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中国共産党 日本企業提訴の狙いはなりふり構わぬカネの強奪(NEWS ポストセブン)
http://www.asyura2.com/14/china4/msg/209.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 5 月 15 日 07:20:48: igsppGRN/E9PQ
 

中国共産党 日本企業提訴の狙いはなりふり構わぬカネの強奪
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140515-00000009-pseven-cn
NEWS ポストセブン 5月15日(木)7時6分配信


 中国では日本企業に対する戦後補償を巡る訴訟が立て続けに起こされ、原告の数は日増しに増える一方。ついに日本企業の資産が差し押さえられる事態が起きた。

 中国当局は4月19日、海運大手の商船三井が保有する鉄鉱石運搬船を差し押さえた。1936年に日本の「大同海運」が中国の船会社「中威輪船公司」から借り受けた2隻の船は日本軍に徴用され、賃料が払われないまま終戦までに沈没したという。

 その未払い賃料と損失を巡り中国企業の経営者の親族が中国内で起こした裁判で、被告の後継会社である商船三井は2011年に約29億1600万円の賠償判決を受けた。商船三井の再審申し立ては却下され、原告に示談交渉を働きかけていたところ突然の強制執行を受けた。

 一部報道では日本政府は国際司法裁判所への提訴も検討していると報じたが、中国に国際司法裁判所で応訴する義務はない。日本政府は「日中間の請求権の問題は日中共同声明後存在しない」(菅義偉・官房長官)との見解だが、その後、商船三井は船が競売にかけられる可能性と、業務に支障をきたす恐れがあることを考慮し、賠償金約29億円に金利を加えた約40億円を供託金として裁判所に支払った。

 日本企業提訴における共産党の狙いとは何か。ジャーナリストの水間政憲氏はなりふり構わぬカネの強奪だと分析する。

「目的は日本政府から金銭をはじめとした譲歩を引き出すことだろう。今中国経済は減速して庶民の不安は高まりつつある。かといって貧困層に所得再配分ができるような予算はない。だから日本政府から経済援助、環境技術援助など、あらゆる譲歩を引き出そうとしている。

 庶民へのバラ撒きの“サイフ”として日本の政財界が狙われている。政治の自由がない中国で訴訟を起こすことは政治活動と同義。官製デモ以上に裁判所はコントロールされている」

 戦後補償問題はまだ始まったばかりだ。ジャーナリストの宮崎正弘氏は今後、日中間で政治的に重要な案件が出てくるたびにそのカードが切られる可能性を指摘する。

「秋に北京で開催されるAPEC(アジア太平洋経済協力会議)を有利に進めるための脅しなのか、または6月4日の天安門事件記念日を前に国際世論を自国から逸らすためか、二度と安倍首相に靖国参拝させないための脅しなのか、使い途はいろいろある。少なくとも強力な日本イジメのカードを手に入れたことは確かだ」

※SAPIO2014年6月号


 

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コメント
 
01. 2014年5月15日 15:48:49 : sywVf3wIGA
アメリカ様のお裁きは喜んでお受け致します。

米司法省、東洋ゴム工業など23社に独禁法違反で巨額罰金 さらに拡大の可能性も
http://newsphere.jp/business/20131129-1/

長官自ら会見に出たことからも同省の意気込みは明らかだった。

 ホルダー長官の会見後も摘発は続き、昨年12月
までに23社が有罪を認めて、総額18億ドル(約1880億円)
を超える罰金の支払いに応じている。
日本人25人を含む26人の責任が問われ、
このうち20人は司法取引に応じて禁錮1年1日から
2年の実刑判決を受け入れている。
http://ameblo.jp/hoshitukiyoru7/entry-11750761983.html



02. 2014年5月15日 21:56:14 : h1G8qavWKY
日本政府は、こうして強奪された同額の経済制裁を、中国に対してすれば、済む事じゃん。過去をほじくり返して金を得るのは、決して、おいしい話じゃ無い事を、思い知らせてやれ!。

03. 2014年5月16日 01:34:24 : nJF6kGWndY

まあ、中国人だから、そういうこともあるだろう

http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20140514/264527/?ST=print
「世界鑑測 北村豊の「中国・キタムラリポート」」
香港の歩行者天国で起きた中国幼児排便事件

大便を小便に、事実を捻じ曲げる中国の論理

2014年5月16日(金)  北村 豊

 香港の九龍半島の目抜き通り、“彌敦道(ネイザン・ロード)”を“油麻地(ヤウマテイ)”から“旺角(モンコック)”へ向かい、途中から一本東の通りへ入ると、旺角の繁華街“西洋菜南街”に出る。西洋菜南街は露天の屋台が軒を連ねる“女人街(ノイヤンガイ)”と並行して走る旺角地区を代表するショッピングストリートで、夕方や休日には歩行者天国となる。“西洋菜”とは野菜のクレソンを意味する。日本ではクレソンを西洋料理の付け足しとして使うのが一般的だが、中国の西洋菜は日本のクレソンとは品種が異なるようで、広東や香港では西洋菜を油で炒めて食べるのが定番である。西洋菜南街という地名は、かつてこの地がクレソンの産地であったことに由来しているのかもしれない。

2歳の息子に歩道で大便させる中国人夫婦

 さて、2014年4月15日、西洋菜南街で香港人と中国人の間に一大論争を巻き起こす事件が発生した。事件現場を撮影した動画から事件の概要を取りまとめると以下の通り。

【1】中国本土から香港へ観光旅行に来た一家3人<33歳の“薛”姓の夫と29歳の“付”姓の妻、2歳の息子>は、息子をベビーカーに乗せて香港の休日を楽しんでいた。4月15日の夕方5時頃、一家は西洋菜南街の歩行者天国を歩いていたが、突然2歳の息子が便意を催した。すると夫婦は慌てることなく、ベビーカーを車道の歩道寄りに止めると、息子をベビーカーから降ろして歩道に上った。妻が息子の半ズボンを下げて、その場にしゃがませると、息子は歩道の上に大便をした。大便が終わると妻はその上にティッシュペーパーをかぶせて隠し、別のティッシュペーパーで息子の尻を拭いた<注1>。妻が息子のズボンを上げると、一家は何事もなかったかのようにその場を立ち去ろうとした。

<注1>ネットにはこの事件に関する動画がニュース報道も含めて多数掲載されているが、夫婦が大便をそのまま放置したか、紙に包んで持ち去ったかを示す映像はなく、真相は不明である。ただし、動画には妻が紙に包んだ物を小さな袋に入れて手に提げた場面が映っているので、持ち去ったものと思われる。

【2】その時、夫は自分たちのそうした一部始終を撮影している男がいることに気付いた。息子の排便の様子を撮影するとはけしからん。頭に血が上った夫が撮影していた男に駆け寄って「何を撮影している」と叫ぶと、男は「お前たちを撮っている」と応じた。これを聞いて興奮した妻が男に向かって何事かを大声で叫び、その声に男が気を取られた隙に、夫が男の手からデジカメを奪い取った。男がデジカメを取り戻そうと慌てて夫の腕をつかむと、夫はすかさずデジカメからメモリーカードを抜き取った。デジカメは男の手に戻ったが、メモリーカードは奪われた。撮影していた男は、「泥棒、メモリーカードを返せ」と夫に迫るが、夫は頑として聞き入れない。すると、男は夫婦に向かって「私はメディアの記者だ、メモリーカードを返してくれ」と改めて要求したが、夫婦は全く聞く耳を持たなかった。そこで男は「警察へ通報してくれ」と周囲を取り囲む野次馬に向かって協力を要請し、誰かが警察へ通報した。

記者のメモリーカードを奪い、立ち去ろうとするが

【3】メディアの記者と名乗った男は、29歳の“王”姓で香港の週刊誌「壱週刊」の記者であった。王記者はたまたま現場を通りかかったところ、歩行者天国の道の真中で堂々と子供に大便をさせている夫婦を見つけ、記者としての習性から今後の資料として残そうと子供が大便をする一部始終を手持ちのデジカメで撮影したのだった。王記者からメモリーカードを奪った夫婦は、夫が2歳の息子を抱き、妻がベビーカーを押して、そそくさと現場を離れようとした。これを見ていたたまれなくなった27歳の“呉”姓の男性(以下「呉さん」)がしゃしゃり出て、ベビーカーの「フロントガード」を握ってベビーカーを動けなくして、夫婦の離脱を阻止した。呉さんは歩行者天国の道路のど真ん中で子供に大便をさせた中国人夫婦に憤りを覚え、思わず王記者に加勢してしまったものだった。香港で中国人観光客が非常識な振る舞いをするのは今回に限ったことではなく、呉さんは常々腹立たしく思っていたので、自然に身体が動いたのだ。

【4】これに激昂した妻は必死にベビーカーを引っ張ろうとするが、男性の力にはかなわない。夫が呉さんに向かって、「あんた、子供はいないのか」と、いれば子供が便意を催したら待ったなしで仕方ないじゃないかという意味を込めて叫び、一方の妻は「トイレはどこも順番待ちの行列じゃないか」とヒステリックに叫んだ。野次馬の女性が「トイレには連れて行ったのか」と尋ねると、妻は「トイレがどこにあるか分からないだろ」とぶっきらぼうに答えた。すると、野次馬たちが口々に「トイレは向こう側の目の前にある」と叫んだため、妻は返す言葉を失った。

夫は窃盗、妻は傷害で逮捕

【5】言葉に詰まった妻はベビーカーを抑える呉さんにその怒りの矛先を向け、呉さんの脚にベビーカーを力一杯ぶつけたため、呉さんの脚の脛には打撲による擦り傷が出来て血がにじんだ。妻は執拗に呉さんの脚にベビーカーをぶつけようとしたので、呉さんは痛みをこらえながら「もうやめろ」と叫び、フロントガードを強く握ってベビーカーを動かなくさせた。妻はフロントガードを握る呉さんの手を力任せに打とうとしたが、呉さんがこれを避けたので、妻の手が呉さんの腕に当たり、呉さんの腕には妻の爪による引っかき傷が出来て、こちらも血がにじんだ。

【6】そうこうするうちに、通報を受けた警察官が現場へ到着し、夫婦ならびに王記者と呉さんを取り調べた結果、事件は窃盗と傷害を構成すると認定して、夫を窃盗容疑、妻を傷害容疑でそれぞれ逮捕し、2人を連行して担当の「旺角区警察局刑事調査隊第1隊」に引き渡した。その後の取り調べを経て、メモリーカードを王記者に返却したことで、夫は無条件で釈放され、妻は5月中に警察へ出頭することを条件に保釈が認められた。

 以上の内容は、香港の衛星テレビ“鳳凰衛視香港台(Phoenix Hong Kong Channel)”が、香港警察の“公共関係科”に事件の詳細を問い合わせたのに対する、同公共関係科からの4月24日付回答書に記載されている事件の概要と基本的に同じである。

 上述したように、「壱週刊」の王記者は、西洋菜南街の歩道上で、中国人夫婦が2歳の息子に大便をさせ、妻が排泄を終えた息子の尻を紙で拭くまでの一部始終をデジカメで撮影したのであって、動画を撮影したものではなかった。息子の大便の場面を撮影されていたことに気付いた中国人夫婦が王記者に大声を上げて食ってかかり、両者が怒鳴り合いを始めたのを見て、彼らを大勢の野次馬が十重二十重に取り巻いた。そのうちの誰かが紛糾する両者の様子をスマホのビデオカメラで撮影し、その映像を4月21日にインターネットの動画サイトに投稿した。この動画が大きな話題となったことから、香港の新聞やニュースサイトが事件を報じ、テレビも王記者の撮影した「写真の一部」とネットの映像を組み合わせて事件の全貌が分かるように編集したものをニュースとして報じた。

香港の報道に中国メディアが反論

 この時、香港の新聞やニュースサイトは“大便(大便をする)”という直截な表現を避けて、“便溺(大小便をする)”という曖昧な表現を採った。一方、テレビが報じた「写真の一部」とは、中国人の妻が紙で息子の尻を吹いている場面だけであり、これを見ると息子が大便をしたのか、小便をしたのかは判別できなかった。すると、中国共産党の機関紙「人民日報」の国際版である「環球時報」は、4月22日付で、“単仁平”<注2>という論説委員名で「香港の写真撮影者は街頭で小便した女児より礼儀に欠ける」という題名の記事を掲載したのだった。その記事の概要は以下の通り。

<注2>“単仁平”は環球時報の論説委員だということだが、実際には存在せず、環球時報が自社の意見に沿った評論を掲載する際に使用する架空の名前と思われる。

(1)香港のメディアは、“内地(中国本土)”の夫婦が2歳位の娘に香港の街頭で小便をさせたのを、通りかかった香港人の男女に阻止された上に写真まで撮られたことで、双方の衝突が発生したと報じた。ネット上に公開された動画を見ると、娘は泣き叫び、2人の香港青年が手にカメラを持ち、ベビーカーを引っ張って、夫婦を現場から離脱できないようにしていた。中国人の妻は、「トイレに行ったけど、順番待ちの行列が長くて、子供が便意を我慢できるはずがないでしょう。私はどうしたら良かったの。私が間違っていたとでも言うの」と必死に訴えていた。

嘘を並べ、香港人が悪いと言い募る

(2)2歳位の娘が街頭で“尿(小便)”をしたと言うが、尿は妻が手にした“尿不湿(紙おむつ)”で受けたのであって、路上を小便で汚したのではなかった。本当に中国本土の夫妻が娘に香港の街頭で小便をさせたのであれば、それは香港の法律に抵触する不当行為であり、通行人がこれを制止するのも正当なことかもしれない。しかし、香港の青年男女がこれを制止する方法が過激であったことも問題である。困っている人を助けるならまだしも、小便をしている娘の姿を撮影するというのはやり過ぎで、夫妻が憤慨するのは当然である。

(3)一部の中国人観光客が香港で無礼な振る舞いをしていることは中国国内で広く知られており、香港へ一歩でも足を踏み入れたら、できる限り“入境随俗(郷に入れば郷に従う)”であるべきだと考えられている。一方、香港社会は中国人観光客の無礼な行為を指摘するだけでなく、彼らにもっと寛容であるべきだ。香港社会が大きな度量を示すことができないなら、それ自体が道義に外れる行為であることを認識すべきである。

(4)香港は祖国へ返還されたが、両地(中国本土と香港)の交流や摩擦により不快感を覚えるのは正常なことである。中国本土が香港の精神構造に問題があると指摘する時は、我々自身が度量を大きく持たねばならない。一部の香港人の了見が狭いとしても、我々は大きく構えて一笑に付さねばならない。もし、それができないようなら、口を極めてそしるのも構わないが、遺恨を抱いてはならない。

 この環球時報の記事はネットを通じて広く報じられたが、これに力を得た中国国内のネットユーザーの一部は、王記者が2歳の娘の「隠し所(陰部)」を撮影したのはけしからん行為であるという論陣を張り、香港人の非礼さを訴えた。また、中国各地のテレビ局もこの事件に関して環球時報の記事に沿った報道を行い、王記者が偶然にも現場に居合わせたために、不幸にも娘の排尿場面を撮影された中国人夫婦は被害者である趣旨の論理を展開した。

中国ネットユーザーも香港攻撃に参戦

 こうした中国国内の論調を背景に、中国のポータルサイト“新浪網(Sina.com)”が4月23日正午を期限として行った「貴方は子供が街頭で小便をすることをどう考えるか」を問うアンケート調査には12万8000人のネットユーザーが参加した。その調査結果は、(a)容認できない:11%、(b)容認できる:24%、(c)状況次第で容認できる:63%、(d)分からない:2%であった。要するに、(b)と(c)の合計87%は条件付も含めて子供が街頭で小便をすることを容認できるとし、容認できないとしたのはわずか11%だった。中国では伝統的に小さな子供に“開襠褲(股の部分が開いたズボン)”をはかせる習慣があり、子供はズボンの上げ下げなしで、どこでも大小便をすることができた。このため、世界第2位の経済大国となった今日でも、小さな子供が所構わず排泄することに対する違和感が少ないのである。

 それはさておき、こうした「小さな子供が街頭で小便をすることに目くじらを立てる香港人が悪い」という中国国内の世論動向を知った「壱週刊」は、4月23日に公表を控えていた王記者が撮影した重要な証拠写真を含めた事件に関連する動画を発表した。その証拠写真には、歩道の上に排泄された大便がはっきりと写っていたのだった。

中国メディアはいかに捻じ曲げたのか

 ここで問題となるのは、環球時報に掲載された“単仁平”という名前の評論家が書いた記事である。すなわち、単仁平は不明確な事柄を根拠として香港の写真撮影者(王記者)は小便をした子供より礼儀に欠けると言い放ち、中国人の非礼に対する寛容さがないと香港人を誹謗したのだった。壱週刊が証拠写真を公表したことにより、単仁平が事実を捻じ曲げたことが明白となったが、その詳細は以下の通り。

【a】中国人夫婦の子供は2歳位の息子であって娘ではなかった。動画の画面からは確かに子供の性別を判定するのは難しいが、記事を書くのであれば事前に確認すべきである。

【b】その息子が歩行者天国の歩道上に排泄したのは大便であり、小便ではなかった。子供が女児であり、排泄したのが小便だとすれば、路上における排泄行為の重大性を薄れさせることができると単仁平は考えたのだろう。

【c】妻が息子の小便を紙おむつで受けたというのは完全なねつ造であり、実際には妻はティッシュペーパーで大便をした息子の尻を拭いていたのだった。その前に、妻は路上の大便にティッシュペーパーをかぶせて、人目から隠していた。

【d】「トイレに行ったが順番待ちの行列が出来ていた」という妻の言葉を真に受けているが、2歳の子供(たとえ女児であっても)であれば、夫が男性用トイレの個室に連れて行っても良い話である。しかも、妻はすぐ目の前にあるトイレの場所すら知らなかった。これは、妻がトイレには行っておらず、息子が便意を催すや否や、何も考えずにその場で排便させたことの証拠である。

 小さな子供が街中で尿意を我慢できない場合は、人目につかない物影で密かに排尿させることは致し方ないこととして許されるだろう。しかし、歩行者天国の道路の真ん中で排尿させるのは非常識としか言いようがない、ましてやそれが大便となれば論外である。

動画公開で中国沈黙、常識はどこへ

 2歳位の子供が男児であり、しかも路上で排泄したのが大便であったという事実が判明した後、環球時報の論説委員である単仁平は本件に関して口をつぐみ、何も論評していない。また、あれだけ騒いだ中国国内のメディアも事件を忘れたかの如く沈黙を守っている。

 香港では2010年10月にも九龍半島の“尖沙咀(チムサーチョイ)”にある大型ショッピングセンター“海港城(ハーバーシティ)”で、中国人観光客の親に連れられた2歳位の子供が通路の上に大便をして、排泄物をそのままにして立ち去るという事件があった。当時も香港メディアはこの事件を報じ、香港と中国で大きな議論が巻き起こったことがあった。

 中国の論理は外交と同様で、中国は発展途上であり、国民の一部に常識や礼儀が一定水準に達していない人々が存在するのは仕方ないというものである。しかし、中国が世界第2位の経済大国を誇るのであれば、「街中の路上で大便をすることは、たとえそれが小さな子供であっても許されない」という常識くらいは持つように全国民の教化を急ぐべきだろう。香港は中国へ返還されたのだから、中国国内と同じ基準で、小さな子供ならば、路上の大便も許されると、当事者となった夫婦が考えていたとすれば、それは大きな問題である。

このコラムについて
世界鑑測 北村豊の「中国・キタムラリポート」

日中両国が本当の意味で交流するには、両国民が相互理解を深めることが先決である。ところが、日本のメディアの中国に関する報道は、「陰陽」の「陽」ばかりが強調され、「陰」がほとんど報道されない。真の中国を理解するために、「褒めるべきは褒め、批判すべきは批判す」という視点に立って、中国国内の実態をリポートする。


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