7日、中国がアフリカを積極的に支援し、アジアインフラ投資銀行を設立しようとしていることについて、米メディアは「中国が金銭で仲間と影響力を得ようとしている」と伝えている。資料写真。

中国がカネで世界を買う？経済支援強化で日本と台湾独立に対抗―米メディア
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140509-00000000-rcdc-cn
Record China 5月9日(金)0時5分配信

2014年5月7日、環球時報によると、中国の李克強（リー・カーチアン）首相がアフリカ4カ国を歴訪し、アフリカを積極的に支援する姿勢を示したほか、アジアインフラ投資銀行を設立しようとしていることについて、米ブルームバーグは5日、「中国が金銭で仲間と影響力を得ようとしている」と報じた。

これまでインフラ建設を進めるため外部の協力を仰ぐ場合、アジア諸国は日本あるいは日本が最大の出資国であるアジア開発銀行に経済協力を求めてきたが、日中関係が悪化する中、中国は日本が経済協力によって広範囲にわたって保持している影響力を弱めようとしている。

東南アジア諸国などから多数の参加国を得た中国はアジアインフラ投資銀行設立に500億ドル（約5兆円）の資金を用意しているが、中国は資金をモンゴルや東ティモールを自陣営に呼び込むことに使おうとしており、インドネシアやタイなど各国からのインフラ建設への資金援助も重荷となって継続は困難が予想されている。

記事は、中国が金銭で求めているのは日本の民族主義や台湾の分裂主義に対抗するための支持にすぎないと指摘し、中国の国際機関における発言権を増すことになっても、その資金の底を尽かせるほうが得策だと伝えている。（翻訳・編集/岡田）

コメント
01. 2014年5月09日 22:24:33 : Huc46W1eZ6 日本がアメ国を節操無く買いまくってボコボコにされた記憶ってのが、其れなりに時間は経たものの比較的まだ新しいんだが、 要するに後追いでああ云う状態なんだろうと解釈してる。 日本の品性が実は後進国並みだったってな化けの皮がポロポロと剥がれる今日此の頃の事も考えれば、 あの頃の下衆さ加減と似た振舞いをし始めたタイミングなのだと考えるのもそう外れては居まい。 公害問題関係が経済摩擦や経済侵略の先行に対して後追いになってるのは日本の其れとの成長速度の違いの現れだろう。 恐らく此の部分其の物には取り分けた特殊性は無いんだ。 然し唯一違う事がある。規模だ。 「人民の海に敵を沈める」と云ったのは毛沢東だっただろうか、少々記憶は曖昧なんだが、 文革思想云々は明後日の話に考えて貰いつつ、物理的な彼処の人口規模経済規模は冗談で無しに、普通にやってても此の言葉通りの規模なのだ。 此れが洒落にならない状況の根源なのだろう。 其れを覇権的な戦略と結び付けるの方向付けは、恐らく御当地為政者側の、「結果を受けた後付けの戦略」と見たが良い様な気がする。 日本が一頃のバブルから一気に萎んだのは記憶に新しい所かいまだに渦中に在る訳だが、 恐らくこの道も漏れ無く辿るだろう。 鉄兜をしっかり被って耐えてやり過ごせば、嘗てアメリカが日本の其れをやり過ごした様に、日本や台湾にとっての其の時は何れ訪れると考えて良いのでは無かろうか。 ただ予め心得て置くべき事は、 人民の海に沈む程の日本のバブル期の其れを越えた耐える時間其の物の長さと、人民の海に沈む程の過ぎ去った後の揺り返しの規模。この２つだと思う。 此の経済防衛を考える上で、目先目立つが故に此の間手を付けてしまいそうな過剰な軍事投資に対して、時局時局を良く見据えた一定の摂生に基づいた狡猾な戦略が要求される時代が今、そして今後なのだろう。 逸れば力尽きる。 日本には今其れ程の余裕が無いからだ。強力な知恵が必要だ。　（坊ちゃんでは難しい）
02. 2014年5月10日 08:57:44 : rAZs4KvhOE 韜光養悔の時期は過ぎた。もはや遠慮することはない。それだけの力は備わった。 と中国は思っているから、先になって頭を打つことになるまではこの姿勢が続くだろう。 我々もそのつもりで付き合わねばならない。

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