産経前ソウル支局長の出国禁止、3カ月延長に「国境なき記者団は公判を批判」―海外メディア
http://www.recordchina.co.jp/a100763.html
2015年1月16日 8時15分

2015年1月15日、韓国の朴槿恵（パク・クネ）大統領の名誉を毀損(きそん）したとして、産経新聞の加藤達也前ソウル支局長が在宅起訴された問題で、前支局長の韓国からの出国禁止措置が3カ月延長されることが決まった。AFP通信が報じた。

AFP通信が14日に報じたところによると、昨年8月に、記事で朴大統領の名誉を傷つけたとして在宅起訴された産経新聞の加藤前ソウル支局長に対する出国禁止措置が、さらに3カ月延長されることが決まった。昨年8月、加藤前支局長は同年4月のセウォル号が沈んだ当日に朴大統領が7時間にわたり行方不明となっており、男性と密会していたとのうわさがあると報じた。加藤前支局長は昨年8月に在宅起訴されて以来、韓国からの出国が禁止されている。パリに本部を置く国際ジャーナリスト組織「国境なき記者団（RSF）」は、加藤前支局長の書いた記事は公共の利益にかなうものであるとして、この公判を批判しているという。初公判は昨年11月に行われ、加藤前支局長は名誉を傷つける意図はなかったと主張している。今月19日に3回目の公判が行われる。（翻訳・編集/Yasuda）

コメント
01. 2015年1月16日 14:14:57 : O8wrOFnSag 人治国家の韓国であれば有罪にすることは簡単にできるはずなのに、あえて出国禁止で騒ぎの元を留め置く措置だけって理由が判らん。 人質を取って日本からの譲歩を期待してる？ だとしたらテロリストが人質で金を要求してるのと同じで、イスラム国もやらない最低の国家だけどね。
02. 2015年1月17日 00:34:46 : sQNtrjQgcc 言論の自由か否かの二者択一は、問題設定としておかしい。例えて言えば、お米、豚肉、ビタミンＣなどの食物は体に良いのかと問うようなもの。摂取の適切さの問題で、多すぎれば害になる。 どこでも、無制限の言論の自由はない。あるなら、朝日の誤報・捏造、ＳＴＡＰ細胞事件、在特会ヘイトスピーチ何でもありになってしまう。フランスでも反ユダヤの言論は刑事罰対象という。 問題は、言論の自由の制限はどこまで許されるのか、制限は普遍的なのか国によって異なってよいのかなど、議論しなくてはいけないはず。 サンケイ支局長起訴の議論にそういう言論の自由の範囲の中か外かの議論がない。きっと、堂々と主張できないので、言論の自由無制限論に逃げ込んでいるんだろう。
03. 2015年1月18日 18:40:00 : BWy9IFlysI 言論の自由を錦の御旗として、下劣な言論を好き放題行うものが出てくるのは、仕方ないことと考えている。嘘や誇張を織り交ぜて、でたらめな議論をふっかける者も出てくるのも当然だと考える。 それが自由の代償として甘受すべきものではないだろうか。 そのような者と戦う術は、やはり言論でしかないと信じたい。 自分を愚弄する言論に対して、暴力や権力によって封じ込めのは、言論そのものを窒息させるのではないだろうか。 某新聞社の報道（余り上品とは言えないが）に対して、彼の国の大統領が愚弄されたと憤慨するなら、言論を用いて徹底的に批判するべきだろう。また、個人として、新聞社に対して損害賠償請求を行うべきだろう。 日本人向けに日本語で書かれた記事を、どこかの阿呆な団体が名誉毀損で刑事訴訟を行うことに違和感を感じる。だが、それを唯々諾々と受け入れる司法に対しても、首を傾げてしまう。 そういえば、某国の大統領が、公の場所で天皇陛下に対して侮蔑的な発言をされたが、あれこそ、日本人全体に対する名誉を毀損したことにならないのだろうか。それに対する反撃もまた、言論を通じて行うべきと考えているが。

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