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韓国で高齢者への虐待問題が深刻、加害者の大部分は息子や娘―韓国メディア
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140615-00000001-xinhua-cn
XINHUA.JP 6月15日(日)0時32分配信
韓国紙・亜洲経済の中国語サイトは１３日、「韓国で高齢者への虐待問題が深刻、現行の法律を改正か」と題した記事を掲載した。
今月１５日の「世界で高齢者虐待防止について考える日」を控え、韓国保健福祉部は１３日、高齢者への虐待に関する調査結果を発表した。２００９年からの５年間で、高齢者虐待関連の事件は３１．６％増加、加害者の大部分は息子や娘とその配偶者だった。
統計によると、２０１３年は計４０１３人が高齢者に虐待を行った。そのうち４０．３％にあたる１６１９人が被害者の息子だった。次に多かったのは配偶者（５５１人、１３．７％）と娘（５１９人、１３．０％）だった。
最も多かったのは、無視や暴言、嫌がることを強要するなどの精神的虐待（３８．３％）。殴るなどの身体的虐待（２４．５％）、介護放棄（１８．６％）、高齢者に生活費を渡さないなどの経済的虐待（９．０％）がこれに続いた。
韓国の６５歳以上の高齢者のうち、少なくとも７８万人が虐待された経験を持つ。韓国福祉部が２０１２年に実施したアンケートによると、４０．７％が「高齢者保護機関や警察などに通報する」としたが、３６．３％が「黙って耐える」と答えた。家庭の問題を外に漏らすのは恥ずべきことだと考えるようだ。このほか、２２．５％が「家族や親戚に助けを求める」と答えた。
韓国福祉部は「高齢者福祉法」の関連条項の改正を計画している。現行の法律に基づけば、高齢者に暴力をふるってけがをさせても懲役７年以下の刑だが、同部はこれを１０年以下に引き上げたいとしている。
（編集翻訳 小豆沢紀子）
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