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習近平の性格を読めなかった金正恩、中朝関係の冬を招く―北朝鮮
http://www.recordchina.co.jp/a96538.html
2014年10月31日 4時3分
2014年10月29日、中商情報局は記事「韓国専門家:中朝関係の冷却は金正恩が引き起こしたもの」を掲載した。
10月29日から31日にかけて、韓国国防部主催の国際会議「ソウル・ディフェンス・ダイアログ(SDD)」が開催されている。26カ国の代表、3つの国際機関が会議に出席した。
参加者の一人、米ブルッキングス研究所訪問研究者、韓国外国語大学国際関係学部教授の黄載皓氏は香港・中国評論通訊社の単独インタビューに応じた。現在、中朝関係が冷え込んでいるが、それは中国の習近平(シー・ジンピン)氏が国家主席就任直後に北朝鮮がミサイル発射実験と地下核実験を敢行したためだと指摘した。これにより北朝鮮に対する習主席の心象は極めて悪化してしまったという。
黄教授は「習近平氏の人となりだが、表面的にはパンダのようにかわいいが、その内面は極めて堅固な意志を持っているように思える。金正恩第1書記は従来通りの対中外交を継続しているが、習主席は北朝鮮に怒りを示しいまだに訪問しようとしていない」と分析している。
関係修復には中朝の首脳会談が必要だが、習主席はいつまでも待っていられないと黄教授は指摘した。中国にとって北朝鮮は在韓米軍と直接対峙しないですむ緩衝地域として重要な意味があるとの分析もあるが、黄教授は「中国とベトナムの間には緩衝地帯はないが、大きな問題はない」と指摘。中国にとって北朝鮮が必要不可欠との見方を否定した。(翻訳・編集/KT)
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