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ウクライナ新政権、反ロシア過激派を排除 欧米の懸念に対応  日経新聞
http://www.asyura2.com/13/warb12/msg/606.html
投稿者 ダイナモ 日時 2014 年 3 月 29 日 18:29:21: mY9T/8MdR98ug
 

 【モスクワ=田中孝幸】ウクライナ新政権がヤヌコビッチ政権崩壊の一翼を担った過激な民族主義勢力の排除を加速させている。内務省は25日、武闘派極右集団「右翼セクター」幹部で犯罪グループの一員として手配中のムズイチコ氏を殺害したと発表した。

 内務省によると同氏は拘束を試みた警官に発砲したため射殺された。反政権デモの武装闘争を主導した右翼セクターは極端な反ロシア主義で知られ、欧米各国は「ロシア系市民を迫害しかねない」と懸念を強めていた。

 民族主義がさらに強まれば欧米からの支援が停滞するリスクもあるだけに、トゥルチノフ大統領代行ら新政権指導部は過激派の抑えこみに乗り出したとみられる。融資条件を巡る国際通貨基金(IMF)との協議は大詰めを迎えており、シラパク財務相は25日、近く最大200億ドル(約2兆円)の金融支援で合意できるとの見通しを示した。

 右翼セクターを率いるヤロシ氏は「我々への反革命的な圧力が強まっている」と新政権を非難。アバコフ内相の即時辞任を要求した。今後、政権幹部や治安機関への報復に出る可能性もある。

 ウクライナ最高会議(国会)は25日、辞意を表明していたテニュフ国防相代行の解任を決定。クリミア半島からの軍撤退を受けた事実上の解任とみられる。民族主義政党「自由」に所属する軍人出身の同氏は反ロ姿勢で知られ、辞任にあたり「指導部との見解の相違」があったと明らかにした。


http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM2504R_W4A320C1EB1000/  

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コメント
 
01. 2014年3月29日 21:23:41 : dp4XTYfT2A
まさに「狡兎死して走狗烹らる」だな。

02. 2014年3月29日 21:31:10 : kSTFYkM3Gg
どうせ殺し合って自滅だろう、騒乱はこれから始まる。

03. 2014年3月30日 04:38:15 : R9XhtqocKc
これお前、どういうつもりで投稿しとるんだダイナモ
尻尾きりだし、それで納まるとも思えん

04. 2014年3月30日 09:42:02 : Moz325yFMA
ロシアもアメリカも落としどころを探っているということ。

双方から武力行使をしないとのサインが出た。ウクライナ暫定政権には当事者能力はない。

今回の政変劇は終わり。ただしウクライナが分裂含みの国家であることは変わらないが。


05. 2014年3月30日 19:38:31 : h7x9c7a5ak
 ほれ、全世界の皆様方よ色々来歴あるは世の習い。しかし我々西側は常に清く正しく行動し「自由と民主」を世に広め、ともに迎えるあかるい明日。しかして「自由と民主」とは西側立てたる根本で、決して野蛮なロシアなど、万年たっても手に出来ぬ。それならいっそ私らで「ウ(クライナ)国」全てを支配して、「自由と民主を」を守り拡めてそのためにロシアに向けて槍衾(やりぶすま)。ミサイル森の如く並べれば、あのロシアも動揺し、やがて「自由と民主」を求めて立ち上がる。待ち来たれるそのときは2流白人ロシアなど抹殺せずに置くものか。

06. 2014年3月30日 22:32:35 : no31X615y2
ロシアの情勢は北野さんの解説が一番信頼できるのでコピペしておきます。
↓↓↓↓↓
ロシア政治経済ジャーナル No.1042 2014/3/26
★プーチンの論理2(プーチンがぶちキレタ瞬間)
http://rpejournal.com/rpe-sample
↓↓↓↓↓
== RPE Journal===================================================
ロシア政治経済ジャーナル No.1042
      2014/3/26
================================================================
★プーチンの論理2(プーチンがぶちキレタ瞬間)

全世界のRPE読者の皆さま、こんにちは!
北野です。

(●全米につづき、全豪津々浦々に「慰安婦像を建てる!」と宣言
した韓国。
そんな韓国に、「倍返し!」したい方は、必ずこちらをご一読くださ
い。↓
http://archive.mag2.com/0000012950/20140227000000001.html

(●ウクライナ新政権の黒幕、秘密を知りたい?
詳細は【編集後記】で!)
今回の話は、
●プーチンの論理1(クリミア編入は善である!!??)↓
http://archive.mag2.com/0000012950/20140324000000001.html
のつづきになります。
まだの方は、まずこちら↑からご一読ください。

プーチンは3月18日、クリミアに関する「大演説」を行い
ました。
映像はこちら。

https://www.youtube.com/watch?v=Wo0JgRwJtGc

私たち日本人がなかなか理解できないこと。

プーチンは、ウクライナ領クリミア自治共和国とセヴァストポリ
市を「サクッ」とロシアに編入してしまった。
それを、ロシア人のほとんどが支持している。
これは、いったいなんなのでしょうか?
今日は、再び「プーチン本人の言い分」を聞いてみましょう。

今回の話は、「基礎知識」がないとわかりづらいかもしれま
せん。
まだの方は、まずこちらからご一読ください。

●ウクライナ革命1〜これまでの経緯↓
http://archive.mag2.com/0000012950/20140228000000001.html
●プーチンは、なぜウクライナに【軍事介入】するの?↓
http://archive.mag2.com/0000012950/20140302181000001.html
●プーチン本人、ウクライナ軍事介入を語る
http://archive.mag2.com/0000012950/20140306000000001.html
●クリミアはロシアに編入される。そして、ロシア─ウクライナ戦争へ?
http://archive.mag2.com/0000012950/20140310000000000.html
●クリミア住民投票、96.77%がロシア編入を支持!〜各勢力の思惑
とこれから
http://archive.mag2.com/0000012950/20140318000000004.html

さて、3月18日の演説ですが、朝日新聞の超カリスマ記者・関根
さんが「翻訳」を配信してくださっています。
全文を読みたいかたは、こちらから。

http://togetter.com/li/644258

私はプーチン演説から特に重要部分だけ、引用させていただきま
す。
(●【要注意!】
これから書くことは、「プーチンの演説」「プーチンの考え」です。
北野の意見ではありませんので、よろしく。)

▼クリミア独立の「法的根拠」
さて、プーチンはここから、「クリミア独立」と「ロシア編入」の「法的
根拠」について語りはじめます。

プーチン
「独立を宣言と住民投票を発表した際、クリミア自治共和国議会は
国連憲章を根拠とした。
民族自決の原則だ。
思い出してほしい。
当のウクライナもソ連から脱退するときに同様の宣言をした。
ウクライナは民族自決を使ったのに、クリミアの人たちはそれを拒
否される。
なぜなのか?」

げっ!
そういえば、ウクライナがソ連から独立する時も、「民族自決の原
則」を根拠にしたのですね。
ロシア、ベラルーシ、ラトビア、リトアニア、エストニア、グルジア、
アゼルバイジャン、アルメニア、トルクメニスタン、ウズベキスタン、
キルギス、カザフスタン、タジキスタン、モルドバ
もソ連から独立するのに「民族自決の原則」を使ったのですね。
じゃあ、「なんでクリミア自治共和国が同じことしちゃダメなのさ?」
とプーチンは問います。
皆さん、どう答えます???

プーチン
「このほかにも、クリミア指導部は有名なコソボの先例を参考にし
た。
それは西側が自ら作ったものだ。
全くクリミアと同じケースであり、セルビアからコソボが分離するこ
とを認めたものだ。
これも一方的な独立宣言だったが、そのときは中央政府の許可
は何ら必要とされなかった。 」

欧米は、「ウクライナ新政府の許可を得ていないクリミアの住民
投票は無効である!」としている。
しかし、コソボは2008年2月、セルビアからの独立を宣言した。
そのとき、もちろんセルビア政府はこれを認めなかった。
「コソボとクリミア、一体何が違うんだ?」とプーチンは問います。
皆さん、どう答えます???

プーチン
「国連の国際裁判所は国連憲章第1条2項の原則に同意し、201
0年7月22日付の決定で次のように指摘した。
文字どおり引用する。
「安全保障理事会は一方的な独立宣言について、一律禁止にす
るような結論は出さない」 」
↑つまり、国連の国際裁判所は、「一方的独立宣言もありですよ
!」と結論していると。

次、プーチンは、コソボ問題でのアメリカの対応に触れます。

プーチン
「国際法は、独立宣言について適切な禁止、というものを規定して
いない」。
すでに明かだろう。
引用を強調したいわけではないが、私は抑えることができないので、
公的文書から抜粋をもう一つ紹介したい。
それは2009年4月17日付の米国による覚書だ。
それはコソボの審理のときに国際裁判所に提出されたものだ。
「独立宣言は国内法に違反することが度々起こる。
しかし、それは国際法に違反していることを意味しない」。
自分たちで書いて世界に向けて吹聴したのだ。
すべてをねじ曲げ、そして今度は憤慨している。
どういうことだ? 」

プーチンは、アメリカが「独立宣言は当然国内法に違反するが、
国際法には違反していない」と主張していた事実を指摘します。
それなのに、同じことをしたクリミアについては怒っている。
要するにこれは、アメリカの「ダブルスタンダード」を批判したわ
けです。

▼プーチン、欧米の世界支配を批判
次にプーチンは、欧米の世界支配体制を批判します。
プーチン
「米国率いる西側は、政策を実行するのに、国際法ではなく、「力
の原則」に従う方を好んだ。
彼らは自分たちが選ばれたもので、例外だと信じた。
世界の運命を決めることができるのは常に彼らだけに与えられた
権利だと。
彼らはそのように振る舞っている。
それが正しいと言わんばかりに。 」

ここで、欧米は他国には「国際法に従うこと」を強要し、
一方で自分たちは「国際法」を守らず、「力を行使した」ことを指
摘しています。

具体的には?

プーチン
「国家の主権に対して武力を使い、同盟を組むのが常套手段だ。
我々に賛同しないものは、我々の敵だとみなす。
攻撃を合法だと装い、国際機関の必要な決議を破り、様々な理
由で都合が悪くなれば、国連、安保理をすべて無視する。
ユーゴスラビアでもそうだった。
1999年のことをよく覚えている。
自分でも目の当たりにしたが、信じられなかった。
欧州の偉大な都市の一つであるベオグラードが数週間のうちに
空爆で破壊されたのだ。
そしてその後、本当の武力介入が始まったのだ。
果たして安保理決議は、ユーゴスラビアのこの問題について、
こんな風に解決しようという内容だったか?
そんなわけはない。
そしてアフガニスタン。
イラク。
リビアではあからさまに国連安保理決議に違反した。
飛行禁止区域を守る代わりに空爆が始まったのだ。 」

ユーゴ、アフガニスタン、イラク、リビアなどで、欧米は国際法を
無視して他国を攻撃したと。

▼プーチンが欧米の欺瞞に「キレタ」瞬間
欧米のダブルスタンダードに憤るプーチン。
次に、「いつ我慢の限界を超えたのか?」を語ります。
プーチン
「同じようなシナリオがウクライナでもあった。
2004年の大統領選で必要な候補を押しつぶすため、法的には規
定されていない3回目の決選投票が行われた(オレンジ革命のこと)。
憲法に照らせば、ナンセンスであり、お笑いぐさだ。
そして今、用意周到に武装した人たちが投入された。 」

ここでプーチンは、04年のオレンジ革命は、「欧米がやった!」と
断言しています。
しかも「違法」な形で。
そして、今回のウクライナ革命で欧米が武装勢力を投入して政
権を強奪したと非難しています。

プーチン
「ロシアは誠実に欧州側と対話を目指してきた。
常にかぎとなる問題については協力を呼びかけた。
信頼レベルを強化したいし、私たちの関係を対等で開かれた、純粋
なものにしたいと思っている。
だが、相手方からの歩み寄りはなかった。 」

日欧米から見ると、プーチンはいつも「力」を行使しているような
イメージですが、ロシアから見ると、全然逆なのですね。

次にプーチンは、「具体例」をあげます。

プーチン
「それどころか逆に、何度も我々はだまされてきた。
我々の見えないところで事が決められ、実行された。
例えばNATOの東方拡大やロシアの国境近くに軍事施設を設ける
ことなどだ。
彼らは同じことを繰り返してきた。
「それはあなた方に向けたものではありません」。
信じられない。
(欧州)ミサイル防衛システムの展開もそうだ。
我々にとっては脅威にもかかわらず、施設や装置は設置されている。
ビザ問題交渉もそうだ。
グローバル市場における自由なアクセスと、純粋な競争についての
約束もそうだ。 」

ここでプーチンは、「ロシアは実質何も決める権利がなく、すべては
欧米が勝手に決める」と怒っています。
われわれ日本人にも、この気持ちはわかります。

プーチンの怒りが爆発する時が近づいてきました。

プーチン
「我々は根拠を持って次のように推察する。
すなわちロシアを抑制しようとする悪名高い政策は、18世紀、1
9世紀、20世紀にわたって続いてきた。
そして今も続いている。
我々は常に追い込まれている。
その理由は、我々が独立した立場を取り、それを守り、率直に言い
、偽善者ぶらないからだ。
しかし、我々にの我慢にも限度がある。
ウクライナのケースでは、欧米は一線を越え、乱暴で無責任でプ
ロ意識のないことをやった。 」

プーチンは、忍耐に忍耐を重ねてきたが、ついに我慢も限界に
きたと宣言しました。
怒りが爆発したのですね。

▼今後を占う重要な言葉
これからのウクライナ情勢について。
欧米が何をしても、ウクライナが戦争を決意しても、クリミアを
ロシアから取り返すことはできないでしょう。
これは、ある面「解決ずみ」なのです。
問題は、ウクライナ新政府が、
1、戦争をして敗北し、クリミアを失うか?
2、戦争をしないでクリミアを失うか?
です。

そして、次の大きな問題は、「プーチンはウクライナ東部、南部に
進むのか?」という点。

プーチン
「ロシアを利用してあなたたちを脅す人たちを信じないで欲しい。
クリミアのあと別の地域だと叫んでいるような人たちのことだ。 」

ここでプーチンは、「クリミアから先に進むこと」を否定しています。

ここまでプーチンは、
黒海艦隊のある超重要軍事拠点クリミアを、ウクライナからロシア
のものにすることに成功しました。
ウクライナ新政権は、ロシア黒海艦隊を追い出し、米海軍、NATO
軍を駐留させようとしていた。

プーチン
「キエフではウクライナがNATOに入るという話も出ている。
クリミアとセバストポリにとってそれは何を意味するか?
ロシアの偉大な軍事都市に、NATOの軍艦が出現することはロ
シア南部にとって脅威となるだろう。
それはつかの間もことではなく、全く具体的な脅威なのだ。 」

プーチンは、この軍事的脅威を排除することに成功しました。
道徳的、法的な話は抜きにして、現実的な勝利をおさめています。
ポイントは、ここでストップできるかです。
クリミアで止まれば、ウクライナ新政権が戦争を決意しても決意
しなくても、この問題は短期間で収束することでしょう。

というわけで、プーチン自身による「プーチンの論理」でした。
日本人の私たちにも、いろいろ考えさせられる点がありますね。

それにしても、世界は「戦国時代」です。
こんな「残酷な世界」で日本はどうやって「自立」を成し遂げること
ができるのでしょうか?

知りたい方は、いますぐこちらをご一読ください。
全部わかります。


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http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20131126/dms1311261209012-n1.htm
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http://rpejournal.weblike.jp/nikkei_business_20140203.pdf
===============================================================
↑↑↑↑↑コピペ終り

こうした国際紛争の背後で米欧の工作がネチネチ繰り返されている事に憤りを禁じえない。
ロシアの言い分が正当であるのは誰にでも分かることだろう。


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