【ソウル聯合ニュース】韓国最大野党・新政治民主連合の朴智元（パク・ジウォン）国会議員が金正日（キム・ジョンイル）総書記の死去３年に合わせ１６日に北朝鮮・開城を訪れ、故金大中（キム・デジュン）元大統領夫人名義の弔花を渡すことを計画している。金大中平和センターの関係者が１２日、明らかにした。

　金元大統領の死去５年を迎えた今年８月、金正恩（キム・ジョンウン）第１書記が金養建（キム・ヤンゴン）朝鮮労働党統一戦線部長を通じ、開城で弔花と弔電を渡したことに対する返礼とみられる。

　これと関連し、統一部の関係者は「きょう午後に訪朝申請を受けた。承認の可否を検討中だ」と話している。

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北朝鮮、中国を招待せず＝金総書記死去3年行事

　今月17日に予定されている金正日（キム・ジョンイル）総書記の死去3年の関連行事を前に、北朝鮮は中国政府に招待状を送付していないことが分かった。ロシアの国際放送局「ロシアの声」が11日に報じた。同メディアは「中朝関係が今なお悪化を続けている証拠」との見方を示した。この問題について北京の外交筋は11日「直前になって北朝鮮が招待状を送る可能性もあるだろうが、今も招待状が届いていないのであれば、中国は平壌に政府高官を派遣しないだろう」と予想した。中朝の政府間交流は今年2月、中国外交部（省に相当）の劉振民・副首相が訪朝して以来、事実上完全に途絶えた状態が続いている。

　この問題と関連して香港の新聞「大公網」は「最近、中国で『北朝鮮放棄論』が語られ始めていることに注目すべきだ」とした上で「これは北朝鮮に対して『かつてのように何から何まで擁護することはないので行動に注意せよ』という警告を送ると同時に、米国などには『対北朝鮮政策の修正を考えている』とのメッセージを送るものだ」と報じた。

北京＝アン・ヨンヒョン特派員

朝鮮日報／朝鮮日報日本語版

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【坡州聯合ニュース】北朝鮮の金正恩（キム・ジョンウン）第１書記が、韓国の故金大中（キム・デジュン）元大統領の夫人、李姫鎬（イ・ヒホ）氏に親書を送った。北朝鮮の招きで訪朝していた金聖在（キム・ソンジェ）元文化観光部長官が２４日午後、韓国に戻って発表した。

　親書は北朝鮮の金正日（キム・ジョンイル）総書記の死去３年に際し、花を贈った李氏に格別な感謝を伝えるとともに、来春の暖かい時期に訪朝し、ゆっくりしてほしいとの内容だという。ただ、全文は李氏に伝えてから公開するとした。

　李氏は北朝鮮の子どもたちの支援などを行うため年内に訪朝する予定だったが、健康上の理由で来年の春に延期した経緯がある。

　金氏ら金大中平和センターの訪朝団は同日午前、開城工業団地を訪問。北朝鮮の対韓国関係を担当する朝鮮労働党統一戦線部長の金養建（キム・ヤンゴン）党書記と面会した。

　金書記は金剛山観光や離散家族再会などの問題で、南北関係が改善することを望むとの立場を示したという。

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