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北朝鮮:ロケット砲　日本海向け１００発以上発射
毎日新聞　2014年07月14日　21時35分（最終更新　07月14日　22時01分）

　【ソウル澤田克己】韓国国防省関係者によると、北朝鮮は１４日午前１１時４０分ごろから、東部・江原道（カンウォンド）の南北軍事境界線に近い海岸付近から日本海へ向けて多連装ロケット砲１００発以上を発射した。

　砲弾は、日本海上の事実上の南北境界線である北方限界線（ＮＬＬ）から北側へ１〜８キロ離れた海上に落下した。南側への着弾はなかった。聯合ニュースによると、発射されたのは３種類のロケット砲で、射程は３〜５０キロ。

　北朝鮮は、韓国領の島が北朝鮮近くまで迫る黄海のＮＬＬでは武力挑発を繰り返してきたが、日本海側でこうした行動を取るのは異例だ。韓国では、１６日以降に行われる米韓、日米韓の合同訓練への反発である可能性が高いとみられている。

　北朝鮮は１３日にも、スカッドとみられる射程５００キロの短距離弾道ミサイル２発を、黄海側の軍事境界線近くから朝鮮半島を横断する形で日本海へ向けて発射した。「弾道ミサイル技術を利用した全ての発射」を禁じた国連安保理決議違反となるが、ロケット砲の発射は禁じられていない。

　北朝鮮の国防委員会政策局は１２日、合同訓練に参加する米海軍の原子力空母「ジョージ・ワシントン」が韓国・釜山港に寄港したことを非難する談話を発表していた。

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記者会見で各団体は、日本の「集団的自衛権」行使容認の動きが強化される中で米原子力空母「ジョージ・ワシントン」号が南朝鮮に入って日本まで参加する合同軍事演習を行おうとしていると明らかにした。
また、これは朝鮮半島の平和を脅かす行為であると糾弾した。
そして、米国が北侵軍事演習を通じた緊張高調行為を直ちに中止することを求めた。
各団体は、南朝鮮当局も米国、日本との合同軍事演習策動をやめ、北との和解と協力に乗り出さなければならないと主張した。−−−

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