米国がアジアで“反露戦線”画策、呼応するのは日本だけ―ロシア報道
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140803-00000014-xinhua-cn
XINHUA.JP 8月3日(日)21時29分配信

ウクライナ問題をめぐる対露制裁にからみ、ロシアメディアの「ブズグリャド」は７月３１日、「米国がアジアで反露戦線を張ろうとしているが、これに呼応するのは日本だけだ」と報じた。中国・環球時報が１日伝えた。

ウクライナ問題をめぐり、米国と欧州連合（ＥＵ）は７月３１日に新たな制裁を発表。ＥＵはさらに３１日にロシア人８人とロシア企業３社の資産を凍結する内容の追加制裁を発表した。

米国はアジアの主要国を対露制裁の統一戦線に引き込み、アジア方面から「ロシアを封鎖」したい考えとの指摘がある。これについてブズグリャドは、「米国の動きは必ず失敗する」と分析した。

ロシア国営放送「ロシアの声」も３１日、米当局者が「アジア諸国がロシア制裁で米国に歩調を合わせるとは限らない」と認めたと報じた。

中国はロシアと天然ガス協力の契約を交わしており、韓国はロシア制裁についてまだ何も約束していない。また、インドのモディ首相はプーチン大統領と会談した際、政治的にロシアを支持すると述べ、オーストラリアのアボット首相も追加制裁を行う可能性は小さいと表明した。こうした中、日本だけがロシアへの追加制裁を行う方針だ。

（編集翻訳　恩田有紀）

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