中国への移民の増加が明らかに―中国メディア
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140525-00000014-xinhua-cn
XINHUA.JP 5月25日(日)23時0分配信

中国国営新華社通信のニュースサイト・新華網は１９日、「中国に移住する人が増えていることが報告で明らかに」と題した記事を掲載した。

国際移住機関（ＩＯＭ）が発表した「世界移住報告」の初の中国語版が発表され、中国の移民先としての魅力が増していると指摘された。スウィング事務局長は「今回の報告は移住が移民の生活にもたらす影響を考察している。中国の移民政策決定者や研究者らの参考になれば」と話している。

報告によると、先進国から発展途上国への移住は全体の３％〜６％と少ないものの増加傾向にあり、中国への移住者数も過去１０年で３５％増加している。中でも先進国からの移住者数が大幅に増えているという。また、中国への留学生の数も増加の一途をたどっており、韓国、米国、日本からの留学生が最も多いことが分かった。

昨年までの全世界の移住者数は延べ２億３２００万人。うち２２％が高等技能人材、３３％が中等技能人材だった。こうしたデータは移民が発展を促進し、貧困を取り除き、人材の質を向上させ、知識や科学技術の普及に多大な貢献をすることを示している。中国グローバル化研究センター（ＣＣＧ）の王輝耀主任は「中国は移民政策を改善する必要がある。世界的な移民傾向を把握し、政策を利用してハイエンドの人材を引き寄せるべきだ」との見方を示している。

（編集翻訳　小豆沢紀子）

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