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ウクライナ問題で証明された内向きなアメリカ。もうアメリカは、アラスカーハワイーオーストラリアまで防衛ラインを後退させる
http://www.asyura2.com/13/warb12/msg/566.html
投稿者 TORA 日時 2014 年 3 月 23 日 10:33:26: CP1Vgnax47n1s
 

株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu308.html
http://blog.goo.ne.jp/2005tora
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ウクライナ問題で証明された内向きなアメリカ。もうアメリカは、アラスカー
ハワイーオーストラリアまで防衛ラインを後退させるざるを得なくなっている。

2014年3月23日 日曜日

◆アメリカに見捨てられた事実を認識するようになった日本人  3月21日 Darkness
http://www.bllackz.com/2014/03/blog-post_21.html

アメリカは尖閣諸島問題では「中立を保つ」として日本を突き放している。

アメリカは中国・韓国の反日行動にはまったく何も反応しないのに、日本人首相が靖国神社参拝をすると「失望した」とコメントを出す。

アメリカは中国にミシェル・オバマを一週間も送り込んでファーストレディー外交を行うのに、日本は完全無視でオバマ自身も4月の訪日に関しては国賓待遇を拒絶し、滞在日程も短縮している。

多くの日本人はもう心の中で気がついている。日本はすでにアメリカに見捨てられているという事実を……。

中国や韓国に、領土を侵略されているのは偶然ではない。周辺国は「アメリカが日本を見捨てた」という事実を認識した上で、それを仕掛けてきているのだ。

今後、この領土問題は収束することはない。それはアメリカに見捨てられて落ち目になった日本を攻略する第一歩になるからである。


「米国は世界の警察官ではない」と宣言された

アメリカがもう表立ってアジアの揉め事に首を突っ込んで来ないのは理由がある。一にも二にも「金の問題」だ。

2013年9月10日、オバマ大統領はテレビ演説で「米国は世界の警察官ではないとの考えに同意する」と宣言した。

アメリカは金がないので、その現実の中で世界戦略を転換し、静かにアジアからも手を引いているのである。もう、アジアは中国に譲り渡すつもりでいる。

少なくともオバマ大統領はそのように動いており、同盟国である日本を守るつもりはまったくない。

そもそも、オバマ大統領は親米政権には非常に冷淡な大統領として知られている。

2011年にはチュニジア、エジプトと次々と親米政権が崩壊していったが、オバマ大統領は何もしなかった。親米政権が崩壊するがまま「放置」していたのである。

現在、東アジアでは台湾や日本が中国に侵略されようとしているが、やはりアメリカは「放置」している。そればかりか、問題の中国の方に荷担している。

金がないので静かに世界から引いているのだ。

ソ連が崩壊したのは1991年だったが、その瞬間にアメリカは名実ともに世界最大の軍事国家として君臨することになった。

しかし、この世界帝国はそれから10年後の2001年9月11日、同時多発テロの洗礼を浴び、そこから転落が始まっていった。


軍事的にも収縮するしかないアメリカ

時のブッシュ政権は、この9.11事件を受けてアフガニスタン・イラクに侵攻していったが、そこで泥沼に足を取られた。

だらだらと続くゲリラ戦と、終わりのないテロを、アメリカは収束することができなかったのだ。その結果、毎月1兆円もの戦争経費を浪費して、アメリカは大きく財政赤字を膨らませることになる。

そして、2008年9月15日にはリーマン・ショックという激震に見舞われた。

これによってグローバル経済は破綻一歩手前まで追い込まれ、アメリカは戦争どころではなくなってしまった。

そのような混乱を引き継いだのがオバマ大統領だった。ブッシュ前大統領のツケをオバマ政権が払っているという見方は間違っていない。

好戦的なブッシュ大統領が始めた戦争を、オバマ大統領は手仕舞いし、もう世界情勢を関わり合うことすらも避けようとしているかに見える。

中東ではイラク・アフガニスタンから撤兵した。東アジアに関しては日本・韓国・台湾・フィリピンのラインも維持できなくなっている。

もう、アラスカーハワイーオーストラリアまで防衛ラインを後退させるざるを得なくなっている。

アメリカには金がないのは誰もが知っている。だから、アメリカは軍事的にも収縮するしかなくなっているのだ。

今後も国防費は削られていくが、そうなるとアメリカも軍艦も軍用機も大幅に減らさなければならない。これは端的に言うと、日本から軍事的撤退するという意味である。

日米安保も、日本の核の傘も、在日米軍基地も、すべて有名無実な存在になる。もうアメリカには頼れない時代になってしまったのである。(後略)


(私のコメント)

最近の韓国や台湾の行動は、アメリカの国力の衰退を先取りしたものであり、アメリカ軍は実質的に第一列島線から後退して、アラスカ、ハワイ、オーストラリアのラインまで後退する戦略を始めている。日本、韓国、台湾、フィリピンは中国に侵略されても、アメリカはウクライナを見捨てたようにこれらのアジア諸国も見捨てるだろう。

もちろんアメリカ政府は、表向きは否定するだろうしアジア重視も演説では言うだろう。しかしロシアがクリミア半島に進出してもアメリカは何ら軍事的な反撃はできなかった。もちろん中国は露骨な侵略を仕掛けて来ることは無いかもしれないが、アメリカ国内の親中派勢力と手を組んで挟み撃ちにして来るかも知れない。

オバマ大統領の一家は今中国を訪問しているが、アメリカは中国に対しては同盟国として扱い、日本やフィリピンやマレーシアには中国との領海問題には関与せず、今回の訪問も内密にアメリカは何も出来ない事を言いに来たのかもしれない。中東の親米国家は次々とアメリカ離れをしていますが、アメリカに見捨てられたからエジプトもチュニジアも政権の転覆が起きたのだ。イラクもアフガニスタンもアメリカを追い出しにかかっている。

アメリカが日本を守らないのなら在日米軍基地も出て行ってもらわなければなりませんが、自民党の政治家はその事に気が付いていない。むしろ沖縄の辺野古に新たに米軍基地を建設して在日米軍の引き留めに懸命になっている姿が哀れだ。オバマ大統領自身が世界の警察官の役割を放棄する言明を行っているのだから戦略に矛盾はない。

日本のマスコミ記事だけを読んでいれば、アメリカの極東戦略は大して変わらないような事しかわかりませんが、アメリカのホワイトハウスやシンクタンクなどの戦略は本土に軍を引き戻す動きを加速させてる。中国の12%の国防予算の増強に対しては何も言わないのは不可解ですが、アメリカも日本も国防予算を増やせない。

もちろんアメリカ国防省の一部には中国に対抗する動きも見られますが、ホワイトハウスが親中派で固められていて、オバマもバイデンもケリーもみな親中派だ。中国との会談は何度も行うのに日本との会談は避けたがる。中国からの目を気にしているからでしょうが、連邦議会も中国への招待外交で取り込まれてしまっている。

このようなアメリカ政府の中国への入れ込みは、他のアジア諸国を不安にするものですが、日本の右傾化になぜアメリカ政府が神経質になるのか分からない。中国からの圧力が強まればそれに対抗するには愛国心を高めて対抗姿勢を示さなければ呑みこまれてしまう。さらにはアメリカ政府は研究用のプルトニウムまで返せと言ってきていますが、中国からの要請によるものだろう。つまり米中は裏では手を組んでいる。


◆同盟国に冷淡なオバマ外交 日本、イスラエルの対立国に妥協的対応 2月27日 日高義樹
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20140227/dms1402270834004-n1.htm

 「オバマ大統領とその側近は、日本の人々が中国の軍事増強を懸念していることに配慮しようとしない。中国が北東アジアや日本周辺に新たな脅威をもたらしていることを気にもとめていない」

 私が長い間、付き合っている共和党の友人がこう言った。

 以前、本欄でも書いたように米国防総省など米軍事関係者は中国の異常な軍事力増強を強く懸念、グアム島や沖縄に最新鋭の航空兵力を展開し、第7艦隊に新鋭空母「ロナルド・レーガン」を配備しようとしている。

 ところが、オバマ政権は依然、中国に対して妥協的な姿勢をとり続け、中国の軍事力増強を恐れる日本に冷淡な態度をとっている。

 「オバマ氏は日本の安倍晋三政権に対して、ほとんど理解を示していない。安倍首相が政権を成立させた直後、ワシントンを訪問しようとしたとき拒否しただけでなく、その後訪問したときも冷たくあしらい、ホワイトハウスで晩餐(ばんさん)会も開かなかった。長年の同盟国に対する態度ではない」

 共和党の友人は、こう言って憤慨している。

 米国の保守勢力、特に共和党はオバマ氏のアジア極東政策が中国に偏り過ぎているため、長期的に見て、米国の国益を損なうと心配している。

 「オバマ政権は、米国人の仕事を増やそうと貿易拡大政策に力を入れ、TPP協定を実現させようとしている。だが、アジア太平洋地域で自由貿易が基本になったとしても、TPPに加盟しない中国が自国の利益だけを追求する勝手な貿易政策をとった場合、米国や日本、東南アジアの国々はどう対応すべきか。このことをオバマ政権は考えようともしていない」(後略)


 

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コメント
 
01. 2014年3月23日 17:05:05 : ecP1iH0Xck
安陪晋三涙目、

なぜなら彼の政策は言葉とは裏腹に、金持ちの鼻もちならないクソガキ政策だからである。

親に怒られたらくしゅんとなるだけの、みじめさ、
虎の威を借るキツネのキツネほどの脳みそもないからである。


02. 2014年3月23日 18:20:32 : d319vfMl9g
アメリカが西太平洋から撤退なら、中国がこれを支配する。日本はチベットやウィグルや満州のようにひどい目にあいたくなければ自分で守るしかない。もういちど聨合艦隊をつくって陸軍40個師団をつくるか。そんなことはカネも世論もゆるさない。それならば中国と軍備均衡がなくてどうやって守るか?それは核による防衛しかない。東西冷戦の核はいらなくなったから日本の守りのためにアメリカからゆずってもらおう。ドイツのように企業買収で手に入れるのもいい。

03. 2014年3月23日 18:22:11 : MEJkFnPqrk
アメリカは東アジアから手を引く。 状況は19世紀末と同じになるが、今のチャイナは清国じゃないし朝鮮半島の情勢もまったく異なる。 日清戦争のやり直しはちょっと難しい。 戦争という手は使えないとすれば、チャイナが経済でつまずいて内部崩壊するまで待たねばならない。 技術的には難しいとされている純水爆がつくれるなら、一応は対応できるかもしれないが、飛んでくる核ミサイルや弾道弾を全て撃ち落とす技術が無くては喧嘩は出来ない。 彼の持っている核弾頭を、遠隔操作で自爆させることが出来るならそれでも良い。 さあ、ここが肝心な時だから、何とか知恵を絞って考えて見て。 アメリカはモンロー主義に戻ることは間違いないだろう。 それでもチャイナに降参するのは嫌だと言う人は、考えて見てください。  

04. 2014年3月23日 19:21:55 : MEJkFnPqrk
03のおまけ。 プーチンのロシアと手をつなぐと言う手もあるかもしれないが、ロシアには日本を助ける理由が薄弱だと思う。 だから上記のコメには敢て書き加えなかった次第。

05. 2014年3月23日 20:26:39 : 77Kno4ENaM
アメリカは防衛ラインを後退させる、そうだろう。それはアメリカの衰退ではなく新次元の線引きへ転換ができるようになったからだ。
アメリカはあくまでも獲得した世界最強を維持したい。そしてもはや領土獲得でも石油獲得でもなく、金融操作だけで世界一を維持できるとわかったのだ。
アメリカのフロンティアは西へ西へと進んで太平洋に達してからはシナに出遅れた挽回にフィリピンを手に入れた。20世紀には東西のイデオロギー対決と中東の石油獲得がメインの戦略となった。
それが終わって、21世紀のいまアメリカに製造業は要らないとわかった。石油はシェールガスが中東の石油以上あり世界一の資源国となることがわかった。いまアメリカに大事なのは経済パートナーとしてのシナだ。米国債を買ってそのドルをアメリカに投資のかたちで還元してくれる。シナは米国市場が必要で、最大の持ちつ持たれつの関係だ。アメリカの豊かさを補償するのはだから日本ではなくてシナだという認識。領土は必要ないという認識。

一方でシナには領土はいくらでも必要。領土を獲得して富を増やすのがまだシナのやり方。その次元を卒業したアメリカのやり方とうまく住み分けできて2強を築けるというのが現在の状況だ。


06. 2014年3月23日 21:09:27 : GUTlt46hd6
リチャードコシミズ先生の言っている通り、株式の日記と経済の展望ブログは統一教会のブログです。安部非難、統一教会非難は削除されて、創価学会の悪口は削除されません。みんな騙されるな。

07. 2014年3月23日 22:15:48 : GAMyahJJXw
共和党が親日というのは幻想。タカ派の人ほどそんな解釈をするがヴァージニア州の日本海・東海教科書併記法案では共和党議員が推進役だった。カネになるかどうかでしか他国を見ようとしないとはチャイナネットの記事。日本的な義理人情を語るなら中国の方がまだ理解があるように思える。

08. 2014年3月23日 22:18:56 : GAMyahJJXw
⁅07.訂正⁆×カネになるか→○米国はカネになるか

09. 2014年3月24日 00:14:58 : 77Kno4ENaM
>07
>米国はカネになるかどうかでしか他国を見ようとしない
これは別にチャイナネットの観察だけでなく、また単なる軽蔑の投げつけではなく、アメリカという国の成り立ちにまで原因を見ることができる真理なのです。
EUとアメリカとは、日本人から見ると同じ考えで行動するのが当たり前のように思われるかもしれませんが、根本から全く違います。EUはその理念に共和国主義を持っています。つまり国の中のひと全てを自由な個人として平等に扱う、というモラルを徹底する努力をしようとする理念です。歴史的に狭いところで多くの民族と宗教がせめぎあってきた歴史から学んで、平和共存する知恵を真面目に求めた結果です。
ところがアメリカはそんな苛烈な歴史は無く、むしろそんなヨーロッパを逃れて理想の清教徒の国をなんにもない白紙の上に作ったので、多民族が押し寄せる国になったが欧州のように血で獲得した知恵にもとずく理念はない。安直に人道だ人権だという抽象的な言葉がアメリカの正義であるとして多様な民族をまとめようとした。そしてそんな抽象理念だけではわからないから経済効率を追求するのが善、という共通理解を設定したのでした。
欧州が人間主義を共存の理念に置いたのに対しアメリカは国民を財産獲得と消費という物差しで計る存在に置いた。さらに建国の歴史が「理想の神の国を建てた」という独善を教えるので、アメリカン・スタンダードがグローバル・スタンダードであるとして少しも疑わない独善をあらゆる場面で見せています。こうしてアメリカの人道・人権と称するものが現れとして人間を消費とカネを獲得する存在に矮小化するものに堕ちているという現実が見えているわけです。


10. 2014年3月25日 07:13:40 : af6l4BzqCk
アメリカが戦を画策実行してきたのだが..
アメリカは正義の警察官だよ!とのプロパガンダ記事か?全く逆

11. 2014年3月25日 16:12:44 : trb76Y9M3U
◓〖戦後レジーム脱却〗第一次安倍内閣の轍を踏むな、強まる日本封じ込め⁅桜H26/3/24⁆
http://www.youtube.com/watch?v=GPAcsPmHmPQ

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