★阿修羅♪ > 中国4 > 170.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
習政権に衝撃 ウイグル族が“宣戦布告”か 視察先テロで82人死傷(ZAKZAK)
http://www.asyura2.com/14/china4/msg/170.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 5 月 01 日 18:57:14: igsppGRN/E9PQ
 

習政権に衝撃 ウイグル族が“宣戦布告”か 視察先テロで82人死傷
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20140501/frn1405011548008-n1.htm
2014.05.01 夕刊フジ


 中国の習近平政権に最大級の衝撃が走った。習国家主席が新疆ウイグル自治区を初めて視察していた4月30日、ウルムチ市ウルムチ駅で爆発事件が発生し、3人が死亡、79人が負傷したのだ。負傷者のうち4人は重傷という。新華社電は「テロリストによる攻撃」と断定した。習政権が反政府活動を力で押さえ込む姿勢を鮮明にした直後だけに、「弾圧で追い込まれたウイグル族が、習政権に宣戦布告した」と分析する識者もいる。

 警察当局によると、ウルムチ駅で30日午後7時(日本時間8時)ごろ、刃物で武装したグループが人々を切り付け、爆発物を爆発させた。「地震のような衝撃だった」(近くにいた男性)という爆発は駅とバス停の間で起き、現場には壊れたバイクが残されていた。

 インターネットに掲載された現場とみられる写真では、地面に黒く焼け焦げた跡があり、荷物が散乱していた。武装警官も派遣され、列車の運行も一時ストップした。当局は1日早朝から、捜査を本格的に開始した。

 習氏は4月27日から30日の日程で、新疆ウイグル自治区を視察した。爆発の瞬間、習氏がどこにいたかは不明だが、犯人が視察のタイミングを狙ったのは確実だ。30日午前には、爆発現場から約4キロ離れたウルムチ市内のイスラム寺院を視察していたとの報道もある。

 「反テロ闘争は一時も緩めてはならず、断固とした措置を取らなければならない」

 習氏は爆発事件を受けて、こう語った。視察中、テロ活動の取り締まりを徹底するよう指示していただけに、メンツを完全につぶされた形だ。中国当局が治安態勢の大幅見直しを迫られるのは必至といえる。

 新疆ウイグルは中国の西端にある自治区。1933年と44年の二度にわたって、イスラム教徒が東トルキスタン共和国を建国したが、49年に共産党支配下の中国に統一され、55年に自治区が設置された。

 同自治区をめぐっては、漢族支配に抵抗するウイグル族の反政府活動が続いている。昨年10月には北京・天安門にウイグル族とみられるグループが突入し死傷者が出た。今年3月には雲南省昆明で無差別殺傷事件が起き、170人以上が死傷している。

 習政権はこれらを「独立派によるテロ」と決め付けて、反政府勢力を「各民族の共通の敵」と主張。4月25日には少数民族の反政府活動について「厳しく高圧的な姿勢で臨まなければならない」と、徹底的な取り締まりを強調していた。

 中国事情に精通する評論家の石平氏は「厳戒態勢のなか、習氏が視察していたなかでの爆発事件だけに『ウイグル族が習政権・中国共産党政権に宣戦布告した』といえるのではないか」といい、こう続ける。

 「決してテロを評価するつもりはないが、ウイグル族は半世紀以上、共産党政権の民族浄化政策、弾圧に苦しめられてきた。追い込まれて民族存亡の戦いに出たのだろう。今回の事件だけでは終わらない。威信を傷付けられた習政権は弾圧を強めるだろうが、悪循環でさらに抵抗するだろう。習政権とすれば大変な打撃だ。どうなっても習政権の負けだ」


 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
01. 2014年5月01日 19:28:47 : uhCcrh8WFI
戦前の日本の五族協和政策を中国が引き継ぎ、ウィグル等が反発しているのかな。
中国はの伊藤博文暗殺を称えている。
習主席を暗殺すればウィグルの英雄になるのかね。
安 重根のテロもウィグルのテロも容認しないが、
五族協和政策による苦痛を受けたことを鑑みる必要があるね。

02. 2014年5月02日 10:58:48 : GzAgdqT5AM
習中国主席「分裂主義者には断固たる措置」
2014年 5月 02日 09:44 JST

 中国国営メディアが宗教的過激派とした2人は、同国新疆ウイグル自治区の区都ウルムチで起きた爆発事件の犯人と見られる。この攻撃は同自治区の「分裂主義者」の組織がより高度になっていることをうかがわせている。 4月30日に起きた事件ではこの2人ともう1人が死亡し、79人がけがをした。駅はメーデー連休を前に旅行者などで混み合っていた。また、爆発は、習近平国家主席が4日間にわたる同自治区の視察の終わりにウルムチ市内のモスクを訪問した数時間後に起きた。

 このタイミングと場所―同地には以前から厳しい警備が敷かれていた―からは、これまでのウイグル族の「新疆分裂主義者」が起こしたといわれる事件とは異なる高い能力と野心がうかがえる。

 中国現代国際関係研究所(CICIR)のテロ専門家Li Wei氏は「こうした攻撃の実行の難しさは、彼らがよく組織され、長期計画を立てられることを意味している」とし、「その目的は習氏の経済開発政策を混乱させることだ」と話した。

 警察は1日、駅周辺の店の人たちらから話しを聞き、一方でアサルトライフルと盾で武装した治安部隊が周辺を巡回していた。作業員は爆発によるがれきなどを取り除き、駅の周りには多くのウイグル人たちが集まっていた。

 新疆ウイグル自治区政府のニュースサイトや他の国営メディアが警察情報として伝えたところでは、攻撃は過激な宗教活動に参加していた2人によって行われた。2人は爆発物を起爆させた時に死亡した。国営新華社通信によると、1人はウルムチの南西にあるアクス地区出身のSedirdin Sawut容疑者(39)。同通信は、2人は刃物で人々に切りつけたとしている。2人が自爆したのかどうか、近くにいた3人目の人物がどのように死亡したのかははっきりしていない。

この事件は、習氏が権力を握ってからの1年半近くの間に、新疆ウイグル自治区の外でも見られる暴力の拡大の一部だ。この暴力は、急速な経済成長と厳格な取り締まりのコンビネーションという、この地域に対する政策アプローチの有効性に疑問を呈している。

 国営メディアは習氏の新疆訪問―トップの座に就いて初めての訪問―に関して、軍隊の基地を訪れてその厳しい態度を示す一方で、ウイグル族との民族的結束を訴えるなど、硬軟両方の側面を伝えようとしていた。

 事件が起きた南駅では1日、ウルムチと自治区内の別の駅を結ぶ新路線の開業式が行われた。同自治区の鉄道網を拡充し、これを中央アジアとつなぐことは、中国政府の開発戦略の一環だ。しかし、ウイグル族の活動家たちは、これは移住してくる漢民族と政府を利するだけだとしている。政府は自治区内で石油、天然ガスなどの天然資源を開発し、宗教には制限を設けている。

 ミシガン大学のテロ専門家フィリップ・ポッター氏は、同自治区では以前から警備が非常に厳しかったことから、今回の事件は当局の顔に泥を塗ることになったと指摘した。同氏は「象徴的価値のあることができるなら、それは潜在的能力を示すものだ」と述べた。

 ウォール・ストリート・ジャーナル紙の記者は駅周辺の人たちに尋ねてみたが、刃物での襲撃を目撃した人はいなかった。ある店主は、30日午後7時と7時15分の2回、爆発音を聞き、外をのぞいてみると、爆発が起きたあたりで少なくとも3人が倒れていたのが見えたと話した。店主は、3人は死んでいたのか重症だったのだろうとしている。

 今年3月には中国南西部の鉄道の駅で、30人以上が死亡する刃物による大量殺傷事件が起きたが、これも新疆ウイグルの「分裂主義者」の犯行とされた。また、昨年10月の北京天安門近くでの自動車炎上事件も同様に「分裂主義者」が犯人とされている。この事件では車に乗っていた容疑者3人と旅行者2人が死亡した。

 これまでウイグル族が行ったとされた自治区内の警察や政府庁舎の襲撃事件などでは、少人数のグループが刃物や簡単な爆発物を使ったものが多かった。今回の容疑者の出身地であるアクス地区では今年2月、警察が8人を殺害した。国営メディアによると8人はテロリストで、このほか3人は現場で自爆した。

 治安専門家の多くは、ここ数ヵ月間での戦術の変化を受けて、ウイグル族の「分裂主義者」たちは外国のイスラム武装勢力から学んでいるのではないかとの懸念を強めている。中国政府は以前から、「分裂主義者」はこうした勢力とつながりがあると非難している。

 米国のシンクタンク、ジャーマン・マーシャル・ファンドのアジア・プログラムのフェロー、アンドルー・スモール氏は「繰り返しのパターンだ」と指摘。「必ずしも中央から指示されているわけではないだろう」としながらも、彼らが「個別に訓練を受けた」ことをうかがわせる「似たような攻撃の種類」であるようだと述べた。

http://jp.wsj.com/article/SB10001424052702303493804579536482114664784.html


  拍手はせず、拍手一覧を見る

フォローアップ:

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
  削除対象コメントを見つけたら「管理人に報告する?」をクリックお願いします。24時間程度で確認し違反が確認できたものは全て削除します。 最新投稿・コメント全文リスト

▲上へ      ★阿修羅♪ > 中国4掲示板 次へ  前へ

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
 
▲上へ       
★阿修羅♪  
この板投稿一覧