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中国、現職有力指導者を異例の取り調べ 汚職容疑か
2014/6/14 21:22
【北京＝島田学】中国共産党の中央規律検査委員会は14日、中国の国政助言機関、全国政治協商会議（政協）の蘇栄副主席を「重大な規律違反と違法行為」の容疑で取り調べていると発表した。具体的な理由は明らかではないが汚職容疑とみられる。計23人いる政協副主席に大きな実権はないが国家指導者の一人だ。現職大物への異例の調査には、習近平政権が腐敗追及の手を緩めていないとの姿勢を示す狙いがありそうだ。
香港紙などでは今回の蘇氏への取り調べが、汚職が疑われている共産党前最高指導部の周永康氏への追及と関わっているとの指摘もある。
蘇氏は青海、甘粛、江西各省トップのほか、党幹部を養成する中央党校副校長（閣僚級）などを経て2013年に現職に就いた。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM1401S_U4A610C1FF8000/?dg=1
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