使用した」決定的な証拠を提示された?)シリア攻撃を踏みとどまったので米国内のユダヤシオニストロビー団体や軍産複合体金融連合に配慮する(議会対策)ために「強硬論」を持ち出したと推論できる。


軍産複合体ユダヤシオニストロビー団体に配慮しないとアメリカでは、大統領と言えど何も出来ず一歩間違ったらケネディーの二の舞になる。
アメリカという国はそういう国だ。


03. 2013年9月30日 19:17:01 : dAOXDyPMwB
02さん、私はオバマ大統領は、初めから戦争する気はなく、
化学兵器を国際的な管理下に置きシリアは化学兵器を放棄すると言うのは
化学兵器騒ぎの前にオバマ大統領とプーチン大統領とアサド大統領で決まっていたと見るのが自然だと思う。
何故なら、ケリー長官が記者の「もし、シリアが化学兵器を放棄する事にしたらアメリカは
攻撃をそれでもしますか?」の質問に答えて「それなら、攻撃をしないが、そんなことはあり得ない。」と答えた直ぐ翌朝、ロシアがシリアにその事を提案し、その日の夕方にはシリアは、その案に全面的に賛成。翌日にはアメリカはそれに同意、攻撃回避と議会の採決先のばしです。
わずか二日です。
普通に考えたら予め決まっていたと考えるのが自然ですね。
それなら、いつ決まったのか?
既にオバマ大統領とプーチン大統領とアサド大統領は、ジュネーブ2で
シリアの内戦の終結に向けて話し合いを持っていた。
そこでは、報道でも明らかだが反政府デモに対する一切の発砲をアサド大統領は
禁止、来年民主的な初めての大統領選挙を実施、当然化学兵器の事も話し合われただろう。
つまり、化学兵器騒ぎのずっと前から今回の結論は出ていたのだ。
そして、第二回目のジュネーブ2の直前に今回の化学兵器テロが起きた。

つまり、オバマ大統領がシオニストに配慮した発言をしているのは事実だが、
行動は真逆だと言う事です。
また、後一ヶ月後には下院で選挙がある。
アメリカ国民の大多数が反対する戦争を始めれば民主党は
必ず惨敗するのはバカではないかぎり誰でも予想できる。
オバマ大統領にとって今最も大事なのはこの中間選挙で民主党が勝利する事だろう。

オバマ大統領は、結局二期目大統領選挙で国民と約束した事、
「在任中、私は一切戦争はしない。」
これを守っているのです。
何を言ったか?ではなく、どう行動したか?で
政治家は判断しないと本当の所が見えてこないと思います。


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