アメリカのカーター政権のパク大統領に対する非難は凄まじく、在韓米軍を撤退させると発表した。これは次のレイガン政権が撤回させたが、カーター大統領は完全にパク・チョンヒ政権を見切っていたのは確かだ。在韓米軍を撤退させて、これに乗じて北朝鮮の朝鮮人民軍の南侵を誘い、南北朝鮮統一まで持って行きたかったらしい。

さて今日、大好きなパパの政治手法を踏襲するパク・クネ大統領が、自分に反対する勢力を何とかしたいと思っていることは間違いのないところである。全国言論労組に対しても、何らかのきっかけをつくって、労組幹部の一斉逮捕を目論んでいることは容易に想像できる。なぜって、マスゴミ統制はパパの得意技であったからだ。新聞の内容、テレビの放送内容は全て検閲の対象であった。

娘のパク・クネ大統領も、マスゴミは自分を翼賛報道するためのものだと思っているだろう。それが楯突いたのだから、全国言論労組をいかに取り締まるか、KCIAと細かく相談していることだろう。