これの問題の発端は、1972年の「日中共同声明」にある。これまで台湾に亡命している中華民国政府を支援してきた日本政府が、一転して大陸を占拠している暴乱団体、中共と交流すると決め、一方的に中華民国を切り捨てたからだ。

日本国政府と中華人民共和国政府の共同声明
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%9B%BD%E6%94%BF%E5%BA%9C%E3%81%A8%E4%B8%AD%E8%8F%AF%E4%BA%BA%E6%B0%91%E5%85%B1%E5%92%8C%E5%9B%BD%E6%94%BF%E5%BA%9C%E3%81%AE%E5%85%B1%E5%90%8C%E5%A3%B0%E6%98%8E

★ここには、中華人民共和国政府などと書いているが、当方は今でも政府とは認めていない。

(一部・転載します。)

要旨

�@日本国と中華人民共和国との間のこれまでの不正常な状態は、この共同声明が発出される日に終了する。
�A日中国交正常化の実現。
�B日本国政府は、中華人民共和国政府（共産党政権）が中国の唯一の合法政府であることを承認する。
�C中華人民共和国政府は、台湾（＝中華民国）が中華人民共和国の領土の不可分の一部であることを重ねて表明する。日本国政府は、この中華人民共和国政府の立場を十分理解し、尊重し、ポツダム宣言第八項に基づく立場を堅持する。
�D中華人民共和国政府は、中日両国国民の友好のために、日本国に対する戦争賠償の請求を放棄することを宣言する。

(転載終了)

この�Bが特に問題だ。
★日本国政府は、中華人民共和国政府（共産党政権）が中国の唯一の合法政府であることを承認する。★

これにより日本側は、中華民国政府を無視して一方的に日華平和条約を無効にすると通告したのである。条約の無効化、廃止は双方の国家の合意がなければできないのに、これを無視したのである。田中角栄、大平正芳一味は、恐るべき犯罪行為を行なったのである。この意味を今一度、日本政府は振り返る必要があろう。

�Dについても、中共は日本に対する戦争賠償を求めないと言ったが、実際には巨額のODAが行なわれたのである。これにより貧しかった中国大陸が経済建設で豊かになり、やりたくてもできなかった他国領土への侵略が行なえるようになったのである。ODAのキックバックと言う資金源を手に入れた田中派は、金権腐敗政治を推進した。田中角栄が稀代の金権腐敗政治屋といわれる所以である。

●中国四千年の文物は、蒋介石先生が大陸を追われそうになったときに、総力を挙げて持ち出した。そして、それらは今日に至るまで無事に保管されている。一方、大陸に置かれた文物は、文化大革命の時に紅衛兵に「封建時代の残滓」などと決め付けられ、ほとんどが形を留めないまでに破壊しつくされた。

中共は、中国四千年の歴史の継承者ではない。貴重な文化遺産に非難の矛先を向けて、本当に砕き潰してしまった。中国の文字である漢字も、何の脈絡もない「簡体字」に置き換えてしまった。このため、日本なら機械の「機」が、簡体字では「机」なのである。長年の文化遺産をも平気で潰す中共勢力などに、えらそうなことを言われる筋合いはない。

我々は、これからも中共が崩壊、滅亡するまで徹底的に戦うのだ!!