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《国際情勢分析 矢板明夫の目》「中国に裏切られた」北朝鮮 本格対立の様相(産経新聞)
http://www.asyura2.com/14/asia15/msg/773.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 7 月 13 日 21:01:35: igsppGRN/E9PQ
 

訪韓し、大統領府で朴槿恵大統領(右)との共同記者会見に臨む中国の習近平国家主席=3日、ソウル(ロイター)


【国際情勢分析 矢板明夫の目】「中国に裏切られた」北朝鮮 本格対立の様相
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140713/chn14071312000001-n1.htm
2014.7.13 12:00 産経新聞


 中国の習近平国家主席(61)は7月初め、約300人の中国の政財界要人を連れてソウルを訪れ、中韓の蜜月ぶりを演出した。

 韓国側との会談では北朝鮮の核放棄で連携を強化することを決定。長年の盟友である中国に裏切られる形となった北朝鮮は、日本海に向けてミサイル発射実験を行い、官製メディアで中国を暗に批判する記事を掲載するなど猛反発した。中国の朝鮮半島専門家は「中朝関係の修復はもはや難しい。これからは本格対立が始まるかもしれない」と話している。

■「切り捨てるぞ」と警告

 習主席は平壌よりもソウルを先に訪れた初の中国最高指導者となった。中国外務省関係者によると、中国政府は今回の習主席訪韓を、最高レベルの外交行事と位置づけた。中国が韓国との関係を重視する背景には、米国が主導する中国包囲網の重要な一角である韓国を引き寄せたい思惑が指摘される。同時に、中国から支援を受けながらも最近、中国の意向を無視した行動をとり続ける北朝鮮に対し「切り捨てるぞ」と警告する意味もあるとみられる。

 中国は胡錦濤政権まで、北朝鮮との関係を重要視する政策をとり続けた。北朝鮮が核実験をしても、ミサイルを発射しても、中国は口頭で抗議するだけで、援助をやめなかった。戦略的に北朝鮮を中国側に引き寄せる必要があったことが原因と指摘された。

 しかし、習近平政権が発足した直後の2013年2月、習主席に近いとされる共産党幹部育成機関の新聞「学習時報」の副編集長が英紙、フィナンシャル・タイムズで「核問題で中国の脅威にもなる北朝鮮を切り捨てるべきだ」という内容の論文を発表し、大きな話題を呼んだ。共産党関係者によれば、論文は習主席の周辺の意向を反映しており、中国はその頃から対北政策の見直し作業を進め始めたという。

■「兵糧攻め」も逆効果に

 習指導部が対北政策を見直すのは、尖閣諸島(沖縄県石垣市)の問題で対立する日本を意識してのことだと指摘される。北朝鮮の核開発を放置すれば、将来的に日本も核兵器保有に向けて動き出す懸念は党内で強いという。

 また、5月に上海で開かれた「アジア信頼醸成措置会議」(CICA)で習主席が「アジアの安全はアジアで解決できる」として「アジアの新安全保障観」を提唱したように、習政権はアジア太平洋地域から米国を排除し、中国を中心として軍事同盟を築きたい思惑がある。しかし、中国の盟友でありながら、協力的でない態度をとり続ける北朝鮮はいまや中国のこの構想にとってマイナスの存在になったという。

 特に、昨年12月に北朝鮮が親中派とされる張成沢(チャン・ソンテク)一派を粛清したあと、中朝間のパイプ役がなくなり、頻繁に行われていた要人往来も実質的に止まった。中国の北朝鮮に対する影響力はますます低下した。中国の政府関係者によると、中国は今年2月から北朝鮮に提供する石油の量を大幅に減らし、“兵糧攻め”の手段に出たが、北朝鮮側の態度をますます硬化させ、期待されていた効果がなかったという。

 今回、習主席が国内外に見せた韓国重視の姿勢は、北朝鮮を孤立させる作戦の一環ともいわれる。しかし、北朝鮮は日本と接近するなど、中国に対抗しており、うまく行ったとはいえない。

■正男氏担ぐシナリオも

 習主席が訪韓する前に、北朝鮮は日本海に向けたミサイル発射実験を行ったほか、労働新聞で「核開発の放棄は永遠に実現することのない荒唐無稽な犬の夢」との内容の記事を掲載した。習政権の政権スローガンは「中国の夢(の実現)」であるため、「犬の夢」とは、習政権への皮肉とも受け止められる。また、同じ労働新聞には「大国主義者たちの圧力もわれわれ人民を屈服させられない」との表現もあり、「中国」を「大国主義者」と暗に批判したものと指摘される。

 中国政府は金正日(キム・ジョンイル)時代から、金正日氏の長男の正男(ジョンナム)氏(43)を保護下に置いている。北朝鮮が中国の言うことを聞かないなら、正男氏を担いで北朝鮮のトップにすげ替えるシナリオがあると言われている。

 朝鮮半島問題専門家は、「打つ手がなくなれば、中国は北朝鮮の内政に本格介入することも考えられる。今それは、北朝鮮が最も警戒していることだ」と話している。(中国総局 やいた・あきお)


 

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コメント
 
01. 2014年7月14日 08:08:50 : 18YmWhZSPU
 北朝鮮はもはや日本国以外に頼るところがなくなって事だな。いや、さすが産経新聞、安部首相閣下の御見識を愚民にもわかり易く説明してくださってる。きっと売上の伸びも凄いだろうね。そこで今度は北朝鮮から国土防衛のため「自衛隊を駐留してくれ」と哀願されるんじゃないか。そうすればニックキシナの咽喉もとにナイフを突きつけることができる。これが集団的自衛権の凄さだよな。どこかのデブが言ってたが北朝鮮をして北京に対しミサイルを撃ち込ませるそうじゃないか。弱いシナ人だから反撃なんてありえないだろうな。

02. 2014年7月16日 05:20:03 : txhff0FbYw
米国務長官、安倍首相訪朝の自制要求 
制裁解除にも不快感 

中日新聞

2014年7月16日 02時05分

あ〜あ!


03. 2014年7月21日 18:17:52 : nJF6kGWndY
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140721/kor14072116360002-n1.htm
「定見ない国が米韓追従」北朝鮮、暗に中国批判か
2014.7.21 16:36 [北朝鮮]
 北朝鮮の国防委員会政策局は20日付で、6月から断続的に実施した短距離弾道ミサイルなどの発射を「自衛的訓練」と正当化する報道官談話を出した。発射に反発する米国と韓国を非難したほか、「定見のない一部諸国」が米韓に追従していると主張。暗に中国を批判したとみられる。朝鮮中央通信が21日伝えた。

 北朝鮮による中国批判は異例。北朝鮮の非核化に向け米国と協調し、中国の最高指導者として初めて北朝鮮より先に韓国を訪問した習近平国家主席への不快感が背景にあるとみられ、中朝関係のきしみがうかがえる。

 談話は米韓に対し「正義の報復行動」実行の可能性を示唆。さらに「一部諸国は米国に付き従い、哀れな境遇にある(韓国の)朴槿恵(大統領)を抱き込もうと苦心している」と揶揄(やゆ)した。(共同)

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北朝鮮が中国高官腐敗報道、関係悪化反映か
2014.7.14 23:32 [北朝鮮]
 朝鮮中央通信など複数の北朝鮮メディアは14日までに、中国共産党中央軍事委員会の徐才厚元副主席が不正・腐敗行為を理由に党籍を剥奪されたことを伝えた。北朝鮮が中国高官の不正について実名を挙げて報じるのは異例で、両国の関係悪化を反映しているとの見方が出ている。

 徐氏の党籍剥奪は6月30日、中国国営メディアが報じた。朝鮮中央通信の記事は7月12日付。13日付の朝鮮労働党機関紙、労働新聞が掲載し、ラヂオプレス(RP)によると、国内・海外向けいずれのラジオ放送も13日報じた。徐氏は2003年に訪朝し、故金正日総書記と会談している。

 11日は、両国が有事の際に互いに軍事支援することを定めた中朝友好協力相互援助条約を1961年に締結した記念日。北朝鮮メディアは例年、祝賀行事を紹介したりしてきたが、朝鮮通信(東京)によると今年はそうした報道は確認されていない。(共同)

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04. 2014年7月27日 20:46:10 : cKxknodE26
祖国と人民の運命を一身に担って


1947年から共和国北半部に対する武力挑発を頻繁に引き起こし、局部戦争を年々エスカレートしてきたアメリカ帝国主義は、1950年6月25日の早暁、李リ承スン晩マン傀儡一味をそそのかして全面的な武力侵攻を開始した。敵は無謀な「電撃戦」で共和国北半部を一気に制圧しようとして、海ヘ州ジュ、金クム川チョン、鉄チョル原ウォン一帯から38度線以北の1〜2kmの地点まで侵入してきた。

アメリカ帝国主義が朝鮮で侵略戦争を起こしたのは、朝鮮民主主義人民共和国を揺らん期に征服して全朝鮮を植民地にし、アジア大陸に対する侵略と世界制覇の野望を遂げるための軍事的橋頭堡にするためであった。

朝鮮人民は再び帝国主義者の植民地的奴隷となるか、それとも自主独立国家の自由な人民であり続けるかという重大な局面に立たされた。

金キム日イル成ソン主席は、武力侵攻に対処する革命的な対策を立てた。

主席は6月25日、内閣非常会議を招集した。

主席は、会議で『断固たる反撃によって武力侵略者を掃討しよう』と題する演説を行い、朝鮮人民軍部隊に敵の不意の武力侵攻を挫折させて即時に反撃に転ずる命令を下した。

人民軍将兵は、主席の命令に従って共和国北半部に侵入した敵の攻撃を挫折させ、全戦線にわたって決定的な反撃に転じた。

朝鮮人民は抗日の銃剣によって解放した祖国を反米の銃剣をもって死守する、祖国防衛の聖戦にこぞって立ち上がった。

主席は、全軍と全人民を戦争の勝利をめざすたたかいに立ち上がらせるため、6月26日にラジオで『すべての力を戦争勝利のために』と題する演説を行った。

主席は演説で、朝鮮人民が自力で共和国を死守し、南半部をアメリカ帝国主義の植民地支配から解放し、共和国の旗のもとに祖国統一の偉業を達成するための闘争課題を示した。

主席は国のすべての活動を早速、戦時体制に切り換えるようにした。

6月26日、国の一切の権力を集中し、前線と後方のすべての活動を統一的に指導する国家最高指導機関として朝鮮民主主義人民共和国軍事委員会を、7月4日には武力全般を統一的に指揮する朝鮮人民軍最高司令部を組織した。

主席は、全人民軍将兵と人民の一致した意思と念願により、朝鮮民主主義人民共和国軍事委員会委員長、朝鮮人民軍

最高司令官の重責を担うことになった。

また、作戦指揮をより迅速に行うために前線司令部と軍集団指揮部を設けた。そして、抗日革命闘士の大半を大隊長以上の人民軍指揮官に任命し、人民軍に対する党の指導と政治活動を強化するため、戦線部隊に軍事委員制を設けて、各戦線の部隊に軍事委員を派遣した。

主席は、全国に戦時状態を宣言して戦時動員令を下し、党、政権機関および社会団体の活動を戦時の環境に合わせて改めた。

6月27日には、全党組織と党員に党中央委員会の手紙を送り、戦況に応じて党組織の戦闘力と党員の先鋒的役割を高め、党内に革命的規律を確立し、すべての党員がいかなる状況においても敵とたたかえる万端の準備を整えるようにした。同時に、人民政権機関の独裁機能を強め、社会団体の機能と役割を高めるようにした。

http://www.naenara.com.kp/ja/event/2014-07-27/index.php?1+2
http://www.naenara.com.kp/ja/event/2014-07-27/index.php?5


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