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日朝接近に韓国動揺 韓国紙「これほどの進展あるとは…」(ZAKZAK)
http://www.asyura2.com/14/asia15/msg/386.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 5 月 30 日 16:08:26: igsppGRN/E9PQ
 

                対北問題どころではない朴大統領(AP)


日朝接近に韓国動揺 韓国紙「これほどの進展あるとは…」
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20140530/frn1405301527005-n1.htm
2014.05.30 夕刊フジ


 日本と北朝鮮が、日本人拉致被害者らの再調査で合意したことに、関係諸国は関心を高めている。朴槿恵(パク・クネ)大統領率いる韓国は、旅客船「セウォル号」沈没事故で対北朝鮮政策に本腰が入らないこともあって動揺し、習近平国家主席率いる中国は北東アジアでの孤立化を恐れて警戒を強めているようだ。

 30日付の韓国各紙は日朝合意を1面などで大きく報じ、強い関心を示した。

 聯合ニュースは「拉致問題に対する日本政府の立場は理解するが、北朝鮮核問題への韓米日の協力は続けなければならない」と韓国政府当局者の見解を報じた。

 中央日報は外交部関係者の話として「韓日米の間で北朝鮮問題の対応について、より緊密な協力と情報交流が必要だ」と伝えたほか、「これほどの進展があるとは予想できなかった」という別の外交部関係者のコメントも載せた。

 日朝協議の急進展に困惑を隠せない様子だ。

 朴大統領は今年に入って「統一」を前面に出し、南北問題での取り組みをアピールしているが、具体的成果はあがっていない。旅客船沈没事故の余波で内政も混乱している。

 北朝鮮には516人の韓国人拉致被害者も抑留されているが、朴政権での進展はゼロ。韓国の拉致被害者家族からは「問題解決を北朝鮮に求めない韓国政府に憤りを感じる」との声も出ている。

 中国はこれまで、韓国の取り込みに必死だったが、日本が北朝鮮にクサビを打ち込むことを警戒しているようだ。

 中国政府系のシンクタンクに所属する朝鮮問題専門家は「日朝間の最大の懸案事項である拉致問題が前進すれば、北東アジア情勢に大きな変化をもたらす可能性がある」と話した。

 北朝鮮が昨年12月、中国に近いとされる張成沢(チャン・ソンテク)派を粛清して以降、中国の北朝鮮に対する影響力は低下したとされる。このタイミングで日朝が接近すれば、北東アジアでの中国の孤立は一層深まる可能性がある。

 一方、米政府は、拉致問題解決へ向けた日本政府の取り組みを支持しているが、北朝鮮の核・ミサイル開発への対処で関係国の結束を堅持する観点から、日本の制裁緩和の動きとの間にジレンマを抱えているようだ。


 

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コメント
 
01. 2014年5月31日 15:04:29 : kQZ3PRHg7A
日朝政府間の合意について
2014年5月30日 日本共産党幹部会委員長 志位 和夫

 日本共産党の志位和夫委員長は30日、拉致被害者らの調査で日朝政府間が合意したことについて、談話を発表しました。


 日本、北朝鮮の政府間協議の結果として29日、北朝鮮が日本人拉致被害者らに関して包括的で全面的な調査をし、生存者発見の場合は帰国させる方向で日本側と協議する、日本は調査開始が確認されれば北朝鮮への制裁措置を一部解除する、などを柱とした合意が発表された。

 これは、拉致問題などを解決するうえで重要な前進の一歩である。わが党は、北朝鮮が合意を確実に実行するよう強く求めるとともに、日朝双方の行動により、拉致被害者の帰国の実現をはじめ、日朝平壌宣言で合意された諸懸案が前進することを願うものである。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-05-31/2014053101_03_1.html


02. 2014年5月31日 17:20:05 : kQZ3PRHg7A
〖社説〗韓国に外交課題を投げかけた朝・日接近
2014年05月31日13時18分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]

北朝鮮の日本人拉致再調査と日本の対北朝鮮制裁解除を骨子とする朝・日本間の合意が、北東アジア情勢に微妙な波紋を起こしている。北朝鮮が弾道ミサイルを発射し、4度目の核実験を示唆し、韓米のほか中国までが北朝鮮に圧力を加える状況で、日本が北朝鮮と手を握り合ったからだ。北核問題をめぐる韓日米協調の枠内で低い段階の南北関係改善を模索していた韓国としては、日本に意表を突かれる格好となった。中国に強力な対北朝鮮圧力を注文してきた米国も、少なからず体面を汚した。韓米が朝・日間の合意を人道主義的な問題だとして内心不快に思っているのはこれと関連している。3月の韓日米ハーグ首脳会談、4月のオバマ米大統領の韓日訪問で確認された3カ国間の協調は今後、試されることになった。

朝・日の接近は現段階でお互いの利害が一致したためとみられる。北朝鮮は核実験と長距離弾道ミサイル発射による国連制裁で、外交的孤立と経済難に直面している。中国も国連制裁の履行に積極的だ。習近平国家主席は6月、最高指導者では初めて朝中首脳会談をせずに訪韓する。この状況で北朝鮮は拉致被害者をはじめとする全面的な日本人調査を前面に出し、孤立から抜け出そうと考えたとみられる。「拉致問題」解決を公約に掲げた安倍晋三首相としても拒む理由はない。

北朝鮮の対日接近には、韓日米協調を揺さぶろうという意図があると見なければならない。安倍内閣としては北朝鮮カードで、日本の歴史認識問題を声を合わせて批判してきた韓中を牽制しようという側面がなくはない。韓中接近に対する警戒感は朝・日の共通分母でもある。日本は日本人拉致という人道的問題の解決のための朝・日合意を、韓米が正面から問題視するのは難しいという点も考慮したかもしれない。

朝・日合意事項は約3週後からの「行動対行動」で履行される。両国は合意文で国交正常化の実現を掲げたが、前途は険しい。北朝鮮の非核化に進展がない状況での朝・日関係正常化は現実性が落ちる。朝・日関係改善の速度と範囲がどういうものであれ、日本は透明に外交をする必要がある。そうしてこそ、対北朝鮮接近に対する韓米の疑惑を払拭できる。同時に韓日米間で合意した協調の枠が崩れないようにしなければならない。対北朝鮮関係の改善に動いただけに、南北関係の改善と北朝鮮の非核化進展を助ける方向に進むのが望ましい。

朝・日合意は韓国にも大きな課題を投げかけた。北朝鮮問題で当事者である韓国よりも日本が先を進んだ例はほとんどない。北核高度化の遮断という制約の中で、南北間の緊張を緩和し、関係を改善する努力が求められる。そのためには創意的かつ柔軟な対北朝鮮接近が不可欠だ。韓国政府は外交安保ラインが変わるのをきっかけに、対北朝鮮・対外政策を全面的に見直すことを望む。

http://japanese.joins.com/article/965/185965.html?servcode=100§code=110


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